4月27日 国連

 27日国連のグレーテス事務総長はモスクワでプーチンと会談しウクライナ市民を避難させる事で合意した。しかしウクライナでは攻撃が続いている。プーチンはブチャでの虐殺にロシア軍は関与して無いと嘘をついた。国連は合同軍を組織するなどして避難するウクライナ市民にロシア軍が攻撃するならロシア軍を撤退させる行動を起して欲しい。
ウクライナは支援した31ヵ国に感謝を表明したというが、その中に日本が入って無かったとか。何で?感謝の言葉が欲しい訳では無いが理由が分からない。私は2回目の寄付をしようと思っていたが寄付が有効で無いのかと思わざるを得ず、寄付を躊躇しているのは事実である。


4月23日 プーチン逮捕

 アゾフ製鉄所に隠れるウクライナ軍のアゾフ連隊は周囲をロシア軍に囲まれて食料が乏しくなっているという情報がある。製鉄所を守るより後方に撤退して戦った方が良かったのではと思う。それとも三国志の諸葛孔明のような策があるのか。策がある事を期待するが、それでも綱渡りの策しか期待出来ないと思う。
ウクライナの戦闘は長期化の様相を見せている。 チェチェン紛争の理由となったモスクワなどでのアパート爆破事件ではFSBが爆破したという事が濃厚だろう。議会与党が爆破事件の深層究明を拒否している事からも裏付けられる。そうであればFSBを追求して追い込めばプーチンの指示による爆破が明るみに出るのではないか。そうすればロシアの国内法でプーチンを死刑または終身刑にする事が可能になる。それにはロシア国内に大量に真実のプロパガンダを流す必要がある。大統領には不逮捕特権がある場合が多いがあったとしても方向転換にはなるだろう。


4月19日 円安

 このところ円は下がり続け、本日、1ドル128円台となった。アメリカの物価上昇を抑える為の金利上昇と日本の低水準の金利政策が円安の進み具合に作用している。背景には自動車のアメリカなどへの輸出が日米貿易摩擦の解決の為にアメリカや欧州に日本車の生産工場が出来て輸出しなくなった事、中国が製造工程の開示を求める輸入制限をしている事で輸出出来なくなった事、ウクライナ情勢で原油高となり輸入額が増加した事が円安に歯止めがかからない要因である。直近の目安は輸入価格上昇による輸入減少がどのくらいの円安でどのくらい減少するかによる。欧州ではロシアからのガス輸入制限でガス価格が2倍になったとか聞くが、今のところそこまでの価格上昇は日本では無いので、輸入はまだ続き、円安はさらに進むものと思われる。私の予想ではウクライナ情勢はまだまだ継続されて1ドル150円を超えるだろうと思われる。ウクライナ情勢が円安の鍵だろう。しかし、無限に円安になるものでも無い。小麦価格が倍になれば休耕田で米が生産され、ガソリンが長期に高価格となればアルコール燃料でガソリン車が走るようになる。ガソリンなどの節約方法が編み出され、ガソリン消費が少なくなればCO2排出が少なくなり、環境には良い方向に進む。長期的に見れば悪い事ばかりでは無い。日本は輸出は少ないが海外投資が多いので円安が無限に進行する事は無いと思う。
一方、ロシアのルーブルはウクライナ侵攻前の水準に戻った。経済制裁によって輸出が少なくなったが外資企業の営業停止やロシアへの輸出禁止などで輸入が少なくなったのでバランスが取れた為だろう。外資企業のロシア国内での営業停止は当面ロシアを助ける事になったようだ。長期的には外資企業の営業停止はロシアの経済力低下になるだろう。
ウクライナ東部ではロシア軍の攻撃が激化している。西側は武器支援をしているが武器供与が一部の武器に片寄ってしまって必要な武器の供給がされてのではないか。例えばジャベリンという対戦車ミサイルは7,000個も供給されたようだが、そんなに攻撃する戦車は無いのではないか。戦車以外も攻撃出来るが、それだけの攻撃目標があるのだろうか。むしろ、ライフル銃や砲弾、弾薬が豊富にあれば、市民が兵隊になってロシア軍に対抗出来るようになるのではないかと思う。バランスの取れたタイムリーな支援が必要だろう。


4月15日 プーチン

 NHKの番組(プーチンへの道)を見た。以下要約(番組はインターネットで有料で見られると思います)。
昔、ソ連邦崩壊直後のサンクトペテルブルク市の副市長だったプーチンは石油や鉄鉱を海外に売って外国から食料を買う計画をまかされた。しかし、海外へ売った代金1億2千400万ドルが消えて食料が届く事は無かった。この件の調査が行われたが、警察に訴えても結果は出なず、ソクチャク市長に守られてプーチンは訴追されなかった。石油などを売った代金はいくつかの会社を経由して全て賄賂となった。
サンクトペテルブルクの連邦捜査官ズイコフ中佐はトゥエンティストラストという会社を捜査した。委員会の議長はプーチンで、そこで犯罪が行われたと確信した。その会社に25億ルーブルが振り込まれたが、異なる目的に使用されていた。消えた金の一部はプーチンのスペインの別荘に使われたようだと結論づけた。市長とプーチンは窃盗をしただろうが逮捕されなかった。その後、ソクチャク市長が汚職で逮捕されようとした時にソクチャク市長は心臓発作で病院に運ばれプーチンが用意しただろう自家用飛行機で海外へ逃亡し、元気な姿でパリに現れた。このプーチンの行為はクレムリンで評判となり、大規模な汚職問題(ロシアの富の多くを振興財閥に分配し、側近や親族が私服を肥やしていた)のあったエリツィン大統領はプーチンをFSB(ロシア連邦保安庁)の長官にした。FSBはKGBの後継である。1999年、プーチンは首相に就任した。モスクワなど各地でアパートが爆破される事件が各地で発生し、死者は数百人に達した。政府は爆破されたアパートを直ぐに片付けて証拠隠滅した。この時にプーチン首相は犯人に復讐を誓って知名度を上げた。プーチンはチェチェンの武装勢力の犯行と断定し、チェチェンを残忍に攻撃した。この件でプーチンは国民的英雄となり広く知られる事となった。これで2000年にプーチンは大統領になった。リャザンのアパートの地下室で爆弾が発見された。仕掛けたのはチェチェンのテロリストでは無い事が分かった。仕掛けたのはFSB工作員だった。爆薬は軍で使用していたものだった。爆破させる信管は軍用の物だった。これについてFSBは訓練だったと釈明した。この調査をしようとするとFSBなどから警告を受け、何人も死亡(記者ユーリー シチェコチヒン、改革派議員セルゲイ ユシェンコフ、元FSB職員アレクサンドル リトビネンコ、記者アンナ ポリトコフスカヤ)している。議員はリャザンの調査を3回要求したがプーチン側により否決された。エリツィンの不正はプーチンにより不問にされた。ロシアの汚職は年間300億ドルと推計された。これはGDPの11%である。ロシアの会社全ては賄賂無しに経営出来ないようだ。
元石油会社の社長でロシアの最富豪だったミハイル ホドルコフスキーはロシアの汚職を改善しようとしたが逮捕され彼の会社はプーチンらに分配された。
プーチンの資産は400億ドルと推計された。
ロシアは国全体がマフィアのようなものだ。不正を正す勢力よりも圧倒的に汚職勢力の方が大きい。プーチンは賄賂と嘘の情報(プロパガンダ)で支配し続けるだろう。プーチンが交代してもロシアから賄賂が無くなる事はなさそうだ。
我々はどう対処すれば良いのか。ロシアでは正当な法律に従って正す事は出来ないという事だ。正すには超法規的にプーチンや市長、FSBを一斉に拘束するか殺害しなければならないが、プロパガンダを信じて疑わない国民が多い現状では拘束は無理だろう。殺害の方が拘束よりは容易だろうが、一斉に殺害する必要があるので無理だろう。対抗する行動を起こすには大勢の参加が必要で不穏な動きは察知されて潰されるだろう。ロシア軍は対抗出来るが、ロシア軍も不正まみれなので、ある程度の成果は期待出来るが、多数派に潰されて貫徹するのは無理と思われる。(NHK番組のプーチンへの道より引用しました)
ロシア国民は政府の嘘の情報に支配されている。ロシア政府は政府に反する報道を禁止している。若者はインターネットである程度の真実の情報を知っているが年配者はテレビの情報だけに頼る為に若者と年配者の間で意見が食い違い、プーチンに反対する意見が過半数にならないのだろう。
穏便にウクライナ戦争を止めるにはロシア国民の考えを変える必要があり、ロシアのテレビで受信出来る真実の放送をする必要がある。
ロシアの旗艦のミサイル巡洋艦モスクワをウクライナがウクライナ製ミサイル2発で攻撃したと発表した。ロシアは弾薬爆発し曳航中に沈没したとした。この後、ロシア艦船はミサイルが届かない陸から150km以上離れた場所に退避したとの情報が報道された。だとするとウクライナのミサイル攻撃によって沈没した可能性が高い。
ウクライナ北西部のロシアの町をウクライナが攻撃したとロシアが発表した。ウクライナは否定した。ロシアと戦争中でロシアは民間人を攻撃しているのでロシアが攻撃されても不思議は無い。しかし、ウクライナにメリットは無いと思う。ロシアの鉄道など武器輸送を破壊するなら効果はあるだろう。メディアはロシア軍がロシアの町を攻撃した偽旗作戦との報道もある。現在のところ攻撃された町にロシア軍が展開している様子は確認出来ない。もし、ウクライナが攻撃したならロシア軍は守る必要があるが、それが無いという事はウクライナがさらに攻撃してくる事が無いと分かっているからではないか。ロシア軍がロシアの町を攻撃した可能性が高いように思われる。


4月11日 ミサイル

 ウクライナの東部のクラマトルシコ市の避難民約4千人が集まる駅にロシア軍は10時半頃に2発のミサイルが撃ち込まれ負傷者は100人に達し、107人が死亡、多くは足が吹き飛ばされ重症という。ロシアのメディアは当初、「ウクライナ軍が集結しているクラマトルスクの駅を10分前に攻撃した」。着弾当初、複数の親ロシア派ニュースは通信アプリ「テレグラム」でこぞって戦果として伝えたようだ。しかし、民間人に被害が出たと分かると、そのニュースを削除し、「ウクライナ軍のミサイル」と報道したらしい。ロシアのメディアはウクライナ侵攻後に政府見解と異なる報道は出来ない法律に改正された為にロシアの報道は政府見解となる。ミサイルの残骸にはウクライナ語ではなくロシア語で「子供たちのために」と書かれていた。
キーウ周辺からベラルーシに戻ったロシア軍は戦車にあらゆる品物を満載していたという。ウクライナで略奪したようだ。彼らはロシアへ荷物を送る為にベラルーシの宅配便を利用していた。その営業所には常時、監視カメラの映像を公開していた為にベラルーシ市民の知るところとなった。ロシア兵の中には多くの宝石を持っていたり、ウクライナの通貨のフリブニャやドル、ルーブルを所持している者もいたという。ウクライナ大統領はジェノサイドと訴えたが、ジェノサイドが認定されるのは容易では無いらしい。しかし、これは明らかに集団強盗殺人だ。ロシア軍は民家のドアを銃で破壊したり戦車で壁を倒して民家に押し入ったようだ。ロシア兵はウクライナは貧しいと聞いていたようで、ウクライナの家にテレビや冷蔵庫、洗濯機があるのを見て怒ったと聞く。
国連の人権理事会はロシアを理事国としての資格停止が賛成93ヶ国、反対24ヶ国、棄権58ヶ国、無投票18ヶ国で採決された。ロシアは追放される前に自ら離脱した。
反対票を投じた中国の国連大使は「人権問題を口実に他国に圧力をかけてはいけない」などと主張した。これは中国自身の人権問題があるので、中国がロシアと同じようにされたく無いからだろう。
日本はG7各国と足並みを揃えて8名(1割程度?)のロシア外交官を国外追放とした。また、ロシア産石炭の段階的輸入削減にする事にした。ロシア産石炭を日本は11%輸入している。多いのはオーストラリア66%、インドネシア12%である。ロシアは長年の外交を破壊するものと日本を非難したが、ウクライナでの虐殺などのロシアの行為がそうさせたのであり、原因はロシアにある。
5月9日の戦勝記念日に向けてウクライナの戦果を発表したいと思われ、ウクライナ東部の攻撃は激しくなると予想される。しかし、ロシアのメディアは事実を報道するのは禁止されているので、ウクライナで敗戦しても勝ったと報道すれば問題無いはずで、私はウクライナで戦果を上げる必要性は薄いと思う。
ロシア軍の上官が兵士に民間人を全て殺せという通信らしい録音をテレビで聞いた。事実と符合する。事実ならばロシア軍の命令でウクライナの民間人を殺害した事になる。
ロシア産の石炭は火力発電所などに使われる。石炭による発電は30%程度なので消費電力を3%程度少なくすればロシアの石炭を買わずに済む。
消費電力を少なくするには
1.普通の蛍光灯をLED蛍光灯にすると消費電力は約半分になる。普通の電球をLED電球にすると約10分の1の消費電力になる。LED電球は100円ショップでも安く買える。私の家の良く使う場所の照明は全てLED照明になっている。普通のグロー式の蛍光灯(直管、円形蛍光灯)の照明器具は普通の蛍光灯をLED蛍光灯に交換すれば照明器具の交換無しにLED照明になるので工事の必要が無く安くLEDに出来る。LED照明器具は安くなっており、照明器具ごと交換しても比較的安く出来る場合がある。
2.私の家の冷蔵庫は10年近く前の物だが、最近の冷蔵庫は半分くらいの消費電力の物もある。年間消費電力量は冷蔵庫の扉の内側に書いてある。最近の冷蔵庫の例としては○パナソニック冷蔵庫NR-F454HPX』定格内容積450L、年間消費電力量:249kWh/年、○日立冷蔵庫R-XG48K』定格内容積475L、年間消費電力量:258kWh/年などがある。消費電力の少ない冷蔵庫に交換すれば何もしなくても自動的に消費電力を減らせる。
3.日本人は毎日、風呂に入る人が多いだろう。一人暮らしでは大量のお湯を沸かして捨てるので消費エネルギーの半分以上になる場合もあるだろう。風呂は2日に1度にすれば半分になる。風呂に入ら無い日はシャワーで済ませばかなり消費エネルギーを減らせる。人によるがペットボトルに入れて頭を洗うのに2L、体を洗うのに4L程度のお湯で済ませられる。これはシャワーよりもお湯を使う量を少なく出来るだろう。但し、冬の寒い時期はシャワー室の暖房が必要だろうが、風呂に入るのに比べると消費エネルギーは断然に少ない。実際、私はペットボトルで実践していて、去年は一度も風呂に入って無い。
4.去年の12月から私は部屋の暖房は5度以下にならないとしない事にした。但し、無理をしない程度にである。5度と決めたのは5度以下の室温になると寝ていても喉の調子が悪くなるから。暖房は石油ファンヒーターでエコモードで運転しているので室温を5度上げるのに1時間以上かかる場合がある。その結果、去年の12月から今年の3月までの石油消費量はおよそ15Lくらいだった。健康に問題は無く、それほどつらくは無い。室内で防寒着を着る必要があるのと、電気敷毛布と電気掛け毛布、電気アンカを使って電気こたつの代わりにしているが、これだと電気こたつよりも消費電力は少ないようだ。


4月7日 虐殺

 4日、ウクライナ首都キーウの西側のブチャからロシア軍は撤退し、ウクライナ軍が行くと道には普通の服を着た民間人が死んでいた。証言によると道に出ただけで銃で撃たれたという。家はここだと振り返ったら後ろから撃たれたという証言もある。他に後ろに手を縛られて銃で撃たれたり、地下室で顔面が陥没した2人の遺体、裸にされて毛布にくるまれた女性の遺体など約300人が確認されたという。子供の目の前で女性が強姦されたという証言がある。
ロシアのラブロフ外相はブチャの事を即座にフェイクニュースと言った。まだ調査もしてないのに嘘と断定するのは真実という事だろう。ロシアは撤退後に遺体が置かれたと主張した。アメリカのメディアが衛星画像を調べたところ撤退前の19日には路上に遺体らしき影が写っていた。次の日にはウクライナ過激派がしたと主張した。ウクライナ過激派は誰なのか。何の為にウクライナ人を殺害したのか。不明だ。ウクライナ過激派がいるとすればウクライナの過激派は親ロシア過激派ではないか。
中国は根拠の無い非難をすべきで無いとロシアを擁護したが、ロシア軍撤退後の映像は十分に根拠があると思う。中国やロシアは嘘の情報が多いから欧米の情報を信じないのだろうが、中国よりもずっと欧米のメディアは信用できる。中国は真実のみを報道するべきだ。


4月3日 キーウ

 プーチンはウクライナ侵攻の理由をNATOが東方へ拡大してロシアの脅威となったと言いますが、それは正しく無いでしょう。ウクライナはかつてはロシア側でしたが、ロシア側では生活が苦しいので経済的な豊かさを求めてEUの仲間入りをしたかったという事だと思う。つまりNATOが東方へ進出したのかでは無く、ロシアとEUの間にあった国が西と東の国を見て西側の国の仲間入りをした方が自由で豊かになれそうだと思った結果、西側の国に自発的に接近したというのが事実で、NATOがウクライナや他の国に働きかけたものでは無い。それが証拠にはNATOはその国の加盟申請があってNATOに加盟を認めるのであって、NATOが誘って、あるいは強引に加盟させた例は無いし、NATOからの脱退は自由だろう。同様にEUの脱退は自由で、実際にイギリスはEUから脱退している。
それに比較し、かつてのソ連邦は崩壊し、ウクライナは独立したのに、それを武力行使で引き戻すのは犯罪である。もしロシアがウクライナをロシア側に引き留めたいなら石油で得た外貨をウクライナにも分配するなどすればウクライナはロシア側についたかもしれない。プーチンはウクライナを引き留める方法を間違えた。完全な失政である。
今回の軍事費の10分の1をウクライナに与えたなら当面、ウクライナはロシアについたに違い無い。
ロシア国内では以前からウクライナのナチスによる虐殺やロシアがウクライナから攻撃されたというような報道があったようだ。実際はそのような事実は無かったと思われる。もし、そのような事実があればニュースになっただろうし、国連で虐殺を調査し、発表されただろう。現在、ウクライナでロシア軍が民間人を攻撃したという報道をロシア人が聞いてもウクライナが先に虐殺をしたのだから仕方が無いというような反応になり女性や子供が殺害されるのを容認してしまう。これはロシア兵士にも同じ考えがあるだろう。今回のウクライナ侵攻は突然に始まったように受け取られているが、プーチンはずっと前から計画して嘘の情報をロシア国内で発信していたという事になる。プーチンは計画的にウクライナ侵攻を進めたのである。
ロシアにとって誤算だったのはクリミア半島侵攻では西側の大きな反対では無かったのに、今回は世界の多くの大国から非常に強力な反対と制裁処置が実施されたという事だろう。何故、そうなったかは定かでは無いがクリミア半島は知らぬ間に迅速に占領が完了した為に、気が付いた時には終了していてロシア軍と戦う事を避けた。またクリミア半島という狭い地域の出来事なので現地情報が得られ無かったなどがあるだろう。
しかし、今回はウクライナの首都キーウ(キーウはウクライナ語でロシア語読みはキエフ。4月よりウクライナ読みに変更になった)への侵攻が含まれた為、メディアへの訴えがインターネットを通じて大きく広がったという事があるだろう。
プーチンは石油企業の国有化で国民に富を分配して人気を得たが、プーチン宮殿などと報道された、自分の所有名義では無いが実質的にはプーチン専用のものが多くあるようだ。
結局、プーチンは当初はロシアの為に働いたが権力を掌握すると自己の富を追求する詐欺師になったようだ。現在のプーチンは持てる権力をフルに利用して自己権力の保身、拡大に邁進していると考える。プーチンの頭の中にはロシア国民や他国の人々の事は全く考えに無い。ロシア軍はプーチンにとってはただで使える駒に過ぎない。ウクライナ戦争はプーチンにとってはどう駒を動かせば将棋に勝てるかというゲームでしか無い
ロシア軍がウクライナを占領出来ずプーチンが追い詰められたらどうなるのか。プーチンは他人への思いやりは無く自分の事だけを考えている。という事は核攻撃など非人道的な攻撃をする可能性が高いだろう。
もし、ロシアがウクライナを占領出来たら、次の取り込む国の占領に邁進して、次々に侵略戦争を仕掛けるだろう。
一つの解決法はプーチンの暗殺だが、果たしてプーチンが死ねばロシアは民主主義の良い国になるのだろうか。
中国は過去、何人もの支配者がいたが、支配者がいなくなると次の支配者が現れるという歴史が繰り返された。何故、そうなったのかは私には分析出来て無いが、国民に支配者を排除出来ない何かが受け継がれているのだろう。人間とは本来、そういうものであると結論づけられるのかもしれない。何故ならそういう国はロシアや中国だけでは無くアジア、アフリカには多く存在する。


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