7月30日

 アメリカではマスク着用が義務化される州がある一方で義務化されない州もある。マスク着用義務化しない理由はマスクをしない自由の権利を侵害するから。これは支持政党によってかなり明確に違うようだ。宗教的理由もあるとか。命よりも個人の権利を優先するならそれも仕方がないのかも。
 東京都では感染していても自宅療養をする人が多過ぎる。これが感染を広げる要因になっている懸念がある。国の指針が自宅療養可能としているようだが特段の理由が無い限り、病院か用意されたホテルに収容されるようにするべきだ。国の指針が問題ならば国の指針を変更すべき。
 山形県で最上川が氾濫した。熊本県球磨川で大災害が起きたばかりなのに。今年は梅雨明けが遅く雨が多かったが、それにしても災害が多過ぎる。
 横断歩道に渡ろうとする人がいる時は車は停止して人を横断させなければならないルールであるが停止しない車の方が多い。これを防止する為、停止しない車を警察が取り締まる県が出て来た。私も以前はあまり気にせず停止しない事が多かったが、最近は止まるように心がけている。しかし、車で走っていると横断歩道近くに人がいても渡ろうとしているのか、単に近くにいるだけなのか迷う事がある。逆に横断歩道の近くの歩道に50cmくらいの横断エリアを設けてそこに立っていたら横断するというルールが必要だろう。でも、そうなると何気なく、横断の意志無くそこに立っていて車が止まったら歩行者は車の通行妨害になる。あまり厳しく取り締まるのは無理がある。実際問題、車が1台で走っていて後続車がない場合は車が通り過ぎてから横断歩道を渡った方が早いので、歩行者側からすると車に停止されるのは迷惑だ。もっと困った事は歩行者に横断させようと車が止まると、後続車が前の車が単に停止したと考えて追い越しする事があり、横断者に気が付かず事故になる可能性がある事だ。そういう事故は車の通りが少ない所で起きやすいので厄介だ。


7月26日 感染拡大

 東京では24日の感染者はついに366人になった。大阪でも104人となった。東京や大阪ではウイルス密度が高くマスクをしていても防げないのだろう。4連休でどれだけ感染が広がるのだろうか。それにしても日本政府は新型コロナウイルスに対してほとんど何も対策をしてない。2月から数えれば4ヶ月も経っているのに、何も新たな事が分かって無い。例えば声の大きさで、どの程度ウイルスの飛散量が違うのかとか、声を出さなくとも呼吸をするだけでもウイルスが飛散するのか。あるいは汗からウイルスは出るのかなどがまったく解明されてないのは政府の怠慢だ。声を出さなくてもウイルスが飛散するなら対策は大きく違ってくるし、汗からウイルスが出るなら、弁当などを作る際には必ず手袋が必要になる。
 去年の11月にALS(筋萎縮性側索硬化症)で体が動かなくなった女性の依頼で2人の医師が殺害した容疑で逮捕された。女性から医師に100万円を超えるお金が振り込まれていたという。安楽死の要件は1.激しい肉体的苦痛がある。2.死が不可避で死期が迫っている。3.苦痛を緩和、除く方法が無い。4.患者自身の意志である。TBSの報道では安楽死の要件にまったく該当しないと発言したが、肉体的苦痛は無いようだが精神的に大きな苦痛だったように思う。要件に精神的苦痛が無いのは要件の不備ではないだろうか。女性は既に会話が出来ない状態で精神的苦痛と今後の不安が大きかったのではないか。精神的苦痛を除く方法は無かった。女性は医師に金銭を支払っているので意志があった事は医師とのやり取りからも明らかだろう。TBSが主張したようなまったく当たらないというのは間違いで、TBSが医師を悪人にしようとする悪意ある報道だろう。TBSは人間の精神的苦痛が分からない血も涙も無い企業なのか。警察は医師を嘱託殺人で逮捕したが、第三者を殺害するのを罰する目的の法律で逮捕するのは無理がある。
 昨日、東京の感染者239人のうち感染経路判明は95人で内訳は施設8人、会食10人、接待伴う飲食店14人、職場20人、家庭33人という。接待伴う飲食店よりも職場や家庭での感染が多く職場と家庭を合わせた人数は接待伴う飲食店の4倍近くになる。難しい面はあると思うが、この感染を減らす事は全体の感染増加を抑える効果が高い。この事実はあまり報道されてない事でもっと多く報道すべき。そして感染を抑える努力をすべきだ。また、何故、職場や家庭で感染したのかの原因を分析、公表して啓発を進めるべきだ。


7月22日 隔離ホテル不足?

 東京では連日300人近い感染者が出ているのにホテルに宿泊している人は156人とか。大丈夫だろうか。入院中920人は妥当としても自宅療養363人と調整中501人は多過ぎないか? 自宅療養や調整中の人から更に感染してしまって東京の感染が多いのではないか。
 GoToキャンペーンは出張でも使えるらしい。でも、キャンペーンは旅行の促進だから必ず行く必要のある出張に使われるのは目的外で禁止すべきだろう。もし、キャンペーンで安くなった費用は会社経費にはならないようにすべき。もし、正規費用を経費にしてキャンペーンで安くなった分を受取るなら脱税になる。平日や一人での利用が多かったり、日帰り、ビジネスホテルの利用ばかりなどは後からチェックするべき。
 ニューヨークでは感染が少なくなり死者が0人になったという。ニューヨークでは多くの人がマスクをするようになり、レストランは屋外での営業のみという。これは日本でも取り入れるべき。東京で実施すればかなり効果があるのではないか。またPCR検査は無料で受けられ5分で結果が出るようだ。もし、東京でこれが実施されていれば新宿シアターモリエールの感染は防げたかもしれない。さらに感染を追跡するトレーサーが3,000人以上いるとか。やるべき事をやれば感染は抑えられるという良い事例だ。東京は参考にして対策を実施すべき。
 新宿シアターモリエールの感染では主催者側の管理が悪かった事が多く報道されているが、出演者に体調不良の人がいて、抗体検査で陰性だったとしている。いくら管理が悪くても感染者がいなかったらクラスターにはならない。もし、自費でもPCR検査が受けられたら感染が分かって中止出来たのではないだろうか。政府自民党は十分なPCR検査数が確保されているというが必要な人が受けられなければ規制緩和している状況で感染を抑える方策を見いだす事は無理ではないだろうか。規制緩和する前に誰でも自由にPCR検査を受けられ環境にするべきだった。これをしなかったのは政府自民党の失策で新宿モリエールの感染者は政府自民党の人災の犠牲者なのではないだろうか。
 東京では連日200人を超える感染者が発生し、周辺の県の感染者が増加している。東京から持ち込まれた例が多い。中には保育士や施設の職員がおり、クラスターが発生している。政府は発表してないが多くはマスクをしていたはずで、それでもクラスターを防げないであろう事は深刻で政府がその事実を公表しないのは大問題だ。


7月18日 憤り表わ

 15日朝にTBSが小池都知事が憤り表わとした東京都の感染者と400人以上が連絡取れないとの報道の誤りを指摘した会見をテレビで見たが、小池都知事は静かに説明しており、私には怒りの表情は見えなかった。TBSのニュースは不正確で当てにならないように思う。TBSは視聴率を上げる為に、さもそれが大問題であるかのように誇張して報道しているのではないか。不正確なニュースを放送する事にTBSは罪悪感がないのだろうか。
 東京では病床が不足しつつあり、増床を要請中という。GoToキャンペーンで旅行業界は助かっても病院は大赤字。病院の利益を旅行業界に付け替えるようなものだ。今までの政府の対応を見るとほとんど進歩が無い。このままGoTo実験しても新たな成果は得られず、いたずらに感染者が増えるだけ。GoToキャンペーンは感染増加している地域はその都道府県内の旅行に限るべきで県外への移動は禁止すべきだ。具体的には1週間の感染者数が継続的に10人を超える都道府県は県外への移動を禁止すべきだ。
 新宿モリエール劇場の集団感染では舞台と客席の間にはビニールカーテンのようなものが無かったようだ。換気の問題が言われているが設備上十分な換気は難しいように思う。懸念されるのは空気感染があるかのか無いのかという事。飛沫感染のみで喋らなければウイルスは出無いのか、呼吸するだけでも感染するのかどうかという事。呼吸するだけでウイルスが出て感染するなら2mの距離は意味が無く10mの間隔でも長時間隣合えば感染してしまう事になる。新型コロナウイルスが蔓延してから、かなり経過しているのに新型コロナウイルスの調査がされてないのは怠慢としか思えない。もし、前席のみが感染したのなら、そのような発表があるはず。発表が無いという事は感染者と公演時間の2時間30分ほどの時間、同じ部屋に一緒にいたらどの場所でも感染してしまうという事である。この事実はタクシー運転手が感染した状況とも一致している。政府自民党はこの事実をひた隠しにしているようだが発表しない事は発表しているのと同じ。諮問委員会を変更しても隠蔽は出来ない。新宿劇場では出演者全員がマスクをするべきだったし、ビニールカーテンを設置するべきだった。感染者と2時間程度一緒にいたら感染するという事は旅行で公共交通機関を利用すれば同じ電車内にいる人は感染するという事である。同じ室内にいれば客席を2m空ける事はあまり意味が無いという事である。それはGoToキャンペーンが感染爆発の起爆剤になるという事である。
 東京では過去3日間に毎日300人近い感染者が出ており、周辺や大阪近辺の地域で1日に30人を超える感染者が出ている。どの地域も過去最高になっている。東京がGoToキャンペーンの対象外でも東京の感染者は増え続けるだろうし、キャンペーンで感染が加速する事は明らか。緊急事態宣言で抑えるしか方法がない。政府は何を考えているのか。悲惨な状況になるのではないか。とても心配だ。東京では感染者が多くウイルス密度が高い為にスーパーなどの店内で普通に感染が起きていると考える。2mの間隔を空けるだけでは防げない状況になっている。スーパーの買い物は事前に買う品物を予約してスーパーでは品物の受け取りと支払いを店の外で受取るような対策が必要だろう。品物の受け取りも時間を予約して店先に行列が出来ないような工夫が必要だろう。


7月14日 GoTo実験

 旅行で割引になるGoToキャンペーンを実施する事になった。感染者が増加している中で反対する自治体が続出し、アンケートでも賛成、反対は半々だ。県をまたぐ移動を控えるようにとの要望を出しているのに旅行を促進するのは逆行する内容だ。政府は感染をさせない新しい生活様式を構築しなければならないとするが、かなり危険だ。新型コロナウイルスは感染すると後遺症が一部の人に出るので生涯の生活に影響する。ただ一概に反対も出来ない。GoTo実験は成功するのか。
 連日200人を超える感染者が出ても東京都は緊急事態宣言をせず、その理由を重症者が少なく病床に余裕があるからとした。実際、入院患者数は以前の流行時より少ない。これはどういう事か。以前に比較すると感染しても発症しにくくなっているのではないか。それは何故?対処が異なるからとは思えない。もしかして7月になって気温が高くなったから?気温が高くなった事でウイルスが弱体化して発症しにくくなったのではないか。もし、そうならば8月になれば更にウイルスの感染力は弱まるだろう。そして9月になって気温が下がると感染力が強くなり、急速に入院患者が増えて病床が足りなくなる。本格的な第2波の到来となるのかもしれない。
 集団感染が発生した新宿の劇場では出演者16人、スタッフ5人、観客16人の感染が確認された。観客との間にはビニールシートがあり、30分に10分は窓を開け観客は全員マスクをしていたというが、それでは十分ではなかったという事だろう。出演者の多くが感染し、更に観客に感染したと考えるべきだろう。WHOは空気感染の可能性を否定しなかったが、今回の観客への感染は空気感染に近い事例だ。恐らく出演者が発した微小な飛沫がビニールカーテンを超えて観客に感染したのだろう。観客がどの位置に座っていたのかが気になる。出演者はたぶんマスクをしてなかったのだろう。その為、出演者やスタッフの多くが感染したに違いない。もう一つの要因は連日公演した為、出演者間で急速に感染が広がったのだろう。もし、3日に1度の公演だったら発症したら中止出来たのではないか。公演があったから無理して公演したのかも。マスクをしないで声を出す事は感染を広げる危険行為で、それを毎日したのだから一斉に感染してしまった。観客が感染したのには時間もあるのではないか。はっきり分からないが2時間程度の観戦が30分程度であれば観客への感染はもっと少なかったのではないだろうか。


7月10日 東京の新規感染者

 これまで東京の新規感染者は100人を少し上回る程度だったが昨日は224人と一挙に100人も増え過去最高になった。本日は243人で昨日に引き続き200人超えとなった。コンサートやスポーツ観戦も可能となる。感染人数からすればどんどん感染者が増えて病院が感染者であふれてしまいそうだが何か対策があるのだろうか。感染経路不明を徹底して調査して感染原因を突き止めて対策し、感染増加を食い止める必要がある。増加を食い止める方策がないなら外出自粛もやむを得ない。東京周辺の県でも東京につられて感染者が増加している。東京周辺の県では東京ほど病床数が十分でないので東京が問題無い感染者数でも、周辺の県では病床数不足になる可能性がある。早く外出自粛すべきだろう。


7月6日 球磨川洪水

 熊本県の球磨川流域で大雨により1階が水没するほどの洪水が発生し、50人以上が死亡したようだ。球磨川流域は山の間の谷の地形の為、大雨が降ると雨水が谷に集中し、下流域は上流からの水で洪水になるようだ。川を補強しても水の量が多過ぎて無理だろう。どうにも防ぎようもない環境だろう。土盛りをして、その上に家を建てても土ごと流されてしまいそう。唯一、大丈夫そうなのは鉄骨の高床式の家だろうか。但し、川の近くは土台ごと流されてしまいそう。住むには過酷過ぎる。
 避難所はコロナの影響で間隔を開けるなど様々な対策が必要で感染を恐れて避難しない人が多い。厄介な事ばかりだ。最近はコロナウイルス対策で1.5mくらいのダンボールの仕切りのあるダンボールベッドが用意されていたりする。一見快適そうだが火事になったらどうなるのか。ダンボールは燃え易いから一気に燃え広がりそうだ。まあ心配しても仕方がない。タバコなどの火気厳禁で注意するしかない。尤も避難所には大勢いるだろうから火事になったら協力して逃げるしかない。
 東京では5日連続で100人を超える感染者が出て、さらなる感染拡大が心配されている。都知事は新宿とか池袋とかの感染が多いと発表するが、対策していれば大丈夫なのか、対策していても感染してしまうのか分からない。地域だけの発表ならば対策は効果が無いので、発表された地域に行けば感染してしまうと考えざるを得ない。もっと詳細な発表が必要だ。


7月2日 香港国家安全維持法

 香港で国家安全維持法が成立し、デモや政府を批判したとしてその法律による逮捕者が出たようだ。アメリカや欧州などで批判の声明が出され、日本でも自民党が中国を非難する決議をした。しかし、かつて突然に中国との国交を結び、中国との経済活動を通して自国の経済を優先させたのはアメリカ自身だ。アメリカが中国との国交を樹立した事で、その後欧州や日本でも中国との国交を結ぶ事となり、活発な経済活動が開始され、中国は大きく発展した。香港国家安全維持法はアメリカが免罪符を与えたようなものだ。


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