9月30日 世界を騙した東京オリンピック

 石原元都知事が発案しコンパクトなお金のかからないオリンピックという事で猪瀬元都知事時代に決定された東京オリンピックは当初の予算が7000億円余りで極力、既存の建物を利用するというふれこみだった。それが今は3兆円の予算と見積もられている。今後も増え続けるのではないか。これまでの開催費用は 1位:北京(2008年) 約3兆4000億円 2位:ロンドン(2012年) 約3兆1700億円 3位:バルセロナ(1992年) 約1兆1900億円 4位:アテネ(2004年) 約1兆1100億円 5位:ソウル(1988年) 約6300億円 6位:アトランタ(1996年) 約5500億円 7位:シドニー(2000年) 約4000億円 8位:ロサンゼルス(1984年) 約790億円 だそうである。3兆円という規模はMAXに匹敵する規模の費用だ。コンペで言ったコンパクトなオリンピックは完全な嘘だ。オリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は今から覆すのは難しいと言った。1度、決めてしまえば、その後がどうであれ突き進むという自民党の悪い体質が如実に表れた。自民党はオリンピックに浮かれて日本をつぶすつもりなのか。このまま東京オリンピックを開催すれば日本の信用は丸潰れだ。それなのにボート会場を無理やり東京に建設しようとしているのは自民党の箱物行政が今、まさに復活したわけだ。小池都知事の既存の施設を改修などで予算圧縮するという内容はまったく正しい。多くとも予算は1.5兆円以内で7000億円に出来る限り近付けるべきだ。それが出来ないなら嘘をついた事を謝罪してオリンピックを返上するべきだ。それで4年に1度の開催が4年後に出来なかったとしても止むを得ない。嘘を嘘のまま塗り固めるよりも真実を追い求めるほうが日本にとって、また世界にとって有益だ。


9月27日 原発

 イギリスのロンドンタクシーは中国の吉利汽車(ジリー社)に買収され、中国から部品を輸入し、イギリスで組み立てるという形になった。しかし、その車は故障が頻発するらしい。買ってから4ヶ月なのにオイル漏れや冷却水が全部漏れていたとかドアを閉めても半ドア警報が出っぱなしだとか。ジリー社は2012年にステアリングボックス、2014年に燃料ポンプ不具合でリコールしたそうである。日本の自動車メーカーもリコールはするが中国のそれはレベルが違うように思う。イギリスでは中国の原発を導入する事になったが、一時、安全保障の問題から建設をストップしていたが、このほどイギリス政府が運営に関与する事を条件に再開したという。中国の原発の事故情報は情報管理のせいもあってか、まったく聞こえて来ないがロンドンタクシーの話からは相当に問題がある可能性がある。イギリスで原発が稼動すれば中国の原発の信頼度がわかる事になるだろう。イギリス国民には申し訳ないが非常に興味がある。


9月26日 初耳学

 初耳学という番組を見ていたらヘリウムガス風船を持って飛行機が宙返りをしたら真上になった時に風船はどうなるかという問題があった。番組では風船は下に浮くという回答をしていたが、それは間違いだ。もし、真上での遠心力が2Gならば重力の1Gと相殺されて飛行機内では上向きの1Gの力が働くので風船は下に浮く事になる。しかし、遠心力が3Gになれば上向きに2Gの力がかかる事になる。風船にはヘリウムガスの浮力とゴム風船の重力方向の力が作用しているが、ゴム風船の重量にヘリウムガスの浮力が打ち勝って浮いている。もし、2Gの力が風船に作用すればゴム風船は2倍の重量となり、ヘリウムガスの浮力が打ち勝つとは限らない。(実際にはヘリウムガスも質量があり、重力が増えれば浮力が減るが、ヘリウムガスの質量は小さいので無視できるだろう)正解は遠心力と重力の相殺する力が浮力の方が大きければ風船は下に浮き、小さければ上向きに落ちるという事になるだろう。1つの回答に導く為に一般的には遠心力2Gで飛行機が宙返りした時という条件を問題に付けるべきだったのだ。


9月25日 プーチン大統領訪日

 ロシアのプーチン大統領が12月に訪日を予定している。日本は北方領土返還、ロシアは経済協力が目的らしい。これまでに日本は反ロシア政策を改め、太陽政策として人道援助などをしてきたが一向に成果は得られなかった。ロシアに対する太陽政策は失敗だったと言える。もし、日本が何の成果も得られないままに経済協力をしたらどうなるのか。今のロシアはウクライナ併合など国際ルールを守らない暴走国家だ。なのに日本が経済協力をしたら日本はロシアの暴挙を容認した事になる。そして、ロシアが北方領土を保有する限り、日本が経済協力でロシアを潤わせる打ち出の小槌となり続ける事となる。実質的な成果の無いままの無償援助は絶対に避けなければならない。何年後に返還するという約束は実質的な成果ではない。何故なら約束は守られないかもしれないからだ。もし、返還されたなら、その後に経済協力を行うという約束で決して返還前に経済協力をしてはならない。経済協力にも色々ある。日本企業がリスクを伴わずに利益を得られ、損をしないような協力でなければならない。
 ところで先日、ロシア下院選挙が行われ与党が4分の3を越える議席獲得(450議席で343獲得)して圧勝したそうである。しかし、テレビを見ていたら本来、1人1票の筈なのに1人で5cmくらいはありそうな大量の投票用紙を投票箱に投票するビデオが撮影されていた。今回から投票をビデオ撮影するようにしたらしい。そうなると選挙違反があったわけで、どう処分されたのだろうか。処分の内容は報道されてない。そうなると選挙違反があっても当選したという事だろうか。ドーピング問題ではロシアは組織ぐるみで違反をしていたから、選挙違反なんて普通にある国なのだろうと想像する。選挙違反でも普通に当選して問題無い?いやいや、今後、この問題が露呈して、現政権が違法として否定される可能性がある。そうなったら違法な政権と結んだ条約はどうなる。当然、反故にされる可能性がある。露大統領が訪日して何らかの約束が出来ても後から無効にされる可能性があるのだ。そうなると12月に露大統領が来る意味が無い。日本はどうするべきか。国連にロシア代表の無効発議をするべきなのではないだろうか。発議が否決されるなら無効選挙でも正当な政府として認めるという国際的な認識となる。もしロシア代表が無効という事なら国際選挙監視団の下、もう1度選挙をやり直す事になるだろう。当然、ロシア代表は国連の参加資格を失っている可能性があるから無効発議にロシアの拒否権は使えない。


9月22日 高畑裕太

 高畑裕太君の事件で示談が成立し不起訴となった。容疑を認めていると報道されたのに何故?高畑裕太君は警察に相手が嫌がっていれば強姦になると言われて、認めたという。群馬県警の対応は極めて不適切だ。本来は秘密のはずの事の成り行きが週刊誌やテレビで報道された。詳細の内容からは信憑性が高いように思われる。うろ覚えの記憶なので間違っている点があるかもしれないが、それによると最初は高畑裕太君がフロントで女性に部屋に来て欲しいと言ったが女性は仕事中なのでと断ったという。それで高畑裕太君は近くにある歯ブラシを見て歯ブラシを部屋に持ってきて欲しいと言ったと言うがやはり断られた。それで1度は部屋に帰ったが、再度、フロントに出向いて歯ブラシが欲しいんじゃなくて部屋に来て欲しいんだと大きな声で言ったので女性は歯ブラシを持って部屋に行ったという。女性の側からすれば相手は宿泊客なので、目的はわからなくても邪険に断れないという気持ちは働いただろう。この流れから推測すると2度も断っているので、女性の側に性行為の合意があったようには見えない。40代の女性が20代の男性に部屋に来て欲しいと言われた時に何か不自然さを感じたとしても性行為を求められるとは考えにくいように思われる。但し、報道では部屋に行ってからの行動の内容が報道されなかったので、部屋に行ってからの内容に合意を思わせるような行動があったかどうかについては不明で、その部分の報道が意図的に隠されたとすれば、報道は高畑裕太君に不利な報道をした事になる。高畑裕太君は女性に警察に言うなと言ったそうで、最初に脅しのような事があれば、女性は怖くて悲鳴を出すなど騒げなかった可能性がある。また群馬県警が逮捕して拘留中に示談になったという事は高畑裕太君には弁護士などが付かず強姦という警察の脅しの中で示談に応じざるを得なかったのではないかという公正さに欠ける面があったのではないかという疑問が残る。示談金が1500万円程度だったと言われるが強姦ならば示談金は2〜3千万円くらいになるだろうという推測の報道もあり、強姦とそうでない場合の中間という意味合いと解説された。報道が正しいとすれば、この事件が法律的に強姦であるかどうかにかかわらず高畑裕太君の性行為目的で内容を告げずに部屋に連れ込むという行為には強姦と考えられる内容があり、相手が40代の女性という強すぎる性欲と相手がホテルの普通の従業員での行為という非常識さは否定できそうもない。海外のホテルではそういう事をホテルで斡旋するという事があるようだが、高畑裕太君が海外に行った事があるなら、それと勘違いしたのだろうか。でも、それならば、いくらかのお金を渡していたはずで、警察に言うななどと言う発言は出てくる筈がない。
 これまで推測してきた中では彼は常識人であるという前提で考えていた事に気が付いた。フロントの女性従業員を口説くにはあまりにも強引過ぎる手法で女性の理解を得るには難しい。彼の行動には犯罪者にも近い非常識さと理性の無さが見られる。もしかしたら精神薄弱?何かの病気かも。彼の学校の成績はどうなんだろうか。彼が普通ではないと考えるなら、そのままホテルで寝ていたというのも非常識の為せる業という事になるだろう。


9月18日 豊洲市場

 豊洲市場移転問題で施設の地下にもり土が行われておらず、水が溜まっている事が発覚した。水の成分分析では環境基準以下の砒素や6価クロムが検出されたという。これで移転の日程は大幅に遅れる見通しとなった。しかし、汚染除去をしなくても上にアスファルトやコンクリートで覆えば、まず問題が無いだろうに、汚染した土を浄化して、さらに綺麗な土を4mも載せるというオーバースペックぶりには異常としか思えない。汚染された土を食べる訳でもないのに。砒素は日本の一部の地域では水田にも含まれ、そこで取れた米には微量の砒素が含まれるが普通に販売されているのである。地下の汚染は除去したほうがいいが、それ以上にあまりに過敏に考えるのは無意味だ。もり土は過剰な上の過剰対策だろう。地下空間に水が溜まるのは素人考えながら、あまり良い状況とは言えないだろうが、排水設備があるそうだから、適切に排水されるなら問題ないのかもしれないだろう。諮問委員会が出した盛り土という結論は素人考えに押されて苦し紛れに出した素人結論に他ならない。諮問委員会が素人考えに沿った結論を出すなら諮問委員会は既に専門家でなく素人委員会である。


9月14日 SMAP解散

 年初に解散危機のあったSMAPだったが、その後、解散は撤回される事になった。しかし、先日、突然に年内で解散という事が発表された。私はファンではないが世界中にファンがいる有名グループが解散するというのは惜しいと思う。以前、SPEEDという女性4人組の歌手グループが絶頂期に突然に解散し惜しまれたが、その後、再結成した。その歌をテレビで見たが、解散した時の弾けるような輝きはなく、残念に思った記憶がある。解散して歌の練習不足だったのか、それとも声の質が変わったのか理由はよくわからない。
 SMAPの解散の原因は何なのか、詳しくは知らないが、複数の人間がいればそれぞれに考えは異なり、生き方も異なるのは当然の事だろう。当初は意気投合していても時を経るごとに考えが変わりバラバラになってしまうのは致し方の無い事だろう。SMAPの本当の解散の理由はわからないけれどもSMAPとしての活動の収益が個人活動の収益よりも相対的に低下しているのが大きな要因であろう。SMAPの活動が各メンバーにとって邪魔な存在になりつつあるから、些細な事でもそれを理由に解散という結論に至る過程はよくわかる。しかし、それならばSPEEDは何故、再結成したのだろうか。SPEEDが再結成したのには、それなりの大きな理由があったはずである。SMAPが解散して後で再結成されても元の輝きは取り戻せないだろう。今までに再結成されて成功した例は無いように思う。今はメンバーにとって不要となったSMAPもいずれは、その価値を再認識する事があるように思う。そうなってから再出発しようとしても手遅れになるだろう。私の経験から言えば多少の苦労をしてでも、今の最良の決断が解散と考えられても、SMAPを続ける事がメンバーにとって最良であるように思える。


9月10日 G20中国開催

 中国でG20が終わったが、いつになく変な事が起こっていたようだ。オバマ大統領は飛行機にタラップが付けられず降りられなかったとか。中国の嫌がらせなのか、単なるミスなのか、それともタラップが無かったとか?大統領に同行した記者とも中国はトラブルを起こしたらしい。あまりそういう類のトラブルを聞いた事が無い。タラップを着けない事が中国の利益になるとは思えない。米国にクレームがあるなら真正面から言えばいいだけだ。そんな事をしても何の得にもならないし、中国のイメージが悪くなるだけだと思うのだが。中国人の思考はわからない。
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は麻薬取締りで多くの殺人が行われている事を記者に問われてオバマ大統領を侮辱した発言をした。オバマ大統領が法律を遵守して現場での麻薬容疑者を殺害しないように求めるのに反発したようだ。これでフィリピン大統領とオバマ大統領との会談はアメリカからキャンセルされてしまった。これに対してフィリピンの大統領は遺憾との声明を発表したようだ。しかし、遺憾というのは適切ではなく謝罪すべきだろう。何故、ドゥテルテ大統領は謝罪しないのか。フィリピンの大統領は常識に欠けているとしか思えない。ただ、麻薬取締りでドゥテルテ大統領の方法は違法ではあるかもしれないが、相当の効果を上げているようである。日本では考えにくいがフィリピンではそうするしか無いのかもしれない。それならば、それなりの法律を作って実施すればいいのではないだろうか。


9月6日 FIFAワールドカップサッカー ロシア アジア地区最終予選タイ戦

 日本対タイのサッカーは2:0で日本が勝ったものの内容は散々だった。先日のUAE戦では審判がゴールしたボールをノーゴールとするなどの不幸はあったが明らかに日本選手は負けていた。タイ戦、UAE戦では仲間へのパスを相手にパスしてしまうとか、仲間へのパスをカットされるなどの場面が多く、これが日本代表なのかと思わせるような試合ぶりだった。日本選手が放ったシュートは多くがゴールの高く上を飛んでいったり、キーパーのまん前へ向けてシュートしてキャッチされるなど、ひところの日本代表よりは技術が落ちていた。サッカーに限らず日本のスポーツはチームワークを大事にするが、練習ではいかにゴール前にボールを運ぶかに時間をさいていて、如何にシュートを決めるかの練習をしていないように思う。仮に練習をしていても有効な練習ができてないと考えざるを得ない。日本チームのシュート練習を想像すると、止まっているか緩いボールをシュートしているのではないだろうか。しかし、実戦ではするどく飛んできたボールを蹴らなければならないし、敵も回りにやゴールの前にいるはずである。日本選手はそういう練習に慣れてない。だからボールが来るとあせって勢いばかりで蹴ってしまい。とんでもない方向へ行ってしまうのだと思う。以前、野球の王選手はホームラン王になって、ボールがバットに当たるまでボールを見ているというのを聞いたように思う。聞けば当たり前の話だが、ボールを見ていなければ曲がるボールをバットの芯に当てる事はできない。サッカーでも同じ事が言えるのではないだろうか。ボールが足に当たる直前まで見ていればより正確にボールを蹴る事ができボールをよりコントロールする事ができるだろう。従前の練習を闇雲に繰り返し精神力と叫んでみても勝てる試合はできないだろう。


9月2日 G20中国の過ち

 中国は日本の過去の侵略を過ちと指摘する。私は戦後の生まれで戦争を知るものではないが、日本人は過去に悪い事をしたと後ろめたさを感じてきた。しかし、今になって考えると日本人は中国やアメリカのプロパガンダに洗脳されていた事に気付いた。何故なら中国は過去にチベットやウィグルを侵略しているからである。中国が言うように侵略が悪い事で過ちならば中国は過ちを正し、謝罪する必要があるだろう。中国自身が過ちを犯しているのにそれを正さないし、謝罪も無く日本の侵略を非難するなら中国人には何の思想も人格も無い家畜のような人間が中国人という事だろう。今度、中国政府が日本の侵略を過ちと非難するなら中国の過ちを指摘したらどうなるだろうか。おそらく日本政府はそんな事はしないだろうが。中国人というのは嘘つきの塊という他はない。
 ただ、中国人がいつも悪人というのも事実では無いだろう。日中国交正常化の時、周 恩来(しゅう おんらい)氏は日本に戦争賠償金を求めなかった。これは周恩来氏が人間として尊敬に値するものだ。かつての中国には人間らしい人間がいたという事である。彼らは何処へ行ってしまったのだろうか。日本は戦争賠償金は求められなかったが、その時の約束として経済協力とODAを推進してきた。しかし、賠償金と経済協力では意味合いが異なる。また経済協力という内容で合意できたという事は当時の中国は日本を信頼していたという事でもある。以前は日本と中国は友好関係を保っていた。それが今は中国にとって日本は敵国になってしまった。それの何処にメリッとがあるのだろうか。おそらく中国の政治化が私腹を肥やすのには日本が敵である必要があり、中国政府が絶対の権限を持つ必要があったのだろう。そうだったとしても多くの中国国民がそれに賛同して同じ行動をする国民ならば中国人というのは何と愚かな国民なのだろうかと考えざるを得ない。


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