4月30日 主権回復の日

 4月28日は1952年のサンフランシスコ講和条約発効から61年だそうで、安倍首相の肝いりで式典が行われ、全国の都道府県知事が参加した。沖縄の仲井真弘多知事は沖縄はその後もアメリカの政権下にあった事から、日本に見捨てられた屈辱の日として参加しなかった。沖縄では大規模な反対集会が行われた。日本が沖縄を見捨てたというのは真意とは異なるだろうし、今日、沖縄が復帰している現状からは、それほどこだわる必要のあるものなのか疑問に思う。でも主権回復の日をわざわざ式典を開いて行うべきかどうかも疑問だ。反対があるなら止めてもいいのではないだろうか。


4月29日 チャーハン

 今日は暑い。ラーメンを食べたいわけではなかったがラーメン屋に入る事になってしまった。メニューを見るとつけ麺というのがあった。暑い時には良さそうである。でもつけ麺は汁が少ないので物足りない事が多いような。下を見ると半チャーハンというのがあったので、つけ麺と半チャーハンを注文したら半チャーハンは醤油ラーメンとしかセットにできないという。ならばそれにしようかと思ったが、つけ麺のみにしようか悩んだ。でも今日は醤油ラーメンを食べたいとは思わない。結局、野菜味噌ラーメンのみを頼む事にした。幸楽は安いので安い半チャーハンとセットにすると赤字になるのだろうか。ラーメンが来る間に幸楽のメニューを見直したが半チャーハンの出来る組み合わせが醤油ラーメンのみという記載がどこかにあるようには見えなかった。よくわからないメニューだ。他のラーメン店ではどんな組み合わせもできる場合が多いが幸楽は安さを追求してメニューを絞っているのだろうか。それにしてもメニューは初めてみても理解できるようにして欲しいものだ。


4月28日 カレーセット

 近くにできたはなまるうどんでカレーセットを食べた。お盆を持ってレールの上でカレーセットを受け取る。前の人が揚げ物を選ぶのに時間がかかっているのかレジが進まない。カレーセットは¥499なので500円玉を出せばすぐに終わる。少し待ったが一向に進まないので急ぐでもないがお盆を持って後ろをすり抜けてレジをしようと思った。しかし、後ろは狭くちょっと強引だった。レジに辿り着くとレジの手前にもお盆があるが人がいない。何をしているのかと思っているうちにレジが始まったので待つ事に。その後の人もすぐにレジが終わりそうなので先にしてもらう事にした。何が停滞の理由だったのか意味不明。結局、前の人をパスする事無く通常の順番でのレジになった。でも待つ間は前を通り過ぎるのを狭い場所で待つはめになり、ちょっと恥ずかしい。レーン方式は社員食堂などにはよくあるが後ろについたてのような仕切りが必要なのだろうか。ついたてがなければ選ぶのに時間がかかっている人がいれば追い越す事も可能だが、仕切りがあると身動きができない。仕切りは追い越し防止かもしれないが、それなら時間がかかっている人には早くするように促すとか、少し後ろに下がって先に通すように声かけをする必要があるだろう。仕切りがなくても強引に追い越そうとする人はいないだろうし、邪魔なだけだ。できたばかりの店なので多少、不慣れな人が時間がかかっていただけかもしれないが。
 カレーは平凡なカレーで私はすき家のカレーのほうがおいしいと思うがうどんはうまい。カレーは子供向きの味と言えるだろう。量的にはうどんが少しという内容だが、カレーはおいしくはないのでうどんとカレーが少しというほうがありがたい。


4月27日 懸念

 アメリカが安倍首相に靖国問題などで非公式に懸念を伝えたそうだ。どういう内容なのかは詳細にはわからない。先日、これまでの最高の人数が靖国神社を参拝したそうで、安倍首相も自民党の大勝を意識してか強気の発言が多い。しかし、あまり強気の行動で中韓の反発を買うのも良くないだろう。アメリカが中韓に提言しても中韓は一層の反発を強めるばかりで節操が無い。アメリカが中韓に提言すると自国の事情を見透かされたようで、返って反発するという精神構造なのではと思う。素直に現実を分析できないのだろう。それは北朝鮮も同じだ。ケソン工業団地では交渉がうまくいかず、韓国の人員が全て引き上げる事になった。引き上げてくる車には未完成の製品が前も見えないくらいに積まれていた。あれが日本だったら法律違反と非難を浴びそうだが、まあ長距離ではないし、事情が事情だからという声もあるだろう。北朝鮮は金正恩氏が自身の面目を保つ為、引くに引けない状況になっているのではないだろうか。金正恩氏の実力がもう少しあったら回避できたのかもしれない。韓国としてはなすすべがない。仲がいい夫婦は同じ性格よりも対照的なほうが長続きするようで、北朝鮮と韓国は同じ攻撃的性格だからうまくいかないのかも。アメリカの忠告を聞き入れるのは日本だけだから、アメリカも小声で言うのだろう。日中韓がお互いに刺激し合って問題をエスカレートさせても良くない。


4月26日 大盛りカレー

 すき家でカレーを食べた。いつもは並盛りだが、初めて大盛りを注文した。並は少なくはないが少し物足りないような。健康にはいいかもしれない。運ばれてきた大盛りカレーを見ると皿は大きくカレーもたっぷりなのだが、ご飯が大盛りにしては少ないような。実際、ご飯を崩すとカレーの埋もれてご飯粒が見えない。カレーが少ないよりはいいが、ちょっと意外。大盛りカレーを食べ終わっても、もうこれ以上食べれませんという訳ではない。少しお腹がすいた時は大盛りでも問題なさそうだ。カレーはおいしかったが、ご飯は今一。まあこの時期、新米ではないので止むを得ないところもあるのだろう。


4月25日 中国でテロ?

 昨日、中国政府は中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区巴楚県で23日昼にテロが発生したと伝えた。しかし、別の情報によると警察が家宅捜索をしようとしたところウィグル族の男性が怒り出し刃物を持ち出した為、騒ぎとなり、付近の住民が何事かと周囲に出てきた住民を警官を襲うと勘違いして発砲したという情報もある。日本では家宅捜索は十分な証拠があり、裁判所の許可がないと家宅捜索できないが中国では何の証拠もなく家の中の捜索ができるという。他人の家にいきなり押しかけて何の理由もなく捜索されれば住民が怒るのももっともである。中国ではイスラムの経典を個人で所有するのは違法だそうで、中国には思想の自由もないらしい。かつては日本が中国に日本語教育をしたかもしれないが同じことを数十年が経過した現在でも中国政府がしているのは驚きで、中国政府の歴史問題などの日本批判よりも自分自身の反省をするほうが先だろうと考えざるを得ない。中国政府はかつての日本の抑圧を批判し、同時に現在でも自国民を同じように中国政府が抑圧しているのである。その嘘を言える心理は中国人のどこにあるのだろうか。もはや中国人は人間とは呼べないのかもしれない。
 死傷者は諸説あるようだが警官など当局側が15人死亡、2人が負傷、住民の6人が死亡し、8人が逮捕とされる。中国政府がテロと表現したのには住民側に別の犯罪の要因がないのでテロと表現した可能性が高いのではないかと推測する。別の情報が正しく捜索を受けた人に大きな罪がなければ、中国の法律はどうあれ、国際的な見方によれば住民に非は無い。このままでは人権無視の中国の法律により逮捕された8人は死刑になってしまうのではないだろうか。もし私がそこの住民ならば、警察に乗り込んで8人を解放したいという思いに駆られるだろうし、そう思うのは私だけではないだろう。


4月24日 靖国問題

 先日、何人かの国会議員が靖国神社に参拝したそうで安倍首相は参拝を遠慮したようだが、韓国からは早速の外相訪問拒否や韓国メディアの批判が噴出しているらしい。韓国のいう靖国参拝が帝国主義の信望を意味するような事実は無く、靖国問題は韓国や中国の事実無根の理不尽な攻撃だ。
 何故、こういう事を韓国や中国が問題にするのか理解できない。先の太平洋戦争では多くの命が失われ、遺骨が帰らない遺族も多い。そういう中にあって、靖国神社に祭られているとなれば心のよりどころとして、個人を偲んで参拝するのはお墓に手を合わせるのと同じ事である。私自身、神社に詳しい訳ではないが、日本人にとって神社はたまに訪れる慣習の中にあるだろう。神社の行事と言えば七五三と結婚式の挙式くらいか。そう多いものではない。結婚式の挙式の神社は最近では実際に神社の神主では無い事もあるようで非常に形骸化している。日本の代表的な宗教は仏教だが、宗教としての仏教は形骸化していて、信じるという意味合いにおいてはほとんどない。日本人が死ぬと仏教式の葬儀が行われ、お寺のお墓に火葬した遺骨が埋葬される。それが唯一の仏教としての宗教行事と言っていいだろう。日本人はお盆にお墓参りをするが、お坊さんが来るわけでもなく、仏教としての体裁は整っているが、仏教というよりは慣習としての行為だろう。日本人が死ぬとほとんど仏教式のお墓になるが、そういう中にあって靖国神社に祭られるというのは非常に特殊ではある。但し、靖国神社に祭られても別に仏教式のお墓はあるので、故人が靖国神社に眠っているという事ではない。日本人が信じる神は仏教と神道(神社)の両方にある。1年の無事を祈願する初詣は神社とお寺(仏教)のどちらでもよいのである。神社やお寺には通常、特定の目的は無い。出来た由来や経緯によって、何かの効能が高いという風に信じられて、そういう目的の神社と思われる事がある。例えば、宝くじの祈願とか、縁結び、安産というようにである。しかし、だからといって別の祈願をしてはいけないという事はない。従って神社の目的は祈願する人の内容次第という事になる。キリスト教の教会でも奇跡的に病気が治った事から病を治す教会があるのに似ている。戦時中であれば出征前に近くの神社に行って戦争に勝って無事に帰れますようにと祈願したであろう。しかし、それは靖国神社ではないし、現在、日本がすぐに戦争になるとは考えて無いので神社に行って祈願するという事は無い。尖閣諸島ではすぐにでも戦争が始まりそうな気配があるが、中国が尖閣諸島以外の地域に戦争を拡大させるとは考えられないので、徴兵制度の無い日本にとっては中国との戦争は自衛隊と中国軍の問題であって、日本人に直接に与える影響はないと考えている。国会議員の靖国参拝は尖閣問題が顕著になる前からの継続行為であり、戦争の憂慮が無い時から常に戦争に準備するほど日本人は危険とは考えておらず、日本人が安全と空気はただだと思っていると言われる日本人の安全オンチの由縁である。海外の人が靖国神社が戦争信仰の神社であるとしたら、それは大きな間違いである。靖国神社に戦争祈願をすればそういう目的の神社に成り得るが、それは神社自身が目的とするものではなく、個々の参拝者の気持ちによるものだから靖国神社が無くなったからといって、そういう動向を抑えられるものではない。
 戦争中に靖国神社を経験した事から靖国神社を思い起こすと嫌だというのを聞いた事がある。どういう形で目にしたかは知らないが、神社は分社(支店)を作ることがあるので、海外にも作られた可能性があるが、そう多くはないだろう。しかし、終戦の1945年に10歳だった人は78歳だから、そういう人は少ないだろうし、70年近く前の記憶をことさら強調するのはどうだろうか。中国では報道を規制しているし、靖国参拝を国営テレビで放送する意味はないだろう。それをことさらに声高に叫ぶのは別の目的と考えざるを得ない。韓国は竹島、中国は尖閣諸島を有利に進めようとありもしない事を攻撃材料にしているとしか思えない。ありもしない事を攻撃材料にするのは他に有効な攻撃材料が無いという事の裏返しでもある。だからいつまでも靖国神社や慰安婦問題で攻撃するのである。
 靖国神社に戦争信仰の為に参拝する人はいるのだろうか。日本では自由な思想を持つ事ができるからゼロではないだろう。中国では自由な思想を持つ事は許されてないから、例え共産党に反対と思っていても言えない。反対と言えば投獄される。日本では戦争推進派がいれば自らの政策を推進する国会議員を当選させる事ができる。日本の現在の衆議院議員は480人で戦争推進派の国会議員はいないから、戦争推進派の日本人は0.2%以下という事になるだろう。中国は0.2%以下でも不満でゼロにしろと言うのだろうか。それは有り得る。中国では見かけ上、共産党反対はゼロだから。でも中国の常識は世界の非常識だから自らを反省しなさいという他は無い。何が正しいかを判断できない中国政府を持つ中国人は哀れでもある。韓国にもそういうところはあるらしい。韓国は民主主義だから、自由な意見を言えるはずだが、親日的な意見を言うと反日派の過激な攻撃に言えなくなってしまうらしい。民主主義とは何なのかを考える好例が韓国にはあるのかもしれない。先頃、対馬から盗難された国宝級の仏像が韓国で見つかり返還の手筈が整えられたのだが、反日派の反対意見で裁判所が返さなくても良いという判決を出した。韓国では法律さえも覆す独裁民主政治が行われている。その時々の意見によって覆る法律というものは何の為の法律なのか。故に韓国は混乱の国であると言える。韓国は法治国家とは言えないだろう。こうして考えると韓国と中国は民主体制と共産主義という大きな違いがあるのに共通点が多いという事に気づく。韓国はまだ民主主義の考えになってないという事だろう。民主主義には他人の意見を尊重し耳を傾ける事が不可欠だ。韓国はそれができてない。民主主義の利点は個人の意見を取り上げて不満をなくす政策を実施する事にあるだろう。韓国では反対意見は攻撃されて押し潰されるので中国と同じように一部の国民の不満は大きいだろう。実際、韓国の自殺率は世界一だそうである。韓国では金メダルを異常に喜ぶようだが、そんなのは有難くないだろう。
 こういう中国と韓国の共通点はどこからくるのかという疑問が湧く。日本は周りを海に囲まれた為に特殊な文化が発達した国と言われる。確かにそうだろう。中国は他民族国家と言われるが日本人から見れば同じような考え方に見える。韓国は中国とは違う民族だから文化も異なるが、地続きであるが故に考え方が似て来るという事があるのではないだろうか。長年に渡り相互の文化や思想を取り入れながら発達してきたから似てくるのだろう。そうなると北朝鮮はどうなのかと考えざるを得ない。北朝鮮の国としての主張は韓国や中国とは大きく異なる。その支離滅裂ぶりは理解の限度を超えている。韓国や日米に対して今にも攻撃するぞと言わんばかりなのに中国には戦争は絶対に起きないので北朝鮮に旅行に来てくださいと言ったそうである。北朝鮮の発言は何が真実で何が嘘なのかわからない。だが北朝鮮も中国と韓国に似ているという事に気づくだろう。相手の考えを理解しようとせず、間違った情報から自分の都合の良い主張を強引に相手に押し付けようとする。そして自国民の幸せを考えない。この自国民の幸せを考えないというのは、それぞれの国の首脳はそうは思ってないだろう。自国民の幸せと思える政策を少数意見を強引に抑えて政策を実行した為に発生する自業自得なのである。こう考えるとリーダーシップのある首相がいないと嘆く日本だが、合議制で遅々とした政策しか進められない日本ではあるが隣国よりはましと思えるところが不思議ではある。リーダーシップを発揮した性急な政策は混乱をするだけで長期的には進まないということなのだろうか。
 こう考察を進めると中国と韓国、北朝鮮は同じような特性を持ち合わせた国民という事になる。彼らの主張が国民の特性からきているとすれば、修正するのは難しい。民族の特性を変えるのはすぐにできる事ではないし、特効薬はない。日本は彼らの主張をそのまま受け入れるのではなく、彼らの主張に耳を傾けながら日本の主張をし、粘り強く説得を試みるべきだろう。靖国神社に参拝すべきでないという評論家の意見は間違った意見に迎合することであり、日本が誤った方向に後退するものであるので、正しいものではないだろう。何が正しくて、何が正しく無いのかを考えながら日本の未来を構築する必要があるだろう。韓国や中国の言いなりになるのは正しい場合もあれば正しくない場合もある。攻撃を和らげるかのように資金援助などをするのは具の骨頂である。嫌いな日本から援助を受けるのは好まないだろうし、何の感謝も得られないままに、援助を受けた一瞬は攻撃が和らぐかもしれないが、また同じ攻撃を再開するだろう。それは今までの韓国や中国の行動を見れば明白だ。それが信じられないとしても同じ北朝鮮を見れば納得せざるを得ないだろう。韓国と北朝鮮は同じ民族であり、その行動パターンは同じである。
 韓国の独裁民主主義はその国民性からきているだろうと推測するが、大統領制という制度にも問題がある可能性がある。このところ韓国では大統領が辞めると逮捕されるというのが恒例となっている。大統領の独裁権限の大きさが汚職を生み、不十分な情報公開や政治に負けるマスメディアが在任中の摘発を不可能にしている可能性がある。大統領制を止めて、日本のような首相制にしたら、いいのかも。通常、法律は過半数で成立するが、60から70%の賛成がないと法律が成立できないようにするとか。そうなれば韓国は少数意見も聞くようになり、相手に対する思いやりも生まれるかも。現在の韓国ではそうなる可能性はほとんど無いが、そのほうが現状には合っているかもしれない。
 追記: 中国や韓国は靖国問題で攻撃する事で日本の譲歩を引き出す事がねらいだ。結局のところ日本はそれに呼応して何らかの譲歩を与えている。これが悪循環に繋がって、何度でも同じ手を使おうとしている。日本は譲歩すべきでない。中国の尖閣対応は次第に頻度や内容を上げて、そういうのに慣れてマヒさせようとしている。ある意味それは成功している。毎日、同じニュースを流してもニュースにはならない。年がら年中靖国神社に参拝していれば韓国でもニュースにはならないだろう。竹島も最初は軍人が駐留し、やがて観光客がやってくるという手法をとった。日本もそうすべきではないだろうか。靖国問題では欧米の誤解が障害になっている可能性が高い。例え韓国や中国が誤った主張をしても、それを信じる人がいなければ効果はない。アメリカのメディアは韓国や中国の誤った主張を信じている可能性が高い。敵はむしろアメリカやヨーロッパなのではないだろうか。このところの円安で海外からの観光客は増えている。靖国神社の歴史や文化を観光マップに載せ、観光ガイドを作成する事により平和を目指すものである事を流布すれば次第に欧米の見方も変わるし、見方が変われば靖国問題は問題ではなくなる。
 歴史問題はどうか。欧米は戦勝国であり日本の正当性を主張しても、それを理解する人は少ないだろう。歴史問題はお互いの国の歴史の間違い探しだから中国の独裁政治や人権問題の歴史(現在の中国は日本占領時代と同じ人権)、天安門事件が記載されない歴史、共産党の経済政策の失敗(戦後の統制経済をもっと早く止めれば、普通に考えても現在の2〜3倍のGDPになってただろう)などの歴史が中国の教科書に書かれてない事をつけば中国共産党が正しいとする歴史は日本の歴史よりかなり間違ったものであるというのは否定しようの無い事実だろう。中国の教科書の矛盾を世界に訴える事で、中国の主張はかき消されてしまうだろう。韓国の歴史がどうなのかは私にはそれほど知識がないが、竹島は銃を持たない日本の漁師を5人も殺害して奪ったという歴史や対馬から盗難された仏像を返さなくても良いと判決した法律の歴史などを徹底的に突く事が有効だろう。歴史問題は日本の正当性を主張するよりも相手国の矛盾を突くほうが有効である。韓国は日本よりも文化程度は遅れているように思われるので必ず大きな穴があるはずである。
 靖国問題の発端は日本国内での靖国神社参拝反対のようだ。それを韓国が政治利用した。それをみた中国も政治利用した。歴史問題も韓国の政治的攻撃材料として開発されたようだ。


4月23日 通信販売

 ネットオークションで購入すると通信販売と同じ法律の適用となるようである。違った品物が届いて返品する場合の返品送料は法律的には落札者側の負担となるらしい。これはアメリカでも同様のようである。違った品物を送ったのは出品者のミスであり、その責任は出品者は負うべきである。しかし、法律では落札者負担だ。何故、法律は出品者の責任を落札者に負わせるのだろうか。法律は明らかに間違っている。昔は通信販売は無かっただろう。だから店頭販売のみがあった。そこへ宅配便が利用できるようになって、店に電話をかけて送ってもらうという形態が可能になっただろう。そこでは店頭販売が基本となったのだろう。普通、店で購入した品物が間違って渡されたら、また店に持って行って交換してもらう。通常、店には購入者の家に行って交換する義務は無いのだろう。だから法律は通信販売でも同じように送料は購入者側の負担としているのではないだろうか。でも通信販売の場合は最初から宅配便で送るのが基本だから、販売者はそのリスクも考慮するべきだろう。それとも購入側がリスクを考慮して購入する必要があるのだろうか。以前、中古品の出品者で動作チェックなどをしないで出品しているのではないかと思われる出品者がいた。だから返品が多いらしく、悪い評価も多かった。往復の送料が落札者負担という事になると、返品があっても損失がないのでチェックをしないで出品して落札されたら、とにかく送ってチェックの手間が省けるというメリットがある。落札者は随分と迷惑だ。
 イーベイオークションで中国から購入すると故障していたり、違う品物が送られてくる事がかなり、高い確率で発生する。イーベイではペイパルによる解決の場を設けているが、返品送料が落札者負担の為、損失が大きくなる。場合によっては品物の価格より返品送料のほうが高くなってしまう。従って、違った品物、故障や破損している品物を適当な価格に設定し、支払った価格から返金してもらう手法をとる。そうなると落札者側からみると必要ではない品物を否応無く買い取らされる事になる。しかし、法律はこういう行為を許容するのである。法律に人格があるなら法律は悪人で、そういう裁判長は悪徳商人の味方に見える。通信販売やネットオークションは郵送が基本だから発送側のミスで生じた送料は販売者側が負担するような法律にするべきである。但し、日本のオークションではこういう場合は多くの場合、出品者が返品送料を負担する場合が多い。


4月20日 テロ

 15日ボストンマラソンでの爆破事件で2人の容疑者の兄は死亡、弟は逮捕されて一応の決着をみた。爆弾は手製の物で他からの支援を受けて製造されたものとは思われない為、イスラム過激派との直接の関連性は無いようだ。兄弟の父や叔父が事件の正当性を主張してない事からも9.11同時多発テロとは異なり、単独の犯行とみられる。
 9.11テロでは犯人の家族は事件の正当性を主張していたし、それらの国民の多くは事件を擁護した。そうなるともうこれは戦争に近い状態と判断せざるを得ないだろう。その後、アメリカはやや強引にイラクやアフガンに侵攻したが、アメリカ側から見ればやむを得ないようにも見える。イラクやアフガンではアメリカのイスラム過激派の掃討作戦により、多くの罪の無い人々の人命が失われたと主張するが、9.11テロの正当性を主張した国民は言わば戦争を仕掛けた側であり、アメリカ側の心理を考えれば止むを得ないところがある。
 容疑者の弟が逮捕されると、アメリカではU.S.A.が連呼される光景が報道されたが、あれはどういう意味なのだろうか。U.S.A.の連呼はスポーツの場面でもよくある。アメリカの連帯や正義の主張を意味するように思われる。それを受けてか、スポーツの場面でニッポンを連呼する時がある。以前は無かったが日本頑張れの意味のように思われる。U.S.A.の連呼は日本のニッポンや万歳とは意味合いが異なるように思われる。U.S.A.の連呼のようなものは他の国には見られないが、唯一、中国にはチャングウの連呼がある。あれを聞くと、中国が一番と言っているように思えるのは私だけだろうか。チャングウの連呼は威圧的で攻撃的に見え、怖く感じる。まるで相手を叩き潰せと言っているかのように聞こえるのは私だけだろうか。


4月16日 日本人妻

 テレビで海外の日本人妻を報道していた。香港だったかに嫁いだ日本人妻は風水の金運でカーテンの色が金色で自由にできないと嘆いていた。風水を信じる中国人よりも日本や欧米のほうがお金持ちだし、日本人の方が長寿という事を考えれば風水は迷信以外の何物でも無いだろう。私自信、風水の金運で金色の物を持つ事もあったがまったく意味の無い事だったようだ。
 番組では中国の週間で魚の骨などをテーブルの上に敷いた新聞紙の上に口から吐いていた。気持ち悪い光景だ。食事が終わると新聞紙ごと丸めてごみ箱へ捨てた。合理的と言えば合理的ではある。しかし、それを欧米でやったらマナー違反になりそうである。欧米では口に入った骨はどう処理するのか。まずは口に入らないように仕分けるべきだろう。口に入った物を直接出すのはゲロを吐くのを連想して良くない。箸を口に入れて骨を挟むのも行儀が悪い。やはり指でつまんで出すべきだろう。テーブルの上に直接出すのも見栄えが悪い。口から出したものは綺麗に見えない。テーブルの上に出して置くのは気持ちが悪い。アジアでは1つの皿から食べる習慣があるから、そこに出すわけにはいかない。別の皿を用意してそこに出すべきだろう。あるいは折り紙で箱を作って、その中に入れるというほうがいいだろう。いずれにしても口から出すのは良くないから基本的には骨などを切り分けて口に入れないようにするのが正解だろう。
 中国では週末に両親などとレストランで飲茶をするという。それで週末は混雑するので予約ができない。なので妻が先に行って席取りに行く。まあそれはいいのだが妻が箸などを洗って用意していた。それって意味あるの?それから電話をして家族を呼ぶ。席に着くまでに1時間くらいかかるらしい。それから3時間くらい食事をするのが一般的らしい。妻は中国語がうまくないので会話に入れず、準備などで疲れると言う。でもアメリカでは毎週のようにホームパーティーをするというから、それの準備に比べれば大した作業ではないし、家族の時間も大切だろうから、飲茶の習慣が悪いという事はないだろう。だけどあまりにも効率が悪いように思う。混雑するなら、席取りをするので無く、全員で行ってすぐに食事できるようにすべきだろう。早く食事を済ませて、家に帰って会話をすればいいだろう。そのほうがテーブルを早く空けられるので他の人が食事できる。日本人なら混雑時は気を使って早めに切り上げるようにするだろう。食事は1時間もあれば終わるだろうから、3時間(席取りも入れると4時間)もレストランを占領するような事はない。自分の都合主義ならではの中国人の悪い癖が自らを苦しめる結果となっている。番組では席取りの間、家で待っていた家族が待ちくたびれたと言っていたが、それはそうだろう。日本だったらテイクアウトにするかも。あらかじめ料理を注文しておいて、当日に持ってきて家で食べれば待つ事もない。家で食べたほうが気兼ね無く過ごせるので、日本人にとっては都合が良い場合もある。ただやっぱり、テイクアウトは冷めておいしくないので、レストランで食べるほうがベターではある。そうなると後は自分で作って家で食べるという事になるかも。でも新妻には料理は難しそうではある。
 カップ麺の残飯を中国ではトイレに流すという。日本人妻はトイレ掃除が大変でトイレが詰まるのではないかと心配していた。でも台所の流しに流してもトイレに流しても流れていく先は同じだ。日本では残飯の固形物は生ゴミとして出し、汁は台所の流しに流すのが一般的だが、それは固形物を流しに流すと詰まるからである。流しよりもトイレの配管のほうが太いので詰まりにくいだろうからトイレに流すほうが合理的ではある。但し、固形物を多く流すと下水処理場の処理が大変なので日本では一般的に好ましくないとしている。ただ、国によっては生ゴミの処理が難しければ、下水に流すべきという国があっても不思議ではない。中国では水が不足らしいからトイレの水を多く流すのは賢明ではないかもしれない。いずれにしても大差ない。これは慣れの問題だろう。


4月13日 参院選

 アベノミクスで自民党の支持率は高い。参院選は自民党が勝利する可能性が高い。でもアベノミクスだけで自民党を支持していいのか。自民党以外の党が与党になったらどうなるのか。白川総裁が辞任し、黒田総裁になってアベノミクスは継続されるだろうから自民党でなければという事はないかもしれない。しかし、民主党がそうだったように、自民党以外の党で経済運営に長けている党はないだろう。このまま経済が復活するかどうかは未知数だ。バブル崩壊になったのは自民党であり、その後、長らく経済を低迷させたのも自民党だ。民主党は経済低迷時の一時期を受け持ったに過ぎない。経済運営では自民党に安心感はあるが万全ではない。民主党がやり残した公務員改革をできるのかどうかも判断材料になるだろう。各党がどんな政策を打ち出すかが問題だ。


4月9日 北朝鮮

 4日からの急激な円安で1ドル100円にもう1歩とせまった。為替売買の9割は投機だそうで実態とかけ離れた為替はどんな世界を作り出すのか。過去には2007年6月につけた1ドル123円程度から2009年1月には89円と円高になっていた。1年半で34円の円高となったのである。そうなると30円から40円の円安という事もあるのだろうか。30円の円安になれば1ドル108円程度にはなる事になる。


4月8日 北朝鮮

 このところの北朝鮮の挑発はいつになく過激だ。休戦協定破棄やケソン工業団地の休止は今までにない対応だ。ほとんど意味のない対応なのに、北朝鮮は何故、過激の度を自ら上げるのか。北朝鮮が核兵器を持てば中国に対して攻撃する事だって有り得ない事ではない。中国を怒らせるのは北朝鮮にとっても都合が悪い。北朝鮮は危ない橋を渡っている。もしかして北朝鮮は内部崩壊の危機を迎えているのではないだろうか。外に対して意味のない態度は内部事情によるのかもしれない。外から見て危ないと思えるほど内部ではもっと重大な局面を乗り切ろうとしている疑いがある。内部で崩壊寸前になる時に外部に対して何らかの暴発が起きる可能性は否定できない。
 今回の対応で北朝鮮内部の誰が得をするのか。それは軍だろう。軍の敵は誰か。文民政治家だろう。つまり金正恩氏は文民政治家から追い払われようとしているのではないだろうか。文民政治家は国民の経済発展を模索し飢餓から国民を救おうとしている。中国が行ったような経済改革をしようとしているのではないだろうか。しかし、経済開放をすれば情報が流れ、金正恩は失脚する。少なくともそう思っている。だから北朝鮮は徹底的な情報統制をしてきた。金正恩は情報統制を緩めない為に、経済改革を推進しない。それを大多数の文民政治家がノーと言っているのではないだろうか。今は厳戒態勢だからと文民政治化を押さえ、軍には臨時配給をして軍人勢力を喜ばせる。しかし、配給物資はそれほど豊富にない。ケソン工業団地の長期休業はより経済を悪化させる。客観的に見ればこの状況を1年も続けられるとは思えない。金正恩はどういう手を打つか。文民政治家を何らかの理由をつけて逮捕し、軍を中心とした独裁体制になるのではないだろうか。あるいは金正恩が失脚して、経済改革へ踏み出すだろう。文民政治家はどうするか。これはあまり自信がない。軍と結託する。軍人にだって理性的な人はいるだろう。金正恩を日本の天皇のような別格待遇として納得させる。いずれにしても文民政治家は権力を掌握してないので成功率は高くないだろう。
 実態はどうなんだろうか。かつて脱北した家族は投獄されるそうだが、韓国に脱北した北朝鮮の政治家は家柄が良いので家族は投獄されないそうである。という事は北朝鮮の指導部は家柄のいい古参の政治家の2世、3世が半分以上という事になるだろう。韓国同様、北朝鮮も儒教の影響が濃いだろうから年齢の若い金正恩氏はほとんど発言力を持ってないのかも。そうなると金正恩氏は文民政治家を掌握できない。それでも軍の力を借りて文民政治家を一掃するのは有り得ない事ではないかもしれない。外からの見た目とは異なり金正恩氏はほとんど権力を持って無いからこそ、今回のような騒動になるのではないだろうか。もし、金正恩氏が権力を掌握していればもっとまともな方法があっただろう。統一のとれない政治が混乱の結果、このような状態を生み出しているのではないだろうか。


4月5日 アベノミクス

 株価は急上昇し、急激に円安になった。昨年の9月には1ドル¥78程度が今年の3月には¥96となった。実に23%も円安になったのである。2%のインフレならば2%の円安でもいいだろう。それがこれほどになったのには将来の円安期待があるという事だろう。逆に言えば¥78の水準は円高期待による投資が円高を押し上げたという事になる。実際の実力としての水準はまだ円安になる可能性があるので正確ではないかもしれないが¥78から¥96の中間にあると考えるべきだろう。急激に上昇した株価によりバブルを懸念する向きがあるが、まだバブルにはなってないだろう。バブルとは何か。仕事をすること無しに転売で利益が出る状態だと思う。かつてのバブルの時代には2、3ヶ月の内に土地を転売して利益を得て、それを原資としてさらなる転売を繰り返していた。バブルの抑制に銀行の総量規制というのがあったが、時既に遅し、バブルははじけた。バブルの直前での総量規制は効果があったが、バブルに突入してからの総量規制は単にバブルをはじけさせる効果しかなかった。金額の大きい土地の転売規制は必要だろう。例えば2年以内の転売を規制する。しかし、そうなると土地利用が滞るという問題を生じる。2年以内の2回以上の転売を禁止するという法律を今から作っておくべきだろう。これは土地に限らずゴルフ会員券なども同様であるので影響の度合いによって規制する法律を定めておくのがよい。転売規制があっても万全ではない。アメリカの土地バブルでは長期に土地価格が上昇してバブル状態になっていた。問題は未利用の空き家が適正かどうかにあるだろう。アメリカでは空室率が増加していたのに適正な手段を講じなかった。
 現在の株価上昇はバブルだろうか。現在の株価は将来の会社の利益が増加する事を予想しての株価上昇であると考えられる。現在はバブルとは認められないだろう。将来、会社の利益がなくても株価が上昇したらバブルと言えるだろうが、判断は難しいし、規制するのは難しいだろう。


4月4日 金融緩和

 日銀の黒田総裁が全ての金融緩和策を実施する事を決定したと発表した途端にキプロス問題で1ドル¥93と円高になっていた為替は2時間で3円20銭も急低下し、円安となった。日経平均株価は¥250程度上昇した。テレビでは好意的ではあるもののバブルになるのではないかと懸念する指摘をしたが、ではどうするべきだったのかはっきり言えと言いたい。煮え切らない報道は不安をあおっているだけだ。金融緩和策の内容は報道されなかったが国債の買い入れを年間50兆円にするらしい。また今までは短期国債の買い入れのみだったが40年とかの長期も買い入れるらしい。50兆円は政府の年間の国債発行高を超えていて多すぎると考える向きもあるようだが、やってみなければわからないだろう。現在の円安によってどの程度の物価上昇が見込まれるのか計算しておくべきだ。いくつかの商品は4月からの値上げが発表されているが、実態がどうなのかも早急に調査する必要がある。ここ2、3年の円高で余裕が生まれているとすれば円安による原価上昇は企業に吸収されて、物価上昇につながらない可能性もある。そうであればさらなる追加対策が必要だ。50兆円の国債買い入れは多い額ではあるがそれまでの白川総裁の金融引き締め策により積み上がった結果と言える。本来は日銀がすべき金融緩和を意図しないまでも政府が国債の発行を増やして補っていたと考えられる。40年の長期国債を大量に買い入れるのは危険だ。20%以内程度にとどめるべきだろう。積み上がった国債は本来、日銀がすべき事と考えれば日銀は買い取った国債を無効にして固定化する必要がある。40年とかの長期国債は無効化で消失できるだろう。


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