11月29日 原発停止

 多くの党が原発反対を訴え、現在、稼動している原発は大飯原発のみ。大飯原発は活断層問題で紛糾している。太陽光発電が急速に導入されているが太陽光発電は電気料金が4倍であるし、夜間は発電できないのでメインの発電にはなりえない。現在の主力は火力発電だが、コストの比較的安いガスは液化設備不足でLNG価格が高騰しているという。ガスは本来、そのままパイプラインで輸送すれば安いが日本は周囲を海に囲まれている為にできない。安いシェールガスも液化設備の建設に5年くらいかかるそうで、すぐには追いつかないそうである。原発を稼動させるには安全確保が重要だろう。政府が発表した対策は別電源の確保だがそれだけでは不十分だ。アメリカメディアの予測では最悪、核融合が始まるまでの時間は2〜3時間という。だが津波は第2波、3波と来るので数時間以上、待機しなければならないが、最悪ケースではその間に核融合が始まってしまう事になる。別電源は福島の実例を想定した対策であって、最悪ケースでは役に立たない。非常炉心冷却装置が働かなかった事も問題だ。地震の揺れで破損したのならば地震に耐えられるようにしなければならない。この点を一切、不問にしているのは不可解で政府の対応が形ばかりになっているのではないかと思わせる。太陽光発電を本格的に利用できるようにするには設備費を現在の4分の1以下にする必要がある。テレビは価格低下が激しいが同じように太陽光発電も劇的な価格低下になるのだろうか。たぶんあっても10年で半額程度だろう。5年後には液化設備の増強によりガス価格の低下が見込まれるから、温暖化問題を別にすれば、安いシェールガスなどが主流になるだろう。その時には原発の発電コストは相対的に高く、安全リスク負担などで重荷になるだろう。原発に賛成しようが反対しようが、いずれ原発は高負担とみなされるようになり、衰退するだろう。この時、太陽光発電は慰めのようにあるが、多く建設してしまうと、電気料金が高くなるので、その前にある程度、抑える必要があるだろう。


11月28日 サーバーメール削除

 メールを溜めているとサーバーが満杯になってメールが受信できなくなる。今までソフトバンクは100件くらいで満杯になっていたが、気がついたら100件以上、溜まっていた。本来は520件を溜められるようだが、古い携帯のせいなのか100件で満杯になっていた。新しい別の携帯に変えても同じだったが何もしないのに改善されていた。ソフトバンクのバグが修正されたのだろうか。有り得る事だ。ただ、サーバーメール削除は1度に120件までで、それ以上ある場合は何回か操作する必要がある。ちょっと面倒だが古いメールから削除されているという事ならば、それも有りかな。


11月24日 TPP

 衆議院が解散され、様々な党が多く乱立し、色々な事を言う。民主、自民党は維新の会と石原氏の太陽の党との合併を正反対の意見の合併と非難する。しかし、民主や自民だって、同じ意見の集まりではない。政策の意見が半々に分かれてまとまらなかったり、僅差でどちらかに傾いたりしている。だから1度、進み始めた郵政民営化や公共事業費削減の揺り戻しがあったりする。どの党も同じではないかと思う。それならば、どんな政策かよりも何を実行できるのかを見たほうが懸命だろう。
 みんなの党はTPP賛成だが守るものは絶対に守り、例外条項を必ず認めさせるという。言い方は異なるがどの党も同じではないだろうか。そういう事になると何をどの程度、例外条項にするのかという事が問題になるが細かい事は報道されてない。TPPについては差が無いという事になるだろう。そうなると何を実行できるかだが、自民や民主は遅々として進みそうもない。そうなるとそれ以外の党という事になるが、衆議院で法案が通っても参議院で否決されるという事になりそうである。結局はジリ貧状態が当面、続きそうな気がする。


11月23日 米兵女性暴行事件

 今年の10月16日に沖縄で女性への性的暴行で2人の米兵が逮捕された。翌日には海外へ行く予定だったので、地位協定を悪用しようとしたのではないかという推測がある。これを受けて米側は深夜外出禁止をしたが、2日には酒に酔った米兵が2階にいた中学生を殴った事件が発生した。
その後も酒に酔った米兵が他人の家に侵入するという事件が立て続けに起きた。中学生を殴った件については自宅に侵入してきたと思って殴ったと釈明している。しかし、自宅に入ってきた中学生をアメリカ人は殴るのが普通なのだろうか。それほどアメリカ人は粗野なのか。相手が小学生でも同じように殴るのだろうか。何か嘘があるように思う。本来ならば後の2件は故意ではなく酒の上での失敗なので私としては許されるべきと思うが、最初の事件から間もないだけに何とも言いようがない。
 ところで竹島問題にからんで韓国の従軍慰安婦問題がクローズアップされたがアメリカには従軍慰安婦の碑があるそうである。またアメリカ州議会は従軍慰安婦の非難決議をしたとも聞いている。マイク・ホンダ米国下院議員は日本政府の公式謝罪などを求めていると聞く。従軍慰安婦の碑が韓国にあるならばわからないでもないがアメリカにあるという事はどういう事なのだろうか。韓国人が碑を建てたのか、それともアメリカ人?何の為に碑を建てるのだろうか。普通は永遠の記憶の為である。しかし、永遠の記憶に何の意味があるのか。普通は2度と同様の悲劇を起こさない為である。だから通常、色々な取り組みをする。しかし、韓国の慰安婦問題には性的暴行を防ごうという取り組みは無いように思う。何故、碑を作るのか。それは日本攻撃だからだろう。そうとしか思えない。韓国は同様な事件をベトナムとの間で逆の立場で起こしているというが何ら解決されてないという。従軍慰安婦の碑は韓国人の憎しみの碑なのである。何と醜い碑なのだろうか。韓国人の醜い心を象徴する碑なのである。アメリカ人が建設したのならアメリカ人の醜悪な精神の碑という事になる。沖縄で女性への性的暴行事件はアメリカの従軍慰安婦問題であろう。他国の過去の事件を非難しておきながら、現在もこれからも起きる性的虐待を防ごうともしない。醜悪なアメリカ精神を象徴するにふさわしい碑だろう。アメリカ人は2重人格、ダブルスタンダードの国であるという事だ。マイク・ホンダ米国下院議員はアメリカを代表する醜悪な精神の悪い人間である。違いますか?


11月21日 OP25B

 昨日の夜からhotmailの送信が以下のようなエラーになった。受信はできる。たまにホットメールではよくある事である。明日になれば直るかもと思い放置したが、今日になってもエラーのままだ。2chで他の人の状況を見ようとしたが検索できない。エラーから検索するとOP25Bなる文字が浮かんだ。迷惑メール対策の送信規制らしい。気がつくとヤフーのメールも同様に送信できない。プロバイダのせい?ヤフーを検索してもOP25Bの情報は無い。ホットメイルのメールアカウントを送信:587 受信:995 でいずれもSSL必要にチェックしたら正常になった。何の連絡も無しにいきなりの変更はないだろう。ヤフーメールは送信:587 受信:110 でいずれもSSL必要にチェックしないのとサーバー設定で認証が必要にチェックして正常になった(ヤフーメールはSSLに対応してないようだ)。これはもしかしたら特定のプロバイダとoutlook expressを使用している人だけの問題かもしれない。

サーバーへの接続は失敗しました。 アカウント : 'Hotmail (1)', サーバー : 'smtp.live.com', プロトコル : SMTP, ポート : 25, セキュリティ (SSL): あり, ソケット エラー : 10051, エラー番号 : 0x800CCC0E


11月18日 リンス

 このところ歳のせいもあってか髪の毛がごわごわである。髪のケアをするトリートメントがないかと探したが適当なものがない。種類も少ないようだ。以前はリンスをすると髪の毛が柔らかくなりすぎて毛が痛むのではと思い使わないでいたのだが、使ってみようかと思い始めた。風呂場にあったほとんど使われてないリンスをシャンプーの後につけてみた。ほどよく柔らかくなって具合がいい。髪の毛が痛んでなければいいのだが。


11月15日 下水油

 中国では地溝油 (ちこうゆ)と言うらしい。マンホールの蓋を開けて溜まっている上澄み液を汲み取り、濾過、加熱、沈殿、分離するなどして食用油として半額くらいで販売するという。見れば黒いのですぐにわかるが、実際に使われるとほとんどわからない。有害物質が含まれる。広く流通しているようで、下水油を使っても製品として日本に輸入されてしまえばわからないかもしれない。中国でも問題視しているがなかなか取り締まれないようだ。中国では製造業者を摘発しているようだが、それを使用している、メーカーなども名前を公表し、処罰するなどの対策を取ったほうがいいだろう。ちょっと意外だったのは採取方法。マンホールの蓋を開けて汲むというが、日本のマンホールの蓋を開けても汲む事はできないだろう。中国では下水があふれて、マンホールのすぐ下まで水面がせまっているから、比重の軽い油分がマンホールの中に溜まるという事になる。これを採取できないようにするには下水があふれないように下水管を太くすればいいだろう。緊急対策としてはマンホールの蓋を開けられないように鍵を付けるとかすればいい。中国にやる気があれば出来る話だろう。今までは中国に行きたくないと思うだけだったが、中国から輸入される食用油を使う製品も買えないという事になりそうである。採算が合うならば日本でも下水から油を抽出して、燃料などとして利用する事はできないのだろうか。廃食用油から燃料を作る取り組みもあるので、できない事ではないだろう。


11月14日 尖閣問題

 このところ尖閣問題のデモはなく中国の日系デパートなども再開を伝えられ、一見、平穏が戻ったかのようだが、尖閣諸島周辺では中国公船が威嚇を繰り返し、税関遅延などの嫌がらせも続いているようだ。中国は事あるごとに尖閣問題で日本を罵り、不買運動で日本経済を苦しめている。不買運動には中国政府からの通達で行われているものがある。例えば、インターネット通販での日本製品の表示をしないとか医薬品の不買通達などがあると伝えられる。これらは明らかにWTO違反だ。今後の日中関係はどうなるのか。
 尖閣問題は国有化に対して習近平国家副主席が主導して提起されたとされる。習近平国家副主席は次期主席となるようで、つまりは昇格の為の自己アピールだった可能性が高い。尖閣問題への対応で信任を得る目的なのである。しかし、ロシアの分析では中国と日本の軍事力は互角で、もし中国が尖閣諸島を占領したとしてもアメリカ軍がそれを奪回するだろうという予測があるようだ。中国は戦争をためらったりしないだろう。かつてはロシアやインドと領有権戦争をしている。そして中国はインドに勝利したそうである。中国のやりかたは勝機に乗じて開戦するらしい。習近平氏はすぐにでも戦闘開始をもくろんでいたかもしれないが、中国に利がなければ戦争はしないだろう。もし戦争をして負ければ自身の責任となり、自分に火の粉が降りかかる。冷静に考えれば戦争になる事はなく、利がないならば早晩に収まる。中国の軍事力が日米と拮抗するようになるのは早くとも5年から10年以上かかるだろう。一方、中国は今後10年で所得倍増を打ち出している。これは年率平均7%程度になる。これを達成するのは容易ではない。現在のような不買運動を続けると日本は大きな打撃を受けるが、中国も影響を受ける。不買運動で中国の伸びは2〜3%程度低下するのではないだろうか。中国が開戦する場合、どの程度の戦力を投入するかによるが、占領するには大きな兵力と損失を覚悟しなければならないだろう。仮に中国が今後、兵力を増強して日米に勝てるようになったとしても、大きな兵力の損失は免れない。中国は日本との戦争の為だけに大きな兵力を消耗する事はできないだろう。何故なら中国は多くの国と接しており、国内問題も抱えている。冷静に分析すれば中国は尖閣を領有し続ける事はできないだろう。中国が尖閣を領有する為には日米を切り離し、日本とだけの戦争にする必要がある。そして圧倒的な軍事力を持つ必要がある。
 日本には中国に対してどう対抗すればいいのだろうか。軍事的手法を除けば、中国の民主化はあるだろう。民主化によって中国国民の意識は急激には変わらないので反日の意識は残るだろうが民主化した中国の対応には変化が望めるかもしれない。中国国民には民主化への期待があり、今後、急速に民主化される可能性は大いにある。しかし、中国ほどの経済力を持つ国が何故、独裁政治ができるのかは不思議なところだ。但し、中国の経済が大きくなったのは、ここ10年くらいであって、歴史は浅い。共産党の首脳の中には民主化すべきという意見はあると思うが、そういう意見が大きくなり、政治が変わるには時間がかかるという事もあるだろう。でも日本の明治維新は100年以上も前の事だ。そこには大きな差があるとしか思えない。日本の明治維新の背景には日本の教育があるだろう。江戸時代には日本の教育は政治とは切り離され、比較的自由な教育の場があったように思う。それが江戸末期の世界の情勢を知り、日本の進むべき道を考え、民主化という明治維新を生み出す原動力となったのだろう。日本の進むべき道を一部の教育のある人間が考えたというのではなく、広く日本国民が認識したからこそ明治維新ができたのではないだろうか。
 中国の教育はどうか。私は詳しくは知らない。結果から考えれば中国の教育は無であり、政治と一体となっていて自由な発想ができない教育となっているという事だろう。わかりやすく言えば反日教育に明け暮れて自分たちの幸せを考えられる教育ではないという事だ。もし、中国が真の教育を受けていれば、とっくに民主化されていることだろう。中国も昔は自由な教育が行われていたが、戦後に資本主義が否定され、反政府の言動が抑制された事による。中国の経済が遅れていて急に拡大したのも教育がなされなかった為に、経済発展が遅れたという経緯があるだろう。しかし、中国国民はインターネットを一部、封じられながらも世界を知る機会を得ている。経済発展によって、実際に海外に行って見る機会は増えている。中国国民が自らを知る事で、改革の機会は近づいているだろう。
 中国の民主化はどのようにして達成されるのか。よくあるのは軍事クーデター。しかし、軍事クーデターは一部の人間が起こしただけでは民主化にはならないだろう。呼応して軍の多くが同意する必要がある。もし、軍のトップがクーデターを起こせば、そのまま軍の独裁政治になりかねない。天安門事件を見れば軍の民主化への認識が以前より進んだかどうかは疑問の余地がある。中国軍が暴発したという事例はあまり聞かない。それまでの洗脳教育が軍の独自の思考を妨げているように思える。インターネットを利用した民主化デモで中国は民主化するだろうか。中国のデモは官製デモとでも言うべきもので中国政府が承認したデモだけがデモできる。そこには民意は反映されてないし、中国政府が望まないデモはことごとく警察と軍によってもみ消されている。警察と軍は市民を殺害する事を躊躇しない。軍と対峙して民主化を成し遂げるには数千人規模の死亡者が出るだろう。中国にそれだけのエネルギーがあるのかどうか。暗殺はどうか。日本でも明治初期には暗殺はあった。中国の指導者の中にも民主化賛成はあるだろう。民主化を阻む指導者を暗殺する。5〜10人程度の暗殺が必要だろう。中国国民は地方政府には不満があるが、中央政府には同意していると言われる。テレビなどでもっともらしい理由を述べて国民の同意を得ているのだろう。反日に焚きつけておけば、その場しのぎかもしれないが国民の目をそらす事ができる。巧みな情報操作が中央政府への不信感を払拭している。暗殺は国民の多くが賛成しないだろう。暗殺には多くの人間が必要であり、それだけに情報が漏れやすい。中国がすぐに民主化する事はないだろうが、中国国民が望む限り民主化はいずれ訪れる事になるだろう。
 中国では立ち退きをせまられた人が開発業者と思われる人に殺されて、殺人事件とはならずに立ち退きなどを条件とした和解金を提示されたという報道を見た。有り得ない事だ。世界から見れば尖閣問題よりもこのような人権問題の方が重要に思われるのだが中国人はそうは思わないのだろうか。習近平氏は汚職の払拭を宣言しているが問題は根深い。人権問題や汚職の改善は政権を揺るがすだろう。何故なら中国の官僚は汚職で潤っているのだから。日本人の考え方は平等や正義を重んじる。だから法律を遵守し法律によって解決するという方法を多く取る。しかし、これは国内のみであって海外の国に日本のやり方を押し付けるような事には消極的だ。それに比較するとアメリカは自由や人権に重きを置くように思える。他国に対しても自国と同様な自由や人権を要求する。アメリカは非常に積極的だ。中国人が何を重視し、今後、何をしようとしているのか。それが問題だ。現在の中国は短期の利益を追求し、利己的な要求を他国にも求める。そして感情が激しく、暴力的。そういう風に見える。首相は国民とは違うという意見もあるだろう。それならば世界の首相は一様になるはずだが、そうではない。国の政策は世論に左右され国民気質や環境が影響する。世界から見れば尖閣の開戦は適当ではないが、中国人の心理を考えれば何らかのきっかけで、いつ開戦となっても不思議は無いだろう。唐突に戦争が始まった時に日本の準備はできているのだろうか。
 少々荒っぽいが、中国が尖閣領有に動き出し兵力を消耗したなら、ロシアやアメリカなどの国の合意の下にアメリカが中国を攻めるというシナリオも考えられる。アメリカは近い将来、中国のGDPが上回るという予測がある。アメリカやロシアなどの国は面白くないだろう。尖閣開戦を他国への侵略ととらえ、中国の民主化、人権擁護に向けて、中国を占領し分割、民主化する。好戦的な中国を民主化する事は世界の平和に不可欠である。ソ連は民主化後、ヨーロッパに近い国のいくつかは独立したし、アフリカでも内戦で2つの国に分かれた国がある。中国は多民族国家であり、自発的に民主化に移行したとしてもいくつかの民族が中国と分かれる事になるだろう事は自然な流れだ。中国を攻めると言っても兵力を使わないで中国を降参させる事も不可能ではないだろう。中国は独裁国家だから中国の首脳を降参させれば、中国は瓦解する。そうなればほとんど被害を出さずに平和裏に解決できる。


11月11日 北京国際マラソン

 北京で開催される国際マラソンに日本人の受付ができない状態になっていたというが、11日になって受付ができるようになったという。もしかしたら国際陸連からの問い合わせかもしれないが、国内からの批判が多かったからという推測もある。中国国民からというのは少し意外だが、全員が反日でも無いという事はせめてもの救いである。でも既に3万人の受付枠に対して2万9千人の登録があるので残り枠が少なく、尖閣問題の影響もあって、例年より日本人の参加は少なくなりそうだという。北京では日本書籍の販売が禁止されるとか、疑問な対応があったが、中国政府の国際性の欠如には変わりが無いようだ。ここにきて日本からの受付ができるようになったといっても、当初、日本からの受付を拒否したという事は国際マラソンとしての位置付けに疑問が残るだろう。参加したとしても様々な嫌がらせや身の危険のリスクを覚悟しなければならないだろう事は間違いない。日本人ランナーの中には日本の国旗を身につけて走るような人もいるだろう。それがどんな事態になるか想像できない。もし、中国人から見て危ないと思われるような行動や服装があれば注意する程度の対応は必要だろう。しかし、本来ならば問題の無い服装が中国ではできないという事になれば、表現の自由という問題にもなる。もっとも中国での自由は世界から見れば非常に限定的な国だから、仕方が無いと諦めるしかないのだろう。


11月7日 万里の長城で遭難

 中国の北京から20kmという万里の長城で日本からトレッキングツアーに参加した日本人3人が死亡した。ツアーを主催したのはトムラウシでの遭難事故を起こしたアミューズトラベルで9日間で合計100kmを歩くという。現場はほとんど観光客の訪れる事のない場所という。7日目の10月3日の日は夕方から雨が降る予報だったが、午後から50cmの大雪となり下山できずに3日夜に死亡した。下山したガイドと女性1人は無事だった。今回の大きな要因は天候の悪化。ツアー会社の案内ではフリースなどの薄い防寒着という。ガイド1人はそこへ行くのは初めてだったという。現場は日本では青森くらいの緯度という。日本で考えるなら時期的に2週間くらいは遅かっただろう。冬装備が無いならば天候には十分に注意すべき時期だったように思う。晴れていれば零度くらいの気温ならば動いていれば寒さを感じる事は無いだろうが、じっとしていれば耐えられないだろう。現場の最低気温は−3.7℃だったという。雪の前にはみぞれだったようで、かなり寒かっただろう。若ければしのぐ事も可能だったかもしれないが死亡した3人は全員が60歳を過ぎていた。ガイドと女性1人が下山した事を考えれば、ペースを上げて体温を保ちながら下山できなかったものかと悔やまれる。若いガイドが2人くらいいれば交代で雪をラッセルして下山する事もできたかもしれない。現場はあまり人が訪れる事の無い場所というが、途中から下山するルートがあったのかどうか、事前に検討しておくべきだったろう。日本の天気予報でも予報よりも天気が早く変化する事はよくある(遅くなるケースは少ない)。エスケープルートが無いならば、もっと天候に注意するべきだったろう。


11月6日 大学認可

 田中大臣が先日、3つの大学の認可を許可しなかった。理由は大学の乱立で大学の経営が厳しくなるから。認可の前に何で校舎が出来ているのかという疑問も発した。もっともだ。大臣は必ず認可するという事ならば大臣の許可は不要だろうという事になる。しかし、大学の認可には必要な設備などがあるかどうかも審査対象になるようだ。そうならば、校舎を建設してなければ認可されないという事になる。校舎が必要と言われ、校舎を建設したら認可されないとなったら、かなり無駄な事だ。事前の摺り合わせが必要だろう。田中大臣の言う事はもっともだが、今になってどうこう言う問題ではないだろう。野田首相などにも報告していると言われるが、そうなれば民主党の失政という事になるのではないだろうか。

 その後、田中大臣への辞任要求が野党から求められたが、1週間程度で認可され、被害というようなものはほとんど無かっただろう。問題を提起したという意味ではそれなりの意義があったように思う。辞任は妥当ではないだろう。


11月2日 カーナビ

 KAIHOU(カイホウ ジャパン、中国製?)の中古のカーナビを買った。今までカーナビを使った事がない。カーナビはなかなか便利である。しかし、使っているとそれなりに気になるところが出てくる。地図に載ってない道路に入るとやたらと再検索を連発する。まあ地図が小さいし、古いので載ってないのは仕方がないが近くの主要道路からのルートを表示すればいいだろう。うるさくてかなわない。主要道路に出るまでは再検索しなくていい。
 先日、ナビを使って行ったら、道路が変更になったらしく、ナビ通りに行ってもたどり着かない。ナビの画面を見ながらそれらしき方向へ進むが近くに目的地があるようには思えない。さんざ、うろうろと走った上によく考えてみると、どうも目的地がいつの間にか移動してしまっているらしい事に気がついた。先日来、1度、入力した目的地がいつのまにか変な所へ移動してしまっている事があったが、何か誤操作したのかと思ったが、今回はナビの画面に触って無いのに自動的に目的地が変更されていた。バグがあるようだ。目的地近くに行って迷いそうになったら、画面の方角を固定したほうが、頭が混乱しないで済むだろう。後でそう思ったが、その時は以前にも行った場所だったので、ナビをあきらめて自分の勘で目的地へ行けた。結局、カーナビにこだわったので予定より20分近く遅れてしまった。中国製のカーナビは安いのがとりえだが信用できない。それなりに使いこなす必要があるだろう。目的地が自動的に変更になってしまうのは致命的な欠点だ。
 300km以上のルートになるとルート検索できないようだ。まあ、どこか中継点を設ければいいので、さほどの問題ではないかもしれないが、最短ルートを探すのは手間かも。
 広い範囲の地図を表示させると道路が消えて、どこを表示しているのかわからない。地図にも国道の番号などの表示が無いのでわかりにくい。安いのであきらめるしかないだろう。


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