7月25日 毛虫
先日、柿の木の毛虫を取った。緑色のトゲトゲの毛虫だ。1ヶ月以上前にも丸まった葉や毛虫を取ったのだが、雨上がりに見てみると柿の木の一部が丸坊主になって、毛虫がうようよといた。この毛虫は触ると毒を出す毛虫なので注意していたが右の手首と小指をやられた。手首はややひりひりした程度だったが、小指は強い痛みが走った。小走りに水道に行って小指を流水で流すと痛みは直ぐに消えた。しかし、指が乾くとまた痛くなる。仕方が無いので流水につけたり、タオルに水を含ませて1時間くらい手当てすると、何も無かったかのように平常を取り戻した。しかし、翌々日になって、痒いので掻くと赤くなって、さらに痒くなった。
7月20日 熱中症
先日、テレビで夜中にトイレに1度も行かない人は熱中症になり易いという放送をしていた。水分を十分に取った人は夜中にトイレに行くという説明で、その時はなるほどと思ったのだが、後になって考えると間違いと思えた。私はよく夜中にトイレに行くのだが、最近、暑くて夜中に汗をかくせいか、夜中にトイレに起きない日が続いた。しかし、朝にはトイレに行って小便をする。この状態なら体の水分は十分なはずである。夜中にトイレに行くかどうかは小便を溜められるかどうかの問題である。夜中にトイレに行くのは老年で若い人は夜中にトイレに行かない。正しい判断としては朝にトイレで小便ができるかどうかと、1日の小便の回数と量が問題だろう。テレビの健康番組はつい夢中になって見てしまいがちだが、素人でもわかるような間違いを放送するのだから、放送の中にはかなり信憑性が疑われるものが含まれているだろう。放送を真に受けてその通りに実行する事は危険な場合もあるだろう。
7月18日 なでしこ
女子サッカーのなでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップドイツ大会で見事アメリカを破って優勝した。過去のアメリカとの戦績は1回も勝った事がないというから奇跡という他はない。アメリカの2得点はシナリオ通りの作戦で見事。なでしこジャパンはこぼれ玉を押し込んでの1点と澤の奇跡にも近い見事なシュート。狙ってはいたが、運もあるだろう。これはそう何度もできるものではない。実力は明らかにアメリカのほうが上。もう1度対戦したら負けるだろう。なにはともあれ優勝は事実で喜ばしい。
7月13日 タイミングベルト
車のタイミングベルトを交換した。3ヶ所から見積もりをもらったがディーラーに値引きしてというとあっさりと値引きして一番安い見積もりになったので初めてディーラーに出す事になった。部品代が大半を占めるのでディーラーだと安くできるのだろうか。かなりの出費だったが、新車を買うよりは安くて済む。引取りに行くと交換した部品を見せてくれて丁寧に説明してくれた。業者の話だとタイミングベルトが切れるとエンジンが修理不能になると脅かされたが、ディーラーの説明ではエンジンがある程度、高速回転している時にブチッと切れると修理できないとの説明だった。整備を終えると、それまで古い車に特有のシャカシャカというエンジン音が消えて静かになった。タイミングベルト交換のせいかどうかは不明だ。
7月10日 ぶっかけ
久々にはなまるうどんを食べた。暑いので冷たいのはありますかと聞くとあるという。ぶっかけと聞いたような気がする。温玉ぶっかけを食べた。汁は太麺の下に少しある。カレーセットにしたのでカレーを食べてから食べる事にした。食べてみると、冷たくはないが、熱くはない。噛み応えがある。というより噛むのが疲れるくらい固い。きっと茹で時間が短いのだろう。冷凍麺には歯ごたえのある冷凍麺があるが、あれを茹でるのを極端に短くしたような。いただけない。
7月9日 ストレステスト
菅首相が原発のストレステストをやるといったら玄海町の町長は梯子を外されたというし、県知事も地元住民は困惑していると反発した。何故?ストレステストは安全を確認する為の再確認のようなもので現在の安全性が損なわれた訳ではないし、首相も原発再稼動の条件にはしないとしている。反発する背景には兎に角、稼動させたい、町長や知事の思惑があるように感じられる。
現在、稼動している原発は何の安全対策も講じられないままに稼動している訳だから、原発再稼動ができないなら、稼動している原発も停止させるべきだ。安全には100%は無い。どの程度を安全とするかのレベルの問題である。電気がどうしても不足するなら比較的安全とされるいくつかを稼動させるのが合理的な判断だろう。現在、稼動している原発よりも安全が見込まれる原発があるなら、稼動中の原発を停止させて、安全なほうを稼動させたほうがいい。全ての原発を一律に扱うのは無理がある。
しかし、現在の電力供給を見ていると、必ずしも電力は不足してないのかもと思う。それにはいくつかの原発が稼動している事も寄与しているのかもしれない。電力制限により産業が大きく打撃を受けるような事は望ましくない。総合的な判断が求められる。
ストレステストが原発再稼動の条件になりつつあるような空気だが、そうなると原発の稼動は来年になるという。ストレステストはそれほど時間のかかるものなのか。仮に時間がかかるとしても原発の再稼動がどうしても必要なら、中間報告のような形をもって、再稼動させるという方法もあるだろう。原発の稼動には総合的な判断とリーダーシップが必要だ。
7月4日 震災復興大臣
震災復興相の松本龍氏が震災地を訪問した際に「知恵を出したところは助け、出さないやつは助けない」とか「お客さんが来る時は自分が入ってからお客さんを呼べ」などという発言を命令口調でしているのをテレビで見た。何でそんな発言になったのか理解できない。大臣になったので急に自分が偉くなったと思ったのか。松本氏は陳謝したが、それでは済まないだろう。人間失格だろう。議員辞職すべきだ。少なくとも民主党を離党すべきだろう。
7月2日 ワトソン船長
シーシェパードのワトソン船長が日本の捕鯨調査船から銃撃を受けて胸のバッジで銃弾が止まって助かったというテレビを見た。有り得ない。そう思った。日本では銃を容易に入手できないし、調査船の乗組員はサラリーマンなのでシーシェパードを快く思わないまでも殺そうなどとは思わないだろう。銃で撃つなら拳銃ではなくライフル銃になるだろう。拳銃では相手の船の船員に命中させられない。しかし、拳銃なら入手できるかもしれないがライフル銃は日本では非常に困難だ。鹿などを打つのは散弾銃でライフル銃ではない。
そのうちに不審な点を思いついた。銃で撃たれたなら殺人未遂。オースタラリア警察が捜査するはずだ。そんな事はない様子。という事はオーストラリア警察もマジックと考えているという事だ。これを放送した直後から募金金額が大幅に増加したそうである。シーシェパードの作り話に踊らされているオーストラリアやアメリカの市民はいい迷惑だ。作り話で日本を悪者にするのは許せない。
7月1日 玄海原発
九州電力の玄海原子力発電所の運転再開問題で政府はいくつかの対策を理由に安全を保証すると地元に説明した。しかし、本当に安全なのだろうか。
対策の柱は電源喪失しても予備のポンプを新たに設置した。しかし、福島原発では津波の第2波を警戒して数時間は待機を余儀なくされた。炉心に注水をしない場合のメルトダウンまでの時間は2〜3時間とされており、実際に福島原発では1〜3号機でメルトダウンになった。予備のポンプがあっても津波が来れば数時間は作業ができずにメルトダウンになってしまう。それで何で政府は安全と言えるのか理解に苦しむ。
メルトダウンを防ぐには1時間以内に注水をする必要がある。それを行うには津波の観測を原発周辺で独自に行う必要がある。津波のスピードは水深が深くなると加速度的にスピードが速くなるようだ。作業員が退避するまでの時間を15分とし、津波のスピードを時速200kmとすれば、50km沖で観測する必要がある。津波の予測ができなければ安全とは言えない。同じような津波がくれば同じようにメルトダウンになる。
福島原発でメルトダウンを防ぐ事は出来なかったのだろうか。最初の頃は電源を確保すれば切り抜けられると確信し、電源確保に時間を費やした。しかし、ポンプも津波で損壊していた為に、電源は何の役にも立たず、消防車の出番となった。津波の直後に設備を点検していればもっと早く状況を把握できたのに津波を警戒してできなかった。津波の観測は重要である。
東京電力は想定外の対応を想定してなかった。第2波の津波が最初よりも高い可能性はそう多くはなかっただろう。たぶん20%かそれくらい。それならば危険を覚悟で点検、復旧をする必要があったのではないだろうか。福島原発の補償などの費用は20兆円にもなるという。1人1億円の危険手当を50人程度に支払っても十分に価値のある仕事だ。死ぬ確率は100%ではない。東京電力は危険な作業に応じてくれる作業員を予め確保しておく必要があった。今回は結果的には大爆発にならなかったが、そうなる危険性は十分にあった。50人が命をかける意義は十分にあった。
政府が安全と言う根拠はほとんどない。1000年に1度という災害が何処かの原発で起きれば、今回以上の災害が起こらない保証はない。だが福島原発での経験は生きて、もう少しましな対策は可能だろう。やがて全国の原発が再開するだろうが、次の大災害が起きる前に原子力発電から脱却している事を願うしかない。
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