8月30日 円高
小沢氏が出馬を表明した民主党代表選。民主党の中では大きな勢力だが既に過去のものとなりつつある。小沢氏の当初の公約を実行すべきで事業仕分けで十分に費用を捻出できるという主張は多くの国民が実現不可能と認識しつつある。事業仕分けで捻出できるなら何をどうするのか提案するべきだ。それができないという事は夢物語という事だろう。民主党にとって悩ましいのは今現在は大きな勢力であるという事。仮に小沢氏が分裂して選挙となれば国民新党並みの大敗北となるだろう事は火を見るより明らかだ。
このところ¥84台の円高で国民には代表選より経済対策をという声が多いようである。本日、日銀は新たな金融緩和策を打ち出したが午前中は¥85台の円安になり株価も上昇したが金融緩和策が発表されるとまた¥84台に逆戻りし、株価も下がった。なおざりの対応に終始していては日本の景気は浮揚しない。日本の景気浮揚にはデフレから脱却し、若干のインフレにする事が不可欠だ。
円高を判断する指標の1つとしてハンバーガーの値段で各国の通貨を評価するというのがあるそうである。それによると1ドルは85円程度で現在の水準は決して円高ではないという。日本がデフレとなった結果、円の価値が上昇したからである。デフレは一概に悪いわけではない。輸入価格は低下するので消費者には大きなメリットがある。デフレが悩ましいのは急激なデフレに経済がついていけない事である。本来、デフレになったら給与をその分引き下げれば価値は同等となり経済は以前と同じように継続する。しかし、給与の引き下げは現在の日本では不可能に近い。それでデフレになると給与水準が高くなり会社は立ち行かなくなる。これが逆にインフレだと物価にスライドして給与を引き上げればいいので簡単である。業績の悪い会社は給与が同じでもインフレ下では実質の給与引き下げとなるから会社にとっては自然に救済策となるのである。
日銀は金融緩和を実施したが、日銀が国債を買っても同じ効果がある。私は日銀が国債を買う事については賛成ではなかったが、現在の状況下では日銀が国債を買って金融緩和をするのなら一石二鳥だろう。当分の間、日本においては金融の引き締めは必要無いだろうから、国債は永久に日銀の金庫に眠る事になる。国債残高が減ったのと同じだ。将来、金融引き締めが必要になったら国債を放出して引き締めするという手段が使えるというメリットがある。通常、使われる金利を引き上げるという手法はさらなるインフレにつながる。それよりはスマートな方法かもしれない。
金融緩和策はデフレの脱却に繋がらない。日銀の限られた手法では限界なので新たな立法によりデフレ克服策を実施する必要がある。私は以前、低所得者にお金を配る提案をしたが、全員に一律にお金を配ってもいいだろう。あるいは日銀が政府に直接にお金を贈与してもいいのではないだろうか。国債を発行せずに現在の支出を当面まかなう事ができる。一般的にはこういう手法は禁じ手とされているがそれはインフレの時であって、デフレの状況下では望ましい手法だろう。大胆に実行すべきである。なにしろ現在は異常な非常事態と言えるのだから。
8月28日 建設国保
テレビで建設国保を取り上げていた。建設国保は大工・とび・土木・造園・左官・板金などの建設工事業に従事者の国民健康保険という。国からの補助があり、保険料が安い為、国保組合が補助を多くもらおうと建設工事業に関係の無い人を加入させたとして90億円の補助の返還を求めている。建設国保なんて知らなかった。何で建設業を優遇するのか意味不明だ。発足当時は自民党の票や資金集めとしても期待されていたようだ。建設国保があるなら農林水産国保とか、サービス業国保とかがあってもいいはずだ。基本的には健保は一元化すべきだ。
会社が運営する健康保険組合は組合員の退職とともに外れるので費用のかかる老人の負担が基本的に無い。安くてあたりまえだ。それで退職後の老人が加入する国保が赤字になるのは当然の事。少なくとも新卒採用で定年まで勤務したなら退職後も継続の義務があるはずだし、中途で働いた人に対しても勤続年数に応じた老後の負担をするべきだ。現実的には最も長い組合健保が退職後の人の加入を継続させるべきだし、短い期間で別々の組合健保に加入していたなら勤続年数に応じて割り振るべきだろう。そういう意味で会社が運営する健康保険組合は設立の趣旨が間違っていた。
建設業に従事してない人を組合が勧誘して国からの補助を受けたのは詐欺または背任であって、警察が捜査しないのは納得がいかない。このところの死亡していたのに年金を受給していた家族が詐欺で逮捕されているのに公務員は犯罪にならないというのは甘すぎる。これは自民党もそうだが民主党の公務員に対する対応が甘すぎる結果だ。こんな事で民主党が公務員改革をできるとは思わない。
8月23日 民主党代表選
民主党の代表(党首)を決める選挙に小沢前幹事長が出馬するという。それでどうなるのか。小沢総理大臣が誕生する?あり得ないだろう。小沢氏が首相になったら民主党の支持率は最初から30%程度で、選挙をすれば30〜40%の得票を失う事になる。何故、民主党は自ら崩壊させるような道を選択しようとするのか理解できない。尤も今の円高でも何も有効な手を打とうとしないのも不可解だ。それとも直ぐに有効な経済対策を実行できる見通しでもあるのか。そんな事などあり得ない。
円高を永久に止めるにはアメリカと同じインフレ率にする必要がある。おそらく3〜4%程度のインフレにする必要があるだろう。国債を早期に償還するにはインフレしかないのだから4〜5%のインフレに持って行く必要があるかもしれない。しかし、あまりインフレ率を高くするとまたバブルの二の舞いになる。日銀は能無しなので、うまくインフレをコントロールできないから非常に危険だ。そこまでリスクは取れないだろう。
8月20日 ブラックリスト
ヤフオクには特定の相手からの入札を拒否する為のブラックリストというのがある。他のオークションでも似たようなシステムがある。今までは取引できなかった相手などをブラックリストに入れていたのだが、あまり意味が無いように思えてきた。取引が無いと落札者都合削除をして相手には悪い評価がついているがこちらにはほとんど悪い評価は付いてない。落札者都合削除をするとオークション利用料は徴収されないので出品手数料の¥10程度が損失になる計算だが、このところほとんど出品無料で出品しているので、これもお金がかかってない。同じ相手から繰り返し落札されて取引が成立しないという事例はまったく無く、全てが単発である。先ごろ解明されたのだが、落札者都合削除で処理されても出品マスターの落札金額にはカウントされるので、出品マスターのぎりぎりの金額のときは落札者都合削除があったほうがありがたいという事になる。取引できないデメリットは期限付きのチケットとか、オークションで競って取引できない場合とかの処理だが、私の場合は即決とかが多いので落札者は1人のみで落札者都合削除の処理は簡単である場合が多い。そうなると1回、取引できなかったからと言って、ブラックリストに入れておく必要はほとんど無い事になる。例え以前に悪い評価を付け合っていたとしても再度、落札されて良い評価になれば返って良い結果になるかもしれない事だってあるかもしれない。そう考えると今までブラックリストに入れていたのを見直したくなる。
8月18日 評価
ネットオークションではお互いに評価をして信用度の参考にするというシステムがある。評価はしなければしないで、それほど問題のある事ではない。しかし、オークションでは新規お断りとかがあるので、新規にIDを取って入札する場合は困る場合がある。最近、出品者によっては落札者にまったく評価を返さない出品者が増えているようだ。それに気がついたのは新規にIDを取得したのでいくつかは良い評価を得ておこうと出品者に評価を入れたのだが、一向に評価が増えない。10件も無いうちに3件もあるのは異常だ。他の落札者の評価を見てもその出品者からの評価が無い。忘れられているという事でもないようである。評価を返さないようだと悪い評価に変更するという事も考えられるが取引をしているので、こちらの情報が出ているので今後の事を考えると、おいそれと悪い評価をつけられない。困った事である。新規のIDで悪い評価をつけるという手もあるが、それだと新規お断りという出品者を増やしそうで怖い。
新規IDお断りという出品者は新規の落札者から悪い評価をつけられた経験からきているのではないかと思われるが、以前に取引のあった落札者が新規IDで報復評価をしたという事ではないだろうか。だから新規IDお断りという出品者は何らかの問題を持った出品者と考えている。
8月15日 代金引換
略して代引(だいひき)という。代引は品物と交換に代金を支払うので、先にお金を振込むのに比べて詐欺などのトラブルが発生しにくい。そのかわり代引手数料が¥400程度かかるので、その分高価になる。従って、通常は比較的高価な品物に利用する場合が多い。しかし、ネットオークションをやっていると¥300くらいの品物を代引で送ってくれという依頼がきたりする。支払い総額は¥1,300を超える。それでも、そういう取引が何の問題もなく終了してしまう。1つの理由は会社で使うもので代引ならば経理処理がしやすく、¥1,000程度のものなら通り易いという理由があるように思う。その他の理由として未青年がネットオークションを利用しているのではないかと思う。それも小学生か中学生かも。何故かというと、振込みができないので代引に頼るしかないのではないだろうか。小中学生は銀行口座を持ちにくいし、当然、ネットバンクも利用できない。小中学生は近くに商店がなかったりするとバス代を払って出かけなければならない。それにネットオークションは安い。お店で買うと¥2,000以上するようなものの同等品が¥500くらいで買えるものはざらにある。そうなれば代引で支払っても割が合うという事になる。
8月12日 Sir2
Sir2は誰でも持っているらしい長寿の遺伝子らしい。沖縄では兄弟が揃って90歳以上という家系がテレビで紹介されていた。生活パターンに特徴的なのがポリフェノールを多く含むボタンボウフウを多く食べている事と1日のカロリー摂取が1,300kcalと低い事。その家ではボタンボウフウが庭に生えていて味噌和えにして食べていた。今、どれくらいのカロリーを摂取しているのか計算してみようと思った。茶碗1杯のご飯がおよそ250kcalらしい。そうなるとおよそご飯を茶碗に5杯が1日のカロリー1,300kcalになる。1日に5杯は食べないが朝に食べない日は1日に3杯くらいだろうか。後はおかずのカロリーだが、これはよくわからない。ただ平均すればご飯1杯分くらいのカロリーではないかと推測する。1,300kcal近くにはなっているかもしれない。カロリーを低くしたいのなら「ふりかけ」もいいかもしれない。
8月10日 質の低下
ここ1〜2年でネットオークションの質が低下しているように思う。数年前は100個落札しても不良はゼロ。しかし、最近は20〜30個に1個くらいは明らかに記載と異なっていたり、動作しないようなものが届くようになった。運搬の途中で故障する場合もあるだろうが、どうも最初から動作しないものを動作品として出品している疑いが濃い。その理由としては発送までは早く事が進むのだが、クレームとなると何日も返事を返さなかったりする。しかも他の評価とかは直ぐに対応している。イーベイで特定の品物を落札するともっとひどくて数個に1個は不良だったりしたのでイーベイは止めてしまった。アメリカ人は人間的に鷹揚なのか壊れていてもクレームを出さないようで、そんなところも不良率の高い原因ではないかと思われる。またアメリカでは逆に壊れそうなものも平気で出品したり、傷だらけなのに綺麗などという表現を使ったりする人も一部にはいる。尤も綺麗と言うのは客観的な表現が難しいので一概には判断ができない。まあ日本のオークションではほとんどが安物買いなので、大した損失ではないし、中古を買う事によって新品よりも安く買えるのでまだオークションのメリットは失ってはいない。当然の事ながら問題があれば悪い評価をするので、悪い評価を受ける事になり、自分では問題ないと思っていても悪い評価を複数持つのは落札にも影響するので、また新規にIDを取る事になる。そんな訳で評価が20もいかないうちに、そのIDを放置するはめになる。それは出品者にも言える事で、良い評価が100で悪い評価がゼロでも最近のオークションでは安心できない状況になってきている。評価が30以下で1万円を超える落札は避けるべきだろう。おおよその基準としては評価が300で悪いが無ければ、少しは安心できるかもしれない。
8月8日 山のトイレ
山の公衆トイレが利用者負担を原則とするという事で、必要な所のまだ半分程度しか整備されてないのに事業仕分けで廃止になりそうだという。政府の補助がなくて利用者負担にすると1回の利用で千円から2千円になる場合もあるとか。私の感想としては既に必要な所はほとんど設置されているのではないかと思うので新たな設置は必要は少ないように思う。ただし、北海道にはほとんどトイレがなく人気があるのにトイレが無いのは不便である。私が北海道へ行ったのはかなり前の事なので既に設置されている可能性もある。山にトイレを設置する目的は環境問題である。行く人が少ない山では量的に少ないので、それほど環境破壊にはならない事もあるだろう。排泄物が少なければ微生物によって分解され、問題にならない事もあるだろう。但し、乾燥した所や高地では分解がほとんど進まないとか、排泄物により肥沃な環境に変化してしまうなどの問題もある。山の公衆トイレの設置には高額の費用がかかるという事だが、私の印象は豪華すぎるのではないかと思う。特に尾瀬のトイレなどは非常に立派でそれ自体が違和感がある。まるで駅前のトイレのようだ。コンクリートなどの資材をヘリコプターで運ぶ必要があるというがツーバイフォーなどの木材を人力で運べば、強力(背負子)の利益となり地元の収入増となるので、山の保全という意味でも望ましいのではないだろうか。必要最小限の設置とすべきだ。運営にも問題があるかもしれない。もし、国が運営していると何でも金で処理しようとするので多額の費用がかかるのではないだろうか。山小屋がある所では山小屋に併設し管理も山小屋に委託するなどして費用を抑えた運用にできるかもしれない。ちょっと気になるのは1回¥100とかいう料金設定で腹の調子が悪いと複数回通う事になるが、必ず出しているわけではないのに、その度に¥100はもったいないと思ったりするだろう。そうなれば2回目以降は¥100を入れたくない気がする。その時に料金を入れてない人がいれば払わないという同調者が出て利用料を支払わない行為が広がるきっかけとなる。1回¥100ではなく24H(24時間)¥100に改めて欲しい。外国では入山料を徴収している所もあるというが、日本では難しいらしい。最近では山の遭難も増えているようなので、山のサポーター制度のような山の保険とセットにして年間千円から2千円程度の会員を募集して費用に当てるのも1案ではないだろうか。国がNPOなどの設置を後押ししてもいいだろう。入山料を必ず徴収しようとすると人件費がかかるという問題もあるだろう。入山が多い日だけチェックして先ほどの会員であれば無料で山に行けて、会員でない人はその場で1年間有効の会員になってもらうというのもいいのではないだろうか。どの山に登っても年間千円だったら、それほどの反発はないのではないだろうか。
8月6日 エアコン
エアコンを新しく1台、購入した。大抵は新品でもインターネットで安く購入できるのだがエアコンの場合、据付に費用がかかる。業者に頼むと¥15,000くらいする。そうなると大手家電量販店の驚異的な工事費込みの安売り価格には太刀打ちできない。3週間ほど前に安売りを見に行ったら既に売り切れで先週に開店前に並んで、ようやく最後の1台を買う事ができた。開店前に並んだのは随分昔のような気がする。今ならエコポイントもつくのでお得である。それでようやく取り付けとなったのだが、朝一で来てくれるようだった。取付は手際よく、およそ2時間くらいだった。途中、あれっと思ったのは真空引きで真空ポンプの電源を入れて5分経つか経たないかの内に真空ポンプを停止させていた事。その時、メーターはまったく動いてなく、零付近だった。真空ポンプが弱いのかどうか。いずれにしてもあまり真空度が上がって無い内に終了させていた。ただそれが問題なのかどうかがわからないので反論できなかった。その後、電源を入れて冷風は出たが、これで良かったのかどうか。こんな事なら自分で作業した方がよかったかも。ちょっと専門業者への信頼が揺らいだ1日だった。
8月4日 グーグル アンドロイド(Google Android)
iPadの模倣品とされる中国の安い製品にはアンドロイドというグーグルのOSが搭載されている。中国のものは正規には日本国内で販売されてないようだが、ネットオークションで1万円前後で売買されている。無線LANにも接続できる。欠点はiPad同様やや遅いらしい。若干、画面が小さいのも使いにくい。しかし、パソコンのように立ち上げに時間がかからず持ち運びが楽という点は評価できる。ノートパソコンに比べてもかなり軽い。現在は発売初期という事もあって、色々と問題が多いようなので、もう少し様子をみたほうがよさそうである。
アンドロイドは携帯用のソフトという事でもしやと思いスマートフォンを調べてみるとスマートフォンも無線LANに接続できる事がわかった。スマートフォンが安く購入できれば使い道はあるかもしれない。でも無線LANに接続しているつもりがいつのまにか電話会社のほうに接続されて高額な通信料が請求されてくるようで、ちょっと怖い。
8月2日 無線LAN
ADSLプロバイダを変更した事でADSLモデムが余った。無線LANはセキュリティーが甘いという事で無線LANは使わずに線を長く引っ張っていたのだが、余ったモデムで試しに使ってみる事にした。但し、プロバイダを変更したので当然、そのままでは使えない。現在のモデムの設定を参考に設定してみるとなんと接続できた。そこで中古のLAN子機をいくつか入手して設定してみると意外と簡単に接続できた。簡単に接続はできたが外部から無線を通じて不正アクセスされては困るのでセキュリティーについて調べてみるとWEPというのは単純な暗号のみで繰り返しアクセスにより進入される事がわかった。WEPのみのセキュリティー設定では破られるのは時間の問題という事になる。そこでさらなる強化を考えるとMACアドレスフィルタリングというのがあった。これは子機特有の識別番号によりアクセスできる子機を制限できるもので完全ではないとは言われるもののとりあえずは十分なような感じがする。
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