6月29日 サッカー 対パラグアイ戦

 時間がそれほど遅くなく開始からテレビで見ていたが延長になって寝てしまった。気がつくとPK戦でデータ放送をみると既に日本が1回外していた。これはまずい。結局、パラグアイに全てPKを決められて敗退した。ベスト8には進めなかったが、これまでの健闘はすばらしかった。しかしながら多くの課題があり、それを克服する努力をするべきだろう。本田選手はフリーになりながら右からのパスをワンタッチでシュートし、ゴールを大きく外れてしまった。この時、強く蹴る必要はなかったし、間を置かずに瞬時に決める必要もなかった。右からのスピードにあるパスをワンタッチで蹴った為に、ボールは左に流れてしまった。ここで1回、ボールを置いて蹴れば確実にシュートできただろうし、それを許されない条件はなかった。本田選手が周囲の状況がわからなかったなら指示を出すという手もあっただろう。世界の強豪選手が周囲の状況をまるで見ているかのように察知する技能を日本の選手に望めないなら、それを補う手法が要求され、それを実現させる事が必要だ。かつて日本女子バレーボールは東洋の魔女と言われ世界一になった。当時のテクニックは現在では当たり前の手法になっている。日本のサッカーが上を目指したいのなら、科学的な検討が必要でそれに効果的な練習が要求される。それができないはずがないのだが。


6月27日 サッカー ドイツ対イギリス戦

 ワールドカップサッカーは時間帯がいいのか良く見る。チャンネルをまわしていたらドイツ対イギリス戦をやっていた。さすがに強豪国同士の戦いは見ごたえがある。ドイツは2点を入れイギリスは1点を入れた。点の入れ方も実に鮮やかで強烈なシュートを打つ事なく点が入る。作戦の妙技というところだろう。シュートして点の入る確率も高い。ひところの日本の強烈なシュートを打ってはゴールポストのはるか上をボールが通過するような光景は少ない。何回もシュートを放ってもまるで的外れでは見るほうも嫌になってくる。イギリスは1点を追いかけて猛烈に攻撃し、放ったシュートがゴールの上のバーに当たり、下に跳ね返ってラインのやや奥に弾んだ。これで同点と思ったがゴールキーパーはボールを取ると、そのまま試合は続行された。何と言う事か。しばらくは呆然と試合の流れを見るばかり。そのうちに訂正されるだろうと思ったがいつになっても修正は無かった。後半になって、イギリスの守備が手薄になったところを突かれてイギリスはさらに2点を失ってしまう。後から考えればあの時に1点が入っても点差があるので意味がないという意見もあるだろうが、同点になっていれば、まだ時間があるから攻撃ばかりに重点をおかずに守備も固めていた可能性もある。サッカーはグラウンドが広く、主審一人では難しい面もあるだろうがオフサイドを見る審判は見ていたのではないだろうか。野球でも大誤審があったが、サッカーでもこのような事があると興ざめしてしまう。やはり、サッカーは野球同様、ジャンクなスポーツだった。


6月24日 サッカー対デンマーク戦

 テレビは夜になると各局がデンマーク戦のカウントダウンでもちきりだ。私は見るつもりはなかったが8時過ぎにテレビを見ながら寝てしまった。起きたのは10時過ぎ。当然ながら深夜零時になっても眠くない。冷蔵庫からビールを出して飲む事にした。インターネットでフレンチドレッシングの検索すると意外と簡単に作れそうだ。キャベツとキュウリを切って野菜サラダにする。キュウリは旬でフレンチドレッシングをかけると結構、うまい。鶏肉の照り焼きを電子レンジで作ってみる。オーブンで焼くより手間いらずで肉も固くならない。ビールを飲んでも眠くならないがデンマーク戦まではだいぶ時間がある。ベッドに横になってテレビを見ていると一体何チャンネルでデンマーク戦をやるのか地デジの番組表で探してみるが見つからなかった。変だなと思いさらに遅い時間の番組を調べると4チャンネルにあった。こんなに遅いのか。しばらく4チャンネルを見ていたが、いつの間にか寝てしまった。目が覚めるとサッカーをやっていた。まだやっている。既に負けてしまったのか?左上の得点を良く見ると日本に2点が入っている。2−0で日本が勝っているのだ。うっそー!窓の外が少し明るいような。やがてそのまま前半が終わったのでCMの間にトイレへ行った。CMは長く、トイレから戻ってもまだやっている。やがてハイライトシーンをやり始めた。2回のフリーキックで2点が入ったのか。しかもかなりの長距離。ありえない。後半、フリーキックでこぼれたボールを押し込まれて2−1の1点差になった。あーあ、また終盤になって逆転されるんじゃないだろうな。いやな予感がよぎる。2点はあっという間だ。見るでもなく見ていると本田が相手ゴール前でドリブルで持ち込んだと思ったら岡崎にパスした。フリーの岡崎は落ち着いてボールを押し込んだ。流石に本田。岡崎も落ち着いてシュートできた。いつもの日本なら強く蹴ってゴールの外へ行ってしまうのに。そのまま時間が過ぎて、3−1で日本が勝った。あり得ない。外はすっかり明るくなっていた。ひとしきりテレビを見てから眠りについた。日本が点を入れられたのは良かったが守備も良くやっている。何度か危ない場面はあったが、幸運だった。強豪相手に少ない失点に抑えられたのは勝因の1つだろう。北朝鮮の大量失点では相手をフリーにさせてしまった場面が何回もある。今回の日本の戦いを見る限りそういう場面はほとんどなかった。


6月23日 ウォシュレット

 先日、ウォシュレットが壊れた。既に10年以上使用しているのではないかと思う。当時は一流メーカー品は15万円とか20万円したように思うが、あまりに高いので知名度の無いメーカーのもので、それでも7万円くらいだったように思うが記憶が定かでない。もしかしたら10万円以上だったかもしれない。現在は随分と安くなって性能も良くなっただろうから、古いのを修理するよりも買い換えたほうがいいだろう。ウォシュレットは無くても困るものではないはずなのだが、いざ使えないとなると、綺麗になってないような気がするし、物足りない。中古だと1万円程度で買えるが、さすがに中古は買いにくいのでインターネットで珍しく新品のみで探す事にした。安いのは2万円程度以下で買えそうである。家族に条件を確認してみる。リモコンはいらないと思ったのだが、以前のがリモコンだったので当然のように言われてしまった。リモコンは待機電力が必要なんだよね。色々と調べていると瞬間式という洗浄用の温水を常に保温しているのではなく、使う時に瞬時に温水にする方式のものが消費電力が少ない事がわかった。しかし、当然にそれは高価である。また消費電力が大きいのでブレーカーが落ちないか心配だ。後は暖房便座の瞬間式というのもあるが我が家では便座カバーを使用し真冬でもそれほど冷たくない。我が家は暖房便座は必要ないのだが、そういう機種はなくどんな安い機種にも暖房便座はついている。機能選択としては瞬間式の温水とリモコンがあればいい。しかし、瞬間式の温水と瞬間式の暖房便座はセットで、そうでないものに比較すると1万円以上高かった。仮に10年使用するとすれば年間千円以上の電力を節約しないと意味がない。しかし、我が家は暖房便座を使用しないので効果は薄れる。ネットオークションで安い瞬間式を見つけたが調べて見ると古い年式のものだった。テレビのリモコンの待機電力が非常に小さくなったのはここ2〜3年の事なのであまり古い機種は得策でないだろう。ちなみに以前のリモコンは待機電力は5Wくらいで年間の電気代は千円くらいになる。それで古い機種はあきらめる事になる。現在の最新高級機種は便座のフタが自動で開閉して便座の保温をして節電する機種がある。そういえばあの家のは自動で開いたがそういう理由だったのか。便座には普通と大型があって、よく調べないと大型を選択してしまう。結局、瞬間式を購入したかったが、費用効果が見込めないので貯湯式を買う事にした。
 実際、取り付けて稼動してみると温水を弱にして1日0.027kwで年間では¥217程度の計算になる。実際は冬にはもっと消費電力は多いだろうから、高くなる筈である。真冬になったら消費電力を測定してみよう。


6月21日 野球賭博

 角界で暴力団の野球賭博に多数の力士が興じていた事が発覚し、力士の処分問題に揺れている。力士ばかりか指導監督するはずの親方までもが関係があったというから事は重症だ。しかしながら、力士の処分よりもそれを開催していた方を取り締まる方が先決だろう。でも警察の動きは鈍く事件ではないような感さえある。賭博の開催が違法でないなら参加も問題ないという事になる。警察が賭博の開催を取り締まらずに力士だけが処分されるというのではちぐはぐだ。警察はもっとしっかりと開催元を検挙すべきだ。それができないという事は警察が暴力団と協力して野球賭博を開催していたと推測される。だから警察は野球賭博を積極的に取り締まる事ができないのだ。公安委員会は何を考えているのだろうか。東京都の公安委員会のメンバーを見ると法律の専門化が多い。しかし、裁判官がそうであって、陪審員制が採用されたように公安委員会は馴れ合いになって機能してない。事業仕分けするべきだろう。


6月19日 サッカー対オランダ戦1−0で負け

 ワールドカップサッカー対オランダ戦では後半に1点を入れられ負けた。しかし、まあ実力差からみれば善戦しただろう。前半はオランダのパスまわしが長く続き日本チームは消耗させられたと思う。それに対して日本チームは縦パスでボールキープできる時間が少なかった。むしろ逆に日本はあまり仕掛ける事をせずに体力を温存して欲しかった。オランダの戦略を日本がするべきだった。日本チームはまだ考えが足りない。それに比べオランダはパスが正確でうまかった。日本は何回かシュートしたがいずれもゴールから大きく外れたシュートが大半だった。強くなければ得点できないというのはわかるがゴールから外れては意味が無い。日本チームは無意味なシュートを繰り返しただけだった。それならドリブルでゴール近くまで行くべきだった。奇跡は2度起きなかった。


6月18日 オランダにはバント作戦

 カメルーンに勝った事でにわかに活気づいている日本だが妥当にいけば後の3戦は負けるのみ。明日のオランダは過去の戦績が負け無しで日本とは格が違う。本田選手が4人いるようなものだ。岡田監督も引き分ければいいと言っていたようだ。実際、オランダに勝つのは無理な話でテレビ取材でオランダ人が4−3でオランダの勝ちといっていたが妥当なところとしては3−0でオランダの勝ちだろう。そこでオランダは諦めて引き分けをねらうのが賢明という事になる。しかし、オランダにボールが渡ればシュートされて失点するのは目に見えている。そこで引き分けるにはオランダにボールを渡さないという作戦しかない。つまりはボールを相手陣営の奥には無理に入れずに中ほどでボールをまわして兎に角、オランダにボールを渡さない。そうなった場合にサッカーでは警告とかあるのだろうか。柔道なら消極的と見られて警告を食らい負けになるが、サッカーではそんなルールやシーンにお目にかかった事がない。観客からは大ブーイングだろうが、それしか勝ち残る道はないだろう。野球のバントは自分は犠牲になって、次の打者に託すというものだが、今回の場合はオランダ戦を犠牲にして次の試合に託すというサッカーのバント作戦なのだ。ボールを中ほどでまわしていれば相手はしびれを切らして全員が出てくるだろうから、そうなったスキを突いて攻めるという作戦もあるだろう。
 本田選手がカメルーン戦で得点できたのは本田選手がゴール前でフリーになれた事と、絶妙なパスを受けて相手チームが駆け寄る前に状況を読んだすばやく正確なシュートができた事による。今までの日本選手に欠けていたのはパスを受けてからの素早いシュートであり、正確さであろう。今までは正確なコースのシュートを蹴れる選手がいなかった。これは練習の欠如によるものだろう。練習でワンタッチで成功率の高いシュートをする練習が欠けていると思う。日本チームが練習するべきはいかにゴール前にチャンスを作るかではなく、いかに得点をするかである。


6月15日 サッカーワールドカップ 日本対カメルーン

 日本時間深夜午後11時過ぎに始まったサッカー。それまでの戦績からあまり期待してなかったのだが、時間的に見てしまった。グループの中では最下位と言われる日本。負ける試合は見たくなかった。前半の終盤にフリーになった本田選手に絶好のパスが渡った。パスが良かったのか受けが良かったのか。まあ、どちらも良かったのだろう。そこへゴールキーパーが滑り込む。よくわからないがキーパーは滑り込むよりも体で防ぐべきではなかったろうか。兎に角、キーパーの体が横になったせいで空いたスペースから本田選手が正確なシュートを決めて1点先制。落ち着いたプレーは良かった。しかし、これまでの日本だと、その後逆転されて負けるという試合が何度もあった。1点の勝ちは安心ならない。後半、時間が無くなるとカメルーンはゴール直前にボールをどんどん入れてくる。確率は低いがまさかの得点というのもあり得る。ひやひやの連続だった。なんとかロスタイムを乗り切って勝利したわけだが、カメルーンには十分なチャンスが何回もあった。勝利はしたが内容的には負けてもおかしくない試合だった。逆に考えるとカメルーンの敗因をよく分析して日本の次の試合に生かして欲しい。カメルーンと日本のチームは良く似た攻め方をしている。
 日本がカメルーンに勝ったのは大会初の番狂わせらしい。日本のニュースはカメルーン戦勝利のニュースでもちきりだ。次はオランダと意気込むがそうはいかないだろう。オランダ戦で引き分けにできるかどうか。それが問題だ。


6月12日 サッカーワールドカップ 日本はシュート禁止

 いよいよサッカーワールドカップが始まった。しかし、このところの対戦では日本にはいいところなしで負け続けている。日本チームに勝つ見込みはあるのだろうか。はっきり言って無い。日本チームが勝つにはどうしたらいいのか。結局のところ日本サッカーはシュートしても点が入らない。何故か。日本の試合ぶりを見るとゴール前でフリーになりながらシュートが大きく外れてしまうなんて事がよくある。日本選手はシュートで点を入れる事ができない。それならばシュート禁止にしてドリブルでゴールするしかないだろう。他のチームは豪快にシュートして点を入れる。しかし日本はそれを真似る必要はないだろう。そういう戦法を取らなければ日本は勝てない。ゴール前でヘディングしてもいいがヘディングシュートしてはいけない。もう1度、ヘディングするなり、落としてドリブルするなりしてゴールに持って行く。ドリブルではゴールできないという意見もあるだろうがシュートが100%成功しないのだから、それしかないのだ。テレビでマラドーナの5人抜きというのを見た。5人とまでは行かなくてもゴール前なら1人2人抜けばそれでゴールできる。それができないようならば日本サッカーはそういう実力という事である。


6月11日 菅内閣

 菅内閣が誕生し民主党の支持率は68%に回復した。しかし、3ヶ月もすれば50%を切るのは確実だろう。来月の参議院選挙で国民新党の郵政改革法案を会期延長して成立させるかどうかで亀井静香大臣が辞任し後継に国民新党の自見庄三氏が就任する事が決まった。参院選はどうなるのだろうか。民主党は衆院選の時よりも苦戦するだろう。現在の議席を維持できるかどうかは微妙だ。国民新党は議席を減らすに違いない。もしそうなったら国民新党と連立を組む意味が無い。例えマニュフェストで郵政改革法案に賛成していても、国民新党との連立が意味の無いものだったら、それを破棄しても民主党には被害が無い。でも民主党も郵政民営化を修正すべきという意見だから、郵政改革法案は国民新党がどうなろうと通るだろう。無駄の削減には限界の見えてきた民主党だがみんなの党は無駄の削減一本槍で消費税の増税には徹底批判の構えだ。みんなの党は本当に無駄の削減ができると考えているのだろうか。根拠が必要だ。普天間基地問題のように自民党がやって、民主党が見直ししてもやっぱり駄目だった。無駄の削減も民主党がやってみんなの党がさらにやっても、それほど効果がなかったという事になりかねない。みんなの党は民主党に非常に批判的だが当面、みんなの党がある程度の大きさになっても連立を組まなければ政策の実現は難しく、孤立する。みんなの党は万年野党のやじ政党となりかねない。


6月6日 菅首相誕生

 突然の鳩山首相の辞任でにわかに首相交代であまり名前に馴染みの無い樽床(たるとこ)なる人物が登場し、首相の座を争った。自民党からはくるくると代わる首相に疑問を呈したが自民党だって似たようなものだ。1年ごとに首相が代わる状況に国民の我慢が足らないというような意見があるが、原因は政治が国民の望むところを目指さない事にある。だから人気が低迷し、空気を読んだ首相は辞任して人気回復を狙う事になる。しかし、問題は一部の族議員の言いなりになって全体の意見に耳を傾けないからだ。郵政民営化改革法案は郵政族の国民新党の意向を受けて成立させ、郵政票を獲得したが多くの国民の支持を失った。箱から人への政策は小沢幹事長の土建族からの要望を受けて千円から2千円の料金に変更したと思ったら今度はトラック業界の反発で2千円の料金には待ったがかかる。これでは国民もあきれるばかりで支持率が低下するのは当然の事だ。こんな将来計画の無い政策だから日本の経済は低迷の一途なのだ。自民党から民主党への望みをつないだ国民にとっては失望以外の何ものでもない。


6月4日 サッカーワールドカップ

 この所の練習試合では日本は負け続け、ファンにとっては面白味の無い試合になって、応援も盛り上がらない。あまり詳しくないのだが日本のサッカーは他に比べて問題が多いように思う。問題の1つはパスが通らない事で、パスを受ける選手は常に近くに相手チームの選手がいてマークされている。そこにパスを出すほうもどうかと思うのだが、実際、マークされてない味方がいない場合も多々ある。従って、パスは相手に取られるし、ゴール前までたどり着いても、相手マークが多すぎて動きがとれず、シュートもできない。相手はどうかと言えば、その逆で日本チームはまったくマークしてなく遠巻きにボールを追うだけでは安々とゴール前にボールを運ばれてしまう。
 もう1つの問題点は前々から言われている事だが得点プレイヤーがいない事。日本の練習風景を見るといつもフォーメーションの練習風景しかないがシュートの練習をしてないのではないだろうか。最前線のプレイヤーはボール運びよりもシュートの科学的練習をするべきだ。当然ながら練習ではない実践に有効なシュート練習を積み重ねる必要がある。それには単にシュートの切れよりも成功率に重点を置いて練習するべきだ。テレビでは華麗なシュートを褒め称えるが実際の得点シュートは華麗なシュートは少なく、8割は正確なコントロールによる得点である。どんな状況からも精密なコントロールで確率の高いシュートを放つ。そういう練習が日本チームには欠けている。


6月1日 iPadの問題点

 iPadが話題になりよく売れている。中国では早くもパクリ商品が登場したそうである。しかし、iPadと同じようなタッチパネルを搭載したパソコンは既に登場している。タッチパネルパソコンは価格が10万円以上なのに対してiPadは数万円と安い。しかし、それだけに機能面で物足りないところもある。iPadが従来のパソコンと異なるのは低価格であり、持ち運びが楽で、小さいという点ではないだろうか。かつてのソニーのウォークマンのような。
 iPadはどこがいいのだろうか。iPadは本来、電子書籍を読む為に作られている。電子書籍は紙の雑誌に比べて¥200くらい安いようである。しかし、その差額がメリットとなる為には250冊も買わなければならず、書籍の購入額は20万円近くにもなる。iPadの寿命は実質、2年くらいだろうから、年間100冊程度以上を利用するようなヘビーユーザーでなければメリットがない。iPadのような電源を電池に依存する機器は常に電池切れの危機にあり、落ち着いて楽しむ事ができないし、いつでも充電できる環境が必要となる。学校で教科書を電子書籍にするという提案があるが、毎日使うと1年ともたないのではないだろうか。電池はカセットのように交換できないから電池交換の費用は高価になる。学校には充電器の山が必要だし、家にも充電器が必要となる。iPadは高価なので盗難の危険もある。小学校低学年では管理する事が難しいだろう。iPadは紙の教科書に比べると十倍程度のランニングコストがかかるだろう。裕福な家庭ばかりが通う学校でなければ、そんなにお金はかけられない。
 iPadはインターネットに接続できて、メールもできるのでパソコンに近く使える。しかし、インターネットに接続するには携帯電話のWi−Fiなどが必要でフルに使うと毎月7千円近くの費用がかかる。抑えて使っても毎月数千円の出費は必要だろう。現在のADSLは2千円/月くらいだからパソコンに比較すると毎年5万円以上の出費になる。せっかく安く購入しても意味が無い。インターネットやメールをするなら、安い中古パソコンを買ってADSLに接続したほうがずっと安上がりだ。中古パソコンでなくても最近は安いパソコンも出ているので自由に選べるだろう。
 iPadの特徴の一つには可搬性の良さがある。しかし、ノートパソコンを使った経験のある人ならばわかるだろうが、ノートパソコンを持ち歩いて利用する機会は意外と少なく、ほとんどが固定して利用している。メリットはデスクトップパソコンより小さいくらいのものだ。そしてデメリットは電池がすぐに無くなるという事であり、やがて電池が充電できなくなって、固定パソコンとなってしまうのである。
 iPadには様々なアプリがあると言うがそれが生活する上で必ず必要というものでもない。ゲーム中毒のようなものだ。それでも本を目新しく読んでみたいとか、少しインターネットやメールをしてみたいという人には便利な面もあるだろうが、私のような過去10年間1冊も本を買った事がなく、インターネットのヘビーユーザーにはあまり必要の無い物のように思える。
 後日、iPadが絶対に教科書には使えないだろう欠陥を発見したので追記しておく。それは「ぽ」とか戸というようなパソコンで表示される場合に本来の形とは異なる表示がされるという事である。「ぽ」は半濁点が丸で表示されないし、戸の上は横棒ではなく点である。これはパソコンで表示される文字のデザインによるものだが、パソコンで表示される文字を常に見ていると、それが正しいかのように学習してしまうだろう。これでは漢字を正しく認識できない。


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