10月26日 690円ジーンズ
ドンキホーテが¥690のジーンズを売り出したそうで、ジーンズはあまり履かないのだが、ついでに視察してみた。しかし、混沌とした店内を探しても見当たらず。店によっては売り切れもあるそうだから売り切れたという事か。それとも田舎なのでまだ周って来ないという事だろうか。あまり買う気もないので店員に聞く事もなく店を出た。
10月20日 日本郵政
日本郵政の西川社長が辞意を表明した。亀井大臣や民主党からの郵政民営化中止の声に沿った形をとった。記者会見で鳴り止まないカメラのシャッター音とフラッシュに西川社長は怒ったが、もっともな事である。デジタルカメラが普及した現在でも機械式のカメラを使っているのか、随分とうるさい。報道陣は失礼きわまりない。カメラのシャッター音はヤジと同じで聞くと言う真摯な気持ちにかけるものだ。それにしても何枚の写真を撮れば気が済むのか。記者会見は情報を聞く場なのだから、写真を撮るのは悪くないが、聞くと言う大事な要件を忘れてしまっては困る。
亀井大臣のモラトリアム法案はまずまずだが郵便局を元に戻すというなら、郵政民営化に賛成した国民を敵に回すことになる。モラトリアムでの加点も帳消しの大減点である。もっとも亀井大臣だけを責めても駄目で民主党の方針を変えさせなくてはならない。郵政民営化見直しで、また元の1つの会社にするのはいただけない。窓口の非効率を改善するなら窓口業務を請け負う会社というのを作るのも1案ではないだろうか。無駄を排除できない自民党を選択するわけにもいかない所が痛し痒しである。
無駄といえば、自民党は官僚の案を鵜呑みしていたというのには驚いた。民主党になってからは官僚にいくつかの案を出させて選択する方式になったそうだが、普通は内容を査定して案を付け加えるくらいの事はするだろう。自民党ほどではないにしても民主党のやりかたでは内容を査定しないので無駄の排除は出来そうもない。まあ、にわか大臣なので無理もないがいつまでもそれでは困る。こんな事では財団法人の整理や無駄遣いの排除はできそうもない。
10月17日 ヤマハ・ジョグ
古い原付が夏ごろから調子が悪くなり、先日来より3分くらいアイドリングしないとエンジンが止まってしまうようになった。エンジンはかかるのだが、アクセルをふかすと少しは回転が上がるのだがすぐに力なく回転が落ちて止まってしまう。何故か、不思議と3分くらいエンジンをかけていると正常になる。しかし、これでは出かけにくい。夏の間は蚊がいるので避けていたが、涼しくなってきたので本格的にいじってみる事にした。これまでにも燃料フィルターやプラグの清掃や駄目元でガソリンに入れる水抜き剤などを入れてみたが効果がなかった。キャブレターを清掃してみようと思っていたがキャブレターを外すにはカバーを全部外さないとならないし、どうやって外すのかもわからなかった。時間がかかりそうなので手付かずだった。
腰を据えてカバーを外しにかかろうとみると、荷台を外さないといけないらしい。それに座席もだ。下のスカートも外してカバーの脇を外側に膨らませるとカバーはようやく外せる気配になった。やれやれである。カバーを外してみてもキャブレターは何処で固定されているのかわからない。エアーフィルターを外すと、ようやくキャブレターが出てきた。何だか固定されている感じがしない。キャブレターからエンジンにつながるゴムの口を外すとキャブレターは外れた。外して分解してみるもさほど汚れてもいないし、ゴミや錆もなく綺麗である。原因がわからないまま、そのまま組み立てて取り付けてみる。インターネットにあった調整方法を見て、キャブレターにある2つのネジをいじってみる。何だかまったくその通りにならない。エンジンとキャブレターを繋ぐインテークマニホールドを外してみると0.5mmくらいの亀裂が1cmくらいあったので、オークションで購入して取り付けてみる。千円くらいである。期待してエンジンをかけるとエンジンはかかるのだが、ネジを回すとエンジンがボワーっと高回転になって、ネジを戻しても回転が低くならない。アクセルをふかしてから戻しても回転が高くなったままだ。後輪のブレーキをかけるとエンジンの回転は低くなる。時には一瞬、エンジンはかかるがボワーと高回転になった後、エンジンが止まったりする。状態は一定しない。最後のような状態は燃料がいってない状態とよく似ているのでもう1度燃料フィルターと燃料ポンプを点検してみるが原因わからず。再度、キャブレターを外し各部を入念に外してみる。エンジンからキャブレターにきている細いチューブが接続されている所を外してみるとボールとスプリングが出てきた。逆支弁の構造になっているようだ。細いチューブを外してエンジンをかけるとエンジンオイルのようなものが出てきたので仕組みはわからないが、キャブレターにオイルを供給しているのかもしれない。これは圧入されていただけなので何回も外していると緩くなってしまうかもしれない。次にフロートを外してみる。とても綺麗で弁もよくきいているようである。諦めかけて、パイロットジェットと呼ばれるアイオリング時の燃調を決める所をマイナスドライバで外してみた。異常はなさそうだが何処に穴が繋がっているのかわからない。反対側から細い針金を通してみると糸くずのようなものがでてきた。さらによく掃除してみると穴は貫通しているようだ。もしかして?オートチョークも外してみるが、あまり分解できない。できれば正常かどうかテストできればいいのだが仕組みもわからない。一通りいじれる所はいじって再度、組み立てた。エンジンをかけると以前とは異なり、アクセルがきくようになった。インターネットにあるようにキャブレターのネジを調整してみるが、その通りにならない。ネジをいじるとボワーと回転が上がってネジを戻しても高回転のままだ。それで何とか2つのネジをこれと思う位置で調整すると、何とかそれらしく動作するようになった。以前はアイドリングの時も青い排気が多く出ていたのだが、だいぶ少なくなって透明に近くなった。試運転をしてみるとそれほど問題は無さそうである。後はネジで調整を少ししてやれば問題なくなるだろう。
10月16日 概算要求
平成22年度予算の概算要求は過去最大の95兆円になるという。マニュフェストの公約を守ると予算が増えるというが、選挙ポスターの最初の公約は無駄の排除であり、増える予算はそこから捻出するという説明だったのに。民主党に期待したのは自民党の増え続ける国債を抑える政策なのに。経済不況で予算支出が増えるのはわかるが、90兆円でも既に多い水準である。もし、民主党が90兆円を超えるような予算を組むなら、民主党に期待はできない。かといって、また自民党に政権をまかせたら未来は無い。そうなると次はみんなの党か、あるいは破れかぶれの国民新党か、もうどうでもいい社民党なのか。
10月14日 バッタ
夕方、自転車に乗っていたら女性から「すみません」と声をかけられた。何ですかと聞くとバッタがいて怖いという。どこどこと見ても暗がりでわからない。ベルの所にいるというので、見るとさほど大きくもないバッタがいた。背中を軽くつかんで空中に投げると、指にからんできた。手を振って振り落とそうとしたら、指を噛まれたような痛みが走った。反射的に右手を振ったら痛めていた右肩関節に激痛が襲った。バッタにかまれた痛さは注射よりは痛くないのだが、肩の痛みは一瞬、声を出せないくらいだ。痛いそぶりに大丈夫ですかと聞かれ、大丈夫と答える。バッタの痛さではないのだ。以前の左肩は1年くらいで自然に治ったのだが、右肩はそろそろ半年くらいになるだろうか。骨癌だったら困るので病院に行くべきか、もう少し様子をみるべきか。そこが問題だ。
10月11日 モラトリアム法案
モラトリアムとは意味不明だったが調べてみると支払い猶予令の事らしい。亀井静香 金融・郵政改革担当相は以前から突拍子も無い事を言う現実離れした人と思っていたが、この法案に関しては悪くないかもしれない。銀行などが合意できる内容であれば必要な法案なのかもしれない。具体的内容は不明だが政府保証は最低限にして欲しい。そうでなければ不良債務を国が負う事になる。しかし、個人の住宅ローンを対象とした場合、おそらく収入減によって住宅ローンの返済が滞っているのだろうから、支払い猶予で救済されるものなのかどうか。例えば失業によって、住宅ローンが支払えなくなっているとすると、仮に再就職できたとしても収入減になるだろうから、以前と同じ支払いをできる人は限られるだろう。けれども、この法案によっていくばくかの人であっても、それで救われる人がいるのであれば、それは望ましい事だ。銀行にとっても破綻よりも継続のほうが望ましいはずだ。これがうまくいくかどうかは査定のいかんにかかわる。甘すぎず厳しすぎず。ここが難しいところである。
10月5日 雇用対策
民主党はアフガニスタンへの援助として職業訓練の為の費用を拠出しようとしている。アフガニスタンでは職業訓練をすれば、すぐにでも職につけるのだろうか。そうではないだろう。職業訓練は援助の目玉にはなりえないし、アフガニスタンの復興にはほとんど効果が無い。アフガニスタンがどのような状況にあるかは知らないので的確な答えを導き出せないが、一般的に言えば農業の生産拡大の為の援助であったり、繊維などの軽工業の育成だろう。かつての日本が国営で生糸の生産をしたように、アフガニスタンにもそのような国営の工場を建設し、労働者を雇い、輸出するのがいいだろう。アフガニスタンには外貨を稼ぐ為の事業が必要である。
民主党は国内での雇用対策として職業訓練を第一に掲げているが、これもアフガニスタンと同様、ほとんど効果はない。これが民主党の雇用対策の目玉だとしたら、民主党はなんと間抜けな党だろうか。日本の雇用対策はアフガニスタンと異なり非常に難しい。国が後押しをして国営の工場を稼動させる事はほとんど不可能だ。何かあるとしたら、第一は新規の事業への投資だろう。日本はこれまで製鉄や半導体、車といった事業が日本の経済を支えてきた。今の日本には経済を支える事業が不足している。今後、伸びる事業に選択投資をして新規事業を立ち上げていく必要がある。職業訓練などというものは究極を言えば予算ゼロで切り捨てても構わない。今の日本には職業訓練さえすれば職を得られるなどという職業は存在しないのだから。そんな事で解決できるのなら新卒者の就職率はとっくに100%になっているはずだし、失業率も0%なわけだ。
10月3日 オリンピック
2016年オリンピックに立候補していた東京都だったが、ブラジルのリオデジャネイロに決まった。テレビでは全員が残念そうだったが、私としては選ばれなくて良かったと思っている。石原都知事は前回の東京オリンピックのようなオリンピックによって景気浮揚したいような考えらしいが現在の日本の状況は当時とは異なる。現在のオリンピックは赤字覚悟で、赤字は国債で補填される事になるだろう。そうなればオリンピックによっていくばくかの利益を得たとしても結果としては将来への負債を増やす事になる。オリンピックで建設された施設は人口減少の中で持て余す事になるだろう。スポーツ奨励で景気浮揚しようとする様はまるで田中角栄のリゾート法に似ている。リゾート法で作られた多くの施設は赤字のままに廃業の憂き目にあっている。時代の流れを政治で主導できない時代になっている事を石原都知事は感じていない。石原都知事は時代遅れの2代目、田中角栄である。間違ったリーダーシップで日本を奈落の底に突き落とすような行為はやめてもらいたい。
今の日本は大きな曲がり角に来ている。既に曲がるべき所を大きく過ぎてしまってはいるが直進するよりはましである。問題はどの方向に曲がるのかである。こんな時にオリンピックに浮れていては問題点がわからなくなってしまう。民主党に政権が移行した現在だからこそ、しっかりと日本を分析する必要がある。
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