8月31日 民主大勝?
昨日の投票で民主党が308議席と単独過半数を獲得した。自公は合計で140議席(自119、公21)になった。これまでは自公331、民主115だったから丁度、逆転した事になる。ニュースでは民主党大勝と報道しているが果たしてそうなのだろうか。比例代表の議席数を見ると民主87、自民55、公明21で自公を合計した民主との比は民主53%、自公47%である。実際の議席数よりも比例代表のほうがより実際に近い比になるだろう。そう考えると自公との差はわずかである。民主党が掲げた公約を達成する事は難しいだろう。そうなれば次回の選挙では民主党の得票は減少し、接戦あるいは自公が勝利する可能性が高い。民主党が与党であり続けるにはどうすればいいのだろうか。
今回の選挙でバラマキと言われるいくつかの公約に国民は大きな期待をしていない。民主党に期待するのは明日の未来の為の日本の改革である。それは天下りを初めとする官僚の無駄の排除であったり、ガソリン税の一般財源化などの財源の効率的運用などだろう。民主党がそれらをなおざりにしてバラマキをし、赤字国債を増発するなら、それは自民党と同じであり、赤字国債を増やした分だけ民主党は敗北する。民主党が与党に成り続ける条件は国民がわかるような無駄の排除である。
今回の選挙では以前のような選挙カーによる連呼がほとんど聞こえなかった。前首相を初めとする自公の大物が民主の若い新人に次々と敗れた。前回の郵政選挙を境に日本の選挙はこれまでの人間を選ぶ選挙から政策を選択する選挙に変化した。選挙では人に票を入れるのではなく党に票を入れるようになった。これはもう後戻りできないだろう。選挙ではマニュフェストが票を入れる基準になった。この事は党の中枢に政策を決める人間がいれば後は頭数さえ揃えばいいという事になる。この変化は議員数の削減を容易にする要因の1つになるだろう。
8月28日 楽天スーパーオークション
楽天のスーパーオークションに出品されている品物の質問をしようとしたら、名前とメルアドを要求された。それって変だろ。メルアドはいいとしてもオークションなら名前でなくIDで十分だろう。回答するほうだって相手の名前を知ったところで何のメリットもない。楽天の大将が質問するのに名前を名乗るのが当然と思っているなら、そうとうな昔人間だ。見知らぬ相手とメールでやりとりする時はハンドルネームを使うのが常識ってのを知らんのか。
8月27日 FTA
民主党がマニュフェストに掲げたFTAが貿易自由化に伴い農産物に打撃を与えるという事で反対の声が上がっている。確かにFTA締結により、農産物も例外なく自由化の方向に進み、何もしなければ日本の農業は壊滅的な打撃を受けるだろう。しかし、アメリカが実施しているような補助金をきめ細かく適用すれば農家の所得は補償され、農業は従来と同じに継続できる。農家の所得補償にはお金が必要だが、FTAにより利益を受ける産業との得失を考えればFTAは正しい方向性だろう。問題は民主党が主張する所得補償が米だけに限られているのではないかという事。民主党がFTAを実施する前には全ての農産物の補償をきめ細かく設定し、農家にそれらを十分に説明し、納得してもらった上で実行する必要がある。もう1つの問題は補償の財源で、農産物の所得補償は膨大な額になる。これを現在の財源から捻出するのは難しいだろう。利益を受ける業界に何らかの新たな税を導入して当てる必要があるだろう。
共産党はFTAに反対しているが経済を活性化させられなければ現在の日本の経済状況は改善できない。共産党のような後ろ向きの経済政策では日本の未来は無い。
8月25日 選挙公約
街中で民主党の選挙ポスターをいくつか見かけた。自民党のポスターを見かけないのは何故?大敗との予想に諦めているのか。何気なくポスターを見てみると無駄を無くすとある。しかし、何が無駄なのかを言ってない。まあ伝え聞くところによると天下りだとか、公団だとかを言うようではある。しかし、いざ民主党が与党になって自衛隊が無駄と言って自衛隊を全廃したらどうする?民主党に詰め寄ってみても公約には書いてないとか、無駄と考えたと言われればそれまでだ。あやふやな意味の無い公約を掲げるなと言いたい。しかし、まあそうだからと言って自民党に票を入れようとも思わない。困ったものだ。何が無駄なのかを1つでもいいから具体的に書いて欲しかった。ため息のでる日々である。
後日、よくよく眺めてみると結構、具体的に書いてあった。間違って書いてしまったようだ。子供の養育費補助では夫婦の収入を子供の数で割った金額が200万円未満とか収入制限を設けたほうがいいと思った。高額所得者はお金の心配は無いわけだし、財源も少ないのだから。それこそ無駄だろう。
8月20日 冷夏
例年ならば、まだまだ暑い日が続き、夜はじっとしていても汗ばんで寝苦しいのだが、今年はそれほどでもなく、朝になれば何か掛けないと寒いくらいだ。冷夏というのが実感できる。
8月18日 のりピー
もう随分と日にちが経つのに毎日のようにテレビで話題が流れる。同じ時期に事件になった押尾さんの方が重大事件だと思うのだが。のりピー人気衰えずというところか。不起訴になるとかならないとか色々と騒がれているが、刑としては軽いようで、問題は今後だろう。芸能事務所を解雇されるかもという事だが人気があれば他の事務所からの復活も可能だろう。清楚なイメージは崩れつつあるが、今回に明らかになった報道から、より大人になった人間としての活動は支持されるだろう。そのほうがより人気が高くなるかもしれない。問題は薬物を止められるかどうかである。刑が軽いという事は再出発にはいいだろうが、今回の事件が軽い事と誤解して、再度、薬物を使用するのではないかと心配である。1度、麻薬を経験すると止められない人は多いようだ。今後の人間関係が重要だろう。誰かいつもそばにいて助けてあげられる人が必要だ。初犯の刑が軽いというのは悪い事ではないが、その後を考えた場合には必ずしもいいとは限らないだろう。麻薬は再犯の可能性が高いようだから、数年の間は尿検査を定期的に実施するなどするべきではないだろうか。財政が厳しいので、当人の経済状況をみながら検査費用は実費という事でもいいのではないだろうか。
芸能事務所では起訴ならば解雇という報道も流れたが、それが事務所としての責任を取るという事であれば、相撲協会のように定期的に検査をして、長期の麻薬使用を未然に防ぐという対応も必要だったのではないだろうか。
8月11日 ¥100ビール
イトウヨーカドーとセブンホールディングが¥100のビール(発泡酒)を出したそうで、試しに飲んでみようかと思っていた。イトーヨーカドーは近くにないのでセブンホールディングと言えばセブンイレブンという事で、寄ったついでにセブンイレブンで¥100ビールを探してみたが無い。それらしきビールはあるのだが¥123と¥100じゃない。消費税をいれても¥105円なのだが。それとも酒税があるって事?いずれにしても今までは近くのスーパーで¥110で買えてた。意味無いじゃん。たまたまあまり行かないヤオコーというスーパーに寄って見たら¥88円というのがあった。期間限定だが税込みで¥88だからかなり安い。2種類あって1つはオーストラリア産でもう1つは350mlでなくて330mlと少し量が少ないような。でもそこで20mlの差は問題ではない。20ml少ないからと言って、その分を余計に飲む事もないだろう。とりあえず出費は少ない。試しに1本づつ買ってみた。1本を飲んでみると、微妙に味は違うが好みの問題で決してうまくないという事は無い。知らなければ発泡酒とはわからない。もう1本はビール味のノンアルコール飲料だった。アルコールが無いと味気ない。アルコールを追加して飲んでみる。しかし、これではポッピーのようなもので安い意味がない。
8月9日 ありがとう
いつもは集荷を依頼するのだが本局へ行かなければならなかったので、国際小包を持って行った。いつもは少し人が待っているのだが、今日は誰もいない。ラッキー!と思い小包を出した。EMSで料金が高かった事もあり、小額の切手は箱に貼りきれなかったので別に出した。すると切手は箱に貼らないとダメという。いつもは問題無いのに何で?少しやりとりをしたがダメという事で家に持ち帰って別の切手を貼って、また来なければならない。すごく面倒。たまに郵便局員は間違う事があるのだが本局の郵便局員は間違った事が無い。以前にもエクスパックと切手を交換しようとしたらいつの間にか出来なくなっていた。いきなりの規則変更はたまにある。諦めきれずに「いつから変更になったのですか」と聞くと返事が無い。駄目押しに「そんな事を言われたのは初めてだ」と言うと何やらファイルを出して規則を調べ始めた。よくある事だ。見ると他の郵便局員も若い人ばかり。もしかしたら、やはりこの郵便局員が間違っているのかもと思った。しかし、それでも駄目といわれれば1度、家に帰らなければならないだろう。調べるのにはだいぶ時間がかかっている。その間に思案した。そうだ一度、問い合わせをしてみよう。それなら公衆電話からフリーダイヤルで問い合わせできる。外に出て電話ボックスがあるか見てみるが近くには無さそう、と思って戻ってみると目の前に公衆電話があった。でも電話番号がわからない。色々と思案したが、なかなか結果が返ってこない。だいぶ待たされてからゆうぱっくは可能だが国際小包が大丈夫か確認しているという。何で?ゆうぱっくは聞いたのに国際小包を聞かないなんて。でも、どうやら郵便局側の間違いだったようだと思えた。もし、家に帰って切手を用意して貼って、また来るならすごく時間がかかった。だいぶ待たされたが、それでも家に帰るよりはましだ。それからしばらく待って問題無しとなって切手を受け付けてくれた。関西ではお金を支払う時に「ありがとう」という習慣があるそうである。ある意味、そこでサービスを提供してくれるというのはありがたい事で、もし、その店が無かったら遠くまで出かけなくてはならなかったり、高い買い物をしなければならないだろう。今回は色々とあってだいぶ待たされたが、それでも結果的に家に帰る破目になるよりはましで、どちらかと言えばセーフである。郵便局員は恐縮して謝ったが、私は最後に「ありがとう」と言った。こんな事態ならば時には怒鳴り散らす人がいても珍しくはないだろう。私は生まれて初めて、このような場面で「ありがとう」と言ったが意外にすがすがしく気分良く帰れた。
8月8日 酒井法子(のりピー)逮捕
夫の高相(たかそう)容疑者が麻薬所持で逮捕された後、行方がわからず心配されていた酒井法子さんだが、その後、指名手配となり、本日、警察に出頭して逮捕となった。酒井法子さんは夫の被害者のように思われていたが、弟の暴力団組員も去年、麻薬で逮捕されていた。という事は麻薬の入手経路は酒井さんの弟からという推測が働く。そうなると高相氏はどちらかというと被害者?酒井さんの弟と付き合いがあれば、そこから始まったという事ではないだろうか。
8月5日 マネー資本主義
NHKでシリーズ放送されたマネー資本主義はサブプライムローン問題の原因を利益を追求して投資される年金などの流動資金にあるとした。それらの資金はリスクの本当の意味のわからないままハイリスクハイリターンに投資した。一方で投資会社はリスクを見えないようにして債権化して投資家に売っていた。景気が過熱した時には金利を上げて景気の過熱を抑えるという従来のやり方は通用しなかった。上がった金利で借りる事なしに世界中の投資家からお金を調達できたからである。原因の1つではあるがお金の流れを止めれば経済の発展は難しい。
そもそも、何故、今回のような不況が訪れるかと言えば景気が良い状態が続き、景気が過熱している時に、何らかの景気不安要因が引き金となって、購買意欲の急激な減退によって一気に不況に突入してしまうという事だろう。いわば景気のオーバーシュート現象なのである。オーバーシュートの原因は景気サイクルに遅延にある。それは景気が減退しているという認識、あるいは景気が良いという認識が実態とは遅れる為にオーバーシュートが発生する。オーバーシュートを抑えるには急激な価格上昇を抑えればいいという事だろう。しかし、全ての物価の価格をコントロールするのは容易ではないし、統制経済になりかねない。ではどうすればいいのか。今回の不況の原因がサブプライムローンと言われるように土地と家の価格は他の物品に比べて非常に高価で他への影響も大きい。土地と家の価格をコントロールできれば防げるのではないだろうか。その方策としては6ヶ月以上の遊休地や使われてない家に臨時課税をして買占めを防止する。あるいは従来の価格より高い取引をした場合に臨時課税をして利益を吸収してしまうのがいいのではないだろうか。通常、これらの方策は1年単位で行われるが、臨時課税はいつでも随時行う必要があるだろう。この方策を取る場合、都市部の指定地域だけを対象にすればいいのではないだろうか。おそらく地方の土地や家は都市部の価格をコントロールすれば大丈夫だろう。また世界中でいえば全ての国でこの方策を実施しなくても日本やアメリカ、ヨーロッパといった比較的経済の影響が大きい国がうまくコントロールできれば、他の国はそれほど重要ではないだろう。
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