6月28日 EU離脱反対

 イギリスはEU離脱の国民投票でEU離脱が決定したが、その後、EUへの拠出金(週三億五千万ポンド:約四百七十億円)は還付金があって、実質の拠出金は約一億六千万ポンドとか。EU離脱してもEUとの関税交渉で移民の受け入れを拒否できない見通しなどEU離脱派の公約違反とも受け取れる内容が発覚し、EU離脱反対が各地で大合唱となった。加えてイギリスはいくつかの地域の連合国で、スコットランドでは残留派が多く、独立して残留するべきとの意見があり、独立問題が再燃している。イギリスは日本が民主主義の手本ともしている国なのに何故、こんな事になったのか。


6月24日 EU崩壊

 イギリスのEU離脱の国民投票がEU離脱の勝利となった。予想ではEU残留とみられていたので大きな衝撃となり、為替が大きく変動し株価が下落した。テレビではイギリスのEUとの取引が大きく減少し経済が衰退すると評価した。EUとの関税が発生する可能性があるとの見方からだ。しかし、大きく影響を受けるのはイギリスよりもEU側だろう。EUがイギリスとの間に関税を設けるなら当面、少しは貿易が減少するかもしれないが、イギリスの通過ポンドはユーロよりも下落し、関税分を補ってしまうので、貿易は大きく減少しない。イギリスは輸入品に対してポンド下落分、高価になるが、許容範囲内だろう。むしろEUはイギリスの離脱により、EU各国がより多くの移民を受け入れたり、EUへの拠出金の分担が増えてEUは運営が難しくなる。逆にEUがイギリスとの関税を設けなければEUの他の国もイギリスに追随してEUから離脱してしまう。EUは分解してしまう。どちらにしてもEUは運営が難しくなる。EUの問題はEUが問題点を認識してない事にある。
 解決策としては難民や移民の就労を各国の裁量で規制できるようにする。EU職員は各国の人口比率などで人員を決めて公務員などで構成し、職員の給与は各国の負担とする。職員給与は各国の事情により異なる。EUが新たな規制を決める時は各国の多数の賛同を得るものとし、ゆるやかな拒否権を認める。など各国の事情を組入れる必要があるだろう。


6月20日 EU離脱

 イギリスが今週にEU離脱の国民投票をする。意見はほぼ半々で離脱派がやや優勢だったが、残留派の女性国会議員、ジョー・コックスさん(41)が射殺され、これ以降残留派が優勢になったという。しかし、差は少なく、投票をしてみなければわからない。離脱による経済の混乱は大きなものがある。一方、EU域内の経済格差は大きく、所得の低い国からのイギリスへの移民はイギリス国民を圧迫している。EUは経済格差や国ごとの事情への対応を誤ったように思える。イギリスは1度、離脱してEUがイギリスの問題を改善するなら、再度、EUに入るというのが現実的だ。一時的な経済の混乱は止むを得ないだろう。将来的にはそれが得策だろう。


6月16日 都知事

 枡添都知事が遂に辞任という事になった。自民党はリオオリンピックからの引継ぎに枡添都知事を出席させる為に9月辞任を模索していたようだ。公私混同の枡添都知事を海外に出すなんて日本の恥さらしだ。自民党は相当におかしな考えだ。枡添都知事辞任で参議院選挙には影響しないとしているが自民党のおかしな考えは認知されてしまったので、それをどう考えるかだろうが、大きな影響は無いように思われる。参院選では何が争点になるのだろうか。野党は自民党が100%、消費税を10%にすると公言したのに取り止めた事を避難するが、元々野党は消費税10%反対ではなかったのではないだろうか。それなら10%取り止めは良かった?日本国民の政治への関心の50%は経済にあると思う。アベノミクスは破綻したが、それに対して野党には経済対策がない。野党のかつての就職活動支援政策は本質的な経済政策ではない。野党に経済政策が無いままに参議院選挙をすれば野党が勝つ筈が無い。野党がいくらアベノミクスを批判しようが対抗策がないのだから国民は民進党などに票を入れる筈が無い。参議院選挙の結果は見えている。


6月12日 水不足

 梅雨に入ったようだが、今年は雨が降り続くという事が無い。例年に比べ雨の量が少なく関東では取水制限が始まるとか。年によっては梅雨になると気温が低くなり寒い年もあるが、今年は今のところ暑い。夜も布団をかけずに寝ても寒くない。夜も30度近く気温がある。私の経験では梅雨が暑いと夏は曇りが多くなり、気温は高くならないように思うが、どうなるのだろうか。


6月8日 枡添都知事

 政治資金の私的流用で問題となっている枡添要一都知事だが、都議会は都知事を辞任させないような意向ではないかとの推測がある。理由はすぐに辞任すると東京オリンピック中に都知事の任期切れとなり都知事不在になるとか、選挙には46億円かかるとか。まったく何を考えているのか。次の都知事が任期いっぱい務めるのかはやってみなければわからない。オリンピックに重なるのを避けるのだったら早期に辞任すればいいだけの事。モラルよりも選挙費用を使わないというほうが重要なのか?都知事を推薦した自民党と公明党は都知事辞任に消極的とか。自民党と公明党は腐ってる。枡添都知事がこのまま知事であり続けるなら日本にとってこれほど恥な事は無い。枡添都知事が知事を続けるなら東京オリンピックは返上すべきだ。


6月4日 子供置き去り

 28日に北海道で起きた子供の置き去り事件が発生から6日後に自衛隊演習場の宿舎で子供が無事に見つかった事で解決した。水道の水だけを飲んで6日を耐えたにしては元気そうだ。発見された場所は置き去りの場所から直線で6km、約10kmの距離だったという。日本テレビなどでは考えられないくらい多くの距離を歩いたというコメントをしたが、それは間違いだ。私が100名山などでよく子供を見かけるが多くの子供は大人と同じ距離を歩くし、大抵は子供よりも大人のほうが疲れて歩けない場合が多い。実際、山形県の朝日岳では小学校の行事で、毎年、朝日岳へ登山しているようである。頂上まで往復すれば、かなりの距離を歩く事になり実際、歩いているようである。捜索の範囲は後からわかった事だが現場から5km以内の山中が中心のようである。実際、7歳の子供がどれくらい歩くのかを推測すれば、それは大人と同じであり、山道では1日30km程度は歩けるだろう。行方不明になったのは午後3時くらいだったようだから、当日は15kmくらいはゆうに歩けるはずである。夜に月が出ていれば夜の間も歩いていた可能性があり、翌日の夜までには最大で60kmくらいは歩いていたと考えるべきである。これが山道でなく、道の無い山を歩いたとすると山の状況によるが半分から3分の1くらいの距離になるだろう。これは私の経験によるものでかなり正しいのではないかと思う。テレビの報道では6日後でも最大で半径15km程度の捜索に留まったようだが、これでは見つかるはずが無い。少なくともある程度の道はバイクなどを動員して翌日の昼頃までには半径30kmくらいの山道を走破し調べておく必要があり、半径30kmの道には人を配置してそこを通過する子供がいないか監視する必要があっただろう。そうしなかったのなら警察は不手際としか思えない。実際、歩いたと思われる道中を考えれば10台程度のバイクで山道を四方に走らせて追いかければ、当日の内に見つかった可能性が高い。多くの山での捜索が今回と同じような狭い範囲での捜索になっていたなら多くの遭難で見つかるはずの捜索が見つからないで死なせてしまっていたという事になるのではないだろうか。


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