10月28日 船長に死刑

 韓国のセウォル号の沈没事故で船長に死刑、1等航海士ら3人には無期懲役、船を操縦していた3等航海士と操舵手に懲役30年をそれぞれ求刑した。セウォル号の事件では船長が不在の為、船内に留まるようにとの放送が繰り返され続けたという。でも船長が不在ならば、それに変わる福船長などが迅速に指示を出さなかったら救助は出来ない。船長以外にも救助を怠った同列の責任者はいるはずである。死刑になったからといって、亡くなられた方が戻るわけではないが、韓国の責任の所在や救助活動に関する認識は間違っているとしか考えられない。私が思うには船長以外でも船の操縦に関わった人間は全て死刑が求刑されて当然だろう。船の運航に携わる者には乗客の安全を引き受けたのであるから。韓国社会は異常のように思えてならない。


10月26日 ADSL

 廃止に追い込まれるADSLがあるという。FTTH(光インターネット)の6分の1しかADSLがないそうだ。いつの間に。FTTHは5千円程度と高く、今、使っているADSLは¥1,500ちょっと、他でも2千円を切っているのに。最近、ADSLの調子が悪い。以前は1日の一定の3時間程度がつながらないだけだったが1日に3〜4回、1時間程度つながらない事がある。プロバイダに連絡すると電話回線の不具合でADSLが使えなくても対処してもらえないらしい。(元々、固定電話は音声通話のみの目的の為か?)インターネットを使うようになると使いたい時に使えないのはストレスだ。そういう事で少々高くてもみんなFTTHに移ってしまうのかもしれない。ADSLを使わなければ電話の固定回線も不要だ。電話の固定回線が消える背景にはADSLが使えるように電話回線を保守して来なかったという事も大きいのではないだろうか。ADSLの調子が悪い時に電話を取るとノイズが入っていたりするが、NTTに電話依頼しても電話コードを抜き差しすると直ってしまうので対処してもらえない。携帯電話ではノイズが入って聞き取りにくいなどという事は無い。固定電話が衰退するのは自明の理だろう。FTTHに傾倒するあまりに安価に利用できるADSLを疎かにしたのは日本全体では大きな経済損失で失敗ではないだろうか。FTTHの利用者の中にはFTTHほどのスピードが必要ない人は多いだろう。FTTHの回線を分配するなどしてADSL並みの2千円以下にして提供するべきだ。


10月22日 通気口事故

 17日韓国でイベント中に観客が1mほどの通気口の上に乗り下の地下駐車場に落下し、16人が死亡した。通気口が簡単に乗れるような高さだった事が原因のようだ。日本でもかなり昔に同じような事故があったように思う。翌日、警察の事情聴取を受けていたイベント担当者が自殺した。責任を重く受け止めるのは悪い事ではないが、自殺しなくてもと思う。先頃のフェリー事故でも教頭先生が自殺した。両方とも直接の責任は無いように思う。日本でもSTAP細胞論文の件で1人が自殺した。直接の責任はないし自殺しなくてもと思った。でも韓国のそれはちょっと違う理由もあるのではないかと思う。それは当事者に異常に強いバッシングをするので、それに耐えられずに自殺してしまうのではないかという事。日本でも的外れなバッシングがあるが、韓国は日本よりもひどいように思う。それに加えて韓国人は異常に強い口調で執拗に責め立てて非難するように思う。責任追及は問題の再発防止につなげるべきだし、一時の怒りだけで何の対策も取られない形で終わらせたくはない。


10月19日 藤尾本店

 桐生のうどん店藤尾本店へ行った。ひもかわという幅が10cmはあろうかといううどんが有名らしい。店の北側の駐車場は満車で近くの路上に2〜3台が止めてあるようだ。それほどの混雑でもないようなので、しばらく待つと駐車場が空いたので入れた。後から周ってみると南側にも駐車場があるようだが細長い駐車場で、車の置き方が悪いと多く止められない。店の外に順番待ちの人がいた。店の外にトイレがあった。20分くらい待った程度で入れた。ソースカツ丼とひもかわうどんのセットを注文した。ひもかわうどんは¥50高いようだ。一緒に行った人は普通のうどんを注文したのにひもかわうどんが運ばれてきた。文句を言ったが結局、ひもかわで了承した。精算で¥50がどうなったかは不明。ソースカツ丼のソースはウスターソースのようで私はどちらかというととんかつソースの方が好み。ごはんはかなりの柔らかめだった。私は柔らかめのご飯はおいしいと思わない。ひもかわうどんは蕎麦汁に似たような小さい器に入った汁につけて食べる。汁はやや酸味のあるあっさりした味だった。暑い夏だったら酸味のある汁も冷やし中華のようにうまいと思うかもしれないが今日はやや涼しい。冬に食べるには体を温めてから食べたほうがいいかもしれない。幅広だったり、太麺のようなうどんは小麦粉の味がおいしく出るという期待があったが、うどん自体はそれほどおいしいとは思えなかった。メニューの中にはカレーに浸けて食べるうどんがあるので、そういう選択がベストだろう。知らずに誘われて行った有名店だが私の評価はいまいちだった。


10月17日 クワラスワミ報告

 朝日新聞の記事訂正で日本政府は国連人権委員会のクワラスワミ報告の訂正を求めていたが、拒否された事がわかった。アメリカのかつての野球は1度、判定すると審判は覆らなかった。何故、それが妥当とアメリカ人が考えるのか日本人には理解できない。推測ではもしかして審判員の名誉を重んじるのだろうか。しかし、審判員の名誉の為に真偽を曲げるとしたら、その方が審判員の名誉を傷つけると日本人は考えるのだが。国連にはアメリカの意向が強く入っていて、クワラスワミ報告の訂正を認めないのもアメリカ人の思考が大きく影響しているのではないかと考える。今回の件によって国連の決定は全てが疑惑の決定であり、必ずしも正しい決定がされていないという証明になったと思う。国連人権委員会の報告はそういううわさがあるという程度のガセネタ報告という認識になった。


10月14日 名誉毀損

 ソウル中央地検が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を8日に在宅起訴した。さらに出国禁止措置が15日で切れるのを受け、3カ月延長するよう法相に要請したという。これまで出国禁止の延長を6回繰り返し、加藤前支局長は2カ月以上、出国できない状態が続いているという。朴大統領が旅客船沈没事故の当日に7時間も所在不明だったという韓国の他紙のうわさを報道したというのが理由。しかし、ネタ元の韓国の新聞社は事情聴取もされず、産経新聞だけが警察の事情聴取を受け、出国禁止の後、在宅起訴された。韓国の新聞社が問題無くて韓国にとっては外国の産経新聞の支局長が問題というのは理解できない。国境無き記者団や各国のメディアから批判されているという。アメリカや日本の政府も懸念を表明している。政府首脳の名誉毀損は日本には無く、主要先進国にもないだろう。ロシアや中国には政府首脳の名誉毀損罪があり、そういう国は概ね報道の自由が無い国というイメージだ。仮に名誉毀損があったとしても韓国のそれは不公平で理屈に合わない。韓国人は頭がおかしい。結局のところ、中国、北朝鮮、韓国という地理的に近い範囲の民族は、似たようなおかしな考えの傾向があるのだろう。だからといって馬鹿にするつもりはないが、触らぬ神に祟り無しといきたいところだが、隣の国だし、中国とは貿易額も大きいのでそうもいかない。ご愁傷さまとしか言いようがない。
 裏を返せば、これらの国々は正々堂々と立ち振る舞えないほど窮しているという事だろう。中国や北朝鮮は独裁体制を維持しようと自らの歴史を改竄して栄光の歴史とし、理由にならない屁理屈を言って相手を脅迫する。中国は日本に攻撃能力が無いのに国民に脅威を植え付け、反日をあおる。過去をいくら振り返っても将来が良くなる事は無い。将来は今後をどうするかによって決まる。何もしなければ停滞するのみである。中国は過去にこだわって日本との未来を捨て去ろうとしている。何故そうするかと言えば国民の関心を日本に向けて中国政府の矛盾を隠す為である。現在の中国政府は真っ当な手段を選べない苦しい立場なのである。中国国民も単純だから理由も無しに政府に迎合する。中国国民は嘘の歴史を信じて疑わないのだから御目出度い。北朝鮮も同様だ。拉致被害者を返還して人道支援を得ようとしているが、言葉をすりかえているだけで、誘拐犯が身代金をくれなければ返さないと言っているのと同じだ。拉致被害者は返して謝罪するが金品は受け取らないというのが真っ当な人間の立ち振る舞いだ。北朝鮮に謝罪がないのが、北朝鮮は真っ当な国ではない事の証明だ。拉致の問題が明らかになってからずいぶんと時が経つのに今さら探す時間が必要などというのは不合理だ。北朝鮮は日本の制裁を緩和させて引き伸ばすだけ引き伸ばして結局、拉致被害者を帰さないように見える。個人的には緩和した制裁を元に戻して実際に拉致被害者が帰ってきたら、制裁を緩和するべきだろうと思う。
 韓国は何故、反日を掲げるのか。韓国国民は自国を世界で1番と思いたいのではないだろうか。だが実際は1番ではない。その事は韓国国民は承知している。しかし、過去に侵略された経緯のある日本よりどうしても上に立ちたいそういう思いがあるのだろう。私はどの国が上などというのはどうでもいいことのように思う。要はその国の国民が幸せならばそれでいいと思う。その為に自分が努力してより良い未来を築けばいいだけの事である。他の国を非難しても自国は良くならないのである。韓国国民の悪い癖は自分の願望の為にどんな不正な手段を使おうとも、自己の願望を叶えようとするところにある。他を蹴落とすのに懸命で気付いてみれば韓国はちっともよくならない。滑稽である。韓国は自殺率も高いそうである。そりゃそうだろう。未来が良くなる努力もできないし、将来が良くなるという展望が見えて来ない。日本の社会であれば自分の努力が足りないと思う事もあるだろうが、韓国社会は矛盾だらけで真っ当に何かをしても結果が見えて来ない。外国に逃げ出したくなるのは当然である。


10月12日 ノーベル賞LED

 青色発光ダイオードを実用化したカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授がノーベル賞を受賞した。同時に名城大学の赤崎勇教授、名古屋大学の天野浩教授も受賞した。中村氏は有名だが他の2人は良く知らないが開発に貢献したらしい。中村氏は特許料として裁判で200億円を認められたが、結局8億円で和解したとか。他の2人も貢献したのなら中村氏から謝礼を支払うのが合理的ではないだろうか。この裁判以降、発明は個人の物という考えになったが、企業が発明に貢献した度合いは大きい。企業が研究にお金を出しても全部が成功して利益を生み出すわけではない。利益を出した研究の利益の100%を持っていかれると企業は研究開発費を捻出できず、やっていけない。研究をしていても成果が出せず、低迷する企業は多い。発明の利益と研究開発費は同じくらいなのかもしれない。そう考えると、発明で個人に支払われる対価は利益の5%から10%程度がせいぜいなのかもしれない。アメリカは契約社会で社員が発明した特許は会社の物となり、報奨金は2〜3万円のようだ。企業に働く社員が発明した場合に発明が100%個人のものというのは無理があるだろう。


10月10日 台風の眼(目)

竜巻には眼が無いのに、何故、台風には眼ができるのだろうか。最大風速はそれほど違わないだろう。遠心力?でも竜巻も台風も遠心力は同じはず。違いは無いだろう。大きさの違いからか。でも大きさが違うと何故、眼が出来る?わからない。インターネットで調べると台風の眼が何故、できるのか理由がわからないらしい。それで考えてみた。台風が北半球で左巻きなのはコリオリの力らしい。

台風が何故、出来るのかというと海上の暖まった空気が軽くなって上昇すると上昇気流が出来る。気体は流速が速くなると気圧が下がるから周囲の空気を巻き込んで、さらに強い上昇気流ができる。台風の中央は周囲より速い上昇気流が発生している。この時点の初期の台風には眼が無いだろう。(図1参照)台風の下側は周囲の空気を中央に集めて上昇し、上側は中心から周囲に空気が拡散する。台風は短期間に効率良く海上の熱エネルギーを拡散している状態という事になるだろう。

ここで海上の暖まった空気を台風が少し多く巻き込んだと仮定する。上昇気流の最大速度は以前とほぼ同じだが、多く空気を巻き込んだので台風は少し大きくなって膨れる。多くの空気を運ぶにはより大きな空間が必要となる。従って、大きな空気を巻き込む大気の下側の層は以前より高い層が必要で、それを拡散する上側の層はさらに高い層が必要となる。ところが大気の厚さはほぼ一定なので膨れた台風の中央の空気は行き場を失って滞留する。これが台風の眼になるのだろう。(図2参照)
台風の眼が無いのと眼がある2つの図は断面を示しているが、これを上から見ると台風の眼の周囲を強い上昇気流が囲んでいる状態となる。この2つの違いは何かと考えると、眼の無い台風は中心の1点で上昇気流が発生しているが、眼のある台風は眼の周囲に円になって上昇気流が発生している。当然ながら点よりも円になった上昇気流のほうがより多くの上昇気流が発生している。つまり眼のある台風の方がより効率的に熱エネルギーを拡散している状態であり、安定した状態と考えられる。(別の言い方をすれば、同じ空気量を上昇気流で運ぶには眼の無い台風はより速度の速い上昇気流速度を必要とするので、これが抵抗となり、より抵抗の低い眼のある台風に遷移するようになる)従ってより大きな台風はより大きな眼を持つ台風となるのである。

台風の眼の中では少しの上昇気流圧力があるが、台風の眼は小さいので強い上昇気流を起こす事ができず周囲に比較すると無風状態になるのだろう。もし、台風の眼が非常に大きくなれば台風の眼の中に台風の眼ができるという事も有り得るのかもしれない。


10月7日 仁川アジア大会

 韓国仁川(インチョン)アジア大会ではバドミントン会場で空調の風が日本人選手に不利な方向で吹いて不正疑惑が浮上したが、大会関係者は電力を抑える為に空調を30分ごとにオンオフしたという。バドミントンの羽根は風に影響される事が常識であり、試合に影響を与えるような条件は許されないだろう。バドミントンの風の規定がどうなのかはわからないが、風があるのはまずい。風速や温度格差などがあれば避けるべきだろう。インド選手は判定を不服としてメダル授与を拒否したとか。競技では少なからず判定疑惑があるが今回のアジア大会では非常に多いようだ。問題があるならば、今後に生かす事が必要だろう。バドミントンの試合のビデオなどを参考に、適正でない環境が確認できるなら、試合を参考記録として、結果を取り消すなどの処置が必要だろう。そうでなければ今後は不正が起こってしまう。


10月5日 オクラのかぶれ

 昨日、そうめんを食べていたら両手の指先が痒くなった。そうめんのアレルギーという事はないだろう。そうめんを作る時に少しばかりオクラを洗って刻んだ。でも今まで痒くなった事はない。だんだん痒みが強くなるので、そうめんを食べた後でインターネットで調べてみたらオクラの細かいトゲでかぶれるらしい。薬を買いに行こうかと思ったがどんな薬を買えばいいのか見当もつかない。以前、柿の木のトゲトゲの緑色の毛虫のイラガに触れてしまい、強い痛みを感じた。きっと酸性の毒を持つのだろう。それで直ぐに水道水の流水で10分くらい流したら、その後は痛みも治まり腫れもなく治ったので、同じようにやってみようかと思った。イラガの時は1〜2分で流水から手を離すと痛みが襲ってきたので10分くらいになったのだが。手を水道の水に浸けると痒みは治まるが水から手を水から上げると少しづつ痒くなってくる。同じように時間が必要なようだ。最初は水道の流水でやっていたが、つまらないので鍋に水を入れてテレビを見ながら両手を20分くらい水に浸けた。その後、手を出して水を拭いたが痒くはならず、赤くもならなかった。程度にもよるが処置が早ければ水に浸けるだけでかぶれを防げるようだ。


10月4日 御岳山

 新たに御岳山の噴火で16人の行方不明者が発表された。合計すると60人近くになるのだろうか。捜索は火山灰で難航している。今後は登山道以外も捜索するとか。けれど普通は登山者は登山道以外は進入しないので、登山道の近くを良く探したほうがいいのではないだろうか。もっとも噴石から逃れようと近くの大きな岩影に駆け込んだとか、噴煙で真っ暗になって方向を見失ったとかはあるかもしれない。火山灰は50cmを超えるような厚さの場所もあるだろうから金属探知器とかは使えないのだろうか。死亡した人の死亡原因は4十数人中、肺の火傷は1人で他は噴石で死亡したそうである。ザックを頭の上に乗せて噴石の直撃を避ければ助かる可能性は高くなるようである。噴煙は今も続いている。今年は雨が多かったので、水分が多く供給され続けているのだろうか。御岳山は岩盤地質でマグマと水分が閉じ込められるような構造なので噴火で噴石が多かったのだろう。ボーリングして圧力を逃がすような工夫があれば大きな噴火にならず、ボーリングからの噴出で予知も可能なのではないだろうか。


10月3日 日本と中国が戦争をしたら

 インターネットでは日本と中国が戦争をしたらどうなるかという推測が多くある。戦争したくはないが考慮しておく必要はあるだろう。本当かどうかはわからないがロシアの分析では互角だとか。中国の人口は日本の約10倍で圧倒的に中国のほうが多い。槍や刀で戦えば中国には勝てそうもないが、日本の戦国時代の歴史では10倍の敵を破った例はあるようだ。もちろん現在は槍や刀で戦う訳では無い。
 私は軍事には素人だが尖閣諸島の戦いでは機械戦になるだろう。あんなに狭い地域に何万人もの兵隊が戦えない。日本にはアメリカの無人攻撃機のような装備はないが、中国より優秀な兵器が多いだろうと推測する。兵器の優劣は戦闘に圧倒的な差をもたらす。旧式の兵器では勝てる見込みが無い。
 尖閣諸島は国連から沖縄と一緒に返還された歴史があり、日本の領有は既成事実化している。中国が尖閣諸島の領有を認められるには尖閣諸島に人員を定住させるか、尖閣諸島の領海に日本の船を入れさせない必要があるだろう。しかし、尖閣諸島に兵員を常駐させるのは極めて難しい。大砲やミサイルで攻撃を受けるからである。領海に船を入れさせないのも難しい。船の進路を塞ぐのは難しく、後はぶつかって阻止するか、攻撃するかである。攻撃すれば航空機や戦艦の戦いになる。
 仮に中国軍が沖縄などに上陸したらどうなるか。戦国時代に圧倒的多数なのに敗れる要因に結束力が弱いと言う事がある。多くの中国人が民主化を望んでいながら長い間、民主化を実現できないのは中国人は非常に過激な面を見せるが結束力に欠けるのではないかと思われる。それに比較して日本は結束力は非常に強いように思われる。もちろん実際に戦争になっても戦争反対を唱える日本人は出てくるだろう。だが、実際に日本人が捕らわれ殺害されれば、結束力はより強固になるだろう。さらに中国には弱点がある。中国人の捕虜に民主化を約束して日本と一緒に戦わないかと誘えば20〜50%近くは一緒に戦ってくれる可能性が高い。あるいはもっと多くの中国人が賛同するかもしれない。日本と戦っている中国軍の中にも中国軍を攻める部隊が出てくる可能性だって有り得る。ウィグル族やチベット人も抵抗運動を繰り広げるかもしれない。従って、日本は多くの味方を得る事となり、1度、日本が優勢とみるや中国軍は戦わずして瓦解する事となる。日本と中国の戦いは中国共産党と日本の戦いになる。中国共産党本体の人員は中国の人口の1部であり、結束力は弱い。何故なら中国共産党は金の亡者連合だからである。
 但し、私は中国との戦争で日本が必ず勝つとは思っていない。日本単独では日本が負ける可能性は大きいだろう。アメリカが助けてくれたとしても日本が戦場になればかなり大きな被害になる。戦争が長引いてドロー状態になる可能性もある。状況に応じて最大限の努力をするだけである。ただ結果がどうなろうとも世の中は行き着く所に行くだろうと思う。日本は敗戦したが、その後の努力で見事に復興した。何が正しいのかを見据えて努力すれば、それなりの結果になるだろう。
 仮に日本が中国の支配を受けるようになると、日本人は中国の一部となるが、現在の中国の理不尽な対応には耐えられないだろう。そして日本人は中国の民主化の先頭に立つようになるだろう。やがて中国共産党をひっくり返してしまう可能性が高い。中国が日本を侵略する事は敵を内に取り込むに等しい。逆に日本が中国を支配したらどうなるか。現在の日本人には他国を武力で支配しようという気概が無い。日本人は国際ルールを破るような行動はしない。中国には核ミサイルがあるので中国本土を攻撃するのは不可能だ。仮に日本が中国を統治したとしても民主主義の仕組みで統治するので、中国国民の不満は今より和らぐ。経済は発展し、犠牲を払ってまで逆らう必要も無いだろう。ただ日本には他国を支配しようという意思が無いので、やがて中国は妥当な国の単位で分割されて独立するという事になるだろう。


10月2日 香港民主化デモ

 10月1日に中国は日本の建国記念日に相当する国慶節を迎えた。中国政府はこの日に軍隊などでデモ隊を排除するのではないかと憶測していたが、何事も無く過ぎた。学生を中心としたデモ隊は今後、政府の施設を包囲する予定とか。そうなれば武力による排除は避けられないだろう。惨事にならなければいいが。米国などは民主選挙要求を支持しているが、米国は手を出せない。ただ、中国が強硬な手段で多数の死者を出すような事態になれば欧米を中心とした経済制裁になりそうな気配である。そうなれば日本も歩調を合わせるだろう。あまり強硬な経済制裁はできないだろうが、中国の成長率がゼロか少しマイナスになるくらいの経済制裁にはなるだろう。そうなれば中国政府に従順な中国国民も少しは革命意識が芽生えるのではないだろうか。日本が民主化に踏み出した明治初期の頃には随分と暗殺が多かった。いくら警備が厳重と言っても13億人もいる中国で、首脳やその家族が1人として暗殺されないのは中国国民は民主化を望んではいないと思う。
 中国政府はデモを法律違反と言うけれど、デモを禁止する法律こそが法律違反だろう。法律は国民の為にあるルールで人権無視の法律など無いに等しい。考えてみればウィグル族はデモもできず、武力で押さえつけられている。主張する方法はテロしかないのではないか。中国においてはテロは合理的な唯一の方法と認めざるを得ないのかもしれない。


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