9月27日 TAG

 トランプ大統領との会談でTAG交渉を開始する事になった。TAGとはサービスなどを含むFTAとは異なり物品のみの関税を対象とするという。TPPから離脱したトランプ大統領だが、結局のところ似たような条約を結ぶ事になりそうだ。トランプ大統領は貿易赤字を少なくし、アメリカ国内の雇用を多くしたい考えなのだろう。しかし、本来は変動為替によって貿易不均衡は自動的に是正されるもののはずなのだが。それが機能しないのは実力以上にドルの信用性が高いという事で、ドルが世界各国によって蓄えられ続け、増えている結果なのだろう。そうであればそれを是正するのが先決ではないか。自民党は必要以上に円安に誘導したがりで、日銀が円高時に為替介入するものの円安になってもドルを放出しないから日本のドル資産がたまり過ぎて今回のような事態になったという事で、トランプ大統領から降って湧いた災難のように考えるのは誤りで、常日頃の自民党の政策、ひいては日銀の黒田総裁が今回の問題を引き起こしたと言っていいだろう。つまり自民党率いる日本は自業自得なのである。
 中国は既に多くの品目で輸入関税を課されており、それに比べれば日本の外交はまだまし。常日頃、日本の外交はお粗末と言われ続けてきたが、今回のアメリカとの関係を考えれば中国の外交は日本よりも数段、劣っていると言えるだろう。今回のアメリカの中国に対する輸入関税は中国にとっては深刻だが中国の輸出品はアメリカ国内で生産される品物より圧倒的に安いので25%の関税がかかったとしても全体の1〜3割程度の減少に留まるのではないだろか。中国への打撃は深刻ではあるが、決定的ではないだろう。しかし、これが長引けば、中国の工業生産は少なからず落ち込み、輸出工場は海外へ逃避する事になり、本当の打撃はこれから始まる。
 日本が貿易交渉を有利に進めるには、現在1ドル113円台と円安になっている為替を円高にしなければならない。これには中国と協力して、ドル国際やドルを売って円高にもっていけばいいではないか。そうすればTAG交渉するよりも大きなアメリカの貿易赤字の削減になる。うまくすればドル売買で利益が出る(円高の時にドルを買って、円安で売る)。加えて新興国ではドル高により新興国の通過安も解消でき、世界経済の安定化になる。そうした施策を実行すれば中国の関税をトランプ大統領が引き下げるという交渉の土台ができるという事ではないだろうか。


9月23日 9月は雨

 8月は各地で連日35℃を越えるような暑さだったが9月に入って曇りの天気が多くなった。暑いよりはましだが、そのせいか蚊が増えたような気がする。いずれにしても最近の夏は昔より過ごしにくいように思う。


9月19日 メルカリのパワハラ?

 メルカリは1度評価を書き込むと修正できない。出品者と購入者の評価は同時に公開されるので、相手の評価を見て書く事ができない。問題なのは相手の評価が事実と異なって記述されている場合がほとんどという事。クレームの付けようが無い。間違った評価でも見る人はそれを信じてしまう。これはメルカリと購入者のパワハラだと思う。


9月15日 家庭菜園

 2本植えたきゅうりの苗の1本が枯れてしまった。秋が近づいたせいだろうか。2本の苗から取れたキュウリは10本に満たない。手入れもほとんどしないが、アブラムシ退治で千円近い薬を買って撒いたのに。一応アブラムシは退治できたが、成果はほとんど無かった。花は咲くが5個くらいの花のうちキュウリになるのは1つくらい。何が原因なのか?
 6本植えたトマトの苗は3本は枯れ、3本はまだ青いが1つも花が咲かず、実がならない。枯れた原因は35度を超えるような暑さのせいもあるのかも。2本植えたナスもほぼ同様だ。たまに花が咲くが実が付いたのは1個だけ。しかもうまくなかった。食べたスイカの種から出た芽は10本くらいあったが、毎日水をあげたのにすべて枯れた。買ったスイカの2本の苗は少し伸びたが、小さい実が付いてアリに食われて穴だらけになったので切って捨てた。カボチャは花は咲くが実がならない。気候のせいなのか私の行いが悪いのか、それが問題だ。


9月11日 ブラックアウト

 大阪近辺を北上した台風12号は秒速80mの竜巻並みの風が吹き、車が紙の箱のように転がり、電柱が倒れ、多くの屋根などが飛ばされた。関西空港は地盤沈下の影響もあって滑走路などが水浸しとなり、メインの滑走路が当分の間、使えなくなった。鉄道や道路の連絡橋に大型タンカーが吹き寄せられ衝突し、連絡橋は大破した。タンカーが衝突する危険性は予見できたはずだが、何の対策も取られなかった。タンカーの船長には大きな責任があるが、船長の弁明が報道されないのは何故なのか。空港とタンカーの責任者の話を聞いてみたい。
 北海道では大きな地震で大規模な土砂崩れが発生し、田を目の前にした山のふもとの家は下敷きになった。よくある、のどかな美しい風景が仇となった。北海道の山が火山灰大地だったとは思わなかった。自身で苫東発電所が止まった影響で北海道の全部の電気が停電する全停電(ブラックアウト)が発生し、電気が通じるようになるまで3日もかかった。長い。ある程度の発電が止まったら自動的に一定の地域の電気を切る事はできなかったのだろうか。今年は被害の多い夏となった。


9月7日 側枝(そくし)

 歯根(歯の歯茎に埋まっている部分)の側面に開いている穴を側枝と言う。これがあると歯茎が腫れたり、顎の骨が溶けたりする。当初は顎の骨が溶けても痛みは無い。側枝が疑われると歯茎の腫れている部分に細い金属の棒を刺してレントゲンを撮って側枝の場所を特定したりする。多くの場合、側枝はレントゲンに写らない。保険適用の歯の治療は側枝のある歯根を切除する。多くの歯科医は側枝の治療は抜歯以外に無いという。しかし、顕微鏡を使う医師は側枝を治療できる場合がある。顕微鏡歯科学会のホームページで顕微鏡を使用して治療を行う医師を探す事ができる。顕微鏡を使用した治療は保険適用されず、自由診療となるので高額である。
 側枝には色々なケースがある。歯に金属を被せる場合に歯根以外を削り歯根の中の神経を抜き、ガタパーチャというゴムを入れて金属の歯を被せて治療する。治療が終了して10年以上経過して歯茎が腫れて、ガタパーチャを抜いてみたら歯根の先端に穴が開いていたという場合がある。歯の神経を抜く場合に抜いた後でドリルで歯の中の神経を除去するがドリルを深く入れすぎた為に歯根の先端に穴が開いた。10年も経過するとガタパーチャの先端部分だけが黒くなったりするのでわかる。その他、歯根に強い力が加わり、歯根にヒビが入るような場合がある。歯根の歯茎近くから先端近くまでひびが入る事がある。医師は強くかんだ為に歯根にひびが入ったという事で強く噛まないよう指導するが、単に力が加わったならば縦に長くひびが入るのではなく、横に割れるはずである。縦に長くひびが入るのは縦に弱い原因があって、そこに力が加わった為に縦に長く割れるのではないかと思う。従って、特に強い力というよりは、それほど強くない通常の強い力で割れたのではないかと思う。
 そんな治療には40万円程度の費用がかかる。側枝を治療するよりは歯を抜いてインプラントの歯にすると同じような費用でできる。でもインプラントの手術は失敗する事もあり、後遺症に苦しむ事もあるようだ。そうであれば自分の歯で治療ができれば、その方が良いとも思える。それで治療ができなかったり、抜歯しなければならなくなったらインプラントという治療をするという事もできる。


9月3日 謝罪

 塚原夫妻が謝罪するという。辞任しなければ謝罪にならないだろう。速水コーチは暴力を認めたが本当に暴力だったのか。外傷があれば傷害事件になりかねず、暴力の可能性があるが、外傷がなければ暴力かどうかは微妙だと思う。例えば挨拶がわりに肩を叩いたら暴力になるだろうか。叩く強さや回数、叩かれた側の感情によるだろう。ボクシングで実践形式の練習をして顔に傷ができたら暴力になるだろうか。本人が望まなければ暴力になり得るだろう。今回の場合、宮川選手は外傷は無く暴力と認識していない。コーチは処分撤回の仮処分を取り下げた事からも、体操協会に逆らわずに仕方なく暴力と認めた背景があるのではないだろうか。そもそも、コーチの暴力行為の告発の経緯は朝日生命体操クラブに宮川選手を入れさせる為の工作だったという事を考えれば不当な告発でパワハラの一環だった。過去に朝日生命体操クラブに移籍した選手の移籍の経緯を調べる必要があるだろう。
 過去には奈良判定ならぬ塚原判定があり、朝日生命体操クラブ所属の選手が高得点になった事からボイコット騒動があったそうである。何故、その時に改善できなかったのか、よく調べ、改善すべきだろう。今でも塚原夫妻は大きな権力を持っている為、迂闊に反論すると報復されかねず、事実を言えない雰囲気があるようだ。日本のスポーツ界のシステムがおかしい。早急な改善が必要だ。ボクシングの山根会長は辞任したが、システムの改善がされたという報道が無いのは何の教訓も生かされないままという事だ。文部省がきちんと仕事をしていないという事であり、それは安倍首相が悪いという事に通ずる。


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