3月28日 メール

 証人喚問で籠池氏が安倍首相の昭恵夫人から100万円の寄付を受けた件で昭恵夫人から籠池夫人に講演の謝礼をもらった事の記憶がないのでもらったかどうかを訊ねたメールに対し、籠池夫人は回答を避けている。これは籠池夫人自身が嘘をつきたくないので回答しなかったのだと思う。昭恵夫人からの寄付金は同行していた人が人払いされたのかどうかを同行していた人に聞けばわかるのではないだろうか。政治家はお金をもらう事はあっても寄付をする事はないだろう。政治家は人の交流が多いから1人に寄付すれば他の人にも寄付をしなければ気まずくなる。籠池氏は安倍首相夫人から寄付を受ける事によって寄付が広がる事を期待したのだろう。学校の認可に対しては異例の対応が指摘されているが、学校認可の規制緩和の成果を出そうと役人が動いた事や、多数の政治家からの問い合わせがあった事が異例の対応につながったのではないだろうか。しかし、学校の認可の条件には永続的な運営ができるように豊富な自己資金が必要とされているようで、森友学園建設の為には多額の寄付や銀行からの融資が必要であり、そうであれば森友学園の認可には無理があったように思う。


3月24日 ポイント

 クレジットカードはそれほど使わないのだが、それでもポイントが少しは貯まる。使い道があればいいのだが、あいにくこれといった物が無い。自分では使わないが買った値段と同じような価格で売ってポイント消化する事がある。先日、売れると思って合計5千円あまりを購入したのだが、さっぱり売れず。価格を安くして赤字で売るかどうかはもう少し待ってみようか。今回は失敗の模様である。


3月20日 証人喚問

 百条委員会での証人喚問が行われた。石原元都知事は冒頭、脳梗塞でひらがなが読めないと告白した。以前、テレビで見たところによると正常な人でも人間の記憶は時間とともに間違った記憶に変化してしまうらしい。百条委員会では嘘の証言をすると刑事罰を課せられるようだ。しかし、記憶が変化してしまうとすると、真実を知りながら嘘の証言をしたのか、記憶が誤りで間違った証言をしたのかを区別する必要があるが、それは難しい。記憶が誤りなら嘘の証言ではない。実際、石原氏は記憶の誤りを既に訂正している。裁判では冤罪を防止する為、証拠が必要だ。証言だけで罪になるとしたら、証言が証拠になるという事だ。昔は自白が証拠になったが今は自白は証拠にはならない。そう考えると百条委員会は時代に逆行した間違った仕組みという事になる。嘘をついたら刑事罰というのは廃止するべきである。


3月16日 トヨタ

 ニュースを見ていたらトランプ大統領がトヨタ自動車の幹部にアメリカ国内で自動車を生産するだろう?と念押ししたようだ。アメリカの大統領が日本の一企業にお願いを強要するなんてはしたない。お願いされたトヨタも迷惑だろう。仮に大統領の要求通りにアメリカでの生産を拡大して関税引き上げを回避したとしよう。でも関税は1つの企業に対して個別にかけるものではないだろう。アメリカ国内での生産を増やして関税引き上げを回避したとして得をするのはアメリカでの生産を増やさなかった他のメーカーやドイツの自動車メーカーなどだろう。アメリカ国内で生産を増やせば工場増設などそれなりにお金がかかる。トヨタだけが負担を強いられる事になる。この不公平をトランプ大統領はどう考えているのだろうか。他のメーカーも同じ条件で関税有りなしを決めるならそれは公平だがそれ無しにアメリカでの生産を増やすなどと決められないだろう。それに関税の引き上げ率によっては工場を増設するよりも関税を支払ったほうが費用として得策かもしれない。4年後にトランプ大統領が辞めて次の大統領が就任したら、また元の自由貿易になったら工場に投資した費用が無駄になる。それらを決めないうちにトヨタにアメリカ国内での生産をせまられてもトヨタだって判断できないだろう。トランプ大統領の大統領令は入国禁止令では拒否されたように実現しないものもある。トランプ大統領の気持ちは理解するが、やり方があまりにも稚拙すぎやしないだろうか。


3月12日 原発汚染

 福島では多くの地域で除染が進み帰還が始まろうとしている。一般の放射線の限度は年間1ミリシーベルト(毎時0.23μシーベルト)だが避難指示解除の基準は年間20ミリシーベルトだという。ICRP(国際放射線防護委員会)のジャック・ロシャール副委員長は年間20ミリシーベルトは長期間続くと安全でないと言ったようだ。1〜20ミリシーベルトの下方を取るべきという。国は地面の除染は行うが工事用のシートなど個人の持ち物は自費で処分する必要があるという。こういう場所の近くでは毎時4μシーベルトもある場所があるようだ。ホットスポットにはチェルノブイリの8倍の場所があるようだ。
 原発汚染避難解除を早期に望む人もいれば現状では帰れないとする人もいるだろう。一律に当てはめるのではなく本人の希望により柔軟に対応できるようにするべきだろう。


3月8日 豊洲汚染

 豊洲市場では今まで定期検査で汚染が無かったが、いきなりベンゼンが環境基準の2800倍とかを検出した。その理由として東京都は以前は井戸水を全て汲み上げて、翌日に溜まった水を検査していたが基準を超えたのは井戸水を全て汲み上げた当日に採取した水を検査したという。何故、結果が異なるのか。井戸水を空にした翌日に溜まった水は新たな地下水であり、水脈を通過した比較的遠くから運ばれた水である。それに比較して溜まり続けた井戸水には周辺の土から染み出した成分が溶け出したという事だろう。つまり土壌汚染除去が十分でなかったか土壌汚染除去した土より深い部分の土の汚染があったという事だろう。当日に水を採取した際には、まだ水が多く溜まってなく、水の汲み出しが十分でなく、残っていた溜まり水と混ざったのではないだろうか。そう言えば市場の建物の地下に空間があり水が溜まっている事が発覚した時にポンプで常時、汲み上げる予定なのでポンプが稼働すれば綺麗になるとしていた。井戸水を汲み上げれば新鮮な地下水が流入するので、常時、井戸水を組めば綺麗になるのは当たり前だが、何故、井戸水を汲み上げなければならないのか不明だった。説明では市場の清掃などに使用するという事があったので、その為の井戸水の汲み上げを想定していたのかもしれない。井戸水を使うから使用する状態に近い形で井戸水を翌日に採取するというのは井戸水の検査としてはありだろう。しかし、土壌汚染の監視としては翌日の新鮮な井戸水を検査するのは精度が低くなるだろう。東京都は井戸水から汚染水が検出されるのを想定して翌日に検査したのではないか。あるいは最初の検査で井戸水から汚染が検出されたので、翌日に採水するようにして、安全という結果を出そうとしたのかもしれない。井戸水を常時、汲み上げて排水すれば、いずれは汚染は低下し浄化される方向にはいくだろう。
 そう言えば、というか、私の記憶ではそもそも豊洲では土壌汚染があった為に本来はコンクリートやアスファルトで覆ってしまえば問題は無かったのだが、あまりに反対が多くて、一定の表土を浄化して表面を綺麗な土で覆ってしまえば安全だという事で進んだように思う。そうならば地下深くの汚染は合意の上での建設であったのだから、今更、地下水が汚染されていたからと言って騒ぐものでも無いのではないだろうか。地下水が汚染されているのは、むしろ当然の結果と言えよう。

追記:井戸水を検査する前に井戸水を1度抜く理由は雨水による汚染を除くという理由のようだが、雨水に高濃度のベンゼンやシアンの汚染があるとは考えにくい。


3月5日 森友学園

 森友学園が運営する幼稚園では「安倍首相がんばれ」とか「安保法制、国会通過よかったです」などと園児に斉唱させている。びっくりだ。幼稚園で言ってた事はほとんど記憶には残らないだろうが、小学校高学年ともなれば意味も分かってくる。それを考えると恐ろしい。小学校は建設させない方がいいのではと思ってしまう。しかし、仏教やキリスト教系の学校では現実には証明のしようのない事を教えているのだろうから、それを考えれば有りなのだろうか。


3月1日 リュージュ

 長野冬季オリンピックで建設されたリュージュの為のスパイラル施設が大きな赤字で休止するという。リュージュの競技では150人くらいの競技人口で利用が少ないし、競技はスピードが速く危険な為、一般での利用ができず、収入が少ない為という。これまであった国の補助が打ち切られ建設した長野県だけでは31億円もの維持費をまかないきれない。休止しても年間2億円程度の経費がかかるという。そりにパラシュートを付けるとか、運転手を付けて載せるとかして一般のアトラクションとして運営できないものだろうか。夏は凍らせずに車輪のついたリュージュでというのもいいかも。スピードを落とすには常にブレーキをかけるというのがいいかも。バンジーとか危険なアトラクションもあるのだから、それなりの利用方法はあるのではないだろうか。
 東京オリンピックで建設する海の森水上競技場は毎年1億6千万円もの赤字が想定されているという。さらにそれを上回るのがオリンピックアクアティクスセンターで毎年6億4千万円の赤字という。全部を黒字にするのは無理としても、赤字施設を維持するのは無理がありそうである。


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