11月29日 海の森
東京オリンピックのボート会場が東京の海の森に決まった。もっと早く小池さんが就任していたら別の案もあっただろうが、工事変更などの費用も考えると止むを得ないのだろう。500億円が300億円になっただけでも良しとしよう。東京オリンピックの費用が膨らんだのには元自民党首相の森会長の責任がある。森会長には費用は東京都持ちだから何も考えず、ひたすら豪華な施設を目指した結果だ。自民党の悪事の結果だ。阿部首相なら自民党に投票するつもりはないが小池首相なら自民党に投票してもいいかもしれない。もっとも小池首相になるかどうかは投票段階ではわからないから自民党には投票できないだろう。
11月25日 初雪
昨日、関東周辺で雪が降った。東京では11月に雪が降ったのは54年ぶりとか。例年だと12月の後半に雪が降るかどうかというところなのでかなり早い。天気予報では夜中の3時頃から降るという事だったが、朝、起きてみると降ってなかったので、雪は降らないのかと思った。雪は少し積もったが道路に雪は積もらず大きな影響は無かった。
11月23日 教育格差
年収によって大学進学率が変わり年収が高いほうが大学進学率が高くなり、収入も高くなるから、高い年収の親は高い年収の子供を持つ事ができ、いつまで経っても格差が縮まらないというのをテレビでやっていた。確かにそうかもしれない。それでどうするのか。大方の意見としては親の年収格差を少なくする為に教育の費用を国が補助するという事だろう。しかし、私は必ずしもそうではないと思う。何故なら、以前、テレビでも放送された大家族の放送をあなたは見ただろうか。失礼ながら彼らは子供1人当たりの教育費は少なく、親の年収も低いだろう。しかし、原因がそこにはないと思う。あなたはテレビを見ていただろうか。家族の様々な模様を写していたが親が子供の教育に熱心だったとは言えず、子供も勉強にはあまり関心が無かったように思う。そんな状態で教育費補助をしたとしても効果はほとんど無いだろう。高収入の親は勉強が子供の将来の年収に密接に関係する事を良く理解しているから、高収入で高学歴な親ほど子供の教育に熱心になり、教育にもお金をかける。これが教育格差の原因と考える。問題は親の年収もあるが、もっと重要なのは親の子供への関与であると考える。フィンランドでは教育にお金をかけた結果、経済が好転したという。教育の最終目標は国民の幸福にあるだろう。では日本はどうするべきか。収入の低い親が容易に教育に熱心になるようには思えないし、勉強をしたがらない子供の家庭が金銭的に余裕ができたからといって勉強に熱心になるとは思えない。私にも妙案はないが学校の先生以外の先生を公的に資金援助して学校の放課後に公的な学習塾を開いて詰め込み教育をするしかないだろう。ただ、それでも大学進学にはお金がかかる。奨学金を増やせばいいのだが、現在の大学進学率は50%を超えているようだ。全員が大学に行かなくてもいいだろう。大学で勉強したい人はそれなりの資質を持った人にするべきだろう。
教育の最終目標の1つが収入にあるとすれば日本にはもう1つ重要な問題があるだろう。それは学力の高い人が公務員になってしまう事だ。基本的に公務員は経済に大きく貢献しない。少なくとも公務員の多くが高学歴である必要は無い。高い教育費を使って多くが公務員になってしまう現状は日本経済にとって損失である。かつては経団連から高学歴の人間を公務員として雇わないようにという進言もされたが、今は聞かない。日本経済の向上のためには公務員給与を少し低くして高学歴の人間がほとんど公務員になってしまうという現状は正すべきだろう。例えば公務員の20%は幹部として従来のように採用するが、後は大卒は採用せず、試験で良い点を取った人も採用しない。中間ぐらいの人を採用するというのも1つの方法ではないだろうか。公務員は成績上位の者を採用するというのは公共機関として公平でない。
教員の採用も成績だけで選ぶのではなく、採用基準を満たす成績であれば後は教育への情熱や常識度で採用を決めるというのも良い方法だろう。
11月20日 長沼ボート場
東京オリンピックのボート会場はどうなるのか。長沼ボート場は環境アセスメントなどで建設が間に合わないのではないかと懸念されている。2つのボート場を整備するわけにはいかないだろうから大きな問題だ。しかし、長沼の建設が間に合わなかったら韓国で開催するという事も可能なのではないだろうか。そうなれば長沼ボート場の建設も懸命に努力して間に合わせるという可能性が大きくなるのではないだろうか。
11月17日 トランプ・デモ
アメリカでトランプ氏が大統領になる事になった。トランプ大統領デモが連日、発生し止まらない。これまでに無かった事だ。アメリカ人の中にはトランプ大統領になったら海外に移住したいという人が多いらしい。デモは自由だ。デモが長引けばトランプ氏も考えを少しは修正するかもしれない。どうなるかはもう少し様子を見る必要があるだろう。
11月13日 第3次世界大戦
アメリカは各国に米軍の駐留経費の増額を求めている。もし駐留経費を100%支払ったらどうなるのか。次は核兵器運用費とか実際に米軍が出動したら出動費用が必要と言われるのではないだろうか。そうして経費の多くを支払いながら米軍は何をしてくれるのか。いざという時に何も行動しないのではないかという懸念があるだろう。実際にウクライナはロシアに占領されたままでEUも行動しようとはしない。アメリカに軍事同盟を求めるよりEUに求めたほうが得策かもしれない。米軍は婦女暴行などをしても責任を取らないし、アメリカ人の人間性が疑われる。いざという時にアメリカが頼りになるかは非常に疑問になってきた。すぐにアメリカとの同盟を破棄はできないが別の手段を求めざるを得ないだろう。
トランプ氏の発言は単に駐留経費の問題だけでは無い。世界の警察を辞めるとも言っている。駐留経費は守るのが前提のはずだが、守らないとなれば駐留経費を払う意味がない。日本は次期主力戦闘機に欧州の戦闘機を検討したが、アメリカとの同盟を重視してアメリカの戦闘機を購入する事にしたという経緯があると聞く。アメリカが守ってくれないなら、高価なアメリカの戦闘機よりEUの安い戦闘機のほうが得策という考えも出てくる。アメリカの政策が変更になったのなら1度は決まったアメリカの戦闘機の購入も、それを理由にキャンセルできるだろう。
アメリカの軍事抑止力が低下すれば中国はすぐにでも南シナ海や太平洋に進出するだろう。そうして小さい地域の取り合いから大きな戦争へと発展してしまう可能性が高い。力による支配の始まりだ。ヨーロッパでの戦争は治まりつつあるが、シリアやアフリカはまだ戦国時代そのものだ。そういう地域へのロシア、EU、アメリカの介入で世界大戦が始まりかねない。大きな戦争になれば経済の事など考える余裕はない。悲惨な時代の幕開けとなるのだろうか。
11月9日 トランプ大統領
今日はテレビ各局が朝からアメリカ大統領選の中継が続いた。午後1時頃には結果が出るような雰囲気だったが、決定になったのは午後5時頃だろうか。直前までヒラリー・クリントン氏の優勢が伝えられたが、いざ開票が進むと序盤からドナルド・トランプ氏が抜け出す形で優勢な情勢となった。終盤いくらかクリントン氏が追い上げたが追いつく事無く終わった。意外な結果に世界中が驚いた1日になった。
株価は当選が確実となった夕方には日経平均が900円近く下落した。朝は1ドル104円台だった為替はトランプ氏の当選が濃厚となった昼頃には1ドル101円台に急騰した。しかし、当選確実となった夕方にはまた1ドル104円台に戻った。何で?
トランプ氏を支えたのは白人中間層ではないだろうか。メキシコに大きな壁を築くというような事で移民の流入を抑え、白人層の雇用を守るというのが目玉となったのではないだろうか。しかし、メキシコとの間に壁を作って移民の流入を抑えたとしても、これまでに流入した移民を追い出さなければ白人の雇用は増えない。既に来てしまった移民を追い出すのは難しいだろう。移民の流入を抑えたとしても、既に低賃金で雇った人を解雇して、高賃金の白人を雇うとは思えない。高賃金の白人を雇えば会社の利益は少なくなり赤字になるだろう。これからは社長の給料を少なくして高賃金の白人を雇うなんて考えないだろう。国内で高賃金になれば当然、海外に企業は出ていく。企業の海外移転を止めるのは難しい。結果としてトランプ氏に投票した人の雇用を増やし、賃金を上げる事は単純な保護主義だけでは難しい。
11月5日 TPP
TPPが強行採決された。野党は強烈な非難をするが、与党に投票したのは国民であり、TPPは国民が支持しているという事になりそうだ。テレビのニュースでは強行採決だけを報道するがTPPの国民の支持率がどうかを報道するテレビは無い。国民がTPPを支持するのなら強行採決は妥当であり、野党は無意味な行動をしたという事だ。私は現在の国民のTPPの支持率がどうかは知らないが以前はほぼ半々で拮抗していたように思う。私はTPP反対だが、TPPの効用はよくわからないところがあり、それが意見のまとまらないところでもあるので、TPPを試してみるのは悪くないと思う。
TPPの議論でアメリカやオーストラリアの牛肉、豚肉は肥育ホルモンの使用が認められており、表示の義務も無いという事がわかった。中国のうなぎ養殖では無料で配布される、人間用の避妊薬がうなぎの養殖池に投げ込まれて、そのホルモンの影響でうなぎが早く大きくなるという話を聞いてからはうなぎを食べなくなった。国産のうなぎも国内で半分の期間養殖されていれば国産になるので私としては避けたい。また日本の天然うなぎは高価なうえに絶滅の危機にあるという事もある。うなぎを食べて絶滅に加担する気は無い。以前からアメリカの牛肉は狂牛病が怪しいから吉野家の牛丼は食べなかったが、他の豚丼とかも食べにくくなった。国産の豚肉、牛肉にするしかなさそうだ。ヨーロッパも日本同様、肥育ホルモンの使用は認めてないようなので、ヨーロッパ産の牛肉、豚肉というのもありそうだが日本では販売されているのを見た事がない。
11月1日 アメリカ大統領選
これまで劣勢だったドナルド・トランプ氏が選挙直前になってヒラリー・クリントン氏をわずかに上回った。メール問題が原因らしい。仮にトランプ氏が大統領になったとしてもオバマ氏が大きな成果を得られなかったように議会の承認が得られず何もできないのではないかと思う。そうなるとトランプ氏が大統領になるとアメリカの政治は停滞するという事になる。
またトランプ氏は思い付きの発言が多いように思う。それが人気になっているようだが、熟慮せずに行動するというのは大統領として行動した時に決定的な失敗を招く可能性が高いと思う。
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