9月28日 獺祭(だっさい)

 安倍首相がオバマ大統領に送ったという日本酒の獺祭をもらった。1本5千円くらいと聞いたがアマゾンでは720mlで¥1,500程度だった。安くはないが、それほど高いという事も無い。実際、飲んでみると、それほどうまいとは思えない。1.8Lで¥1,500の日本酒と味の差はほぼ無い。でも材料を吟味し、丁寧につくられているそうだから贈答用にはいいかもしれない。普通の日本酒よりやや高い16度のアルコール度数だが、強いとは感じられない。これはおいしい日本酒のはずと冷(ひや)、熱燗、ロックと試してみたがどれもうまいとは感じられなかった。それでたどり着いたのが冷でおちょこでちびちびと飲む事。これが最もうまい。最終的にこのお酒は焼酎みたいな味の日本酒だと思った。
 日本酒は辛口がうまい酒とされ甘口の日本酒はほとんど無い。40年くらい前の日本酒には砂糖のようなものが入っていたようでお酒をこぼして乾くと砂糖のように粘ついた。それで、そのせいかどうかわからないが砂糖が入っているので悪酔いするという事で通の間では砂糖の入ってない日本酒を飲むようになった。(甘いと口当たりが良いので飲みすぎて悪酔いとも考えられた) これが日本酒と言えば辛口となった由縁と思う。しかし、初期の辛口はあまり辛くない辛口だったように記憶しているが近頃の辛口は実際、辛いかのような味わいの辛口で口当たりが良くない。
 かなり前の話になるが福島の地酒の生酒を飲んだ事があり、それは甘く口当たりが良く、飲みやすくおいしかった。今でもその味が忘れられない(たぶんそれには砂糖は入って無い)。しかし、そんなおいしい日本酒は何処にも売ってない。昔の日本酒に砂糖が入っていたのは甘口のおいしい日本酒が造れなかったので砂糖を入れたのではないかと思う。そうだとすると砂糖を排除した弊害が今の辛口志向になったのではないかと考える。しかし、今は昔とちがって獺祭のような手間ひまかけた日本酒が造られるようになったのだから砂糖を入れなくても口当たりの良い甘口の日本酒が作れるのではないだろうか。辛口は辛口でいいけれども口当たりの良い、昔、日本酒が目指した本来の最高の味の口当たりの良い日本酒を作ってもいいのではないだろうか。


9月24日 フリマ出品

 ヤフオクのフリマ出品してみた。普通なら本人確認しないと出品できないので出品まで時間がかかるが、フリマ出品はすぐに出品できる。何の気無しに出品したが売れるかどうかわからないので、大して期待も無い。それでも売れた。かんたん決済のみなので決済完了になるのを待って振込みされるのを確認したが、振り込まれて無い。でも指示は発送してくださいになっている。もしかして受け取らないと振り込まれない?大きな金額でもないのでとりあえず送ってみる。そうなると受け取りされないと振り込まれないかと思ったが14日を過ぎると振り込まれるようだ。意味無いだろ。幸い受け取り確認されたのでヤフーマネーを見てみると10%引かれて入金されてた。ヤフーマネーから自分の口座に振り込むにはさらに手数料が必要だ。ヤフーマネー意味無い。


9月20日 ロヒンギャ

 ミャンマーでロヒンギャが暴力を受け、家を焼かれ迫害されているという。40万人がバングラディシュに逃れたという。それはミャンマー政府が悪いよね。と思ったらロヒンギャの過激派が警察を襲撃して10人くらいが死亡したという。それじゃ、ロヒンギャも悪いよね。それにロヒンギャはバングラディシュから流入して住み着いたという。それならバングラディシュに帰ればと思ったらそれは15世紀頃の事とか。問題は複雑だ。これに関して国連や欧米各国はアウンサウン・スーチー氏を非難したが、スーチー氏には軍や警察の指揮権が無いと言う。それならスーチー氏を非難しないでミャンマー軍を非難するべきだろう。国連もどうかしてる。


9月16日 でりしゃす

 「でりしゃす」でポテトサラダなどを購入して食べた人がO157の食中毒となり3歳の幼児が死亡した。ポテトサラダでは無く加熱した惣菜を食べた事からトングの使いまわしなどの原因が疑われている。しかし、トングについたO157によって発症したなら汚染されていた食材は高濃度に汚染されていた筈で、もっと多数の人が発症したはずだ。たまたまO157を拾ってしまうなど考えにくい。テレビで見た映像では惣菜を塩ビのような透明容器に入れて持ち帰るようだ。私の素人考えではこの容器か割り箸のようなものが汚染されていたのではないかと思う。O157はごく少ない細菌数で発症し重症化するという。それ故、O157が固まりになると一気に発症するのではないだろうか。O157はどこにでも存在するようだが日本の一般的家庭では生活空間には存在しないと思う。何故なら食べ物を落として拾って食べても食中毒にはならない。既に検査しただろうが「でりしゃす」の店舗の床でもO157は検出されないだろう。私の当てずっぽうな推測では塩ビ容器などが汚染されているのではないだろうか。但し、それを検査してもO157は検出されないだろう。検査して検出されるようならもっと大勢が発症する。以前の事件で幼稚園のトイレの槽が破損してそこから漏れたO157が井戸水に入って食中毒になったということがあった。たぶんだが容器の洗浄液が低濃度に汚染される事があって、ごくたまに発症するのではないだろうか。だから容器にコロッケなどを入れても容器との接触面積が少ないから発症する確立が低いのではないだろうか。ポテトサラダは容器との接触面積が大きく、細菌を拾い易い。あるいは割り箸という事もあるかもしれない。割り箸は中国で手作業で袋詰めされるだろうから、そこで汚染されるとも考えられる。
 私は包装されてない食材は怖くて買えない。特に冬などはスーパーなどで客の誰かがくしゃみしたら風邪の菌が食材に付いて風邪を引きそうだからである。コロッケやてんぷらは食べたいと思う時は包装されてなくても買う時がある。でも家で魚焼きで両面を焼いて殺菌してから食べる事にしている。特にてんぷらは電子レンジで温めるとふにゃふにゃになるが、魚焼きで焼くと柔らかくならないので、お勧めである。


9月12日 LED電球

 安いLED電球を販売しているアイリスオーヤマのテレビCMでは2012年125lm/W、2015年160lm/W、2016年190lm/W(12畳用タイプECOHiLUX FEVシリーズ)と高効率のLED照明を広告している。アイリスオーヤマのホームページを見ると確かに190lm/WのLED照明があるが¥28,400と高価で安い物とは2万円近く高い。電気代を考えれば最新の高効率のLEDを選択する必要は無いようである。


9月8日 水爆

 3日に実施された核実験は水爆であると北朝鮮は発表した。爆発の大きさは160キロトンで水爆の可能性は否定できないようだ。北朝鮮はEMP攻撃も可能と発表した。EMPとは核爆発で生じる電磁波を利用するものでアメリカの上空100kmで核爆発させると人体には無害だが全ての電子機器が破壊され経済活動が停止し、石器時代のような生活になるという。
 ロシアは北朝鮮の核保有に肯定的で中国は北朝鮮を止められない。アメリカは韓国に被害が出るのを恐れ攻撃できない。そうなれば北朝鮮は認められなくとも核を保有する事になる。北朝鮮はいずれ100発以上の核ミサイルを保有するようになるだろう。そうなったら日本はどう対応するのか。迎撃ミサイルは100%撃ち落とす事ができないならば迎撃ミサイルだけでは防衛はできない。そうなれば現在の憲法の範囲でも日本は防衛の為の核ミサイルを保有せざるを得ない。北朝鮮のミサイルに均衡する防衛ミサイルは数千発のミサイルと100発以上の核ミサイルという事になる。日本は独自に核開発をするかアメリカからの技術供与あるいは核ミサイル供与という形になる。日本が多くのミサイルを保有するようになると、その標的は北朝鮮だけでなく、関係悪化している中国やロシアにも向けられる事になる。そして、北朝鮮は核技術を他の多くの国に売るようになるだろう。経済制裁の中では有力な資金源となる。そして、何十もの国が核を保有するようになるのである。


9月4日 匿名配送

 ネットオークションでは従来、匿名配送は望まれてはいたが価格が高かった為にほとんど利用されて来なかった。しかし、メルカリでは匿名配送が通常配送と同等になった為に多く利用されているようである。但し、メルカリでは送料にも10%の手数料が加算される為、メルカリを利用する時において匿名配送が通常配送と同等であって、場合によっては通常配送より高価である。
 以前はメルカリに問い合わせると1日程度で返信があったが、先月あたりは4日程度を要するようである。その為か問い合わせの一部を合理化しようとメルカリボックスを設置して質問をメルカリボックスで解決しようとしているのである。これはヤフー知恵袋と同じ発想である。メルカリボックスの回答は概ね正解であろうと思われるが中には間違いと思われる回答もある。メルカリでは最初からメルカリ便を選択しないと匿名配送にならないのだが、中にはメルカリ便を選択せずにメルカリ便で送るというメッセージがあるという事で、それが何故なのかという質問があり、質問者が選んだ回答は匿名配送は紛失が多いからというものであった。
 しかし、本当にそうなのだろうか。匿名配送は途中で配送ラベルを貼り換えて実現するもので貼り換えの間違いはほとんど無いものと思われる。従って、通常配送との紛失の確率はほぼ同じはずであり、匿名配送が紛失しやすいというのは誤りであるだろう。それなのに匿名配送の紛失が多いという誤解は匿名配送で送り先が表示されない為に紛失するのではないかという思い込みが、そういう概念を生んでいると考えられる。メルカリ便での配送はヤマト宅急便コンパクトが多く利用されているようだが、ヤマト宅急便コンパクトで使用する専用ボックスは当初、組み立ての両面テープが剥がれやすく箱が開いてしまうという欠点があった。私がメルカリ便の匿名配送を利用した限りでは紛失は無いが、到着が異常に遅れた事があった。ヤマトに問い合わせると箱の形状を聞かれた。ヤマト宅急便コンパクトには2種類の箱があり、ラベルが剥がれてしまう事があるようで、そうなると箱で探す必要がある為のようだ。ヤマト宅急便コンパクトのラベルはネコピットで作成する必要があり、ラベルは統一されている。箱の問題と同様に剥がれやすいという欠点があるのかもしれないと思った。幸い私は同時に複数の発送がある事から区別の為に箱に宛先や氏名などを簡略に書いていた。それをヤマトに伝えるとすぐに到着した。実際、私のように箱に区別できるような書き込みをしてないのでラベルが剥がれると捜索は容易ではなく、紛失の可能性も高くなるだろう。しかし、この問題は通常配送でも同じであり、匿名配送との違いは無い。ラベルの問題と匿名配送が利用され始めた時期が同じ頃だった為に、匿名配送が紛失しやすいと思われたのかもしれない。
 メルカリボックスは質問者が正解らしき回答を選択する方式の為、必ずしも正解ではない回答を選択してしまう事がある。メルカリ事務局はメルカリボックスを良く精査して矯正する必要があるだろう。


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