6月30日 G20サミット

 昨日、大阪でG20サミットが開催された。最大の関心事は米中貿易摩擦問題。米中はお互いに25%の関税を掛け合い、さらにアメリカは3200億ドルの品目に25%の関税を掛ける予定だったが、中国がアメリカの農産物を多く買うのと引き換えに追加関税品目を見送った。またアメリカはファーウェイへの部品供給を認めた。これまでの25%の関税により、中国の企業は中国から東南アジアへ工場を移転させている。これには中国に工場を置く、日本企業も同様である。25%の関税は中国の工業の空洞化を招いている。トランプ大統領の政策は功を奏している。工場を移転させた国々はさらにインフラ整備が進み生活水準は向上する。私はトランプ大統領のこの政策には賛成である。中国の経済力を弱め、脅威を低減できる。中国の習近平国家主席は保護貿易に反対していて、中国人はアメリカが悪いと思っているようだが、保護主義なのはアメリカよりも中国のほうで、輸入製品の製造方法の開示を求めたり、海外資本の中国国内での会社設立を認めないなど様々な方法で障壁を設けている。中国の経済規模が大きくなった現在では解放すべきだし、何よりも政治の透明性に欠けている部分は改善しなければならない。


6月26日

 100均で野菜の種をいくつか買って撒いたのだが、順調に芽が出て育っているかのように思えたがキュウリは葉が黄色くなって枯れそう。いくつかの野菜は3cmくらいまでは大きくなったが、その後、枯れ始めた。何が悪いのかさっぱりわからない。やはり100円の種でうまく育てるのは難しいのだろうか。時期が遅くなって安く買ったジャガイモは20個くらいを植えたが、1つは芽が出ず、2つはハキリムシに食われたが今のところ見た目は順調だ。


6月22日 イラン攻撃

 トランプ大統領はイランのミサイル基地などを攻撃しようとしたが、攻撃の10分前に中止したと発表した。イランがアメリカの無人偵察機を撃墜した事やタンカー攻撃に対する報復だったようだ。アメリカはイランがタンカーに取り付けた不発弾を撤去する様子の写真を公開した。イランがタンカーを攻撃したとしたら何が目的なのか。タンカーは完全に破壊されたわけではなく、積み荷の物資を取ろうという様子もない。そうなるとホルムズ海峡封鎖を匂わせるのが目的か。今のアメリカにとってイランは大きな脅威には思えない。そうなるとイスラエルとイランとの関係上、イランを攻撃対象にしているようにみえる。トランプ大統領はイスラエルのアメリカ大使館をエルサレムに変更した。アメリカにとってイスラエルはよほど重要な国のようだ。


6月18日 2千万円

 金融庁は老後の資金として2,000万円が必要と発表し、これに野党が年金が安心でなかったのかと反発し、麻生大臣は老後資金の報告書は不適切と認め、報告書の受け取りを拒否した。いったい何をやっているのか。老後に2千万が必要というのは、それまでの生活を維持するのに必要な金額というが、お金がなければそれなりに節約するだろうから、いくら必要かなんてあまり意味が無い。お金がなければ生活保護という手もあるだろう。生活保護は必要最低限の生活が保障されている訳だから、問題無いはずなのだが。ちなみに生活保護は最低毎月10万円程度の金額になるらしい。国の年金は毎月6万円くらいらしいから毎月4万円程度の不足であり、年間で48万円の不足になる。30年間ではおよそ1,500万円か。まあ当たらずとも遠からず。しかし、どのくらいの生活レベルが必要なのか。昭和40年頃の日本はほとんど自給自足の生活だったと思う。食べ物の中心は畑で採れた野菜が中心で購入するのは週に1回くらいの魚と醤油くらいだった。食べられる野菜がネギだけの時はネギづくしの食卓になった。そんな食事だと栄養失調になりそうだが、栄養失調になる人はほとんどいない。唯一、聞いた話は沢庵が好きで毎日、沢庵とごはんだけを食べていたら栄養失調で死んだという話を聞いた。当時の人の多くは健康で今でも90歳を超える長寿な人が多く、平均寿命は伸び続けている。そうなると逆に毎日ハンバーグなどを食べている若者は長生きするのかと心配になる。今は多くの人が90歳を超えるような年齢まで生きるが、若者が長生きしなかったら老後の資金も必要無いわけだ。
 自給自足の生活というのに憧れる人は多いだろう。過疎地に行けばタダ同然で土地が手に入るし、そこまでいかなくても、そこそこ利便性の良い地域の空き家なら安く購入できるだろう。100坪くらいの畑があれば野菜は自給自足に近い生活は可能で、それが実現できれば毎月2〜3万円程度のお金があれば十分生活できる。購入するのは米や小麦、肉類や調味料が中心になる。よくよく考えると生活保護でもそれで暮らせるのかもしれない。田舎に行けば生活保護で許容される家賃で畑付きの家が借りられる可能性は高いのではないか。


6月14日 日米貿易交渉

 アメリカはTPPに不参加なのに日本との2国間貿易交渉をしようとしている。TPPはアメリカが発案して発足したのに。何だか日本はアメリカに振り回されっぱなしである。日本はTPP以上の譲歩を要求されるのではないかと戦々恐々としている。しかし、そうではないだろう。トランプ大統領は選挙に向けて自分の実績をアピールするのが目的だ。ならば現在のTPPに参加してない状況よりも貿易が有利になれば十分に自分の実績をアピールできるはずである。つまりTPPほど広範囲の内容でなくてもアメリカの望む農産物の輸入関税をTPP並みに引き下げるだけでトランプ大統領の成果となるはずである。加えて日本は多くの防衛装備を購入するからという事もアピールできるのではないだろうか。トランプ大統領には時間が無い。日米貿易交渉で妥結に時間がかかれば選挙で不利になる。日本との貿易交渉が早期に妥結しなければイメージの低下は避けられないはずである。


6月10日 福岡事故2

 先日の福岡での事故は助手席に乗っていた妻はシートベルトを外し、運転席の下に潜り込んでいたという。衝突前のドライブレコーダーでも助手席に上半身の姿が無かったようだ。心筋梗塞のような状態になると足が突っ張ってアクセルを踏み込み続けるような状態になる事があるという。そういう事から推測すると、運転していたご主人に異変が起きて、アクセルを踏み続けるような状態になって、アクセルを踏む足を引き戻そうと妻が運転席の下に潜り込んだ事が推測されるという。妻は高齢になって免許を返納していたそうだ。妻がかつて運転していたのなら、車の操作はわかっていたはずで、ギヤをニュートラルにすればエンジンが回っていても加速はしない事は知っていたはずだ。この状況ではギヤをニュートラルにし、サイドブレーキを引けばいくらかは減速できたはずで、もしかしたら死ぬ事は無かった可能性はある。とっさの事でそれを考え付かなかったのだろう。事前に対処方法を教わっていたら大きな事故にはならなかった可能性が高い。オートマチック車ならばギヤをバックに入れる事で減速できるはずで、同時にサイドブレーキを引けば、より早く停止できた。スピードが落ちたところで、ギヤをニュートラルにすれば停止できたはずである。実際、それがうまくいくかどうかは疑問の余地があるが少なくとも何もしないよりは生存の確率は格段に上がる。以上が正しければ、問題は正常な場合の運転しか教えない、日本社会に非がある。異常状態での車の操作方法を伝授しておけば、今回の事故は大事故にはならなかった可能性が高い。


6月6日 福岡事故

 福岡で高齢の男性が運転する車が100km/hを超えるスピードで反対車線を走り、そのまま交差点に入り、車に激突し乗っている人が死亡した。交差点に入る時にはブレーキランプが点灯してないので、アクセルとブレーキの踏み間違いだろうか。反対車線を走ったのは前の車に追突しない為だろう。しかし、高速になった車をどう操作したらいいか判断できなかったように思う。ぶつかるまでにはかなりの距離を走っていて、オートマチック車ならギヤをバックに入れたら減速して停止できたはず。自動車教習所ではそういう時の対処方法を教えていないので、操作ができなかったのだろう。ジェット旅客機のパイロットはほとんどの事故に対処できるように訓練されているから、ある程度、対処できて、実際、それで助かるケースは多い。高齢者事故で暴走するような事故は高齢者側の問題というより、教習所の問題である。今更、教習所に行くのは無理があるから、免許更新の際に対処方法を学ぶと共に、話を聞いてない人も多いだろうから実際にシュミレーション運転をして対処方法を学ぶべきだろう。そうすればかなりの事故が軽微で済むはずである。


6月2日 高齢者交通事故

 このところ毎日のように高齢者の大きな事故が報道されている。実際には交通事故は高齢者だけでなく発生しているはずなのだが。高齢者の交通事故だけをニュースにしているなら偏向報道という事になるのではないか。高齢者の事故が多いので高齢になったら免許返納という風潮ができつつある。私は年齢で返納というのには反対である。年齢が若くても運転に不適格な人は多いだろう。若くても認知症になる人は多くいる。科学的な方法で運転の適性を判断して免許を継続できるか、停止させるかを決めるべきだ。例えば反射神経テストをして早く判断し、動作ができるかを検査するとか、イレギュラーな状況でどういう反応になるかをテストする。運転シュミレーターでブレーキを踏んだら加速するようにしておき、通常の運転中に突然にエンジンが暴走する。ブレーキから足を離してもエンジンが高回転で回る。3〜5秒くらいのうちにニュートラルにするかエンジンを切って、その後サイドブレーキを引けば合格みたいな。高速で走っている時もある程度、ハンドル操作で人を避けられるかもテストするべきだろう。
 もう一つの対策は高齢者でも安全に乗れる車を用意すべきだろう。高齢者にとって交通の手段の確保は必須だろう。しかし、1トン以上もある車が高速で走ったら大事故になるのは当然だ。軽い100kg以下で最高速度が40q/h以下の車ならぶつかっても大きな事故になりにくいのではないでしょうか。但し、乗っているほうには危険は大きくなる。ぶつけられたらすぐにペシャンコになりそう。


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