暴動

６月２８日 抗体検査

　6月1日から7日にかけて東京、大阪、宮城で抗体検査が行われた。陽性率は東京都0.1%、大阪府0.17%、宮城県0.03%だった。人口は東京都927万人、大阪府269万人、宮城県231万人である。累計感染者数は6月3日前後で東京都5318人、大阪府1783人、宮城県88人なので抗体陽性者数に対する累計感染者の比率は東京都57.4%、大阪府39.0%、宮城県12.7%となる。感染者数の多くは発症した人であるから宮城県は発症しなかった人が多いという事になる。では無症状で感染を広げたのかというと10万人当たりの感染者は東京都57.4人、宮城県1.27人なので無症状者から感染している可能性は低いだろう。感染者対抗体陽性率の違いは何を意味するのか。感染者と食事をしたりすれば感染率は同じと考えられる。とすれば明らかに感染するような環境以外で感染したという事だろう。東京と宮城ではスーパーなどの店舗での混雑に違いがあると思う。今では多くの人がマスクをしているので、ウイルスを吸い込む量は少なくなる。店舗の混雑の違いは混雑している東京ではより多くのウイルスを吸い込む事になり、発症率が高くなってしまうと考えられる。感染経路不明の多くは店舗で感染したのかもしれない。
　ではどのように対策すべきだろうか。店舗での感染は感染者が放出したウイルスを吸い込む事によって感染するだろう。それは5分とか10分とかの短時間に感染すると思われる。もし、30分とか1時間という時間で感染するなら店内には多くの人がいるのでもっと多くの人が感染して感染者対抗体陽性率は下がるだろう。東京は混雑しているので濃いウイルスを吸い込んで発症してしまい、宮城ではウイルスが放出されても混雑してないので濃いウイルスを吸い込む可能性は低く、ウイルスが薄くなってから吸い込むので発症せずに抗体をもつのではないかと考えられる。従って東京では5分とか10分の短い時間で部屋の空気を全て入れ換える程度の換気が必要だろう。もう一つは0.3ミクロン程度の高性能のHEPA(へパ)フィルターで同程度の換気をする事だろう。東京では屋外に放出しても人の密度が高いので防げない可能性がある。HEPAフィルターで換気するのが望ましいだろう。以上の対策は推測される対応であって実証されたものでは無い。それにならなくても近づける事が出来れば、それなりの効果は期待できるだろう。
　東京の問題点が人口密度にあるとしたら2階以内の建物に住む人と10階以上の建物に住む人では、高層住宅に住む人の方が新型コロナウイルスの感染率あるいは抗体陽性率が高いのではないだろうか。是非に調査して欲しい。
　上記の推論が正しいなら接触感染アプリの感染検出時間は2から3分程度にするべきだろう。Bluetoothの距離10mでは感染しないだろうが2m以内の距離なら3分以内に感染してしまう可能性が高いだろう。但し、3分で必ず感染するかというと、そうでは無い。1m以内に近づいても、いつウイルスを放出したかや空気の流れによって感染しないかもしれない。感染する確率は10%以下と低いだろう。
　ソフトバンクが行なった抗体検査では一般社員の0.23%が陽性だったという。これは最も高かった大阪よりも高い陽性率で感染は人が多く、人の密度の高い大企業ほど感染しやすいという事だろう。大企業は十分に注意して対策すべきだろう。
　学校での対応を考えると、数時間以上も同じ教室にいる事を考えるとほぼ絶望的だ。高性能フィルターを使う事は考えられるが直ぐには対応できないだろう。唯一の方策は会話禁止する事。会話禁止しても子供相手にどれほど守られるのか。会話禁止するには根気良く繰り返し呼びかけるしかない。消せるボードを渡してゲーム感覚で会話禁止にするとか工夫が必要だ。

６月２４日 専門家会議廃止

　新型コロナウイルスの提言をする専門家会議が廃止になる。今後は有識者会になるとか。専門家会議は有用で無かったので切られたのか、それとも政府に都合の悪い事があって廃止になるのか。新型コロナウイルスが1年以上続くとかの文言が削除されたとか、無症状の人から感染するというのを削除されたとか、都合が悪かったのだろうか。ただ実際、何をしているのか分からず、どれほど有用だった分からない。それは政府の思惑で意見が捻じ曲げられたからなのかもしれない。そうだとすれば今後はほとんど有効な提言がされない意味の無いものになる。そんな無駄なものはいらないし、ウイルス対策の前進を否定するような自民党にはNOを突き付けたい。自民党は真実を封じ込め、政府に都合の良い事のみを発表するような行為は自民党の中国化だ。時代に逆行した行為で非常に危険な対応だ。東京では本日は51人の感染者が出た。最近40人を超える日が続いているので心配だ。早く有効な対策を見つけて感染を抑える必要がある。

６月２０日 COCOA

　コロナ接触アプリCOCOAが運用開始した。アプリをダウンロードするにはCOCOAで検索するのでは無く、コロナで検索しないと出てこないとか。実際、やってみたらどうしても検索できない。接触感染アプリでWeb検索したら出てきた。試用版だし私のスマホのバージョンには対応してないようだ。意味無い。スマホを最新にするかどうかは考えものだ。アプリを入れておくとコロナ陽性者と接触があった場合に分かるという。でもそれだけでは意味無いだろう。肝心な事が抜けている。陽性者と接触している事が分かったらPCR検査を必ず受けられなければ意味が無い。接触があってもPCR検査を受けられないとしたら何も対処出来ず、ただ悩みが増えるだけだ。アプリで接触があった事が示されたらPCR検査を受けられるようにすべきだし、PCR検査を受けられると報道してアナウンスすべきだ。

６月１６日 ファクターX

　アジアでは死亡率が低い。ノーベル賞の山中さんが死亡率が低い要因をファクターXとして解明をしようとしている。アジアでは感染者が少ない。何故かと言えば、欧米人に比較して用心深いのだと思う。アジア人は用心深いのでウイルスの取り込み量が少ないのだろう。ウイルスが体内に取り込まれるとウイルスが増殖し、同時に免疫機能が働くが免疫が働くには2日程度かかるようだ。ウイルスの取り込み量が多いと、その2日間により多くのウイルスが増殖してしまうだろう。結果、免疫が働く前に重篤になってしまい死亡率が高くなってしまうのだろう。

６月１２日 再々委託

　新型コロナ対策の持続化給付金事業を請け負ったサービスデザイン推進協議会が多くの再委託、再々委託をしていたが、大企業では振込口座管理で多くの口座を利用するのは経済的負担が大きくなり、効率が悪いようで、何かの発注で関連企業に発注する事は普通に行われている。給付金事業を再委託せずに受注出来る企業はほとんど無いだろう。素人から見れば再々委託は不自然に思えるが、それ自体は問題は無いように思う。
　テレビ報道によるとペットへの新型コロナウイルス感染は何例か報告されているが、ペットから人間への感染は報告事例は無いそうである。ペットへ感染しているならペットから人間への感染もしているはずである。それともペットへはほとんど感染しないというデーターでもあるのか。ペットへ感染する際には新型コロナウイルスは変化して人間には無害になるというのは考えにくい。感染の専門家はペットから人間への感染報告が無い事からペットからの感染は無いと考えているのではないか。家庭内感染で猫や犬などのペットを飼っている場合はペットの抗体検査をしてみるべきだ。猫は外に自由に出られる場合が多く、猫同士で接触する可能性も高いのではないだろうか。猫はウイルスを媒介している可能性が十分に高い。ペットは人間よりも免疫力は強い可能性が高いように思う。ほとんど医療無しに生き残るには免疫力が強くなければ生き残れないから。ペットは少ない抗体でも強い免疫力でウイルスに有効に対処出来る可能性が高い。微量の抗体を検査する必要があるのではないか。同じ哺乳類からの感染を警戒しないのはあまりにも無頓着だろう。

６月８日 感染経路不明

　東京で徐々に感染者が増えて20人近くになっている。感染経路不明は50%程度。このままではどんどん感染が増えるばかり。感染経路追跡の人員を今の5倍くらいに増やして感染経路を徹底的に究明して新たな対策を打ち出すべきだ。対策は間違っていても構わない。試行錯誤して正解を導き出す事が重要だ。感染者が増えて自粛になれば経済的影響は非常に大きい。普通に近い経済活動が可能な方策を見い出すべきだ。感染の専門家はここ何ヶ月も成果をあげてないように見える。専門家は素人に等しい。感染経路追跡には素人の目が必要だ。素人を大量に投入して感染原因を突き止めなければならない。せめてどのような状況で感染したのかを詳細に発表すべきだ。今の日本は感染状況を秘密にしている。情報公開するべきだ。ホストクラブでは回し飲みをしているとも聞く。そういう所は営業停止にするべきだ。
　黒人が警官によって死亡した事から世界各地で大規模なデモが継続的に行われている。死亡した黒人は息ができないと訴えており、直ぐに窒息死とは思えない。白人の警官からすると黒人は力が強く普通にしたら押さえ付けられないという事もあるかもしれない。首を押さえ付けられて頚動脈を圧迫された事で脳に血液が行かなくなって死亡した可能性もある。首を押さえ付けるのがアメリカの警官の普通の行動なのだろうか。誤った行動のように思える。いずれにしても警官の過失致死罪になるのではないか。そうだとすると何が差別になるのか。警官の処遇？警官による黒人殺害は白人よりも多いとも聞く。だからなのか。但し、黒人の犯罪率が高いのも事実だろう。黒人に厳しく接するのはやむを得ないとも思う。問題は深い。単純に差別撤廃のデモをしても直ぐに改善されるように思えない。

６月４日暴動

　アメリカで黒人が警察官にヒザで首を押さえ付けられて窒息死した事から大規模な抗議デモとなり、暴動、略奪が発生した。死亡した黒人の家族は平和的なデモを呼び掛け、警察官は片膝を付いて同調を表した。今までの大規模なデモとは何かが違う。アメリカでデモと暴動は同じと捉えていたが、暴動をする人はデモに乗じて騒いで破壊したい人であり、略奪する人は破壊された商店から盗む人なのだ。これまでアメリカでは大規模なデモでは略奪が起きて利する事が出来た経験から略奪が起きるのだろう。今は監視カメラが多く設置されているので略奪した人を特定できるようになった。犯人を徹底的に処罰すれば、いずれ略奪は無くなるだろう。
　2日に東京アラートが発令された。警報だけで実質的には何の対応もない。新宿近辺での接待を伴う飲食による感染が多いという。マスクをしないでの会話なのか、マスクをしていたのに感染したのか、どう対処するべきなのか方策を示すべきだ。会社内での感染も同様だ。そうしなければ今まで同様に感染は拡大してしまう。感染対策がされてないか不十分な場合は2-4週間程度の自粛を求めるというのも必要だろう。
　小池都知事は夜の繁華街で感染が増えている事を公表したうえで繁華街に行かないように訴えた。でも緊急事態宣言を解除したうえで行かないようにとは矛盾している。新型コロナウイルスはまだまだ収まりそうもない。収まる頃には夜の繁華街は全滅しているのでは。

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