9月27日 ブレークスルー感染

 東京の今日の感染者は154人となり、第4波と第5波の間の最低感染者数を下回りそうである。ここまで急に感染低下したのは主な感染拡大要因の若者同士のグループ旅行(遠隔地のコンサートなどに友人同士で行くなどを含む)が夏休み終了で無くなったのとワクチン接種が進んだ効果だろう。第5波で多くの若者が感染してティックトックで悲惨な感染の様子の映像が広まった事から若者が行動を自重したという説も有力である。2回のワクチン接種しても感染するブレークスルー感染が多く報道されるようになった。ワクチン接種により抗体が出来ても、体内に入るウイルス量が多いとウイルスが増えるスピードに免疫が追い付かずに発症するようだ。結局のところ、ワクチン接種が進んでもマスクは必要という事になりそうである。
感染低下した事で緊急事態宣言解除される場合に一律の時間制限では無くワクチンを接種したかどうかで制限すべきだ。そうしないと若者同士のグループの飲食で感染拡大してしまう可能性が高いと思われる。ワクチン接種出来ない若者に不公平という意見もあるだろうが、不公平よりも感染を抑える事を優先すべき。


9月23日 TPP

 中国と台湾がTPP参加を表明した。しかし、中国は輸入品に対して製造技術の開示を求めたり、台湾やフィリピン、オーストラリアなどに対して実質的な輸入制限をする。知的財産権保護などに問題があり、中国はTPP参加の意思が無いと見なして、台湾の参加のみを進める事で中国に回答するべきだろう。もし中国が参加の意思があるなら即時撤廃を求め、出来ないならば台湾の参加のみを検討する方向で進めるべきだ。


9月19日 コロナ

 新型コロナウイルス第5波は東京で1日に5千人を越える感染者が発生し、病院は受け入れ出来ず自宅で亡くなる人が続出した。車を運転中にコロナ感染が原因と思われる死亡で事故になる例があったり、自宅で死亡した原因が新型コロナウイルスというのも続出した。幸い、その後、新型コロナウイルス感染者は予想外の早さで収束しつつある。感染拡大の原因は何なのか。これまでの感染拡大の最大時期を第2波から調べてみると、8月1日、1月7日、5月8日、8月13日と大型連休に合わせて感染拡大している。また東京で感染増加すると周辺の地域で連動して感染が増加し、東京で減少すると周辺地域も減少するというパターンになっている。これは東京の人が連休に旅行している事が原因と考える。もし、家族旅行ならば、家庭内クラスターと同じであり、ここまで感染拡大しないだろう。連休前の感染増加は未婚の若年層が旅行の計画の為に会合する事によって感染増加していると考えられる。その例として友人同士が車で旅行してマスクをして無かった為に車内で感染したという例が報道された。また第5波の急速な感染低下は旅行の後は友人同士の会合がほとんど無いのと友人同士の旅行で感染せずに済んだ事で比較的安全な為に、急速な感染低下に繋がっていると考えられる。私はこれの有効な対策を持ち合わせて無い。
第1波から第5波までは感染は徐々に拡大しているが、これは緊急事態宣言が度重なり、緊急事態宣言慣れしてしまった結果だろう。当初は旅行しない事が徹底されていたが、緊急事態宣言の中で旅行した人が問題無く帰れたのを見聞きする中で、これくらいは大丈夫という感覚が広まり、緊急事態宣言下での旅行が徐々に広まったと考えられる。東京オリンピック開催が圏外への旅行を後押ししたであろう事は十分に推測される。大きなイベントでも無声応援などの対策で感染無く開催されている事を考えれば、むしろ都内の競技観戦を都民のみに許可するならば、第5波は3~4割り低減できた可能性が高いように思われる。
第6波は第5波を越える感染を予測するシュミレーションがあるが、第5波の教訓が生かされるならば第6波はそれほど高くならない。私はそれを期待するが若者の考えは若者に聞いてみないとわからない。


9月15日 ワクチンパスポート

 日本政府はワクチン接種が完了する11月からワクチンパスポートを発行して飲食などの規制を緩和するようだ。しかし、入院待機が無くなって実質的に病院のベッド使用率が半分以下になれば、私はもっと早い規制緩和が望ましいと考える。日本政府は公平性を考慮しての事と思うが、経済への打撃を考えれば、やむを得ないと思う。例えばグループで飲食する場合にワクチン未接種者が20%以下、または一人いても飲食可能としても良いのではと思う。10人のグループなら2人のワクチン未接種者を許容する。2人ならば1人は未接種でも問題ないだろう。但し、それで安全という訳では無く、飲食によって感染リスクが高まる事に変わりは無い。しかし、遅かれ早かれ、それが普通の生活になる可能性が高いのだから、良いだろう。
現在、コロナ第5波が終息しつつあるが、第6波の為に投薬などの施設の建設が進んでいるようだ。第5波はオリンピック開催が影響したと思われ、予想を越えるコロナ感染となり、病院はオーバーフローし、ホテルも用意出来なかった。東京オリンピックはコロナ感染面で失敗だった。次の第6波に備えるのは重要だが、私は第5波を越える第6波は来ない可能性が高いと考える。理由としては東京オリンピックのような感染拡大の要因となる催しが無いだろうという事。ワクチン接種が75%を越え、高齢者以外も死亡するという認識がニュースにより定着しただろうという事とワクチン接種しても感染するし、死亡するという認識が広まった事が理由としてあげられる。
海外ではワクチン接種後の行動規制解除で感染拡大しているが、ワクチン接種が60%程度と低いのに規制解除してしまった事が問題と考える。海外では80%以上のワクチン接種がなければ規制解除は難しいだろう。日本人は海外に比較して、慎重で臆病と考える。しばらくはコロナへの警戒感から大きなコロナ感染は発生しないと考える。
海外の問題は70%を越えるワクチン接種が難しいという事であり、有効ワクチン接種率に達しないが、日本では80%近くまでは容易にワクチン接種が進むと思われる。ワクチンの効果が100%でなくデルタ株などを考慮すればワクチン接種率が実質的には10%程度以上、低減するだろうという事であり、海外で70%の接種率は以前の生活をしたら感染を抑制出来ない可能性が高い。従って海外でのワクチンパスポートの意義は大きい。


9月11日 感染減少傾向

 東京の今日の感染者は1273人となった。日本中で減少傾向にあるようだ。これほど連動するのは不思議だ。この結果から推測するならば、東京の人間が各地に移動して感染を広げているという事ではないか。沖縄や北海道の感染増加も旅行者の増加が原因と思われていると思う。という事は東京から出ないような制限を実施すれば感染を抑制する切り札になりそう。東京で入院待機者を無くすには1日の感染者が800人程度以下になる必要があるように思う。多くは2週間程度で自宅待機は終わるだろうから、このまま減少傾向が続けば今月中には入院待機者が無くなり、病院が正常化出来るのではないか。


9月7日 感染低下

 東京の今日の感染者は1629人とだいぶ少なくなった。都市周辺も感染者は少なくなっている。原因は不明だが重症者や死亡の報道が増えて危機感が高まったのと東京のワクチン2回接種は48%になったのが原因では無いだろうか。それでも、まだ病院は満杯状態なので安心は出来ない。私の予想よりも1ヶ月近く早い減少だが喜ばしい。


9月3日 菅首相

 菅 義偉(すが よしひで)首相が自民党総裁選挙に立候補しないニュースが流れた。小泉 進次郎環境大臣が自民党総裁選挙に出馬しても総裁選で勝てない事を説得したとか。という事は首相交代なのか。コロナ渦で成果を出せず人気はだだ下がり。東京オリンピックは無観客を余儀なくされる。私は東京オリンピックのせいでコロナ第5波は1020%の増加になったと思う。東京オリンピックを開催しなければピーク時の感染者は半分くらいになったのではないか。東京オリンピック関係者の宿泊でホテル療養ができず感染を広げたのではないか。東京オリンピックを10月開催にすればワクチン接種が進み感染者は抑えられただろうし、オリンピック観戦も出来たかもしれない。首相就任時期が悪かったという事はあるが、あまりにも受け身過ぎたという感は拭えない。


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