2月26日 無意味な中古品のPSE規制

今年の4月からPSEマーク(電気用品安全法)のない電気製品の販売ができなくなるという。中古品は販売業者は販売できないが個人での売買は問題無いという。電気用品安全法は感電などの事故を防ぐという目的らしいが、そもそも3年以上経過した製品の品質を保証できるとは思えない。その製品を使った環境などで劣化の度合いは大きく異なり、10年以上安全に使用できるものもあれば1年くらいでもダメになるものは出てくるだろう。例えばテレビの中に埃がたまって煙が出るなどという事故があるが、埃の多い環境ではすぐにそういう心配があるが、綺麗な場所では埃がたまりようがない。中古の電気製品はメンテナンスが重要であり、使い方で安全にも危険にもなる要素のほうが大きい。安全の法律自体は無意味ではないが、中古品のPSEにはほとんど意味がないし、リサイクルという観点などからも好ましくない法律だろう。この法律を決めたのは国会だとしても、その法律の有効性を吟味しなければならない行政の失策としか言いようがない。現在の給与は能力主義というのが主流である。失策をした省庁の給与査定は低くして、役人の報酬をカットして、少しでも国の財政を節約するべきだろう。PSEの適用は早急に見直して無駄な混乱をしないようにしなければならない。妥当なところとしては2001年4月からPSEマークがついているものがあるそうなので、それ以降かもう少し遅い2003年以降に販売された中古は販売できないとかがいいだろう。


2月15日 イギリス軍が虐待

イラクでイギリス軍が投石をしていた少年に暴力をふるっていたというニュースが流れた。この映像はイラクでもテレビで流れ、イラク人は憤慨しているという。確かに英軍が暴力をふるっていたのはよくなかった。でも映像を見た限りでは私にはそう強く叩いているようには見えない。そうなると投石をしていた悪餓鬼をこらしめていたという事になる。要は暴力の程度が問題だ。アザになるとか体にキズがつくようならば問題である。でもフセイン時代の尋問ならきっと人権とか到底ありえないような仕打ちがあったにちがいない。聞いた話で定かではないがタイでは1,000万円くらいを盗むと足を切るという刑罰があるとか。世界には日本では考えられないほどの刑罰があるらしい。イギリス人が問題にするのはわかるがイラク人がそれを問題にするだけの資格があるのか疑問だ。


2月12日 デンマークの風刺漫画

デンマークの新聞に掲載されたという風刺漫画がイスラム教を侮辱しているとしてイスラム諸国で暴動が起きているという。それが掲載されたのは去年の9月というから、ずいぶん前の事だ。風刺漫画だから多少の皮肉はあるだろうが、それに対して暴動とかというのはどういうものだろうか。抗議するのはいいとしても暴動というのは有り得ない。これでデンマークの大使館は攻撃され、デンマーク人も安全ではないというから尋常じゃない。あまりイスラム社会を知らないので、断言はできないが、キリスト教がかつて魔女狩りや天動説に固執したようなものと同じイメージを受ける。魔女狩りや天動説はキリスト教を愚弄する者への反発であり、キリスト教を受け入れない人々への仕打ちである。今回のイスラム諸国の暴動も同じだ。世界にはイスラム教だけではないのだから、イスラム教を信じない人の意見や批判をイスラム教は受け止めるべきだろう。イスラム教は世界中のニュースが一瞬に駆け巡る現在についていけてない。イスラム教には改革が必要だろう。


2月3日 女系天皇

天皇の後継問題が議論を呼んでいる。過去にも女性の天皇がいたと思ったので、愛子様が天皇になってもいいのではないかと思ったが、女性天皇の子供が後継になった事は過去にないそうである。過去に例がないからといって前面否定するものではないが、そうやって伝統をなくしてしまうという事は天皇が一般の人と変わりないという事になり、天皇の意義が薄れ、天皇の廃止につながるかもしれない。この問題は国会で決めるものではなく、天皇家が決めて、国会が承認するという順序のほうが妥当だろう。国会が決めて天皇が従うというのでは人権無視だ。天皇だって人間としての尊厳は保たれるべきで、憲法にも反している。天皇家の意思と国民の総意が異なる場合にどうするかは、そういう事態になってから考えなければならないだろう。小泉首相の改革には賛同するが今国会での女系天皇法案には反対する。もしこの問題で投票をするなら自民党には投票しないだろう。


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