8月28日 受取拒否

代引で発送したものが思いがけず戻ってきた。いや〜まいったなー。とりあえず相手にメールで問い合せしてみる。相手の評価を見てみると新規だった。いたずら?と思ったが、それが何になるのか。以前、後でいらなくなったからとキャンセルされたような記憶がよみがえってきた。代引の場合は代引手数料と送料を元払いで発送するのでその分が損失となる。その為、代引をいやがる人は多い。以前ならすぐにかっかとしていたのだが、このところそこいらへんは折込済みなので頭に血が昇る事もなくあれこれと考えをめぐらした。すると意外に早く相手から返信があった。受け取ってないのですぐに送って!すぐに送ってと言われても送り返されたものをまた送ったら、また戻って来そうな気がする。とりあえず郵便局に連絡してみる。すると印鑑に何と書いてあるかと聞かれたので良く見えない印鑑を読んでみると何と相手の姓だった。まさか本人が受け取り拒否をしているはずがない。そうなると家族が受け取り拒否をしたという事になる。相手にも1度受取拒否をすると送った分の送料が無駄になるので支払い額が増えてしまう事を伝えその金額を伝えるとそれでも送ってくれという返事があった。丁度、駅前に行く用事があったので、再度、代引で送れる準備をして出かけた。
行くすがら、もう1度送ってもまた拒否されたらという考えに悩んでいたが、逆に何故、本人以外が受取を拒否できるのかという考えがひらめいた。本人以外が受け取りを拒否できるのなら、永久に本人には届かない。これはおかしい。そうなると本人以外で受取拒否を認めた郵便局が悪いという事になる。通常、家族が宅配便を受け取る場合、代理で受け取る事になる。問題が無ければそれでいいのだが、今回の場合、受取拒否で損害が発生した場合には代理で受取拒否した人が損害を支払うという事になるのではないだろうか。
1年ぶりくらいの駅前は結構混んでいた。少し時間があったので軽く食事でもと駅前を歩いたのだが、じゃあダイエーに行こうと思って見たら大きなビルごと無くなっていた。駅前の北の方は何年ぶりだろうかあまり記憶がない。何時の間にかダイエーが無くなっていたのにはちょっと驚いた。でもそのかわりという訳でもないが別のところに見慣れない大きなショッピングビルが建っていた。無くなる一方では寂れるばかりだが、別の店が出てくればそれもありかな。久しぶりに見る町並みは昔よりは近代的になり、大きな都市の繁華街に近く見えるのはちょっとうれしい。歩いている人の数も多いようだ。一時は郊外の大型店に客を奪われ閑散としていたのが嘘のようである。となると最近は個性的か高級品志向になりつつあるという事だろうか。
食事をしていると郵便局から電話がかかってきて家族が受取拒否をしたようだというので、すかさず本人以外が受取拒否をするのはおかしいと突っ込むと相手は平謝り。それで、このままこっちの郵便局から発送しますからと念を入れて決着。その後、郵便局へ行って事情を説明すると、そのままの支払額で追加のお金を払う事も無く発送できた。郵便局も結構良心的だ。


8月25日 いやな予感

新潟で地震があった頃から例年に比べ、比較的、地震が多いような気がする。地震が起こると地震のエネルギーは少なくなるというから大きい地震が1回来るよりは小さい地震が何回か来てくれたほうがありがたい。7月の初め頃だったかは蚊が出始めたと思ったのだが、それ以降は蚊が少ないような気がする。ちょっと変だ。本来ならば蚊が少なくていいのだが、環境の変化が無いのに蚊が少ないというのはどういうわけだろうと考えざるを得ない。もしかして大地震の前兆?大地震の前は結構前から予兆があるらしい。そうなると9月から来年の1月くらいはかなり警戒を要するかも。といっても家を補強するわけにもいかないのでひたすら幸運を祈るだけなのだが。


8月13日 マネーオーダー

海外に送金する必要があって、マネーオーダーで送金する事になった。マネーオーダーって何?インターネットで調べると海外の住所宛送金をマネーオーダーというらしい。郵便局でマネーオーダーと言えば通じるらしい。それで郵便局へ行ってマネーオーダーといったらきょとんとされた。それで海外の住所宛送金と言うと理解できたようで見本のパンフレットや用紙をくれた。用紙に必要事項を書き込み提出すると、住所の書き方が逆と言う。海外では番地を先に書き、その後、町、市、県と続く。私はパンフレットに番地を最後に書く例があったというと、そのまま通った。次は、男ですか女ですかと聞かれる。そんな事、知らないので知らないというと本局に電話をかけたりして確認していた。結局、通常為替は男、女の区別が必要ないという事になった。電信の場合はMr.かMiss.を書かないとだめらしい。変な規則だ。それでもとりあえず手続きを終了できた。アメリカの場合5日から12日という事だったが、5日ほどで無事に到着したようだ。意外と早かった。
マネーオーダーの手数料は通常だと¥1,000(10万円以下)で高いが海外の銀行振込は¥5,000程度するらしいのでそれに比べればリーズナブルだ。海外への送金はPayPal(ペイパル)というのを使うとインターネットから即座に送金できて便利なのだが、日本からはクレジットカードからの送金しかできないので受け取り時に4.1%程度(¥18,000程度の送金の場合)の手数料(¥750程度)を支払う。金額によってはマネーオーダーのほうが割安かもしれない。
先日、オークションの代金をYahoo!かんたん決済で支払ったのですぐに送って欲しいと言われたのだが、金額が大きかったので断った。Yahoo!かんたん決済はクレジットカードや口座残高が少ない場合は振り込まれない場合がある。金額が大きくなければいいし、あるいは相手の評価や態度が良ければ送る事も考えるが、IDは半年もたたないものだし、評価も100もない。メールの内容にも謙虚さがないので、ちょっと無理。結局、休日が入ったのと郵便口座で受け取りにしていた為、7日後の入金となってしまった。随分と時間がかかるものである。それでYahoo!かんたん決済は1万8千円を支払うとなると5.25%なので¥945の手数料となる。考えてみるとYahoo!かんたん決済よりもPayPalのほうが割安で即座に送金できる。クレジットカードからの送金であればPayPalのほうがいいかも。
このところオークションではイーバンク銀行決済が増えている。以前はイーバンクを許可している出品者が少なく使い道がないので、溜まる一方だったが最近は支払いが多く、入金している。イーバンクのメリットはなんと言っても振込み手数料が無料という事。これで海外送金ができればいいと思うのだが。アメリカのオークションではPayPalで支払う人が多いようだが、中には手数料が引かれるのを嫌ってPayPalを選択しない出品者もいる。出品者の心情は世界共通のようである。イーバンクがアメリカのオークションで使えるようになればそれを選択する出品者は多いかもしれない。アメリカからイーバンクを使えるようにするにはアメリカの銀行への入出金が¥1,000から¥2,000程度でできるようにする必要があるだろう。少ない手数料であればなおいいが、1回¥1,000程度の手数料であれば出品者のメリットは大きい。もう1つの問題はクレジットカードでの決済を可能とする事である。その際、送金手数料は振り込む側の負担とするほうが出品者としては都合がいい。そうなればPayPalと比較して有利に普及できる。いずれはPayPalを超える事も不可能ではないかもしれない。クレジットカードは現金を引き出す事が可能だからそれを利用してイーバンクの自分の口座に入金できればそれは実現できる。そういうシステムができるとそれは単なる送金ではなくて電子マネーとして世界に広く普及する可能性がある。一度それが普及してしまうと後からの参入は容易ではない。


8月12日 ノンアルコールビール

お酒を飲む機会があり、たまたま横に座ったのがお酒が飲めないという人だった。昔の会社の忘年会では飲めようが飲むまいが兎に角飲ませるというのが流儀だったが、近頃は無理矢理勧めると裁判沙汰になりかねない。それでウーロン茶を注いだのだが、ノンアルコールビールがあるというので途中からそれを飲むようになった。ノンアルコールと言っても0.5%以下でアルコールが含まれているらしくラベルにもそう書いてある。でも0.5%以下では酔いそうもない。それは小瓶なので全部飲んでもさしたる量は無い。私も試しにお椀の蓋で飲んでみたがビールらしい苦い味はするもののアルコールが無いのでビールらしさがない。その人が飲んだ後で酔って顔が赤くなったでしょうというので顔を見たがそれほどの違いは無いように見えたが、差し障りの無いようにそうですねなどと相槌を打っていたが、それから30分もすると顔全体が赤くなった。0.5%で酔う人がいるのか。私は隣で見ていたので他に酒は飲んでいないはずである。すごい事だ。0.5%で充分に酔うという事は5%ある普通のビールを飲むと我々が50%のウィスキーを何も割らないで飲んでいるという事と同じである。そうなるとその人が普通のビールをコップ1杯飲むという事は非常につらい事になるに違いない。0.5%では飲んでもアルコール検知器が働かないので運転しても大丈夫という話もあったが、その人にとっては法律上はどうあれ運転は控えた方がいいだろう。お酒を飲めない人にとっては酒の席はつまらないだろうが安心して飲めるノンアルコールビールがあれば楽しく過ごせるかもしれない。そういう人にとっては0.5%以下という表示では不十分かもしれない。0.45%と0.15%の違いはそういう人にとっては3倍も違うのだから大きな違いだろう。きちんとした正確な表示が必要かもしれない。


8月8日 衆議院解散

まさかとは思ったが、参議院での郵政民営化法案が大差で否決されたのを受けて、その日のうちに衆議院を解散した。自民党は衆議院で郵政民営化反対した議員を公認しないという。公認しないという事は当然、その代わりの人を自民党が候補を立てて選挙をやるだろうが、これまでの通例ではいきなりの当選は難しいだろう。そうなると自民党はただでさえぎりぎりで公明党と連立で与党となっているから、過半数の議席を取れず下野する可能性が高いわけである。しかし、民営化法案では野党は全員、反対であるが野党支持の人が100%郵政民営化反対ではないだろう。そうなると野党自体も支持を得られず、容易には議席を確保できないかもしれない。
夜、ニュースステーションを見ていたら民主党の岡田代表が出演していて、選挙の目玉は何ですかと聞かれて税金の無駄使いを防ぐと言った。それでその中身はと聞かれて国会議員の年金の廃止と答えた。国会議員の年金を廃止していったいいくら国費が減るのか。ほとんど同じだ。民主党は小泉首相の30兆円以下の予算にするのが達成できなかったといって強く非難したが、民主党が野党になったら、国費は減るどころか増えてしまうだろう。国費の削減は1%や2%ではなく30%、40%という削減が必要なのだ。公務員の給与を10%カットくらいは平気でやらないと達成できないだろう。民主党のキャッチフレーズは日本を変えるだったように思うが民主党が与党になったら、日本は現状維持で国債破綻、経済低迷路線になってしまう。
今回の選挙では自民党は郵政民営化を国民に問う選挙としているが、果たして国民はそう思うのかどうか。自民党が与党に残れば、郵政族の議員は国会から消える事になり、族議員の1部がいなくなり、日本は古い体質から少し脱皮する事になる。新しく入る議員は個人の力というより政党の力で当選したという事になるだろう。そうなると今までの顔つなぎの選挙ではなくマニュフェストによる政策による政治というのが現実味を帯びてくる。もし自民党が負ければ従来の地方の代表という政治が依然として続く事になり、政治は従来のやり方を踏襲する事になる。そうなるとマクロ的には長い目で見て経済は活性化のチャンスを失う事になるだろう。いずれにしてもそれは国民が判断する事であり、選挙がどうなるかはわからない。例え今回、小泉首相が負けたとしても、政治の流れが政党政治に向かっていくしかない事は明白である。しかし、政党政治が研ぎ澄まされるには切磋琢磨される事が必要である。それには野党がマニュフェストを作って与党と対決する必要があるのだが、民主党のマニュフェストはまったく話にならないので論議にならない。民主党の目標は政権を取ってあぐらをかくことが最大の目標でそのためには何でも反対党になってしまっているようでは、こんな国会議員がいてもいいのかと思いたくなる。民主党が日本の未来のビジョンを構築できる日はいつになるのだろうか。
民主党を応援する人の中には民主党には郵政族はいないから民主党が与党になれば族議員のいない政党ができると思うかもしれない。しかし、それは違う。自民党の敗北は族議員の勝利であり、ビジョンの無い民主党は自民党の路線を引き継ぐことになる。いつも自民党に反対している民主党だが民主党が与党になっても政治に大きな変化はない。民主党が長く与党を継続すれば自然に民主党の中に郵政族ができるのである。いや、国民の地方の郵便局を無くさないという国民の声を反映させるという方針を貫くならば、それは国民の立場に立つと言う名目のもとでの郵政族は既に民主党の中に存在しているかもしれない。そう考えると、今回の選挙は政治を改革する小泉派と、四国に3つも橋をかけるような、旧態依然とした政治を続けようとする勢力との戦いになるのだろう。


8月7日 郵便不着

オークションで普通郵便で送った品物が3週間経っても届かないと連絡があった。3週間も経過しても届かないというのはもう無理と思ったが、郵便局に調査依頼する事にした。今までそんな事は無かったのでどうしたらいいのかわからない。とりあえずホームページを見てみると入力フォームがあった。普通郵便をいつどこから出したかは概ね記録しているので、それを見て時期を入力した。しかし、投函した詳しい時間まではわからないがメールの履歴から概ね見当をつけて書き込んだ。送信して調査状況を毎日見ていたのだがずっと調査中のままだった。1週間ほどして調査終了と表示が変わり、手紙でもくるのかと待っていたら2日くらいして電話が来た。なんと見つかって届けたという。1ヶ月以上もたって出てくるというのは不思議に思ったので何で遅れたのか理由を聞いたところ、間違って他の場所へいってしまったという。しかし、他の場所へ行ったとしてもそれだけの理由で1ヶ月も遅れるようには思えない。もしかして書いた住所が間違っていたのかと思ってあせったが、その後、相手からのお叱りの言葉もなく、1件落着となった。それにしても不可解である。オークションを始めた頃は普通郵便に不安を覚えたがなかなか紛失したという報告が無い。もう500通は超えているだろうが、1件も不着が無いというのは優秀である。最初の頃、自分で書いた宛先が間違っているのに気が付いたり、自分宛の郵便の町名がまったく違うのにちゃんと届いてたりした事件があってからは、自分で書いた宛先は必ず見直して確認するようにしている。もし、あなたが出した郵便の不着が1%程度以上あるならそれは書いた住所が間違っているせいかもしれない。


8月2日 羽田空港トラブル

羽田空港で電源電圧が低下した為に非常のバッテリー電源に切り換わり、その時にアラームが出るはずなのだが、アラームが出なかった為、バッテリー電源に切り換わった事に気がつかずにバッテリー切れとなり、管制塔が停電となり飛行機の発着が出来なくなるというトラブルが生じた。NASAのスペースシャトルの打ち上げでは燃料タンクの1つの残量センサーが故障して打ち上げ延期となったが、結局、4個のセンサーの内2個が正常であれば問題ないという事で3個のセンサーで打ち上げとなった。スペースシャトルはフェイルセーフの考えが盛り込まれている。それに対して日本のシステムはどうか、日本の機械は故障が少ないかもしれないが故障が無いとは言えない。人為的ミスもあるだろう。飛行機の管制という時間的な余裕が少なく人命にもかかわるシステムでフェイルセーフのシステム設計がなされてないというのは理解しがたい。命にかかわる部分はアメリカ製のシステムのほうが安心なのかもしれないと思う。たぶん羽田空港はそういうシステム設計がなされないまま運営されているのだろう。きちんと誰の責任で何処が問題なのかしっかりと考えてもらわなければなければならない。そうなると日本の原発が安全と言えるのかどうか、とても心配だ。


8月1日 永岡議員自殺

自民党の永岡議員が自殺した。永岡議員は郵政民営化の反対勢力の中にあって衆議院で民営化賛成の票を投じた事から、一部には応援している郵便局長から今後は選挙に協力しないと言われたのが原因とも言われる。実際にそうであったかどうかはわからないが郵便局員の意向が政治に大きく反映されるのは好ましくない。それは汚職にも通じるところがある。郵便局自体も改革する必要があるのだろうと思う。もし、参議院で郵政民営化が秘訣され解散となったらどうなるのだろうか。民主党は郵政民営化に反対している。しかし、民主党は自民党が郵政民営化をしようとしているから反対なのだと思う。与党になる為の反対の票を集めようとしているのである。民主党にはビジョンがない。政治にビジョンがないから民主党が与党になっても何も変わりはしない。実際、過去に自民党が野党になった時期もあまり日本が変わったように思えない。民主党は自民党の椅子にすわるだけなのだろうと思う。小泉首相が新党を作ったなら、小泉党に票を投じるしか日本を救う道はないが、小泉新党は大きな勢力ではないから与党にはなれないだろう。いずれにしても、先の事はわからないので今後の推移を見守るしかない。
しかし、郵政民営化が成立しないと道路公団のように汚職まがいの行為が日本から未だ払拭されないという事になるだろう。ガソリン税が道路建設の為だけにしか使えず、結果として税金の無駄使いになっている。しかし、建設業者からの支援を受けている自民党議員はガソリン税の流用を認めず、公共事業が縮小されないようにしている。これは議員汚職であろう。こういった日本を食い物にする業界によって日本経済は停滞する。他の国の経済は発展するから、相対的に日本は沈没するのである。もっとも国債の増大を食い止められないのだから、相対的ではなく自滅的に沈没するのはそう遠い事ではない。
政治を評論する人の中には郵政民営化は小さな問題だから、他の審議を優先するべきという意見があるが、そういう人は自分の乗っている船の中だけしか見ていない。視線を海に向ければ喫水が船べりにせまっている事がわかるはずである。国会議員が船の沈没を食い止める事ができるのか、それとも自分の保身の為に沈没する船の中で一部の人間しか乗れないゴムボートの中に身を置くのか、それが問題である。


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