2月27日 新株予約権

ライブドアが日本放送に対して、新株予約権の差し止め請求を裁判所に提訴し、裁判所の判断が注目されている。どちらが有利かは前代未聞の事件という事もあり専門家の間でも意見は分かれているようだ。大量の新株予約権を1株主だけに発行するというのは他の株主に対して利益を損なうもので、それを認めるのは無理だろう。しかし、TOBを無視した時間外取引による大量の株、取得という点も無視できない。最終的にはどちらが日本放送や、その株主にとって利益になるのかという論争になるのだろう。フジテレビの日枝久会長はどんな提携内容かわからないので提携はできないとしているが、そこには両者の考え方に大きな差があるように思う。日枝会長は必ず儲かるという確信がないと新しい事業には手を出さないという良く言えば堅実、悪く言えば古い経営を行っている。それに対して、ライブドアの堀江貴文社長はまずやってみるという経営である。それがうまくいっているかと言えば現在のところ総合としてはうまく行っているが手を出したはいいがあまり利益の出ていないものも多いようだ。古い考えかたから見れば危なっかしいが、新規の事業ゆえに将来有望というものも出てくる。うまくいけば日本全体にとっても良い影響を与える事は確かである。もし、ライブドアと日本放送が業務提携したらどうなるか。日本放送のこれまでの営業はあまり変化なく引き続き行われるのではないだろうか。そして、業務提携によってインターネットの部分の業務が増える事になる。しかし、この部分の投資は少なくて済むだろう。よってインターネットの業務がうまくいかなくても日本放送は本業で利益を確保でき、それほど変わらない経営を続ける事が可能だろう。もし、これが日本放送がライブドアの子会社となると、ライブドアの業績が大きくかかわり、日本放送がなくなる事はないとは思うが翻弄される事は確かである。一部の意見には電波は公共のものだからという意見があるが、現在のテレビ放送が公共性を大きく意識しているようには思えない。現在のテレビ局は興味本位で視聴率を大きく意識した、利益追求企業である。例えばアメリカの牛肉の輸入問題についての放送も生後20ヶ月以下の牛の輸入を認めるかどうかという点だけについてのニュースしか流れず、牛肉が安全なのかどうかという視点に立った検証とその結論について報道されていない。昔、メディアの流れによって間違った第二次大戦へ突入していった時代の教訓は生かされず、現在の報道のレベルは当時と変わらず、現在も尚、メディアが日本を誤った方向に導きかねないという懸念は払拭されていない。しかし、放送局が株式会社である以上、それは止むを得ない事なのかもしれない。
それらを総合的に考えれば、現時点では、どちらに見方するでもない中立的な方法が最も妥当な解決策のように思われる。それはライブドアが50%を超えない範囲の株取得で終わらせる事を条件に新株予約権の発行をしないという事になるのではないだろうか。

しかし、裁判であるから結論を出さなければならないかもしれない。そうなると新株予約権が敵対的買収に対して法律的に認められるなら差し止め請求は棄却される。そうなるとライブドアは利益を生み出す事がなく、売却も出来ない株を大量に保有する事になり、経営危機に陥りかねない。


2月19日 日本放送株買占め

ライブドアが日本放送の株を時間外取引で大量に買い付けた事について批判的な声が聞かれる。よくはわからないが時間外取引で大量に株を買うのは欧米では批判的なようだ。電波は公共のものだからとか批判的な意見も多くあるようだ。公共のものとするのだったら国営にするべきだろう。でも、それで放送局の独立性が保たれるのだろうか。先日、NHKの独立性に疑問がもたれたように、国営になればむしろ客観性には疑問がもたれるだろうと思う。結局のところ放送局の所有権が自由に移る事によって放送局の独自性が証明されているのだと思う。但し、日本放送が1所有者によって独占されるなら、客観性には疑問が生じるかもしれない。いずれにしても今回の件は、ようやく日本の経済にも改革のきざしが見えたという事だろう。


2月11日 故障?

オークションで落札されたものが相手に届いたらしく、電話がかかってきた。ちょっと荒い口調。うまく動作しないらしい。使い方を説明するが、問題ないという。簡単な内容だったのでお店に持って行って見てもらえませんか、とお願いするが断られる。故障したという事が考えられないでもないが、簡単な使い方の誤りであれば第三者に見てもらえれば簡単にわかる。仕方がないので1度返品と言ったが、思い直してゆうぱっくに連絡して、運送保険でカバーするようにする事にした。ゆうぱっくに連絡すると、すぐに連絡がきて、翌日には状態を見てくれるという。いつもながらすばやい対応だ。ゆうぱっくがサイズ制になって実質的に料金は高くなったが、それでも他の運送会社はすぐに対応せず、補償もかなりむずかしいという事を聞くとゆうぱっくも1日の長がある。郵貯は民営化しても郵便は公営でも悪くないかもしれない。それで、郵便局の人が伺ったところやはり、取扱が悪かったとの事で問題はなかったそうである。
これまでオークションでは落札した物に問題があって、いくつか返品、値引きなどしてもらったり、運送保険で補償してもらったこともある。しかし、私は落札よりも出品の方が多いのに出品したものを返品や運送保険で補償したなどの事がない。これはどういう事なのだろうか。今までかなりの数をこなしてきたから単に偶然とは言えなくなっているように思う。そう考えるとオークションでのやりとりで故障などの不具合があった場合の原因の多くは発送時に既に問題があってよく確認しないで発送しているのではないかと考えざるを得ない。そうでなければ私が送った品物の故障などがゼロという事と受け取った品物の不具合の多さというのは確率的に説明がつかない。


2月9日 ワールドカップ北朝鮮対日本

応援席は北朝鮮と日本のサポーター席は分かれて、間に緩衝地帯を設けるという異常さ。北朝鮮でもそうなるというからそれにならったものだろうか。北朝鮮での応援と言うと日本から見れば危なそうに思うがむしろ北朝鮮では北朝鮮のサポーターは暴れる事はないだろう。そんな事をしたら死刑になりかねない事を北朝鮮の国民は良く知っている。それよりは日本での日本のサポーターが暴れる可能性のほうが高いだろう。
前半の早い時期に見事なフリーキックで1点を先制した日本。しかし、1点を先制した余裕からかその後はあまり動きが少ないような気がして前半は終了した。後半は北朝鮮が優勢で推移し、日本は守りに入ったかっこうだ。これまでの経過からみれば1点は取ったが北朝鮮の方がプレーはうまいような気がする。なんで日本選手は相手に3人も囲まれた日本選手にパスを出すのだろう。取られるに決まっている。日本には相手の反則によるフリーキックからチャンスを作ろうとしている感があるが、もっと緻密な戦略を組み立てて欲しいものだ。北朝鮮優勢の中、後半も中盤にさしかかろうという時、北朝鮮の鮮やかなシュートが決まり同点となった。これまでの動きを見ていると実力は北朝鮮のほうが上に見える。同点となってからは日本は次々とメンバーを入れ換え総力戦の様相となってきた。高原がシュートするもゴールの上をむなしくボールが通過していく。しかし、すぐに2度目のチャンスが来た。今度はゴール前はがら空き。コースさえ良ければ、ゆるく蹴っても入りそうだ。しかし、高原は強く蹴ってあらぬ方向へ。いつもの日本のサッカーだ。これでは上位になれない。それでも残り時間が少なくなるにつれ日本選手の動きは激しくなった。そんな中、ゴール前のもつれたボールを押し込んで日本に2点目が入った。必至の勝ち越しである。結局、それが決勝点となり、日本は勝ったが、どちらかというとやっと勝ったという感じである。しかしながら終わり間際の攻防は手に汗握る熱戦だった。


2月7日 hotmailのトラブル

先週の4日あたりからhotmailの調子が悪く送受信できなかった。たまによくある事なのでじっと我慢の体制。普通は数時間以内には回復するのだが、1日経っても回復せず、しびれを切らす。いつもは単に送受信できないだけなのだが、フォルダも消えてしまう。これは重症である。ただWebからログインすると普通に出きるのでとりあえずメールのやりとりは出きるのはありがたい。色々と原因を調べてふと滅多にメール添付する事のないGIF画像がある事に気づき、そのメールをWebから削除すると回復した。どうもGIF画像が原因だったらしい。圧縮してないとダメなのかと思った。しかし、直ったと思ったのも束の間、すぐにまたダウンした。何か変なメールがないかとフォルダを見てみると迷惑フォルダにウィルスメールらしきものが大量に捕獲されていた。これが原因かと削除すると回復した。やれやれと思っているとまたダウン今度は何かと思ったがそれらしき不審なメールは無い。それでもありったけのメールを削除しても、しばらくするとダメ。どうやらhotmailは無料ではPOPメールを使えなくしたようだ。そういえばWebからログインする際も形の崩れたパスワードを入れなきゃならないし、とっても面倒。どうやら無料のhotmailを利用して広告メールを送る為の対策らしいと、薄々感づきはじめた。仕方なくhotmailは諦め他のOutlook Expressが使える無料メールを探すとあったあった。以前、検討した時はYahooとhotmailだけだった。以前はYahooは夜の時間帯でメールの送受信ができない場合があったのでhotmailに決めたのだが、最近ではYahooもほとんどトラブルは無い。むしろhotmailよりいい感じだ。新しく探したところも最初は不安だったが使ってみると結構快適。これでhotmailともおさらばとなりそうである。今まではhotmailがOutlook Expressだけしか使えなかったので仕方なく使っていたのだが、hotmailがいらないとなれば他のメーラーも使えるのでLinuxでもいいかもしれない。


2月2日 フレッツADSL

友人がOCNのフレッツADSLに複数台のパソコンを接続したいとの事で私がセットアップする事になり、OCNの説明を読みながら先日、ルーターをセットアップしたのだが、なかなかうまくつながらない。2〜3時間で済むと思ったのだが、遂に1日では終わらず2日目に突入。どうにもこうにもならないのでOCNのサポートに電話すると、モデムはDHCPの内臓されたルータータイプのモデムだそうでパスワードなんか入れる必要は無いとの事。ハブで接続できるとの事だった。なんて事だ。OCNの説明にはルーターを使用するとは書いてあるがハブの場合もあるなんて書いてない。それでもって3日目の今日となって、ルーターを無理矢理モデムに接続して、見事、複数台のパソコンでインターネットができるようになった。PPPoEの接続だと思って散々、試行錯誤したが結局は無駄だった。モデムの仕様くらいちゃんと表示しておけと言いたい。一時期、Yahoo!BBがサポートが悪いなんて不評だったが、フレッツADSLだってちゃんと説明してないという事に関しては似たり寄ったりだ。
接続が終わってADSLのスピードを測ったら500kくらいしかなかった。40Mのフレッツモアも500kでは形無しである。パソコンのせいかと思ったが、どうやらそういう地域のようだ。後で調べたらYahoo!BBだったらもう少し速くなりそうな気がする。どうやらフレットADSLはYahoo!BBよりも若干遅いようである。それにはIP電話もついていたのだが午後の時間帯などは混雑のせいか赤いランプが点いて、よく使えなくなるそうである。距離が長くてADSLのスピードが上がらないくらいだから、そういう影響もあるのかもしれない。IP電話が正常に使える範囲というのはどのくらいなのだろうか。今まで、Yahoo!BBは品質が悪くフレッツADSLのほうがいいと思っていたがむしろ逆であると思わせる事件だった。


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