1月26日 イントネシア・スマトラ島沖地震

去年の12月26日に起きたスマトラ島沖地震から丁度1ヶ月がたった。地震直後は200人とも500人とも伝えられた被害者数は日を追うごとに増え、1ヶ月後には18万人とも言われている。かつて無い甚大な被害である。津波の高さは高いところで10mはあったそうである。10mの津波がどんなものか想像もつかない。過去にも10m程度の津波は数多くあるそうで、史上最高の高さは520mとか。520mの津波なんて数字の上でしかわからない。
スリランカなどでは地震が起きてから2時間後に津波が来たというから、現在のように通信が発達しているのに何故と思わざるを得ないが、過去100年以上、津波というものが無かったそうだから、警戒しないのも無理はないかもしれない。世界で津波の警報システムがあるのは太平洋沿岸だけだそうで、これを機会に大掛かりなものでなくてもいいから、何らかの警報を知らせるシステムを世界中に張り巡らせるべきだろう。
昔、海岸にテントを張って寝た事があるが後から考えて怖くなった事があった。それ以後はあまり海岸の近くで寝たりしないように心がけている。しかし、実際に津波の前兆である引き潮を見た時に津波と思いつくだろうか、地震があった後に津波を警戒して避難できるかというと、あまり自信がない。常日頃からの訓練がもっと必要ではないかと思う。


1月22日 オークション詐欺

ヤフーでオークション詐欺があったようだ。被害総額は過去最高の4,000万円という。20〜30万円の高額のカメラを多数、出品していたという。カメラを3台落札して90万円程度を詐欺にあったという人がテレビに出ていた。ヤフーの保証制度も50万円が限度だから保証を受けたとしても40万円程度は保証の対象外となる。住所確認しているはずなのだが、アパートに1〜2ヶ月いて、現在はその住所には住んでいなかった。評価も380程度の良い評価があるという手のこんだものだった。こうなると処置無しのように思えるが、私はそうは思わない。やはりヤフーの取り組みが真剣でなかった結果だろう。
では、どう対策すればいいのか。概ね、詐欺が発覚するのには1週間から10日程度かかる。詐欺をする為の経費はアパート代などを含めても10万円くらいだろうか。そうすると10日の間に累計で10万円以上の落札額があったら、それ以後のオークションは例え入札があったとしても自動的にオークションを削除されるようにしてしまう。そうなると必要経費以上の詐欺ができなくなる。従って詐欺をしても赤字になる。でもそうなると業者は困る事になるが、そういう場合はヤフーに保証金を納める事にしたらどうだろうか。例えば10日間の間に落札額が合計100万円の出品をしようとすれば100万円をヤフーに納めておくのである。まあ、いずれにしてもヤフーの考え方が甘い結果と言える。
そうは言っても当面の対策はどうすればよいか。対策の1つは振込みを遅くする事である。普通、1週間もすれば、詐欺と騒ぐようになるから、10日程度待って、問題がなさそうな事を確認してから振り込む。但し、振込みが遅くなるという連絡はしておく必要がある。もし、直ぐに振り込まないとダメみたいなオークションだったら、それは詐欺の可能性のあるオークションとみるべきだろう。後はあなたの判断次第である。最終的にリスクを負うのは自分ですから。


1月21日 スキミング

ゴルフ場の支配人が貴重品ボックスからキャッシュカードを出して、データーを抜き取り、現金を引き出すという犯罪が明るみになった。キャッシュカードやクレジットカードのデーターを犯罪目的で読み取る事をスキミングという。ある商社勤務の男性は財産のほとんど、3,000万円あまりを盗まれたそうである。今回の場合はキャッシュカードの暗証番号を貴重品ボックスの暗証番号として入力した為、暗証番号が知られてしまったという事だ。暗証番号を統一したり、生年月日などわかりやすいものにしておくと危険である。私は去年、やはりスキミングの問題があってから、対策を実施した。1つは総合口座になっていた為、定期預金からの流用を禁止にした事。普通、預金口座をつくると総合口座になり、そこに定期預金があると普通預金に預金がなくても定期預金から流用されて、定期預金まで引き出されてしまう。これを銀行に電話して禁止した。1つの銀行は禁止にできなかったのでキャッシュカードを廃棄した。問題は電話では伝えたが実際にそうなっているのかどうか表示がなくわからない事。近々、検証してみるつもりだ。もう1つは余分な現金を口座に置かない事。キャッシュカードの場合は盗まれても自己責任となり、お金が戻ってこない。現在、対策を検討し始めたようだが何時になるかわからない。キャッシュカードにしろクレジットカードにしろ、どんなに対策をしても完全にスキミングを防ぐ事はできないだろう。そうなればキャッシュカードにもクレジットカードのような保険のようなものが必要である。現在のところキャッシュカードには保険はないからスキミングを考えるとデビッドカードとして使うのは賢明ではない。同じ使うなら保険のあるクレジットカードを使うべきだからである。キャッシュカードが現在のままだとデビッドカードは意味がなくなる。銀行店舗とは関係なく設置されたATMはスキミングの可能性がより高いので、そこで多額の預金を引き出せるキャッシュカードを使う事は出来なくなった。不便なものである。


1月5日 ブレーキパッド

去年、交換に失敗した車のブレーキパッドを早々に交換してもらう事にした。ブレーキパッドを持っていって交換作業を見ていると、工具でブレーキパッドを押すプランジャーを回転させて戻していた。なんと単に押すだけではなかった。でもこれだとさしたる工具も無しにブレーキパッドが交換できる事になる。ブレーキパッドを持ち込みにすると工賃がやや高くなるのは誤算だった。


12月 , 11月 , 10月 , 9月 , 8月 , 7月 , 2004年6月

[top]