2月29日 警察署長が詐欺

テレビを見ていたら警察の署長が給料以外にもお金をもらっているという番組を見た。捜査費の一部を架空領収書を偽造してプールし、毎月10万円近くの金額 を受け取るという。さらに署長が移動の際には1,000万円近い金額を受け取るという。これらの実務を担当する会計係りも¥5,000程度を受け取るとい う。番組では北海道の警察を取材していたが同様な事が全国で行われているという。当初、北海道警察はこれを否定したが、北海道警察の元署長がこの事実を認 め暴露した。これを受けて裁判所は警察に違法の判決を下した。しかしである、違法の判決が出たところで誰が警察署長を詐欺で逮捕するのか。警察が逮捕しな ければ誰も動けないのである。今のところ警察は何も動こうとしていない。あたりまえのようだが冗談じゃない。国会議員でさえ詐欺で逮捕されるのに警察の署 長は法律無視。これでは民主主義が聞いてあきれる。北朝鮮やイラクが独裁国家と叫んでみても当の日本が民主主義国家ではないのなら50歩100歩といった ところで大した差はない。以前の日記にも書いたと思うが警察を取り締まるべき公安委員会は機能していない。それが証拠には公安委員会が真っ先に動くべきな のに動く気配すらない。無駄な給料泥棒の公安委員会などは即刻廃止すれば多少は国の財政負担も軽くなるというものだ。警察が不正をした場合は三権分立と いって別の方から牽制があるはずなのだがこれも今の日本ではあやしい。この件では少なくとも全国の警察署長が書類送検され不正にもらった金額の全額を変換 するというのはあたりまえだろう。もし、それさえも実行されないのなら、日本は民主主義国家を返上して警察独裁国家と改名しなければならない。
2月28日 アーレフ

オウム真理教は宗教団体アーレフと名前を変えて現在も存続している。最盛期の人数よりは減少しているものの一時、脱会した人も再度、入会して現在も半数く らいの人が信者になっているという。なんと驚くべき事だ。アレーフの信者は麻原がいなくてもアーレフを必要としているのだ。一般人から見ればそれは到底、 理解できない事である。アーレフの信者によればアーレフに所属する事は居心地がいいという。修行と称して一見無意味な行動を集団をしたり、パソコンショッ プに勤務して給料をもらわずに教団に寄付をして何の利益も無い。それでも居心地がいいのか。しかし、私にはなんとなくわかったような気がした。現在の社会 は昔よりは豊かになり、昔からみれば一見、なんの苦労もないかのように見える。しかし、現代は家庭が崩壊し、社会はよりバリエーションに富んで様々な選択 肢があり、昔に比べれば比較にならないほどストレスにさらされていると言っていいだろう。誰でも必ずといっていいほど、自分は何の為に生まれてきたのか、 何をしなければならないのかといった事を悩んだ経験があるだろう。私はそれらの疑問を解決できないままに今に至っているが、それらを真剣に悩んで、自分自 身に 疑問を持ちながら生きている人々がアーレフに入信しているのではないかと思う。アーレフに入信した人は必ずしも異常な人間では無いように思う。アーレフの 活動は一見、奇異に見えるが、仏教やキリスト教の行動だって絶対 的な理論があるわけではない。仏教やキリスト教は知っているから奇異に見えないだけだ。精神が不安定な時、最もやっかいなのは考える時間が十分にあるとい う事である。大昔の狩猟生活では今日の食べ物を得る為に考える時間などない。自分が何の為に生きているのかという疑問より、いかに獲物を捕らえ空腹を満た すかに精一杯なのだ。人生に迷いが生じた時、信じられるものがあればそれを信じる事で精神的な安定を得られる。あるいは逆に生活に困窮した時にも迷いが生 じる。肉体的に追い詰められた時には信じる事により、肉体的苦痛をやわらげ精神的により楽になる。私が思うに宗教としてのアーレフと仏教にはそれほど違い は ないように思われる。大きな違いがあるとすればアーレフは宗教としての歴史が浅い為に宗教として未完成なのだと思う。それに対して仏教やキリスト教は長い 歴史の中で妥当な選択をされて、社会に受け入れられる宗教として確率したのだろう。アーレフが今後もずっと存続するか、いずれは消えてしまうのかはその運 営 次第である。何故、オウムのような宗教が受け入れられたかという事を考えると、現在の仏教などの宗教が必ずしも宗教としての意味合いを失い、形骸化してい るからだと思う。かつて仏教が行ったような荒修行などといったものがあればそれはアーレフに入信するような人達には受け入られ易いのではないかと思う。我 々から見ても歴史の浅いオウムのような宗教よりも仏教の方が安心感がある。現在、仏教がそういった活動をしているかどうかは知らないが、世間から隔絶され た中での修行を日本の仏教として出きるのであればそれは最良のものだろうと思う。例えばそれは1ヶ月5万円とか10万円の費用がかかるようなものであって も何の問題もないはずであ る。もし、そういった精神修行ができるのであれば人生に悩んだ時に1ヶ月とか3ヶ月とか山にこもって修行するのも悪くはない。

2月27日 地下鉄サリン事件の麻原彰晃(あさはらしょうこう)(本名:松本智津夫)に死刑判決

東京の地下鉄でサリン事件が起きたのは’95年の3月20日。もう9年も前になる。裁判が遅いとは思っていたが9年は長い。長くても5年くらいが限度では ないだろうか。判決は死刑だったがすぐに控訴したのでまだ結審ではない。事件が報道されている通りの事実なら控訴しないで死刑を受け入れて欲しかった。
2月25日 革の復活

革のジャンパーなどは汚れると大変なのでなかなか着れない。以前、革も拭くだけでけっこう汚れが落ちるという話を聞いた事があるが、実際、あまり試してみ た事はない。テレビで革の手入れ方法をやっていた。スエードは元々革の表面をやすりでこすったものだそうでテカテカになったスエードの部分を 400〜800番の紙やすりでこするとテカリがなくなり元に戻るという。また水洗いは輪染みができるが全部を丸洗いすれば染みが残らないとか。しかし、そ れはちょっと勇気がいる。水で丸洗いすると色落ちするものもあるので襟の裏などでテストするのが良いと言う。さらにテレビでは革にアイロンをかけてしわ伸 ばしを実演した。革は水分があって、熱を加えると変質するが、水分のみか熱のみにはかなり耐えられるという。水をつけないでアイロンで力を入れて高温であ て布をしてアイロンがけするとうまくしわが取れるそうである。革のお手入れはクリームを使うがクリームを多くつけると革の気孔がふさがれて靴の中の水分が 逃げられなくなるそうである。クリームはごく微量をつけてあとは磨くのみだそうである。
2月13日 定形外郵便の送料

ネットオークションで落札した品物を送ってもらう場合、定形外郵便で送ってもらうと送料が安く済むので定形外郵便で送ってもらう事は多い。しかし、今年に 入ってか らは送料を過請求する例が去年よりも多くなっているようだ。実際、調べてみたわけでもなく、数字的にどれくらいとは言えないのだが確実に多くなっていると 思う。送る立場として考えれば重量を正確に計れない為、どちらか迷う場合がたまにある。だから多少の間違いは許せるので送料を¥140請求されて、実際は ¥120だったとしても許せる。今までは1ランクまでは許そうという自己基準で判断していたが、今年は連続して送料過請求があるとなんだかちょっと疑問 だ。しかし、¥20程度ならそう問題にするものでもない。しかし、¥390請求されて実際は¥240となるとやや問題だ。包装も簡単過ぎて¥390の 500gの包装にしては無理矢理簡単な包装で¥250g以下にしたとの感がいがめない。従来は1ランクは可としていたが包装の状態など総合的に判断して ¥150を請求するメールを送る事にした。すると返信では切手で送料の¥80を引いた¥70を送ると言ってきた。なんだかますますややこしい。再度、 ¥150分の切手を送るようにとメールを送ると¥150分の切手を送ると返してきた。私からのメールに怒っているようである。いわれなき筋違いの感情をぶ つけられても困るのだが、そこは冷静に相手の誤りを指摘した。本日、無事、¥150分の切手が到着し、一応、落着なのだが、金額以外にも相手の申し分には 理屈に合わない所があった。過請求を故意にやったのでは無いと言っているがそれならば相手からの最初のメールは納得の出来ないものがある。評価をどちらで も無いにして、過請求があった事を残そうと思ったが、相手が理屈に合わなかったとしても私のメールに対して憤慨したという事はむしろそれは正義感の表れと 解釈できた。今回はどちらでもないではなく良いの評価とし、彼の今後に期待する事にした。
2月11日 日本丸だし

自衛隊がイラクのサマワへ出発し、いよいよ活動が始ろうとしている。しかし、駐留地の借り上げ賃料で法外な額を要求され困っているようだ。1995年当 時、私がシンガポールへ行った時、タクシーに乗るとメーターの無いタクシーが結構あった。メーターがあっても壊れているのか使わないような時もあった。シ ンガポールでタクシーに乗る時は着いてから料金を払うのではなく乗る前に料金を決めてから乗るようにと聞いていたが実際はほとんど問題になるような事はな かった。タクシーに乗って着いてから支払いをするという事になると料金が決まってないので交渉になる。英語に精通していない日本人にとっては交渉は不利に なり、時間を惜しめば高い金額で妥結する事になる。シンガポールではビザなしで長期滞在を迫られた為、隣国へ出国しては滞在を延ばすという事を何回かした ので、隣のマレーシアに行ったついでに少し観光も楽しんだ。その際、タクシーにも乗ったが、マレーシアのタクシーはシンガポールより一段と年式が古く、室 内はレースなどで飾り付けられていた。タクシーメーターはあったが見ただけで使えそうもない事がわかった。そこでタクシーに乗る前にセオリー通りに値段交 渉して安く行く事ができた。まあ安いといっても日本人から見て安いと思っただけなので実際は現地の人より多少は高かったのかもしれない。何しろ目的地まで の距離がわからないし、妥当な金額がいくらか算出のしようもない。しかし、それで十分満足でき、観光も楽しかった。日本でだって値札のついてない品物をレ ジへ持っていって、これ下さいというのは高い買い物をする事になる場合がある。日本ではそれでもせいぜい2〜3割程度高い買い物くらいで済むかもしれない が外国へ行けば日本人はお金持ちだから法外な値段でも支払ってくれて大儲けという事は当然あるだろう。
自衛隊がサマワで場所を決める前に価格を決めておくべきだった事はちょっと外国での経験があればすぐに出来ただろう。自衛隊をサマワに派遣した時に現地の 言葉は覚えて行っても現地の常識は学ばなかったらしい。でも購入するかどうかを決める前に価格を決めておくのはイラクでなくても日本でも常識と思うのだが 自衛隊 にはその常識も持ち合わせていなかったらしい。まあここでいまさら自衛隊を責めても仕方がないのでなるようになるしかあるまい。日本人には敷地の借り上げ 賃料は大きな問題のようにも思うがもしかしたら現地の人にとっては大した事ではないかもしれない。イラクは占領国なのだからいよいよとなったら徴用という 事も可能かもしれないができれば避けるべきかもしれない。後はサマワの市長にでもかけあって交渉してもらうか、あるいはもうサマワはやめて別の場所にし たっていい。サマワが安全といってもそれは自衛隊が行く前の事であって、自衛隊をつけねらってくるのだからサマワだろうと別の場所だろうとさしてかわりは ない。いよいよダメとなったら帰って来るのも1つの案である。自衛隊が借り上げ賃料でもめて帰って来るとなれば結構笑いものだが、援助の為の敷地も借りら れないとなればイラクには援助は必要ではないという事だから帰ってくるのが妥当なせんだ。そうすればイラク派遣に反対だった人も喜ぶし、派遣に賛成だった 人は一応、派遣したという面目はたったのだから日本国内は丸く収まる。援助が必要ならイラクが敷地を無償提供するくらいは当然のように思う。イラクにとっ ては自衛隊は不必要な存在だったのだ。
2月7日 バスガイド

77年前の1927年当時、別府温泉の地獄巡りは交通の不便な場所だったのであまり行く人がいなかったそうです。そこでバスで地獄巡りを始めるようにな り、観光地として大きくなってきたようです。この時、バスガイドとして女性が乗るようになり、人気があったそうです。現在でも当時にバスガイドとして乗務 した人が生きていて90才以上ですが、その方のお話では当時は女性が働くという事が白い目で見られた時代だったそうです。イラクでは女性が働く事が悪いよ うに見られるのは70年以上まえの日本に似ています。現在の日本は男女平等とはなっていますが、職場ではまだまだ格差があるようにも思います。70年が経 過した日本でさえそうなのですからイラクが急に変わるはずがありません。イラクはまだまだ遠い道のりがあるのでしょう。別府のバスガイドは必要性から生ま れたもので、社会に受け入れられやすかったかもしれませんが、イラクの場合は無理矢理、平等にしようとしているように思います。イラクにはイラクの人が受 け入れられ易いような女性の役割が必要と思います。それは男女平等といった制度だけではなく、選挙制度による自由主義についても言えるのではないでしょう か。ただ制度を押しつけてもイラクには受け入れられように感じられます。
2月5日 taskmon.exe

コンピュータウィルスが流行っているそうでチェック方法があったので試してみた。Windowsフォルダに taskmon.exe というファイ ルがあるそうで、検索してみたらあった。これは感染かと思い、レジストリを変更するとあったので、とりあえずインターネットの接続を切り、変更の準備にか かった。そして丹念に注意書きを見るとWin95,98、Meでは正規の taskmon.exe というファイルがあるという。あれ?と思い、ウィルス に感染したら増えるファイルの検索をしたら無かった。なんだ感染したのでは無かったようだ。


2月2日 イーバンク銀行

イーバンク銀行が誕生した時には画期的な銀行が出来てインターネットオークションでおおはやりするのではないかと思ったが、実際はほとんど利用され なかった。原因は双方がイーバンク銀行口座を持っていないと使えないから。現在でもインターネットオークションの利用者の70%程度はインターネットの口 座を持っていないと思われる。何故、便利なネット口座を持たないのか。原因は色々あるが、ネット口座から振込むにはネット口座にお金を入金しなければなら ない。この入金方法が問題なのだろう。結局、他の口座から銀行振込みしてネットで振込むとなると毎回それをやっているわけにはいかないし、そうでなければ ある程度まとまった金額を用意する必要がある。ある程度まとまったお金が用意できれば郵便局のATMから入金するのが便利である。入金には郵便局の通帳を 用意する必要はなく、土曜日の午前中ならATMが使え、入金は無料の場合が多い。これを意外と知らないのではないだろうか。後はインターネット接続がダイ ヤルアップの為、ネット振込みは電話代がかかるなどもネックになっている可能性がある。
イーバンク銀行口座を作った時はあまり利用できないので止めようかとも思ったが最近になって利用度が増え、有用性を感じるようになった。以前は使い道がな く貯まる一方だったが、去年の11月をピークに残高が減少してきた。落札した相手がイーバンク口座を持っているケースが増えたようだ。
イーバンク口座を持っている人が増えた理由としては、当初、先行して開業して年中無休をうたっていたジャパンネット銀行が正月やお盆に休むようになり即時 性が失われた事があるかもしれない。それに対してイーバンク銀行は入金の通知メールなども遅れた事がない。後から出てきた新生銀行は振込手数料無料という 事で当初はイーバンク同様、振込みが無料ですべての銀行に振込みが出きるという事でオールマイティだったが、振込みの件数が増え過ぎた為か毎月多くの振込 みをする人には30件/月の制限を設けたようである。そうなると新生銀行であふれた分は何処へ行くかといえば必然的にイーバンクになるのだろう。ネット オークションのヘビーユーザーは新生銀行とイーバンク銀行は必須なのである。イーバンク銀行が使えるとなれば一般の人もイーバンク銀行の口座を持つように なる。ひとつ気がかりな点としてはイーバンク銀行が何処で利益を出すのかという事だろう。イーバンク銀行が利益を出せなければいずれはつぶれてしまう。以 前にも指摘したがイーバンク銀行のライバルは銀行ではなく、クレジットカードなのである。クレジットカードに勝てる戦略が打ち出せるかどうかが鍵だ。


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