6月27日 グッドウィル廃業
人材派遣のグッドウィルが2重派遣などの違法行為で廃業する事になった。そこで働いた人の間で不安が広がっている。以前の、介護施設のように他社に譲渡されるなどして営業を継続できるようにするのが望ましいのだろう。介護施設の場合は再三の指導にも従わないという中での廃業だったが、今回もそうだったのだろうか。規模が大きいだけに影響も大きい。何故、是正する事ができなかったのかが悔やまれる。
7人が死亡した秋葉原の事件から1ヶ月近くが経った。犯人は仕事が無くて生活に困窮していたわけでは無いのに何故という思いが強い。幸福の受け止め方は周囲との対比で感じるものだと思う。正社員に対して派遣社員の待遇は良くない。会社によっては派遣社員が半分以上で常時、派遣社員が働き、それが労働力のコストダウンになるという構図は異常としか思えない。人材派遣のグッドウィル廃業は政府の派遣に対する引き締めなのだろうか。
今の日本は多くの非正規雇用がある中で、海外からの介護士を受け入れるという矛盾した対応をしている。介護士は給料が安くて仕事がきついのでなり手がいないとも聞くが本当にそうなのだろうか。日雇いでネットカフェで寝るよりはいいだろう。日雇いで働いている人に介護士の斡旋を何故できないのか。日雇いや派遣で働く人は労働の質が悪くて介護士にはなれないという事だろうか。そうではないと思う。政府のきめ細かい対応が無い為だろう。情報格差という事もあるかもしれない。漫才師でホームレスの体験を書いた本が大ヒットした事があったが、最初から生活保護を受けていれば、そうはならなかったはずである。何故それができなかったかと言えば知らなかったからだろう。派遣や日雇いで働く人には情報不足があると思う。
海外の人を雇用する事は短期であっても将来の社会矛盾を生む。それは安い労働を強いられる階層を作る事になり、かつての奴隷制度ほどではないが似たような状況になる事は明白だ。会社の人間の半分以上が常に派遣社員というのは法律で禁止すべきだろう。派遣社員やパート労働者の比率は一定の比率以下に抑えるべきである。そうでないと最低賃金の意味が無くなる。しかし、国内の労働待遇をあまりに厳しく制限すれば海外に労働力を求める傾向に拍車がかかり、国内の経済の空洞化が早まる。社会情勢をみながら慎重に進める必要があるだろう。
6月21日 オートバイ
来月もまたガソリンが値上げになるそうで¥180くらいになるとかがニュースになっている。安い買い物だとガソリン代のほうが高くなる。それでもなかなか車を手放せない。車が無ければ色々な維持費がかからず相当な節約ができるのだが。長距離では自転車で行くには時間がかかる。先日、原付バイクで行こうと思ったが雨模様なのであきらめた。雨の日にオートバイに乗るのは気が引ける。今日は天気もまずまずなので原付バイクで行く事にした。久しぶりに乗るバイクは重心の取り方が難しい。乗った感じはグアムで乗ったジェットスキーのようである。道の端を走っていると工事で継ぎはぎの路面は立て揺れが結構、激しい。自動車では気が付かなかった。大通りは危険な感じがするので交通量の少ない裏通りを行く事にした。ほとんど通ることの無い道なので、大体の位置はわかるが、自分が何処にいるのかわからなくなる。大通りに出てみると目的地はまだずっと先だった。バイクに乗ると新しい道が覚えられそうである。
6月15日 フィブリノゲン
フィブリノゲンなどの血液製剤などによって肝炎を発症した場合、病院が血液製剤を使ったカルテがあるかどうかが補償を受けられるかどうかの判断になる。しかし、あまりにも年月が経過しカルテは紛失し担当の医師も病院を辞めているという。それで当時の担当の医師の所在を医師会に問い合わせると個人情報保護で教えられないと言うそうである。しかし、何も医師の住所を公表しろと言っているわけではないだろう。医師の連絡先を病院に教えないとしても医師会が内容を伝えたり、事情を問い合わせたりするくらいの義務は人間としてあるだろう。それが出来ないのなら医師会には人間性が無く、ひいては医師の人間性が問われる。人間性が否定される医師に命を託す事ができるのだろうか。
仮に血液製剤を使ったかどうかがわからなかったとしても、国が血液製剤の危険性を知りながら無駄に時を経過させたことは国がカルテを捨てさせたに等しい。血液製剤を使った可能性が否定できないならば国は何らかの責任を負わなければならないだろう。
6月13日 作り置き
三重県で作り置きの点滴のクスリが原因と見られる死亡事故が発生した。原因はセレチア菌などの細菌らしい。テレビでは作り置きが悪いかのような報道ぶりだが、実際には作り置きそのものよりも消毒などがされなかった容器に問題があるのだろう。その病院は地域では信頼が厚かったそうだから残念である。問題の本質は病院の医療そのものよりも作業を明確化するマニュアルが無いという事だろう。以前にも別の病院で赤ん坊を入浴させるのに熱湯に入れて死亡させるという事故があった。入浴させる前に5秒間自分の手を入れて温度を確かめるというマニュアルがあったら防げたかもしれない。病院は小規模なところが多く、作業に潜む危険にはなかなか気づく事はできないだろう。病院の作業のマニュアル化は同じ失敗を繰り返さない為に必要であり、政府や医師会の責任で作るべきだろう。マニュアルがあればその作業が妥当かどうか議論でき、さらに良い作業を検討する事もできる。マニュアルを元に2〜3年に1回は作業をチェックしていれば今回のような事故は防げただろう。
6月12日 後期高齢者医療制度
色々と騒がれている後期高齢者医療制度だが、実態がよく分からないので何とも判断のしようがない。ニュースなどによると低所得者は保険費用が少なくなり、所得の多い人は支払いが多くなるようだから、あながち間違ってはいないかもしれない。生活できなくなるとして強く反対しているのは月20万円とかの所得のある人のようだから、月の年金などの所得が4万円にも満たない人からみたら、何でそれで生活ができなくなるの?と疑問だろう。ただ75歳以上の人を別の保険のように扱うのは変だろう。健康保険は保険であって、必要な時に少ない出費で医療が受けられる仕組みである。それが医療費のかかる高齢になったら、別の保険にさせられるのでは何でそれまで保険料を支払ってきたのか疑問である。保険制度は若者からお年寄りまで一貫した制度でなければならない。
健康保険は医療費を払わなくて済む仕組みではない。医療費を保険料によって平準化しているだけである。それを所得の多い人から強制的に多く徴収するとなると、これは社会保障を医療保険でやっている事になる。多少はそういう傾向があってもいいだろうが、行きすぎは良くない。年金から強制的に保険料を天引きするのは正しくない。選択性にすべきだろう。
6月10日 Speed社水着解禁
驚異的な記録を出すSpeed社の水着がペナルティー無しで着られる方向が見えてきた。残念ながら日本のスポーツ各社の水着はSpeed社の水着には勝てなかったようだ。もし、日本の各社がSpeed社の水着の着用を認めないとしたらかなりの反感を買ったに違いない。しかし、水着がかなりきつく、体が圧迫されるSpeed社の水着は健康上どうなのかという心配がある。今後、Speed社の水着を常用して練習でも着るようになると何らかの健康被害が予想される。体の圧迫についても何らかの基準を作って、早い時期に規制すべきだろう。
スピード社の水着は当初、生地が優れていると考えられていたが、今は体形の矯正によって記録が向上するのではないかと言われている。そうなると体の一部を手術で切り取るなどして、さらなる記録を目指す事になるだろう事は目に見えている。それが問題である事は誰の目にも明らかだろう。記録向上を目的とした体形の矯正手術を禁止する必要があるだろう。また女性の場合は男性ホルモンを注射するなどして体形の矯正、筋力の増強を図る事も考えられる。こうなってくるともはやスポーツというよりサイボーグ製造合戦である。このような肉体改造がオリンピックの目的ではない事は明らかだ。
6月7日 公務員改革基本法
公務員人事を内閣が決定できる公務員制度改革基本法が6日に成立した。しかし、65歳定年を検討するとはどういう事か。天下り禁止の見返りという事らしいが、そもそも天下りをして70歳を過ぎても給料をもらうような仕組みがおかしいのであって、見返りの必要などない。むしろ公務員は企業倒産などの無い安定した職業であり、若年層を中心とした就職が難しい中にあっては公務員の定年を早めて、より広く雇用を拡大するほうが妥当な策だろう。公務員の人事を握っておきながら、見返りが必要という事を考えると、今回の法律は意味の無い笊法だったのかと考える。法律は作ったが実際の運用はせず公務員まかせにするという魂胆なのだろうか。例え法律ができてもうまく運用できなければ何の意味も無い。
6月5日 Windows Live メール
Hotmail系のメールがOutlook Expressでは使えなくなるという事でWindows Liveメールをインストールしてみた。見慣れないせいか使いにくい。返信をしようとすると、メールの枠が細いのか色が薄いのか何処がメールのウィンドウなのか分かり辛い。上の題目のスペースが広く、文が少ししか表示できず、読みにくい。カスタマイズできるのかと思って探してみたが分からなかった。当分、Hotmailのみを使う事にしたが、Hotmailを諦めて他のメールにするかどうかは未定である。Hotmailは薦めるようなところはないが、一時はスパムメールが多かったものの、Yahooメールと違って迷惑メールの選別が優れているようで迷惑メールが極めて少ないようである。
6月3日 ガソリン値上げ
既にガソリンが値上げされていた。月初めからの値上げなので、まだ在庫のガソリンはあるはずなのに。31日は随分とガソリンスタンドが混んでいた。値下げは遅いが値上げは早い。ガソリンが1L¥160前後となるとちょっと出かけても¥200くらいはガソリンを消費する事になる。何か買い物があってもおいそれとは出かけられない。今後はより一層の節約にしなければ。
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