9月30日 時太山死亡

時津風部屋の時太山(ときたいざん)が死亡した事件が報道されている。死亡したのは6月26日というから、すぐに報道されても良さそうに思うが2ヶ月以上も経過してからなのは何故なのか。その後の報道では親方がビール瓶で頭を殴ったとか。殴った強さで見解は大きく変わる。弟子が金属バットで殴ったという報道も聞かれる。相撲部屋に金属バットは必要無いわけで、金属バットが体罰の為におかれていたとすれば、体罰を知っていて黙認したかもしれない親方の監督責任が問われる。剣道の竹刀だったら死ぬ事はないかもしれないが、ビール瓶や金属バットは力加減で死ぬ危険がある。殺人の容疑がかかっても不思議は無い。時太山が倒れた後、病院に運ばれたが死因は急性心不全とされ、その後実家に遺体が運ばれ、体の傷から行政解剖され外傷性ショック死とされた。体に傷があったなら最初に運ばれた病院から警察に通報されるべきで、それがなされなかったというのは親方の関与があったからではないだろうか。親方の関与がないなら病院の責任が問われる。いずれにしても相撲部屋の体質が問われる問題であり、他の相撲部屋も同様なら大きな問題である。先日、文部化学省が調査を指示したが、そうなる前に相撲協会は対応すべきだった。親方のかわいがってやれという言葉で弟子が暴行を加えたというが、運動選手全体にありがちな事である。今回の事件を他山の石とし、自分の周りを点検してみる事が必要である。


9月29日 省エネ車

手持ちのお金が少なくなったのでATMでお金を降ろしたら、手数料¥105取られた。最近は銀行でお金を降ろす事がなかったので、うっかりしていた。隣の郵便局で降ろせばよかった。ガソリンが高くなったので、以前のように暇な時は車で出かけて暇つぶしをする事はなく、車で行く時は出来るだけまとめて用事を済ますようにしているのも土曜日の午前中にお金を降ろす原因になった。取られてしまったものは仕方がないので、くよくよせず、郵便を投函した。その後、車で移動して、メール便を発送した。いつもは自転車で来るのだが、車で出かけたついでだった。
今日、車で出かけたメインは車の試乗である。それで、ディーラーに近づいてふと思った事は自転車でも来られた。およそ1kmくらいなのである。CO2排出削減に協力のつもりだったが、結局のところ今日の外出は車で来なくとも問題なかった。お金を降ろすのは今日でなくてもよかったし。今までディーラーに来る時は車で来ていたので、つい癖で、こうなってしまった。今後は改めよう。
ディーラーに到着すると、いつになく混んでいた。キャンペーンでもしているのだろうか。急ぐでも無いので外に展示してあった車を見ていると、セールスマンが近寄ってきた。担当の人ではない。担当の人の名を聞かれたので答えると、今、接客中という。で、聞くともなく質問をぶつけると、良く知っているようで、親切に答えてくれた。最近の車は3ナンバーが多くなった。ガソリンは高くなっているのに排気量は大きくなっているままのように感じていた。ガソリンが高くなってきたのは最近なので、対応が追いついてないと思った。その車も3ナンバーなのだが、よくよく聞いてみると、2000cc以下もあって、税制面では2000cc以下の5ナンバーと同じ。問題は高速道路では3ナンバーの料金になる事である。但し、私は高速道路を使用する事は少ないので、廃車になるまでにどれだけ高速道路料金の差があるかと言えば少ないかもしれない。ちょっと認識を新にした。この車は幅が広い為に3ナンバーになっているようだが、山では狭い道が多く、ちょっと不利。タワー式の駐車場は幅が狭く、入れるのが難しくなりそうである。認識を新にしたところで、担当の人に合い、カタログをもらう。驚いた事に昔の車より燃費が1割くらい良い。排気量が少なければさらに良くなるので、カタログを見ると、なんと1500ccのものもあった。来る前はあまり期待してなかったのだが、検討の余地ありである。1500ccともなると10モード燃費でも17〜18kmとかなり良い。問題はパワー。試乗して急加速してみると、背中を押されるような加速感はない。まあ排気量が少ないのだからあたりまえか。急坂を登ってみると思ったより登れる。燃費を考えるなら問題無い。すぐに車を買う必要もないが、そろそろ買い替え時なので、他社の車も見ておくと意外な発見があるかもしれない。


9月27日 ミャンマー殺人軍事政権

ミャンマーで取材していた長井健司さんが銃弾を浴びて死亡した。ジャーナリストである長井さんが武器を所持しているはずがなく無抵抗の罪の無い人間を殺したという事になる。ミャンマーではこの事件で計9人が死亡しているが、同様に無抵抗の人間が殺されたという事である。これは殺人事件であり、本来ならば銃弾を発射した人間は逮捕され、裁判を受けなければならない。銃弾からどの銃から発射されたかは特定できるだろう。しかし、犯人が逮捕されたという情報は伝わってこない。これはミャンマー政権が指示して無抵抗の人間を殺させたからに他ならない。ミャンマー軍事政権は殺人政権である。
日本はODAを供与しているというが、こんな政府にODAを今までのように供与する事はできない。即時停止ないしは大幅削減が必要だろう。ミャンマーは軍事政権になってからビルマをミャンマーと名称変更したが、アメリカのライス国務長官はミャンマーを認めないという意味でビルマと呼んでいるそうである。今後は私もビルマと呼ぶ事にしよう。
日本政府は状況説明を求めているが、そんな穏健な態度では日本政府も同罪である。長井さんを含む9人の殺人犯の逮捕を申し入れるなければならない。
それにしてもビルマの人間はなんと温和な性格なのだろうか。こんな事が日本で起こったら軍の人間が暗殺されるだろう事は間違いなし、兵士が民衆に狙撃される事態にもなるだろう。


9月26日 東京都知事飲食費

東京都の石原慎太郎知事が飲食に交際費を支出した裁判で、宮崎公男裁判長は、1人当たり約4万2000円の飲食について、「社会通念を逸脱するほど高額とは認めがたい」と述べたという。有り得ない。普通、会社では1人5千円程度が常識でそれを越える飲食費は交際費での支出は認められない。1人4万円が高額でないなら、いったいいくらが高額なのか。東京都では税金から交際費が支出されているのだから、そもそも交際費自体が必要とは思えない。高度の政策判断が必要な方針決定にかかわる問題についての支出だったとしているが、それならば飲食費は5千円程度にして、レポートのような形にしてそれにお金を支払うべきで、飲食費と政策判断の価値とは結びつかない。4万円の飲食と言えばお酒も飲んだだろうが、政策判断にお酒を飲む必要があるとは思えないし、接待の必要性もない。昨今、政治家の資金問題が取り上げられ、政治にまつわる金がクリーンになりつつあるのに裁判官の意識が社会とずれているのは大きな問題だろう。常識の無い宮崎公男裁判長は辞任すべきだ。


9月23日 郵政民営化・亡国テレビ局

10月から郵便局が民営化する。いくつかの手数料は値上げになり、1年の期限付きながらATMでの郵便振替は無料になる。
朝、テレビをつけると郵政民営化の議論をしていた。郵便局の手数料が若干値上げになる事もあり、なんとなく見ていた。テレビでは公共料金の3万円以上の振込み手数料が従来¥30が¥240になるとしていたが、実際、公共料金の電気や水道などを毎月3万円以上払うとすれば随分と使い過ぎで、そういう家庭からは¥240の振替手数料でも問題無いのではと感じた。確かに従来の¥30から比べれば大幅値上げだが、銀行振込の手数料と比べればそう高いものでもないだろう。郵便振替が高いなら銀行振込にしてもいいわけで、大きな問題ではない。さらに番組では代引手数料が¥100から¥420になるとしていたが、そもそも代引なんて一般に使うようなものじゃない。それにその値段は郵便為替の送金手数料であって、代引の送金は通常払込でも可能なので¥120で送金可能だ。単純に¥100が¥420になるわけではない。むしろ郵便為替での送金という手法が特殊であって、廃止されても大きな影響は無いと思える。但し、パルルへの送金が¥525となってしまうのは手間と比較して納得できない。郵便局の代引は使いにくくなったというのは事実である。どうもテレビ局は郵政民営化が悪いという事を誇張して放送しているように思うが実際には今まで異常に安過ぎた手数料が民間並になっただけというのが実際のところだろう。郵便事業は現在でも赤字と報道されていて、他の金融事業で赤字を補填されているとされている。そうであれば、安い料金を維持するのが社会にとって不可欠でないなら、赤字のまま放置しておくのは郵便事業にとってマイナスであり、是正するのが正しいだろう。
番組ではさらに民営化の影響として、ある地方の実情を伝えていた。今までは郵便局員に頼めばお金を降ろしてきてくれたとか。そうだとしたら、今までが過剰サービスという事だろう。それで集配局が統合したせいで、郵便局員が17人が3人になったとか。でも、今までの過剰サービスを止めたせいで14人も人員削減できたのなら民営化大成功と思いきや番組では悪いというような雰囲気はどういう了見か。さらに番組では電子為替が廃止になって、お金を受け取れなくなったとか。でも電子為替なんて初めて聞いた。そんなものを使うのだろうか。電子為替でお金を送ると1万円〜10万円で¥1,220の料金だ。こんな方法でお金を送るほうがどうかしている。現金書留なら¥600くらいで送金できるのだから、廃止されて現金書留で送らなければならなくなった利用者は料金が安くなって得をするのだが、番組では改悪のように言う。不思議だ。それから新聞が配達されるのが午後になったというのもあった。集配局の統合で配達が遅くなったという事なのだろう。しかし、新聞を朝、読みたいなら朝、配達されるような所に住むべきだろう。新聞には即時性がなく、衛星放送などで、新聞に代わる情報は多くある。新聞の配達が遅くなっても社会生活に大きな影響を及ぼすとは考えにくい。合理化という事を考慮すれば仕方の無い事である。
そもそも郵便局の民営化は、現在でも不採算事業である郵便事業を民営化で立て直すという事と、郵貯による国債引受を民営化により阻止して、財政の健全化をしようという考えからきている。番組では民営化反対の民主党と民営化賛成の自民党という対決形式になっていたが、自民党の武部議員はそれに充分に答えきれてなかった。しかし、番組では手数料の値上げ等が代替手段で可能であり、それほどの影響を受けないという情報を伝えなかった。これはフジテレビが民主党に偏った主張を展開していると考えられる。もしかしたら自民党の議員はそれらに言及していたがフジテレビの編集によって、民営化が悪いという方向に情報操作していると考えるのが妥当だろう。フジテレビが民主党よりの意見を持つのは自由である。しかし、民営化の欠点ばかりを主観的に誇張しすぎると、日本国民が偏った情報に振り回され、結果として選挙で誤った投票をする事になる。それをフジテレビが望んでいるとしたらフジテレビは亡国のテレビ局である。


9月17日 総裁選挙

昨日まで福田氏圧勝と報じられていた自民党総裁選挙だが、朝、起きてテレビをつけると麻生氏大逆転か?となっていた。理由は昨日の演説で麻生氏が圧倒的に国民に大人気だったから。私も一部、テレビの演説を見ていたが両者ともさほどの政策の違いはなかった。それだけに何故、麻生氏が逆転勝利なのかという理由がわからなかった。テレビの報道を見ていると麻生氏の人気の理由は話の面白さからわかりやすいとか、マンガ好きという事からの親しみ易さからきていると推測できた。
国民の人気はさておき、どちらが総理大臣にふさわしいかを考えてみる。政策に大きな違いは見出せないので、過去の経験から推測してみよう。国民に人気と言えば田中角栄氏を思い起こす。庶民的な演説は非常に面白い。田中氏は列島改造論で政界を圧勝した。実際のところは派閥の金の力かもしれない。私は当時、その政策には懐疑的だった。大きな失敗につながらなければいいがと思っていた。結果はバブルである。大失敗だった。今、問題になっている社保庁の大赤字の保養施設は社保庁が計画して建設したものではない。テレビが伝えるような社保庁には責任は無い。田中氏のリゾート法などの趣旨に沿って自民党の議員が進めた政策なのである。それらの保養施設が何故、赤字なのかと言えば、観光の目玉から地理的に遠く、魅力がないからである。究極の箱物行政であった。当然のごとく結果はただの箱だった。当時の田中氏の政策は土建事業によって政治資金を得る事にあった。土建事業による成果を重視してなかった。
次に国民的な人気と言えば小泉首相。小泉首相はどういう実績を残したか。色々あるだろうが結果的には成功だった。大きな成果は政治の流れを変える事に成功した事ではないだろうか。実績として日本が良い方向に向かっているかどうかは今のところ判断できない。問題なのは財政の赤字を払拭できなかった事。政治が変わっても日本は変えられないのか。安倍首相はどういう結果だったかと言えば散々だった。首相になる前は国民的大人気だったのにである。こう考えてみると過去の経験則から国民に人気の首相は必ずしも良い政治をしない、むしろ逆の結果であったという事を問題視すべきである。
国民の人気という部分がどういう人気なのかを考えてみる。人気の中心は若年層である。麻生氏と福田氏の政策に大きな違いが無いのに何故、麻生氏が国民の人気を得られるのか。それは政治家を政策で選んで無いから。結果として国民に人気の総理は政治的に失敗するのである。若い人は本質を見てない。年を取った人間は過去の失敗から本質を見抜くようになる。結論としては国民がバカだから政治で失敗するという事になる。ではどうすればそれを防げるのかという事が重要になる。それには将来像を画く事である。テレビなどが、この人が首相になったら将来の日本はこうなると伝えるのである。日本のテレビや新聞はそれを伝えて無い。日本のマスメディアはバカである。首相の選択によって日本の将来は決る。それは国民のみならず、マスメディアに従事する人達の将来をも左右しているのにである。マスメディアに従事する人々が自分の将来を危惧しないのは絶望的である。しかし、日本の現在を見れば、過去から見れば良い方向に向かっている事は確かである。日本の政治が遅々として進まず、世界からどんどん取り残される現実を悲観するよりは、遅いながらも良い方向に向かっている事を期待して、小さな幸せに甘んじて生きるしかない。
麻生氏大人気と言われながらも、派閥の推薦の理由をもって福田氏有利としているマスメディアだが、実際どうなのかを推測してみる。派閥の推薦は全体の6割としているが実際には違う。派閥の領袖が福田氏推薦でも麻生氏に投票する議員はいる。派閥の議員の3分の1程度は麻生氏に投票するかもしれない。それ以外の票の70%が麻生氏に投票するとなると福田氏は0.7×0.66+0.3×0.3=0.55で福田氏の得票は55%である。これはマスメディアの伝える福田氏優勢とは大きく異なる。55%はまったく大まかな計算であって実際は50%かもしれない。10〜20%くらいは読みきれて無いだろう。今回の総裁選は今のところ全くの互角の戦いと見るのが正確なところだろう。マスメディアがどちらが有利なのか正確に伝えられないというのも日本の将来にとって悲しい事である。


9月15日 安倍首相辞任

安倍首相が突然の辞任。まったく予期しなかったタイミングだっただけに世界中にニュースが駆け巡った。安倍首相は辞任の理由を行き詰まった為としているが、それまでの特措法延長問題に政治生命を掛けるとの意気込みからは唐突な感じを受ける。辞任の後、首相は入院。実際の理由は精神的ストレスからくる体調不良のようである。鈍感にはなりきれなかったようだ。次期首相として有力視されていた麻生氏だが、その後立候補を表明した福田氏が1日で形勢逆転した。麻生氏は気さくな人柄で親しみがあるが首相となると軽いような気もする。嘘がつけないような性格なので首相になると国家の機密事項も容易に漏れそうな気がする。それに比べると福田氏は安心感がある。大きな改革は期待できないかもしれないが大失態もしそうにない。但し、大きな批判を浴びればあっさりと辞任しそうなので短命に終わりそうではある。福田氏の地元の群馬県からは父の福田氏を初め何人かの首相が出ているがいずれも潔い、首相に留まる事にこだわらない人ばかりのようである。群馬の県民性なのだろうか。
総裁選の過程で福田氏が派閥の領袖に合っている事について、談合という批判があるが、昔のような秘密裏に事が進むようなイメージは無い。いつ誰に合って推薦をもらったみたいな事が逐一、テレビで報道されている。理想的には総裁選挙マニュフェストに従って、首相選挙が行われるというのが望まれるが、現時点では難しいだろう。


9月2日 朝青龍の病気の原因

朝青龍が病気療養の為にモンゴルへ帰国。テレビのニュースのネタには相変わらず事欠かない。それまで、あまりテレビに顔を見せなかった朝青龍だけに、久しぶりに見た日本人には幾分元気は無いものの、げっそりと痩せたでもない様子は朝青龍病気なの?という感想を持った人も多いようだ。私も元気そうじゃないかと思ったうちの1人である。しかし、その後の報道を見て朝青龍の病気の原因がわかった気がした。親方との会話の中で朝青龍は帰った時は「謝らなくちゃいけないですか」と言ったそうである。モンゴル人のアンケートでは朝青龍が悪いかとの問いに悪いというのと悪く無いと言う回答はほぼ半分。日本人のアンケートだったら70〜80%は悪いと答えるだろう。日本人の中で悪くないという意見の人は朝青龍ひいきか、曖昧な考えの持ち主だろう。何故、モンゴル人と日本人に差がでるかと言えば、習慣、文化の違いという事になるが、日本人からみればモンゴル人はアバウトである。モンゴル人からみた日本は時間に正確というのがあったし、モンゴルでは2週間以上の監禁は死刑しかないという意見もあった。モンゴル人には謹慎と監禁の区別がないらしい。ここで説明するまでもないが謹慎はあくまでも自主的な精神的行動であって、監禁のような強制では無い。基本的には自由だ。但し、謹慎と見なされなければ相撲を止めざるを得なくなる。どちらを選択するかは本人の自由である。一応、今までの朝青龍は謹慎を選択してはいるが、謝罪してないという点において謹慎と思われてない。アメリカのプロ野球では細かな契約があって、本業の試合の他に何のイベントに何回出るとか、サインボールを何個書くなども契約に盛り込まれていると聞く。野球以外のファンサービスも対価に含まれているのである。相撲の巡業もファンサービスに近い。モンゴル人がアメリカでプロ野球をしたら、契約不履行ですぐにクビになるのではないだろうか。もっともアメリカのように書面で契約になっていればトラブルにはならないのかもしれない。日本の相撲では契約の書面がなく、何をやればいいかが明確でない。これは外国人力士を受け入れる上での問題点だろう。アバウトなモンゴル人が考えるには怪我で巡業に出られない事が認められれば、仕事以外の時間は何をしようと自由と考えても不思議はない。ここに病気の原因がある。精神的な病気は生まれついて持ったものもあるだろうが朝青龍の場合はそうではないだろう。精神的な病は3日ではならないだろうが、今回の件、以前に朝青龍は問題を抱えていたと考えられる。それが今回の件によって症状が顕著になったのである。朝青龍の病気の原因はストレスである。どんなストレスかというと自分は悪い事をしてないのに謝らなくちゃならないというストレスである。何だそんな事、大した事じゃないかと思われるかもしれないが、原因はそれ1つではなく、日本とモンゴルの慣習の違いによる、それまでのあらゆる事が関係しているのである。これを解決するには朝青龍の日本への理解が必要だが、そう簡単な事では無いだろう。朝青龍の中では自分は正しい。相撲協会や日本人が悪いという思いがいっぱいなのだろう。横綱であり、何回も優勝をしている自分が相撲界で一番偉いのだというおごりが自分の気持ちの修正を大きく阻害している可能性が大きいのかもしれない。


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