5月31日 フランス敗れる

サッカー・ワールドカップが韓国で開幕。前回、優勝したフランスとセネガルが対戦し、セネガルが勝利した。思わぬ波乱の幕開けとなった。日本のサッカーは以前に比べればレベルは上がっているもののここ一番という所では弱い。特に目につくのはゴール前でボールを強く蹴ってあらぬ方向へいってしまう事だ。ゴール前ががら空きで強く蹴るよりもボールコントロールを要求されるような場面でも強打してゴールのはるか上をボールが空しく飛んでいくような事が多い。サッカーでの得点場面を注意して見るとボールはすごいスピードでゴールに飛び込む場面はほとんどなくチョロチョロと転がっていくような場面がほとんどである。日本チームはゴール前では冷静になって得点に結びつけて欲しい。


5月26日 捕鯨

日本の捕鯨は禁止になってから久しく、最近は鯨の頭数も回復してきているようである。ここにきていよいよ国際捕鯨委員会での捕鯨をめぐるやりとりはまるで戦争のようであり、アメリカを始めとする反捕鯨国の強烈かつ卑劣な対応は目にあまるものがあるが、それにもまして日本の懸命かつ賢明なやりとりにはご苦労様とねぎらいたい。アメリカには鉄鋼問題やCO2排出問題など不可解な対応が目立つようになった。思えばアフガニスタンの対応にも不可解な部分がある事はいがめない。第2次大戦のきっかけともなったと思える日本への経済封鎖の再来の感もある。日本人のまっすぐな思考が第2次大戦へと走らせたのではないかと私は思っている。しかしながらアメリカにしても中国にしてもまともにやりあって勝てる相手ではない。日本人にとっては気持ちを押し殺しての妥協の道か抜け道を探るしかない。ただここで注意しなげればならないのは遠洋漁業により世界中の海域の鯨を捕獲しようとしているという事であり譲らなければならない部分がある事も事実である。


5月23日 北朝鮮亡命者開放

北朝鮮からの亡命者はフィリピン経由で朝早く韓国に到着。中国政府から開放された。日本の世論は日本の外務省が信用できないとする意見と中国が信用できないとする意見が半々のようである。外務省の不信な点は亡命者が渡したとされる文書の存在を最初に発表していなかった事とその英文の文書が読めずに返したという事である。今回の事件は日本の外務省実態を知る、あるいは今後の対応を考える上でむしろ非常にありがたかった事件である。中国政府の対応には非常に矛盾が多い。人権問題に配慮し、独自の判断で処置すると言いながら中国の主張を認めたら亡命者を開放する事で決着を計ろうとした。実質的に亡命者を人質にしているわけで、これで人権に配慮しているなどと言うのは他にはイラクか北朝鮮くらいのものだ。つまりは中国は自ら世界の3悪の国の仲間入りを認めた訳である。今後、武士は食わねど高楊枝の中国に対してあまり追求をしても実質的な成果は得られず、返って悪影響の方が多いと思われるので、むしろこれで決着とするのが良いだろう。野党は政府を追及するが為に根掘り葉掘りするのは中国との関係悪化を意味するので宜しくない。日本政府は亡命者から事情聴取したようであるが実際に真実を語るかどうかは不明である。何故なら拘束されている間に中国政府が圧力をかけている可能性も否定できない。亡命者を人質にするような国であるから中国政府の発表通りが事実であるとしないならば殺しに行くぞなどといった物騒なおどしも今の中国にはたやすく出来るだろう。今回の件で中国は威信を傷つけられたとしているが、日本はあまりにも外務省の対応が幼稚なので、いいかげんな国という評価が確定したものの、むしろ中国は少しは人権に配慮する事もあると株があがったのである。今回の件で亡命された方が日本や中国の行為に対して許すと言ってくれた事はせめてもの救いである。


5月21日 亡命者の心配

未だに進展を見せない亡命問題。中国政府の対応を見ていると、事故死に見せかけて北朝鮮人亡命者を殺害してしまうのではないかという懸念が出てきた。中国にとっては北朝鮮人亡命者は邪魔な存在になりつつある筈だ。


5月19日 北朝鮮人亡命者

日本大使館に駆け込んだ北朝鮮人亡命者はまだ開放されていない。今回の対応をうやむやにする事は今後の日本と中国にとって正しい方向性の関係を維持出来なくなる可能性があるが、これ以上時間伸ばしをしても無意味である。今回の日本大使館員と中国警察のやりとりは全て口頭であり証拠にならない。例え日本大使館員がその場で承諾したとしても直ぐに正式な撤回があればその前の状態に立ち返って、亡命者を日本大使館に引き渡すのが正しいように思う。今回のような事は冷戦時代のアメリカとソ連のようである。冷戦時代のアメリカとソ連ならば今回のような事は日常茶飯事である。今回の事態は日本と中国の認識の差にある。日本人は中国を友好国と見ているが中国はそうではない。中国の報道は国によって管理されている。あらゆる事が規制を受け中国人にはあまり自由がない。つまり、現在の中国は40年前の戦前の日本と同じなのである。今回の中国政府の行動は軍の面子をかけての戦いなのである。軍国主義の中国に現在の日本人が考えるような主張をしても無意味である。かつてアメリカが不意に真珠湾攻撃を受けたように、日本が中国から不意に攻撃を受けるという事は考えられない事ではない。現在、有事法制が審議されているが攻撃を受ける恐れがある場合をあらかじめ特定しての法律はいざという時には役にたたない。かつてのアメリカは真珠湾攻撃を受ける事を予測していなかった。もし、仮に中国が日本に攻撃を仕掛けてくる時は、中国にとっては攻撃するに足る十分な理由があるのである。中国が主張する南京大虐殺は中国の作り話であるらしい。中国にとっては日本は仮想敵国なのである。何故、中国は日本を仮想敵国にまでして国民感情をあおる必要があるのか?北朝鮮と同じように、敵を作って、政府に向けられる非難をかわそうとしているのである。


5月14日 泡瀬干潟

沖縄の泡瀬干潟の埋め立て工事が始まった模様である。泡瀬干潟は日本の海草の半分の品種があり、その他トビハゼなどここにしかいない絶滅の危機にある種も生息するという。沖縄の発展の為とは言え一部の土建業社の金儲けの種としか思えない。


5月11日 北朝鮮人の亡命

日本大使館に駆け込んだ北朝鮮人亡命者を中国は日本大使館の了解を得て連れ出したと発表した。日本の報道によれば大使館員の制止を聞き入れずに連れ出したと報道している。これは大きな違いである。どちらが正しいのかはわからないが日本の報道が正しければ随分とばかにされた話だ。以前、シンガポールの日本大使館へ行った事があるが、日本大使館は現地の単なるパスポート手続きの事務所といった感じで警備の人もいなかったように思う。シンガポールの日本大使館は建物もローカル的な感じでこれが日本の大使館?といった感じを受けたが建物だけではなく心構えもやはり危ういのかと思う。海外の日本大使館は日本の代表としてあるのだからせめて心意気はしっかり持ってもらいたい。


5月10日 亡命

昨日、中国の日本大使館に北朝鮮人からの亡命者と思われる5人が大使館の敷地内から中国の警察官により連れ戻された。2人は日本大使館の建物内から皮ベルトで中国の警察官に拘束されて連れ出されたという。日本大使館は中国の治外法権であり、何故、そこで日本大使館の職員が適切な処置が出来なかったのか不思議である。治外法権の場所で中国の警察力が使われたという事は日本の侵略に等しい。北朝鮮人が亡命に失敗して北朝鮮に送還されると北朝鮮では死刑になるという。例えそれが経済的理由であろうと結果として死刑になるのであればそれは単なる経済難民ではなく、死から逃れる為の政治亡命に等しい。しかも幼い子どもを連れてであるから彼らを見殺しには出来ない。中国政府はテロ防止などと言っているが実際に爆弾などを持っていなければ日本大使館の敷地内で開放するのが筋というものだろう。テロ防止などという白々しい嘘を中国政府は当たり前のように公言している。大体、中国政府は誠意などというものは持ち合わせていないようである。日本から中国に物を輸出すると代金を支払ってもらえないそうである。中国国内で裁判をしても結局、お金が無いわけでもないのに代金は支払われないという事が多いらしい。そうなると、中国が過去の歴史で日本を非難しているのも本心からではなく裏で何かを引き出そうとしているだけなのだと思う。今回の処置で中国の本心がわかる事になるだろう。


3月16日〜4月28日

2月23日〜3月15日

2月3日〜2月22日

1月12日〜1月30日

11月28日〜1月4日

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