三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)2841m双六岳(すごろくだけ)2860m

三俣蓮華岳 より鷲羽岳、水晶岳をのぞむ

新穂高温泉へは岐阜県上宝村国道471号より新穂高温泉へ向かう。新穂高温泉の終点には新穂高ロープウェイがありやや狭い所はあるが舗装道路が終点まで続いている。新穂高ロープウェイの前のロータリーの横に公衆トイレ有り。 周囲には有料駐車場がある。新穂高ロープウェイの手前500mほどの川沿いに広い無料駐車場がある。ここへの入口は深山(しんざん)荘の入口と同じなので深山荘の案内で川沿いに下る。入口から奥の方が新穂高ロープウェイに近く、駐車場の奥から新穂高ロープウェイへの近道がある。新穂高ロープウェイには水道もあるが橋を渡った所の足湯温泉の所に湧き水が汲めるようになっており、飲用可能である。

双六岳より黒部五郎岳をのぞむ

黒部五郎岳より−−−>

2002年 8月28日 晴

朝の気温13℃。やや寒い。風が強いがいい天気。あせって昨日、黒部五郎岳に登る必要はなかったかも。天気がこれから悪くなりそうな雲行きではない。小屋には南側にトイレがあるが、電気がなく夜は真っ暗で男女1つづつしかない。小屋の中には別にトイレがあるのだろう。

遠くに見える笠ヶ岳

6:16 テント場出発。6:18 黒部五郎小屋。6:45 休憩7分。7:20 三俣山荘分岐。休憩している時に、同じ黒部五郎小屋を今朝、出発して来た人から笠ヶ岳から来た人の話を聞いた。何でも笠ヶ岳は水不足で笠ヶ岳山荘に泊まった人は歯を磨く水もペットボトルの水を買わなければならないそうである。話してくれた人の話では笠ヶ岳は元々水の無い場所だからあり得ると言っていた。これはよい情報を聞いた。テント場から雪渓を5分ほど下ると水があるとも話してくれたが何か矛盾する話ではあるので、次の双六小屋で水を調達して笠ヶ岳まで運ぶ事にした。9分休憩。7:53 双六岳分岐。7:56 三俣蓮華岳頂上。風が強い。12分休憩。三俣蓮華岳から双六岳へ行く途中も風が強いが天気が良く、よそ見をしながら歩いていたら突然足元でにわとりがばたつくような音がした。ドキッとして足を止め下を見ると雷鳥の親鳥と3羽のひな鳥の雷鳥の集団がいて、もう少しで蹴飛ばすところだった。8:52 双六小屋近道分岐。9:16 双六岳頂上。14分休憩。9:58 三俣蓮華岳近道分岐。10:01 三俣山荘近道分岐。10:17 双六小屋。ここも風が強い。やや時間が早いが笠ヶ岳までは最後の水場なので軽く食事をする事にした。天気は良く、これから雨になりそうな気配はなく、下り坂という天気予報も外れたかと思った。今日はゆっくりと笠ヶ岳まで歩くこうなどと考えをめぐらしていた。

−−−>笠ヶ岳へ続く

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雷鳥の親鳥 3羽のひな鳥   槍ヶ岳に向かって歩く