赤石岳(あかいしだけ)3120m

静岡県、静岡市。国道362号から県道60号へ入り終点の畑薙湖まで行くのがわかりやすい。道路は舗装道路が終点まで続くが県道60号は狭い所が多い。途中、川を渡った所で真っ直ぐの栃沢へ行きそうになるが左折して川沿いの県道60号へ進む事。井川ダムの井川展示館の奥に24H使えるトイレ水道がある。沼平のゲートの手前には広い無料駐車場がある。帰りは県道27号を通ると国道1号バイパスに出る事ができる。当日は連休の序盤とあってゲートのすぐ近くに車を停める事ができた。

赤石岳 頂上(← →↓)
人だかりの赤石岳

8月14日 晴

聖岳より−−−>

朝の気温15℃。空は晴々している。昨日、おなかを壊したので今日はあまり無理は出来ない。かといってテントで1日寝ているほど体調が悪い訳でもなく、荒川小屋まで行く事にした。おなかを壊しているので今日の午前中、或いは1日中は飲み食い無しの覚悟である。当然、、朝食は無しである。水も飲めないのであまり急がずに汗をかかないようにゆっくりと行く方針である。通常であれば5時間の道のりだが、ゆっくり1日かけていくつもりである。

5:41 百間洞(ひゃっけんぼら)山の家テント場出発。出発して直ぐに急な登り。しかし、幸い朝早いので気温は低く汗はあまりでない。7:13 休憩10分。ビタミンCの錠剤のような飴を舐めながら喉の乾きを癒す。8:05 休憩10分。9:03 赤石避難小屋()。ジュースや軽食が取れる。トイレ¥100。34分休憩。9:42 赤石岳頂上。頂上から下る途中、雷鳥の親子に出会った。ほんの1〜2mのところを歩いていた。登ってくる人もほんの2mくらいの所に雷鳥がいるのに気づいてなかった。10:04 赤石小屋分岐。10:20 小赤石岳。10分休憩。11:01 9分休憩。11:35 広河原小屋分岐。15分休憩。チョコレートを8分の1ほど舐めるように食べる。12:21 荒川小屋着()。

1日を通して天気は良かったが高いせいか暑くはなく、何か上に着てないと寒いほどだった。汗もほとんどかかなかった。荒川小屋に着くと既に1人がテントの申し込みをしていた(テント¥600)。テント場には番号がついていて番号で指定して決めるようである。先ほどの人が最初の1人のようだったのでどの場所がいいか申し込む前にテント場を見る事にした。テント場に行くと既に申し込む前にテントを張っている気の早い人がいた。水場とトイレの間のテント場は石がほとんど無く平でテントを固定するのに丁度良い大きさの石もあり、申し分無い。小屋に戻ってテントを申し込むと番号を指定されたが希望の場所でなかったので場所を指定すると変更してくれて、タグをくれた。番号を指定されたがタグには書かれていなかったので忘れない為に自分でタグに番号を書きこんだ。25番である。確か午後3時頃から使えるトイレは水洗で綺麗。百間洞とは大違いである。晴れていたのでテントを乾かし、シュラフを近くの手摺に掛けて干した。荒川小屋ではクーラーバッグにやや冷えているであろう、ジュースやビールなどを販売していたが350mlのジュースを飲んでしまうと量的にまずいので、しばらくしてから水場()で水を汲んで粉ジュースを150ccほど溶かして飲んだ。その後、さらにチョコレートを8分の1ほどかじった。午後3:00過ぎになると、どんどんテントは増えてテント場はほぼ一杯になった。さほどおなかもすいてなかったので、暗くなる頃にも何も食べずにシュラフにもぐったが夜になってビスケットを何枚か食べた。

−−−>悪沢岳へ続く

荒川小屋のテント場
(何箇所かに分かれているうちの1つ)

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