2月24日 オークションの憂鬱
オークションの取引件数が多くなると色々な事が起こるものである。たまに代引きを希望される方がいてこちらも面倒ではあるが安心できると思っていた。しかし、代引きで送ったらお金がないというメールがきて、結局、送った品物は戻ってきてしまった。代引きの場合は送料は元払いとなるのでオークションの落札手数料の他に送料も損失となる。こんな事は初めてである。最初は怒りがこみあげてきたが怒りが頂点に達しないうちに¥5,000程度のお金が支払えないのはどんな生活なのだろうと思い、なんだかかわいそうになった。相手をみればオークションの取引は最初らしく評価は零である。お金がないなら落札しなければいいのにと思いながらも同情の気持ちの方が強くなった。一応、送料などの損失分を振込んでくれるようにメールしたが、その後メールの返信はない。ビッダーズでは取引拒否申請をすれば落札手数料は返金されるので取引拒否申請をした。評価は最初から悪意はなかったと思われるので評価はしない事にした。しかし、送料分は損失となってしまったので1回の取引でしかも出品者としての損失としては予想もしない大きな金額である。大きな金額と言っても¥300ちょっとの金額なのでそう大きな額でもない。私の出品はせいぜい¥3,000以内の小額のものが多いので落札手数料は少ない場合がほとんどである。¥1,000であれば落札手数料は¥30ほどである。以前、振込むとメールがあったままついに振込みが無かったオークションがあった。オークションの削除をしても良かったのだが、相手から悪い評価をつけられるのを恐れてそのままのオークションが2件くらいある。最初は随分はらがたったが、どちらも¥500以下のオークションなので今になって思えば落札手数料はわずかなので気にするようなものでもなくなった。いつか雑誌かなにかで読んだ気がするが100円玉が落ちていても拾わない人がいるそうである。10円玉なら拾わないかもしれないが¥100を拾ったらちょっと得をした気分になる。そんな事から連想すれば¥100以下の出来事はくよくよせず水に流すべきであろうと思われる。しかし、オークションでは例え¥10でも間違うといきりたつ人がいて悪い評価をされる事もあるので、あくまでも正確を期さねばならない(一応、私の経験では女性の方が細かいような気がする)。たまに振込み金額を間違える人がいるが、一応、私の場合、普通の銀行などからの振込みであれば¥100未満の不足の場合は請求を無理強いはしないようにしようと思っている。中には数十円多く振込んでくれた場合もあったので損をするばかりではない。
ビッダーズでは1度しか評価が出来ないが、これは評価システムの欠陥である。以前、メールの返信がないという事で悪い評価をつけられた事があった。調べてみると1回目とそれ以降ではメールの返信先がちがっていた。違うという事は気が付いていたのだがメールの内容が少し違うし、プロバイダによっては複数のメルアドをもらえる場合があるので、それだけでは間違っているかどうか判断ができない。最近は迷惑メール防止の為か登録の無いメルアドに送信しても不着で返信がないような場合が増えたように思う。結局、その場合も相手から悪いの評価は受けたが悪意があった訳ではないと無評価のままにしたのだが、その相手を改めて評価を覗いてみるとたくさん悪いの評価がついていた。内容をみると色々と行き違いが多いようである。せっかく悪い評価をつけずにおいてあげたのにあまり効果がなかったようである。結局のところあまり気を使っても大勢には影響なしという事か。
他人の評価を覗いてみるとオークションには直接関係のない、メールが丁寧だったとか、感じ悪いとかで評価を決めるような人がいる(これも女性が多いように思う)。メールの文章の書き方では相手が信用できるかどうかはまったく判断ができないというのが私の意見である。以前落札した相手はドコモのメルアドで銀行の口座番号だけをいかにも無造作に連絡してきた場合があったが、取引には問題はなかった(但し、やはりやや細かい点については欠ける面があったようで悪い評価もあった)。1度、取引開始したオークションでは途中で放棄するのは問題があるので文章表現にはこだわらずに事務的にこなすのが無難と思われる。変に感情的になれば取引がうまくいかず、単に悪い評価が増える結果となる場合もある。
オークションも慣れるに従い自分なりのこういう場合はこうしようというルールのようなものができてきた。そうなってくると以前のように出品した後のドキドキするような事や感激がなくなりつつあり、不用品があるとこれはいくらくらいになりそうだとか思うようになった。オークションも生活の一部になりつつある。
2月19日 火事
昨日は火事関連のニュースが相次いだ。韓国では地下鉄の火災で当初、30人程度の死者との報道があったが、その後、死者は120人以上の予想に膨れた。かつてない火災事故である。報道によれば自殺志願の男性が1.5Lのペットボトルにガソリンを入れて地下鉄の電車内に持ちこみガソリンをまいて火をつけたそうである。電車は新型の車両で難燃性の素材で出来ているとの事だが、難燃性の素材自身は着火しても自然に消えるが、ガソリンがあれば難燃性の素材であっても燃えてしまう。電車内にガソリンを持ち込み火をつけるとは誰も想定しないだろう。ガソリンが無いはずの隣の電車に閉じ込められた人も多く亡くなっているが、満員に近かったようなので衣服に着火したのではないかと想像する。
一方、日本では新宿のビル火災の責任を問われビルの責任者など数人の逮捕者が出た。防火扉の前に荷物があったりして防火扉が閉まらないなどの管理のずさんさを問われた。ニュースではビルの管理者を非難するような調子だったが私にはそうは思えなかった。消防署は年に1回は建物の査察をしていて問題のビルも管理の悪さを指摘されていたようである。それがわかっていながら何の処置もしないでおいて今になって逮捕するというのは法律の矛盾するところである。消防署には営業停止などの権限が無いが、それがゆくゆくは逮捕に至るほどの大問題であれば消防署に営業停止や建物の撤去などの権限を行使できるようになっているのが当然であって、それを放置しながら今になって責任を問うというのは筋が通ってない。責任者を逮捕するより法律の改正の方が重要ではないだろうか。そうでなければ今後も同様な被害者が出るのは時間の問題である。
思い起こせばホテルニュージャパンの火事も防火設備の不備を指摘されながら大きな被害を出している。青森の武富士の放火でも避難出来ずに死亡した。アメリカ映画のアパートにあるような外に非常階段があれば武富士の社員も死なずに済んだかもしれない。少なくとも消防法を無視して作られた新築や増築の建物は営業停止などが出来て当然のように思う。また、昔からの建物で難しいという場合には出入り口にどの部分が危険かの表示を義務付ける事は可能だろう。そうすれば事が起こった時にどうするのが最善なのかを判断でき、建物に出入りする人の責任も明確になる。
2月16日 停電
今日はいつになく寒い。3月以降は東京電力の原子力発電所の事故隠しで点検の為、電力不足で停電になる可能性があるという。電力供給が追いつかなくなるのは16:00〜19:00くらいの時間帯という。3月になれば今よりは寒さも和らぐがまだまだ寒い時期である。停電すると電気コタツやファンヒーターが使えなくなる。昔の電気のいらない石油ストーブの出番だ。家のどこかにひっそりと忘れさられようとしていたがここに来て貴重品になった。点火には乾電池かマッチが必要なのでそれも用意しておく必要がある。停電になれば照明もつかないので懐中電灯と長期戦に備えてロウソクも準備が必要かも。ところで、全部が停電する前に今日はこの地区とか決めておいて電気が足らなくなったらまずそこの地区を停電させるとかの対策はないのだろうか。病院とかでは自家発電設備もあるようだが、万が一の事態を考えれば隣町まで搬送すれば電気が使える事がわかっていれば全部が停電するよりは安心できる。そんなアナウンスが聞こえてこないところをみるとやはりいきなり全部停電という事になるのか、それとも直前にサイコロを振って決めるのだろうか。
2月12日 ネット心中
昨日、埼玉県でインターネットの掲示板で自殺志願者を募集し、3人が自殺した。3人はいずれも無職で無職を苦にした自殺のようだ。企業では賃上げどころか賃金引下げを発表しているところが相次いでいる。失業率は高い水準を維持したままだ。1つの仕事を分け合うワークシェアリングを公的に大々的に進める必要があるのではないかと思われる。長期に渡って仕事を持てない人が増えてしまうのは社会的な不安を大きくし、人的な損失であるように思う。失業率は5%くらいだから働いている人が賃金の5%を供出すれば失業者の給与が確保でき理論的には失業率は0になる。そうして雇用される人の賃金水準を最低水準とすれば2%くらいの供出ですむであろうし、他の施策も用いれば1%くらいの供出でも可能かもしれない。これこそが究極の失業対策でそうする事で将来の生活不安をなくす事により、消費の増大につながり景気浮揚になるのではないか。政府の借金財政により消費税は10〜15%程度にならざるを得ないようだがそれに比べれば少ない負担といえる。少なくとも無駄な公共事業投資より、即効性のある施策と思うのだが。現在の失業保険は最大6ヶ月程度を限度としているが支給額を最低限の額とし、最大2〜3年くらい失業保険を支給するように変更した方が長期の失業が多い現在の情勢にあっているような気がする。
2月11日 姉妹の遭難
先月23日に岡山で失踪した8歳と5歳の姉妹が近くの山中で9日発見され今日遺体が長野へ戻ってきた。幼い姉妹だけに涙無しには見れないシーンが多かった。
2月10日 風邪回復
先週、木曜の夜あたりから風邪気味となり土日は家から一歩も出ず、ひたすら養生に努めた結果、ようやく風邪がなおり始めてきた。ひたすら布団をかぶり寝た結果、さほどひどい症状にはならずになんとか峠を越えた模様。風邪のひきかえしは長引くので注意してもう少しのがまん。しかし、いったい何処から風邪がうつったのだろう。心あたりがない。
2月3日 トラブル回復
朝、メールをチェックするもやっぱりダメ。オークションにはさして支障はないが24時間以上もメールチェックできないのは不安がつのる。仕方なく10時頃にオークションの登録メールアドレスを別のメールアドレスに変更し長期戦に備えた。メールアドレスを切り換えてしばらくしてもう一度チェックしてみるとなんと回復していた。別のメールアドレスから送信したメールも届いていたのでオークションの登録のメールアドレスを元に戻す事にした。受信したメールの時間から推測すると10:30頃より回復してきたようである。それより30分くらいの間にそれまで受信してなかったメールが次々に遅れて受信されている。どうやらトラブル中はメールも受信してなかったようだ。
2月2日 hotmail
朝、起きてメールを見ようとパソコンを立ち上げるとhotmailに接続できない。ついにADSLがダウンしたかと思い、インターネットを開いてホームページをチェック。何とも無い。別のメルアドをチェックするとこっちは何ともない。どうやらhotmailのトラブルのようだ。hotmailを使い始めて1年近くになろうとするが今まで2時間程度以上、接続できなかった事はないのでそのまま待つ事にした。しかし、オークションの落札者がいるかもしれないのでインターネットでチェックすると、今日は日曜日とあってか落札者がいた。別のメルアドから落札案内をし、こちらに返信するように書いておいた。こんな日に限って次々と落札者がでるので嬉しいが大変。大抵の事はhotmailがダウンしても問題はないがhotmailがオークションの受信になっているので質問が来てもわからない。とりあえずいくつかをチェックしてみたが質問はないようである。(ビッダーズの場合はメールをチェックできないと質問があるかどうかチェックできないと思われる。その場合はどうしたらいいのだろう)夜になってもまだ復帰せず、hotmailのトップページが表示されないのでどういう状況なのかつかめない(もっともhotmailの場合は障害があっても何の案内も出ないのが普通だからいいかげんなもんである)。しかたなくニュースに出てないかインターネットでチェックするも何処にも出てない。2チャンネルを見てみるとhotmailに接続できずに困ったというスレッドがあったのでどうやら私だけではないようだ。別のメルアドから自分のhotmailに送信したメールも返ってきてないのでhotmail自体はメールを受け取っている可能性もあるかもしれないと思った。
2月1日 御神渡り(おみわたり)
10日ほど前に諏訪湖に御神渡りが5年ぶりにできたとの事で見に行った。湖畔に着くとなんだか湖面が一部凍ってない。変だな?10日前に御神渡りができたという事だったので今ごろはさらに氷が厚くなって見事な御神渡りが見られると思っていたので予想外の事だった。せっかく来たので情報収集の為、間欠泉センターへ行く。途中、湖畔の足湯には大勢の人が足を温泉につけていた。こんなに大勢がつかっているのを見たのは初めてだ。いつもなら1人もいないのが普通だ。間欠泉センターで御神渡りの場所を聞くとヨットハーバーのあたりとの事だった。ついでに間欠泉が見られるのかどうか尋ねたところ、あと10分後で次は1時間後になるという。間欠泉は1時間ごとくらいにあるらしい。今まで1回も見た事が無かったが有料という事もあってすぐにあきらめた。でも心残りがあるので湖の方へまわると歩道があり、見られそうな場所があったので10分ほど待つ事にした。寒い中、待ったかいがあってかほどなくすると5mほど白い水煙を上げて勢いよく噴出した。歩道からでも十分迫力ある間欠泉が見られた。
それが終わると御神渡りがあったところを目指して歩き出した。今日は風もあって寒い。ヨットハーバーのあたりは見える範囲なので歩けばすぐに着くように思ったが結構歩いた。ほどなく歩くとヨットハーバーの案内があり、ヨットハーバーの先端まで行ったがまわりは氷が溶けてる所もあり、あたりを見まわすもそれらしきものは無し。がっかりしてまた元来た道を戻るがポケットに手を入れても手が冷たくなって感覚がなくなってきた。せっかくなので帰る前に上諏訪温泉片倉館千人風呂に入る事にした。温泉につかると冷たく冷えきった手がジンジンするが、ほどなく体中が暑くなり、地獄から天国に来たようだった。