蓮華温泉(れんげおんせん)

新潟県糸魚川市(いといがわ)の国道148号から1度、平岩駅(ひらいわ)方面へ向かってからUターンするようにして西へ向かい終点の蓮華温泉まで行く。道路は途中、かなりの急勾配の所もあるがそう狭くも無い舗装道路が蓮華温泉まで続いている。
蓮華温泉までバスで行く事もできる。下記参照。

糸魚川バス http://www.marukei-g.com/busgroup/hakuba/hakuba.html

終点の蓮華温泉には広い無料駐車場があり公衆トイレもある。蓮華温泉には内湯と露天風呂があるが露天風呂は山道を10分ほど歩いて登る必要がある。蓮華温泉として有名なのは露天風呂(¥500)である。蓮華温泉ロッジで料金を支払い左写真の右手の建物を右から裏側にまわると各温泉の地図がある。そこから山道を登る。道はそうひどいものではないが急坂なので滑りにくい靴を履いていった方がいいだろう。露天風呂はいくつかあるがどれも混浴で脱衣所などもないので女性向きではない。露天風呂の近くにはトイレや脱衣所などもなく、ただ露天風呂があるのみである。

山から登山道を下ってくると蓮華温泉近くに露天風呂への分岐がある。この近くにも露天風呂(黄金の湯)があるがメインは一番上のほうの露天風呂である。分岐から5分ほど急な山道を登ると急に露天風呂が2つ見えた。上にあるのが薬師の湯で下が仙気の湯である。手で温度を確かめると丁度良い。しかし、周囲には観光客の女性達もいたのでどうしようか悩む。中年の女性がはしゃいで入りたいなどと言ってバスタオルで入る支度をしていた。既に男性も入っていたが、私は山から降りてきたところで当然、タオル1枚しか持っていない。タオル1枚でも入浴には支障ないがなにしろ周囲には女性が結構いるのでどこで服を脱ぐかが問題である。女性陣の真ん中で服を脱ぐわけにもいかないので躊躇していたが、一向に女性陣は立ち去る気配もない。意を決して温泉の端を選んでザックを置いて人目をはばかりながら裸になって温泉に飛び込んだ。温度は丁度よく、硫黄的な温泉で酸っぱかったように思うが温泉ごとに少し異なる。対面には200名山の雪倉岳があり、山の上なので眺めもいい。曇りでなかったらもっといいのだが。
しばらく楽しんでから温泉を出て身支度を整え山道を下ると登山道との分岐近くにも温泉があった。もう充分に楽しんだはずなのだがただ通り過ぎるのは出来なかった。こちらはやや透明でややぬるい。山道の脇にあるので時折、人が往来する。合間をみて急いで服を脱ぎ飛び込む。こちらもなかなかなのだが、道の脇という事もあってか入る人はほとんどいない。ここにはもう1つ三国一の湯(さんごくいちのゆ)というのもあるらしいがぬるいという事らしいのでそっちはエスケープする事にした。

薬師の湯 仙気の湯 黄金の湯

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