安比(あっぴ)温泉
安比温泉は八幡平の裏手にある無料の温泉です。しかし、ここは行くのにちょっと時間がかかります。
国道282号の安代町の安比高原入口は2ヶ所ありますが、盛岡よりのローソンの交差点から入ればほぼ道なりに行けます。この交差点から2.2kmでホテル安比に出ます。さらに3.8km行くと信号の無い交差点に出ますが、ここを左折します。さらに0.6km行くと安比高原ぶなの駅という避難小屋に出ます。ここにはトイレがあります。ここから先は未舗装の道なので、そこそこ道は悪いですが、比較的広く2WD乗用車(ワゴン)でも問題ありませんでした。いくつか分れ道がありますが道なりに南西の方向へ行くと、赤川ダムの手前の駐車場?へ出ます。駐車場は比較的広く5〜6台は駐車出来ます。ぶなの駅から3.2kmです。
ここからは歩きです。川を3回ほど渡りますが、橋はありませんので雨が降った後などの増水時は辞めた方がいいと思います。でも普通は靴を濡らさなくとも渡れます。安比川に出るまでは登山道は広く迷う事は無いでしょう。又、所々に道標があります。安比川を渡ると道標がやけに右を向いていますが右の沢へ入ってしまわないようにしてください(真っ直ぐに行く)。ここからはやや道がわかりにくく、急な登り下りとなりますが、所々に道標がありますので、10分歩いて何も無いときは迷ったかもしれません。八幡平の登山地図とコンパスを持って行った方が安心です。
全体的に道はそれほど険しく無く、天気と川さえ注意すればハイキングコースです。
安比高原の入口にあるローソンの洗面所の水は要注意です。ここで水を2リットルほど汲んで2日後に300ccほど水を飲んだ後、水筒の中を見たら5mm程の茶色の浮遊物がいくつか漂っていました。しまった!!そういえば助手席に水筒を置いていた時、水筒が茶色っぽかったので、やけに水筒が汚れたな、と思っていたら、中の水が透けていたのだ。しかし、幸いにもその後、体に変調の兆しは無い。あの色はなんだったのか。ローソンに文句を言おうと思ったがレシートも無く、帰ってからローソンのホームページを見たがメールが無かったので未だに連絡していない。
’99年10月25日 晴れ
朝、暗い中を車で行く。道の真ん中に満月の月が奇麗だ。道の両脇には小粒の赤い実がたくさんなっていて、車のライトに照らされて、赤い実が点々と浮かび上がる。自然の豊かな所だ。
6:11 赤川ダム出発。100mほど行くと水場がある(沢水)。6:26茶臼山分岐。6:33 水場?(沢水)。
6:36 安比川に出る。6:42 安比川を渡る。
6:53 安比岳分岐。安比温泉の方へ下り始めると広場が見えるがこれが安比温泉。安比川を渡ればすぐ温泉に出る。
6:57 安比温泉到着。誰もいない。寒いのですぐに服を脱いで飛び込む。お湯は透明で温度は丁度いい。途中で風呂からあがり、裸のまま三脚にビデオをセットしていると何やら足の裏がやけに冷たい。足元を見ると霜柱の上に立っていた。道理で冷たい訳だ。ぶるぶる震えながらビデオをセットし、又、すばやく風呂に飛び込む。風呂の中は暖かくて天国のようだ。近くには板がベンチの様に置いてあった。
7:47 ずっといたい気持ちを押さえて、帰り出発。
7:52 安比岳分岐。8:02
川を渡る。8:18 茶臼岳分岐。8:33
赤川ダム着。