大森のカエル・トンネル

埼玉県入間市の大森調整池の近くの山林から池の間の道路で、山林で冬眠から覚めて大森調整池に行こうとするカエルが交通事故にあって死んでしまうのを防止する為、道路の2ヶ所にカエル専用のトンネルを作り、カエルの交通事故を防止する作戦に出た。

場所は圏央道入間ICから国道16号から1km南の宮寺東の信号を左折次の信号を道なりに行くと左手に緑色のフェンスが現れる。フェンスの向こうに大森調整池があり、この道路にトンネルが作られている。南から来る場合は宮寺の信号から斜め右折し県道8号に入り次の信号を右折する。

この道路には暗渠(あんきょ)のトンネルと上が金網状のトンネルがそれぞれ1ヶ所あり、道路の右手にはビニールのフェンスがカエルの道路飛び出し防止に張ってあるが20cmくらいの高さなので、このくらいだとカエルは容易に飛び越えてしまうように思う。

徐行カエル!! 上が金網のトンネル
入口がスロープになっている
暗渠のトンネル
カエル専用スロープ有り

カエルのトンネルは日本で初めてだそうである。何処かの国でカニが産卵の為に海と山を移動するというのをテレビで見た事があるがカエルが移動するというのは初耳である。何しろ初めての計画なのでうまくいくかどうかわからないそうであるが、ぜひうまくいってもらいたいものだ。尚、このトンネルをピョンネルというかどうかは定かでない。

 

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