グアム | ||
3日目 潜水艦・アトランティス
昨日1日でだいぶグアムにも慣れたようだ。昨日の朝はだいぶ早かったが今日の予定は8:45ウェスティンホテル発なので昨日よりはやや余裕がある。7:00ホテル発のバスに乗る事にした。昨日よりは1時間遅いのだが、夜遅くまで買い物をしていたので夜寝たのも12時過ぎ、7:00のバスに乗るのはつらいようだ。眠そうな顔を見ながら全員集合。8時ちょっと前にはウェスティンホテルについて朝食をとる。昨日は物珍しさもあってあれもこれもと手を出したが今日は食べたい物だけを運ぶ。しかし、若干1名は今日も相変わらずの食欲のようである。まあ、病気でぐったりしているよりは、はるかにありがたいので、これという不満は無い。朝食には1時間近くあったのだがゆっくり食事をしていると時間が経つのは早い。家で食事をすると10分とはかからないのとは対照的である。
集合時間も間近となりフロントで待っているとやや遅れてマイクロバスが到着した。昨日は係りの人に会い損ねると置いて行かれるのではと気が気ではなかったが、きちんと点呼を取るらしいので遅れても余裕の構え。マイクロバスに乗って道路を走って行くと、何か警察に止められた。何か変だなあと思いながらも大した事もなくすぐに出発。どうやらやや大形のトラックなどを中心に止めているらしい。
マイクロバスは海岸沿いを走って、小さい中小企業のような建物についた。中は土産物店のようである。ここでしばらく待つ。そこから海沿いへ出ていよいよ小型のボートに乗るのだが、グアムではお決まりなのか、ここでもグループごとに記念撮影。9:30ボートに乗り移り海に出航した。ボートの上のデッキに出ると風を受けながら周りの景色を見たり、写真を撮ったりできる。しばらくは入れ代わり立ち代りデッキに出てきて混雑したがしばらくするとほとんどの人は船内に戻って閑散となった。しばらくすると向こうに潜水艦が見えてきた。思ったよりも小さい。ここにいる人が全員乗れるのかちょっと疑問。ボートが潜水艦に横付けされると。潜水艦のハッチが開いて人が出てきた。9:55 いよいよ乗船である。1列に並んで潜水艦の中へ降りていく。1人分の幅しかないので狭い。ここに降りて潜水艦が浮上しなかったらどうしようなどと少し恐怖にかられながらも階段を下りていく。中は中央に腰掛の椅子があり、両側の窓に向かってすわるようになっていた。
小窓に向かって座るとしばらくしてハッチが閉じられ、いよいよ潜行である。日本語の案内で外国とは思えない。前の方が下に傾いて潜行していくというイメージがあったが、潜水艦はその場で潜航しているのか動いているようには感じられないが、後部にある水深計はどんどんと深度を増している。しばらくすると泡が小窓いっぱいに広がった。何の泡なのか。潜水艦の空気が外に漏れているようで少々不安になる。そうこうしているうちに潜水艦はもぐり終えたようで今度は前進を始めた。深さは15mくらいか。海は青いがどちらかというとやや濁っていて、それほどはっきりとは見えない。さかなもいないようだ。ちょっとがっかり。しかし、しばらくすると魚がちらほらと見え始め、あっちにもこっちにも魚が見えるようになった。写真を撮ろうとするがボタンを押してもすぐにシャッターが切れず写った写真を見ると魚がいない。窓だけの写真になってしまっている。デジカメって何でこんなにスローなんだろう。今まではデジカメは便利な物と思っていたがこんな欠点があるとは初めて気がついた。仕方がないので魚が来るのを見越して早めにボタンを押すのだがそうすると魚は窓の手前でくるりと向きを変えて現れない。こんなばかなとカメラを叩きつけたい気持ちだが、そうなるとカメラが壊れて写真を撮れなくなるのでそれも出来ず。カメラは諦めて窓の外の景色を楽しむ事にした。窓の外には色々の魚やサンゴが入れ代わり立ち代り現れる。ここでの1番の見所は実際にあるそのものを見ているという点だろう。美しさから言えば水族館で見る方がずっと綺麗である。シンガポールの水族館のトンネルで見た魚は実にダイナミックで綺麗、魚の数も多かった。
海中に見とれて時間も過ぎ、やがて浮上の時が来た。沈む時は水平のまま沈んだので上がる時も何気なく浮くのかと思ったらいきなり前方に傾いた。異常事態か。結構な傾きである。しかし、クルーは慌てる様子が無い。大丈夫という事か。上がる時も大量の細かい空気の泡が下から上がって綺麗だ。バブルスノーとか言ったような気がするが定かではない。これも見せ場の1つらしい。潜水艦が海上に浮上すると前方のハッチから出て行く。これから乗り込む人は後ろのハッチから入ってきて効率よく乗り降りができる。潜水艦からまたボートに乗り移り元来たところへ帰っていく。
10:50 船着場着。ここで帰りまでには少し時間があり、お土産タイムとなる。来た時に撮影した写真も綺麗に仕上がって見れる。購入するかどうかは自由だが、あまり購入した人はいないようだ。しばらく暇つぶしをして出発となり、ウェスティンホテルに戻った。11:43 ウェスティンホテル着。ここで昼食となるのだが、クーポン券が使えるのでホテルの中華レストラン(六福:ルフク)で昼食とする事にした。昼食はいくつかの所から選べて、和食、中華と選べたのだが、グアムまで来て和食という事もないだろうという事で中華にした。六福に入ると閑散としていたが勇気を出して入っていった。クーポン券を見せると直ぐにわかったようでメニューのいくつからか選べるという事だった。ラーメン定食とか日本とあまり変わらないような内容。味もまずまずである。但し、クーポン券を使わないと結構な値段がするようである。ちょっとリッチな気分になる。