巻機山(まきはたやま)1967m

新潟県塩沢町、国道291号沿いに巻機山登山口の標識を左折、左に空き地のような所があり、その手前を左折(そのまま行くと30mで国道に出てしまう)。道なりに急な狭い舗装道路を行くと突き当たりに桜坂駐車場がある。駐車場はその手前にもいくつかあり平日1日¥300、土日曜日1日¥500となっている。駐車場の手前にはトイレがあり外には水道の蛇口から水が出るが沢水を引いたもので飲用出来るかどうかは不明。スーパー、コンビニは六日町にある。近年、国道17号沿いの新治村、湯沢町あたりにはトイレのあるパーキングがいくつかありトイレには困らない。

今回は頂上まで行けませんでしたが、何故行けなかったのかという事は参考になると思います。

2001年5月18日 快晴

6:41 登山口(駐車場)。既に1台は出発した後のようで、もう1台は準備中。6:42 井戸分岐。7:07 割引沢分岐。ここを過ぎるとすぐに割引沢に入るが全面厚い雪に覆われていた。足跡がないので心配になる。7:52 前方にアイガメの滝と思われる所に着た。滝の周囲だけ雪が無く水量も多い。

アイガメの滝?

滝を巻くにしても滝に落ちたら雪の下の川にもぐりこんでしまいそう。雪がなくても私にはちょっと難しいように思う。あきらめて引き返す。引き返したはいいがマークが無いので登山道の入り口がわからない。見覚えのあるあたりで坂を登ると登山道があった。やれやれである。

振り返ればすばらしい景色

8:14 割引沢分岐。避難路へ入る。8:26 急な雪渓が登山道を横切っている。幅は5mくらいだが傾斜が急なので滑ったが最後、2〜30m滑って怪我をしかねない。こういった所はヌクビ沢出合までに6個所くらいあったように思う。巻いてみたり、1歩1歩足を確保しながら渡ったりしたので時間がかかった。軽アイゼンは持っていたがかえって危険と思いつけなかった。この場所は雪渓が無くなっても登山道は雪渓に削り取られて無いのではないかと思う。ここを行くには確保ロープが必要なのではないかと思う。これを一部パスするにはアイガメの滝の手前から避難路へ入るのがいいと思うが初めてではわからないと思う。8:42 登山道にヌクビ沢マークがあった。

9:52 ヌクビ沢出合手前。休憩14分。ここからは全面雪。何処が登山道なのかわからない。頂上までは行けそうにない。11:51 ここと思う所を進み、しばらくして何を思ったか山に入って、道無き道を登って天狗岩が良く見える所まできた。後で良く考えたら全然違う所を登っていたようだ。いったい何を考えていたのだろう。6分休憩。12:55 帰りもやはり登山道の入り口がわからず困惑。足跡は溶けてしまって全然わからない。そういえば休憩した所にシロモクレンが奇麗に咲いていた事を思い出しあたりを見回すとあった。でもよくみるとシロモクレンはそこいらじゅうに満開だ。奇麗だ。でも見とれる余裕無し。仕方がないのであたりを見回してここと思う所を少し登ると、あった!よかった。ほっとして4分休憩。これからあの雪渓を渡るのかと思うと休みもそこそこに出発。

天狗岳?

14:16 割引沢分岐。7分休憩。14:43 登山口(駐車場)着。駐車場に着くと既に私以外の車は無かった。変だなー。頂上まで行って帰るにしてはちょっと早いように思う。井戸尾根を行ってもやはり頂上にはたどり着けなかったのか、あるいはさっさと登って帰ったのか。誰か教えて!

5月26日に井戸尾根を通って往復する事が出来た。雪は多いがアイゼン無しで往復可能。六合目手前でやや迷う。

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