岩間温泉露天風呂・噴泉塔の湯

石川県吉野谷村、国道360号から県道53号の終点に岩間温泉がある。露天風呂はそこからさらに歩いて行く。岩間温泉の旅館からさらに奥、100mくらいの所にゲートがある。右の方にも林道があるが露天風呂があるのは川沿いに直進する方の道である。ゲートの手前に車を置くスペースがある。露天風呂は無料混浴。噴泉塔は露天風呂からさらに歩く。噴泉塔には風呂という形はないがお湯が出ている所があり適当にお湯を堰き止めて浴槽代わりにする。尚、噴泉塔は天然記念物なので壊したりしないように注意する。

2000年10月 時々小雨

11:48 ゲート出発。12:37 露天風呂。13:20 噴泉塔着。

噴泉塔?上の穴から温泉が出ている

噴泉塔は温泉の吹き出している塔が林立しているのかと思ったが、急な斜面から温泉がちょろちょろと出ているだけなので、ちょっとがっかり。でも温泉が出ている所があり、何処か入れそうな所を探す。噴泉塔まで200mの杭があるあたりを見回すと石で囲んで風呂にした様な跡があるが温度が低い。さらに100mほど南に温泉が川になって大量に流れている所を発見!上流に行くほど温度は高くなる様だがほどほどの所で適当な場所を見つけて風呂造りにとりかかる。土砂が流れ出したような所なので簡単に掘れそうに思ったが石は川底にくっついていて深く出来ない。時間もあるので仕方なく腰まで浸かれそうな所で取りあえず入浴。しかし、入浴しているうちに物足りなくなり、裸のまま少しづつ広げる作業をしていると遂に寝湯が完成!足が少し出るが肩まで浸かれて満足。温度を測ると38.5℃だったが大量に流れ込む温泉のせいかぬるく感じる事は無く、体はポカポカして気持ち良い。お湯は透明で味はほとんど無いがちょっと石膏の様な味がするような感じ。気持ち良く入浴を済ませてふと風呂を見ると、土砂を堤防にして温泉を堰き止めているのでだんだんとお湯が溢れて堤防が流れてしまっていた。しばらくすれば元のように跡形もなくなってしまうだろう。

14:38 帰り出発。15:27 露天風呂着。露天風呂には誰も居ない。温度は42℃。源泉は49℃あった。川の水を引いて温度調節が出来る様になっている。お湯は透明で味は無く、匂いも無い。しばらく入浴しているとおじさんが1人来た。「テントの人ですか?」と聞いてみるとそうだと言う。良くここに来ている様だ。山ぶどうを少しもらって食べた。酸っぱかったがおいしかった。

16:15 露天風呂出発。17:04 ゲート着。

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