玉川温泉露天風呂

秋田県田沢湖町、国道341号から玉川温泉に向かうと無料駐車場がある。大きな駐車場は日本各地から来た車でいつも満杯状態だ。ここではいつもキャンピングカーなどが2台分のスペースを使って横にタープを張って、楽しそうにしている光景を目にするが一番近い駐車場だけにちょっと困りものだ。新玉川温泉近くのビジターセンターは玉川温泉から少し遠いが広い無料駐車場があり、ここにも車を置ける。ビジターセンター近くからも車で入れるが道は狭く長い距離になるのでこちらからの車の進入は避けた方がいい。玉川温泉の無料駐車場から200mくらい下ると公衆トイレ(募金箱あり)と遊歩道の入り口がある。遊歩道を5分ほど歩くと露天風呂(混浴・無料)がある。無料の露天風呂とは別に大浴場(¥600)がある。

今まで何回ここを訪れた事だろう。しかし、ここに入れたのは今回が初めてである。遊歩道には人が絶えず歩いていて、隠れる所は何処にもない。それでも今回入る事が出来たのは、行った時に既に何人か入浴していた事と、私が年をとって羞恥心が薄れたせいかもしれない。いやいや、そうでは無い。温泉の探求心が深まり、温泉を心から楽しみたいという欲求にかられたせいであろう。それはさておき、露天風呂は木の四角い造りで10人以上入れる大きい物だ。温度は44℃とやや熱めだが、あちちという程ではない。上流で67℃の源泉と沢水を混合して引いている。色は青と緑と白を混ぜたようなうすい透明感のある奇麗な色をしている。香りは無い。味はやや酸っぱい。周りにはゴザを引いて寝そべる東北独特の温泉を楽しむ人であふれている。

その他、遊歩道の脇には大噴(おおふけ)と呼ばれる強酸性の温泉が湧出している所やジェット機の様な爆音を轟かせている噴気がある。

大噴

爆音を轟かせている噴気

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