奥薬研温泉・夫婦かっぱの湯・かっぱの湯・露天風呂

青森県大畑町、県道4号沿いの薬研(やげん)温泉のさらに上流に奥薬研温泉がある。夫婦かっぱの湯、かっぱの湯と無名の露天風呂は入浴無料

無名の露天風呂は県道4号沿いにかっぱの湯の表示のある所から500m戻った川側にある。さらに100mの所に片側が柱になっているトンネルがある。駐車場は無いが道幅がやや広くなっているので川側に駐車可能。トンネルを抜けた所の川側になぜか水道のような水飲み場がある。周りに何も無いのに不思議だ。露天風呂は乗用車に乗っていて風呂場に誰もいなければ見えないので、露天風呂がある事には気づかない。
道路にヘルメットをかぶった人がいるがなかなか消えそうに無いので、意を決して露天風呂に行って服を脱ぐ。風呂はタイル張りの周りの景色に似つかわしくない。と、そこに車が来て3〜4人になって、交通整理をしながらチェーンソーで枝を切っている。えらいタイミングになってしまったと思いながらも風呂に足を入れると、あちち!かなり熱い。温度を測ると47℃。お湯は透明で無味無臭。なんとかうめる方法はと探すが見当たらない。思い切って体を沈めてみる。20秒くらいはいける。交通整理の人からは丸見えの位置だが構わずビデオで記念撮影。するとヘルメットをかぶったおじさんが来て丁度いいけや?と聞くので、熱いと答えながらうめる方法を伝授してくれるのを期待するが、川の方へ行って川を見て去ってしまう。せっかくビデオ撮影中なのにおじさんが写ってしまった。この間1分少々。まだ入っていられるが、もう1度やりなおそうかと風呂から上がるが、やり直す必要もないかと考えを変える。ふと奥を見ると下に広い風呂場の様なものがある。今まで池の様なものと思っていた。入ってみるとぬるいのでこれなら入れる。温度を計って驚いた44℃だった。慣れとは恐ろしいもんだ。

かっぱの湯は県道4号沿いにかっぱの湯の表示のある所の広い場所に駐車出来、右手の奥の方の川に下っていく。歩いて30mくらいの川沿いの所に露天風呂がある。道路の橋の上から丸見えなので観光バスが橋の上で停車して見せている。少し遠いので肉眼で見る限りはさほど恥ずかしいというほどではないが橋に向かって立っていると正に丸見えになる。すけすけの脱衣所がある。混浴。石鹸、シャンプー使用禁止。
脱衣所は2つあるが狭く何も表示がないので、どちらが男なのか女なのかわからない。手前に既に1人いたので女性は来ないだろうと奥で脱いで、足を入れると熱い。少し我慢して体を沈める。と、横を見ると湯がもわもわとしている。どうやらここが湯口の様だ。温度を測ると45℃。上の表面はさらに熱くなっているのでかきまぜながら反対側に移動。こっちは43℃とまずまず。でもやはりなぜか所々、表面が熱い所があるのでかきまぜながら入浴。

最も上流にある夫婦かっぱの湯は県道4号沿いにかっぱの湯の表示のある所からすぐ上流にある橋を渡った右手のレストラン風の建物の中を通って入る。かっぱの湯の表示から100mくらいの所だ。無料駐車場があり、建物に入るのに特に断る必要は無いようだ。男女別。石鹸、シャンプー使用禁止。
石で組んだ細長のお風呂に透明なお湯が滝の様に流れ込んでいる。温度は44℃。縁にわかめのようなものが少しある程度で比較的きれいだ。湯の喫水をよくみると灰色のぶつぶつがこびりついている(お湯の析出物)。午前中は比較的空いていたが午後になると大型バスで次々に人がやってきて、入浴するでもなくカメラを持って覗いていく。ここに入るなら午前中、できれば早い時間、或いは午後3時以降がいいのではないか。入浴出来る時間は季節によって異なるが概ね8:30〜18:00。冬は時間が短くなるので注意。

<memo>青森県種市町で味噌田楽を食べた。割り箸に白い四角い物を刺して味噌を片面につけては炭火であぶり、両面を焼く、白い四角い物は豆腐だった。味噌田楽と言えばこんにゃくと思っていたのでちょっとした発見だった。豆腐は凍み豆腐のように固めな豆腐で味噌にはきざみネギが少し入っていて、甘い味噌では無い。1本¥100はうれしい安さ。

 

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