安達太良山(あだたらやま) 1700m

奥岳の駐車場は広いトイレ、水道は無い。5時頃駐車場で目を覚ますと駐車場の下は一面の雲の海、そこへ真っ赤な太陽が顔を出し始めた。空は雲一つ無い快晴、どっちをむいても青い空が広がっていた。

’99年9月5日 快晴

6:26 奥岳出発。

安達太良山頂上(左写真の中の左のコブのような山)

7:36 山の見晴らしがいい所で26分休憩。近くの二本松から来た人に道を聞いた。右回りで行こうと思ったのだが左回りになってしまったようだ。道を聞いた人はかなりの山好きで月に50回も山に登る事があるらしい。1日に2つの山に登る事もあるそうだ。

8:11勢至平分岐。8:32水場。金明水と思ってありがたく飲んでいたが後で金明水では無いとわかった。10分休み。

8:46 くろがね小屋。トイレ有り。15分休憩。

9:40 峰の辻。ガイドブックではここから安達太良山へ直登だったが標識の安達太良山の方へ行ったら牛の背経由になってしまった。8分休憩。

10:05 分岐。沼の平(左写真)は白く遠くに磐梯山が見えすばらしい景観。けがの功名というところか。眺めがいいので、ここから近くの小高い丘へぶらぶらと行く。10:30分岐に戻った。

10:50頂上。日曜日のせいかすごく人が多い。13分休憩。

11:21牛の背を通り、分岐に戻る。

11:40船明神山。15分休憩。12:22 分岐に戻り。

良く晴れた安達太良山を行く(右写真)

12:45鉄山頂上。26分休憩。13:41分岐に戻り。峰の辻を通りくろがね小屋へ。

14:03 くろがね小屋。

14:08 水場。まだここは金明水と思っていた。冷たい水を飲む。2分休憩。

14:14 くろがね小屋。くろがね温泉に入る。14:45出発。

14:50水場。インスタントラーメンを作って食べる。23分休憩。

出発してしばらく歩くと向こうから2人の女性が歩いて来た。私が小屋泊りですかと声をかけると、くろがね小屋と奥岳の方向を聞いてきた。奥岳の方向を言っても信じてくれない。どうやら帰り道のようだが、峰の辻からくろがね小屋を通って奥岳へ帰るつもりが、峰の辻から新道を通って勢至平へ行ってしまったらしい。ガイドブックとコンパスを出して見せるが信用しない。向こうから頑丈な体つきの男性が1人来た。一緒になって説明する。男性はここは金明水とくろがね小屋の間ですよと言った。え!金明水は通り過ぎた筈だったが、どうやら私は金明水を見逃して違う所を金明水と勘違いしているようだ。前に来た事があるようだが地図も持たないで来るとは女性は大胆だ。あまり信用してくれないので一緒に行きますかと言って、一緒に歩き始めた。しばらくすると金明水があった。石垣の様な所にちょろっと水が出ているだけなので見逃したようだ。私は写真を撮りたかったので、前を歩いている人達と一緒に行ってて下さい、奥岳はずっと真っ直ぐですからと言って別れた。

本当の金明水

15:41 勢至平分岐。ここを過ぎて前を歩いていた人達に女性2人連れを見ませんでしたかと聞いたらだいぶ前に追い越したとの事。足は速いらしい。なかなか追いつけない。

16:34 奥岳駐車場着。とうとう追いつけなかった。大丈夫だろうかと思っていたら遊歩道の方から女性2人連れが出てきた。安心した。

安達太良山は終日良い天気で楽しめましたが道を間違えたのでだいぶ遠回りをしてしまった。しかし、そのおかげか沼ノ平に行けて良かった。最初に登り口で道を間違えたのは登り方向からは標識が見えない事がわかった。また安達太良山はルートがたくさんあり間違え安いうえに、標識が現在位置を明らかに表示していない事があげられる。例えば馬の背と牛の背の間の分岐では鉄山の方向は表示しているがここがどこかという表示は無い。これは馬の背と牛の背も同様である。

コースにより山の印象は随分と違うので私が今度いくとしたらどう行くか考えてみた。

奥岳−展望台−安達太良山−牛の背(ここから見る沼ノ平はすばらしい)−峰の辻−くろがね小屋−遊歩道−奥岳

体力に余裕があれば、あまり標高差の無い船明神山へぶらぶらと歩くのは楽しい。また高い所好きの人は鉄山に行くのもいいだろう。但し鉄山から最短でくろがね小屋へ降りるコースは火山のガスの為閉鎖されているので、またかなり戻らなくてはならない。

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