食事会
シンガポール人はほとんどが中華系だが20%程度はイスラム系の人種らしい。肌の色は黒くインド人のようだ。イスラム教では肉は食べないという事だったが、食べ放題のバイキング形式のレストランへ連れて行ってもらった。
MRT(電車)とバスを乗り継いでそこへたどり着くと既にほとんど満席だったが、なんとか席につく事が出来た。
レストランというよりはガーデンで星空の下バーベキューを楽しんだ。
シンガポールではスチームボートというしゃぶしゃぶのようなものが名物だが、それのまわりに焼き肉が出来る鉄板がついている。

(周りは高層アパートの団地だ。シンガポールでは土地が少ないのかみんな高層ビルなのでこれは普通だ。)
食材は黄色系が多いが肉がないということはない。エビや貝類、鳥肉などは大丈夫らしい。つまり4本足で歩くものはだめということだ。さらにはお祈りをした肉は食べてもいいらしい。なんじゃ〜そりゃ〜。
私は貝殻にとげのついた見慣れない貝があったのでそれを焼いてみたがいくら待っても貝が開かない。普通、貝は焼けると開く。開かない貝は死んでいる貝だ。なのに現地の人はもう大丈夫という。なにが大丈夫なものか。シンガポールで食当たりはいやだ。ところがこの貝はどうやら焼けても開かないらしい。焼けても貝が開かないので貝を開けなくてはならない。でも都合よく貝殻のとげに引っかけるとうまく貝が開く。うまく出来ているとへんに感心した。この貝は実に美味だ。
これで1人1000円程度だから安い!おおいに満足。