石鎚山(いしづちやま) |
石鎚山ロープウェイ付近には有料駐車場がある。無料の駐車場は無く200mほど下にわずかな駐車スペースがあるのみ。道路からロープウェイ乗り場までは100mほど歩いて登る。ロープウェイ乗り場の前には公衆トイレがある。ロープウェイは片道¥1,000、往復¥1,900。冬はスキーで1年を通してロープウェイは動いている。冬の方がむしろ早くからロープウェイを運転するらしい。スーパー、コンビニは国道11号沿いまで出ないと無い。
’99年11月26日 曇り |
9:30 ロープウェイ出発。9:38 ロープウェイ上着。駅の温度計は2℃、寒そうだ。ロープウェイから降りてぶらぶらと歩くと向こうに神社のような建物が見えるがどっちに進んでいいか分からない。意を決して神社の方へ歩き出した。9:48石鉄山修験道根本奥前神寺と書いてある所に着く。ここから脇を通ってリフトの下を歩いて行った。10:03石鎚神社成就社本殿。神社の脇にある地図をみるがやはり分からない。なんともわかりにくい所だ。神社の脇を少し歩くが思い直して、また戻って、左の門の方へ行った。どうやらこっちらしい。
10:45 試し鎖場分岐。どっちが鎖場なのかよくわからない。急な方を行く。10:49 鎖場に着く。かなり長く急な鎖場だ。11:04 鎖場の上に着く。やれやれと思って向こうを見ると垂直な鎖場が下に続いていた。ええっー!こんな急なとこ降りるの?戻ろうか、登らなきゃ良かった。しかし、後の祭り。でも回りを見渡すと爽快な眺め。17分休憩。こわごわと及び腰で景色に見とれるうちに恐怖感も和らぎ、一休みしているうちに垂直な鎖を降りようという気になった。
11:27 休憩所。11:57 鎖場。今度は鎖を登らずに迂回。12:07 キャンプ場。
12:29小屋。トイレ有り。12:36 頂上着。頂上は風が冷たく雪もちらほらしてきた。28分休憩。1:29 岩から水が染み出ているので地図で確認しようと地図をみて驚いた。さっきの所は頂上じゃない。どうしようか。ロープウェイの最終はPM5:00あまり時間が無い。PM2:00までに着けなかったら下山しよう。ちょっと悩んでから急いで又来た道を登った。
1:41 神社(さっき頂上と思った所)。ここからどっちに行けばいいのかわからない。良く見ると岩の向こうに道がある。岩の間の道を行く。そこでまた悩んだ。かなり危険そうな傾斜のある岩の上を歩かなければならない。恐い。足をすべらしたら重傷になりそう。帰ろうか。急いで来たので息がはずみ少し疲れている。回りには誰もいない。この時間ではもう誰も登って来ないだろう。躊躇しているうちに少し疲れも取れ、やっぱり恐怖感も和らいだ。ので岩に手を掛けて慎重に行った。どうしてここに鎖が無いのか不思議だ。石鎚山は不親切な山だ。両神山の岩の上を歩いた時よりも恐い。
そこで恐い山ランキング1位−屋久島の荒川登山口近くの鉄橋。2位−石鎚山の岩。3位−両神山の岩の上となった。ここはまじで危ない。
13:54 本当の頂上(天狗岳 写真右の手前から写真のてっぺんまで登る)。結構風が強くカメラの三脚が風で倒れてしまった。秋田駒ヶ岳以来だ。風が強かった所と言えば羅臼岳、斜里岳、秋田駒ヶ岳そしてここ。羅臼や秋田駒ヶ岳では立っていても風にもってかれそうなほどだったが、ここはそれほどではない。13分休憩。さあ急いで下山だ。
14:15弥山(神社)14:27 元鎖小屋14:47 休憩所。14:55 鎖分岐。途中、黒崎さんと言う鹿児島から1人で来た人に会う。定年後、日本を放浪の旅をしているそうである。15:31 石鎚神社成就社本殿。16:30のロープウェイで降りる。
行く時には店は開いてなかったが、下に降りたら1軒だけ売店が営業していたので金箔入りの御新酒を2本買った。それは、今年の正月に妹夫婦が来た時に1本飲んだ。最初は金箔が沈んでしまって盃に金箔が入らなかったのでビンを振り回しながら盃についで、やっと金箔入りの酒を飲む事が出来た。