山之城(やまのしろ)温泉 |
2001年10月頃より危険ガス噴出の為、現在は立ち入り禁止となっているもようです。
鹿児島県牧園町にある無料の温泉。トイレ無し。国道223号よりえびの高原方向へ県道1号線を行くと硫黄谷の墳気が道路の両側にもうもうと立ち込める場所がある。その下の道路右側は広い駐車場になっている。その手前20mくらいを左に下る。花房の滝の立て札がある。0.9km行きT字路を左。(右へ行くと0.7kmで林田温泉霧島いわさきホテルの入り口から100m硫黄谷方向の県道1号に出る)1.6km目で花房の滝入り口。1.7km目で右手にフェンスと建物があるY字路にでる。ここから先は一般車通行禁止となっている(もし、通行して事故にあっても自己責任という事になる)。右はチェーンで閉鎖されている。ここを左折。未舗装の道となるが100mほど行くとまた舗装道路となる。2.0km目で橋がある。2.4km目を左折。2.6km目を直進。(左に道あり)3.0km目直進(右に道あり)。3.3km目直進(左に道あり)。3.7km目で未舗装の道となる。4.1km目を右折。4.8km目に橋あり。5.1km目で道はやや広くなっていて普通乗用車でも方向転換が出来る。空いていて駐車可能ならばここの道路脇に邪魔にならない様に駐車する。もう少し先にさらに広い場所がある。左手にもうもうと立ち上る湯煙が見えるはずである。道路の左側に道幅2mくらいのやや急な沢に降りる道があり150mくらい(3分)で沢に出る。道はやや狭くて、やや荒れている山道なので運転には注意が必要。(これだけ書くとどこか間違っているかもしれない、もし違っていたら道は概ね行きやすい方を行ってみて下さい)
温泉としては申し分ないのですが道路が未整備で土砂崩れなどのおそれがあるように思います。歩いたとしても危険回避は出来ないと思いますのであまりお勧めは出来ません。
河原は全体に青みがかった白い色をしている。やや濁った温泉のお湯が惜しげも無くとうとうと流れている。上流は熱くて入れないので適当な場所を探して入浴。浅くて腰までしか浸かれないがやや広げて寝湯にする。雨の時々強く降る平日とあってか誰もいないので気兼ねなく自由行動が出来た。途中3人がやってきたが雨だったせいかまた引き返していった。粘土質の小高い岸の向こう(30m)には90℃以上と思われる熱湯が噴き出ている場所がある。ゆで卵など簡単に出来てしまいそうだ。
鍋に水と玉ねぎを入れてぶくぶくと熱気が吹き出ている所に置いた。しばらくしてみてみると吹き出している泡で鍋が浮いて、傾いてしまい、中に温泉が入ってしまった。鍋のお湯を捨てて今度は少し下流に鍋を置いた。一緒にアルミホイルでさつまいもをくるんで石を上に乗せて浮き上がらないようにした(温度は83℃だった)。周りを見回すとあちこちで地面から墳気がシュウシュウと音をたてている。ふと、これはやばいと思い、あまり顔を地面に近づけないようにし、又、必要な時以外は風上で待機する事にした。しばらくしてインスタントラーメンを鍋に入れ蓋をした。1〜2分してから箸で麺をほぐすとほぐれた。大丈夫かもしれない。温度が低いので長めに待つ。そしていよいよインスタントラーメンを食べてみた。いける!いける!ちょっと温度の低いお湯をカップメンに注いだ時のような味がするがほぼ成功!続いてさつまいもを食べてみる。ちょっとカリカリするがホクホクしてうまい。黄色く鮮やかな色になった。
尚、残飯やゴミはたとえ少しでも川に流したり捨てたりせず、持ち帰るようにしよう。
夕方になり帰りに同じ道を戻るとしばしば1〜2頭の鹿を見た鹿は人をみるとビデオを構える間も無く森の中へ隠れてしまうのでビデオには撮れなかったが合計5〜6頭の鹿を見た。鹿の多い所の様だ。