高雄温泉跡 お勧め

栃木県那須町、那須岳のふもとにある無料の温泉(混浴)です。国道4号から県道21号へ入り、那須湯本温泉方向へ行き温泉街を通り過ぎる頃、道の正面にコンクリートの大きな鳥居(那須湯本神社)が見える。ここを左折、300m行って右折(十石荘方向)。センターラインは無いが乗用車同士ならすれ違い出来る舗装道路を1.9km行くと、突き当たりに未舗装の広い場所があり、右手100mに温泉がある。右手にも車は置けるがデコボコなのであまり奥まで行かない方が懸命。トイレ無し。トイレは鳥居の近くの公衆トイレを利用するか、県道17号と県道68号の交差する国道4号側の県道17号沿いに道の駅がある。

風呂は手前に小さい風呂が2つ、奥に広い風呂があり透明なお湯が大量に溢れている。お湯は奥のお湯が下に流れているのだが、何故か下の風呂は温泉の析出物で白くなっている。温度は39℃。上の風呂の奥の方にコンクリートの土管の様な所があり、ここが特等席でここのあたりだけ40℃の温度がある。やや硫黄の香りがする。広場にテントを張って泊り込む人もいて、朝から晩まで1日中人が絶える事が無い。

ここの温泉は手軽に来れる為、人気が高い。女性は男性の目を避けて下の風呂(右写真)を選ぶようだ。ここの温泉の困った事は一般の人が多い為かゴミが目立つ事である。「ゴミの持ち帰り運動」とか書いてあるが持ち帰るだけでは足りない「ゴミを一つ拾って帰ろう」でなければダメだ。ちなみに私も温泉のそばにあった空缶を15個くらい拾って帰る事にした。このHPを見て行かれる方は、是非、どんなに小さくてもいいから1つ拾って帰ってもらいたい(ここ以外でも)。九重山に登った時、小学生が学校の行事で山に登りお弁当を食べていたが、なんと草むらに散開していた。近くの避難小屋の前は広場になっているのにである(だぶん、そっちの方が見晴らしがいいからと登山道を避けた為だろう)。小さい時からの習慣は大事だ。もし、学校の行事で山や観光地に行ったなら行った先々でゴミを拾う事にしたらどうだろう。何十年かしたら日本の観光地にゴミは無くなるかもしれない。

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