香草温泉(かぐさおんせん) お勧め、でもないかな?

香草へ行くには草津から登山道を歩くと行けるが、香草までは車で行く事が出来る(但し、現在は工事中)。駐車場は無いが行き止りの道なので邪魔にならないように適当に駐車する。ここからは歩いて行く事となる。尚、ここは真の香草温泉ではないが、名前もわからず近くの為、香草温泉としておく。

2000年5月21日 曇り

常布の滝

11:42 出発。11:56 香草。ここから常布(じょうふ)の滝(日本の滝100選の一つ、落差70m)が見えるが遠くから見るので少々ちいさい。4分間滝を見る。

12:07 青葉山分岐。途中、未消化の繊維質の大型動物の糞があった。熊の糞だろうか?さらに行くと硫黄の臭いがしてきた。今まで明るかった空は徐々に暗くなり雷が鳴り出し、雨もぽつりぽつりとしてきた。簡易レインコートをかぶる。12:29 沢。

12:47 花敷温泉分岐。ここから花敷温泉方面へ行く。12:51 沢。結構水が多い。橋が無いので増水して戻れなくなるのを恐れ引き返す。12:56 花敷温泉分岐。芳ヶ平の方へ行く。途中、笹の葉が高くて膝が濡れてしまうので合羽のズボンをはく。13:32 ここから先は登山道が雪で厚く覆われている為、引き返す。13:20 花敷温泉分岐。13:31 沢。こちらの沢は水が少ない。ここから沢を下る。

1:45 最初は楽な沢だったが、だんだんと急流となり、周りもすり鉢状の渓谷となってきたので何処で引き返そうかと思いながら下っていると川面から湯気が出ていた。少し先の斜面からも湯気が出ている。私はリュックを降ろし2m程の滝の下に降りた。湯溜りの温度を測ると32.5℃ある。先の斜面をよく見ると斜面からちょろちょろとお湯が流れている。もっと温度の高い所はないかと手で触ってみるが同じ様な温度だ。湯溜りは1人が丁度入れるくらいだ。指で温泉を舐めてみる。何か味はするが、あまり強い味はしない。思い切って手で湯をすくって口に含んでみる。やはり同じだ、とだんだんと口の中が苦いような渋いような味で口が回らなくなる。お湯を吐いて水筒の水で口をすすぐがすぐには戻らない。服を脱いで湯につかると丁度肩くらいまでの深さがあった。何かお尻がちくちくする。枯れ葉や小枝が尻の当たっていたのだ。手ですくって外の出すと水が濁った。ちぇっ、入る前にやっとけばよかった。しかしそれほど時間もかからずお湯はまた透明にすんでくる。そこそこの湯量はあるようだ。回りは崩れた跡は無いもののすり鉢状の急斜面になっているので石が崩れてくるのではと不安になり、そこそこで引き上げる事にした。

14:38 帰路に着く。14:51 登山道にでる。15:18 香草。15:31 帰着。

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